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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「師匠のお筆」4-5-10
『師匠のお筆』


4-5-10


「ああ……はあぁ……」

枕必の前にすべてを開いた鈴美は彼に従順だった。枕必が背中を押すと力無く前に倒れ込み、彼の求めに従って膝をつき腰を上げた。枕必の動かすがままに四つん這いになる彼女は、彼の人形のようだった。

枕必は、そんな人形のような鈴美の頼りな気な腰を持ち、肉棒の出し入れを再開した。鈴美のたわわな白い尻と枕必の浅黒い肌がぶつかってパンパンと音が鳴る。それと一緒に、尻の谷間から彼の肉棒が見え隠れする。

「あっ、あっあんっ……!」

鈴美の口からアエぎ声が漏れた。普段こういう状況になってもほとんど声を上げたことのない彼女だったが、今日ばかりはなぜか艶めかしい声が出た。自覚はなかったが、枕必との性交にふさわしい態度を自然ととろうとしていたようだった。

(う、後ろからが、こんなに……すごい……なんてっ!?)

いわゆるバックの体位は鈴美にとって初めての経験ではなかったが、今は特別新鮮な気分だった。というのも、枕必のやり方はまさに腰を打ちつけるといった感じで荒々しく、また腰をがっしりとつかんで引き寄せる手はいかにも力強くて、この体位を通して男性に主導権をとられる心地よさを彼女に実感させてくれたからだ。このバックから比べると、これまでに経験したそれは、ただ単にポーズだけをなぞったようなものだった気がした。

「ほ……あ、ああぁ……!」

枕必の手が、両の乳房をつかむ。彼は乳房ごと彼女の体を支え、激しく腰を振った。それは今日一番の激しさだった。けたたましいほどに肉のぶつかり合う音が部屋に響く。

「あっ! あっ! あう、あう……あああぁぁ……!」

もし枕必が胸を抱えていなかったら、鈴美は早々にベッドに突っ伏していたろう。それほど枕必の腰振りは激しく、それに耐えるうちに鈴美の足には力が入らなくなっていた。枕必がピストンを中断すると、鈴美は足をがくがくと震わせた。鈴美の意識が飛んだ。

枕必はペニスを彼女の体から抜き去った。それは挿入してから初めてのことだった。今までは体位を変える際も入れたままだったのだ。

支えを失うと、途端に鈴美はその場にのびた。正体もなく全裸でのびているその姿はふしだら極まりなく、母親としての片鱗もなかった。ただただ肉の悦びの渦中にいる女だった。

そんな鈴美を、枕必は仰向けにひっくり返した。またしてもその手つきは人形を扱うようだった。ひっくり返される時に、鈴美の股間からトロンと粘液がこぼれ落ちた。汗ばんだ尻の谷間、そこにある肛門も性毛もすべて濡れそぼっていたが、秘唇の濡れ具合は格別で、それも透明というよりも白濁した液体にまみれているのだった。それは、男根との激しいこすり合いで様々な液体が混ざり合って泡立ち、白濁したものだった。

枕必は、その白濁した穴に指を入れてクチャクチャとかき混ぜた。鈴美は荒い息を吐きながら、されるがままになって寝ころんでいた。

彼は彼女の股を大きく開いた。そして見下ろした。日頃清楚なこの主婦の秘唇が、白濁液にまみれてだらしなく開けっぴろげになり、ひくひくとうごめいてなお男根を誘い入れようとしている所を。小休止にかかろうとしていた彼の陰茎は、それを見て一躍活気を取り戻した。彼はそれを再び彼女の穴に沈めた。


<つづく>



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