おことわり
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。 >googleでほかのページを検索する< なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。 |
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。
小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。 ■連続作品 ◆長編作品 ▼「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」 ◆中編作品 ▼「大輪動会~友母姦戦記~」 ▼「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」 ◆オムニバス ▼「母を犯されて」 ◆短編作品 ▼「育てる夫」 ▼「最後の願い」 ▼「ママの枕」 ▼「ブラック&ワイフ」 ▼「夏のおばさん」 ▼「二回り三回り年下男」 ▼「兄と妻」 ■一話完結 ▼「ふんどし締めて」 ▼「旧居出し納め・新居出し初め」 ▼「牛方と嫁っこ」 ▼「ガンカケ」 ▼「祭りの声にまぎれて」 ▼「シーコイコイコイ!」 ▼「サルオナ」 ▼「母の独白」 ▼「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」 ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」 ★作品一覧 |
五歳 ひとみは、恥丘の縮れ毛を手の平に感じながら、中指をぴったりと割れ目に沿わせ下降させていった。指先を腿の間まで潜り込ませると、ほんのりと汗ばんでいるのを感じる。 「一行さん……」 ちらりと仏壇の写真を見る。いつかと変わらぬ笑顔がそこにあった。かれこれもう五年になる。以来、疼く体は独りで慰める日々だ。殊に近頃は回数が増えた。四十も半ばになって、いよいよ性欲は盛んである。 「ン、ンン……」 胸元もまさぐり、自ら気分を出す。頬が色づきだすに連れて、陰裂はぬめりを帯び始めた。濡れやすくなったものだ。 「ア……アァ……」 誰もいない家は僅かな声でもよく通る。己の息が耳にこだまするのも興奮の材料だ。ひとみは思い切って下着をずらし、指を立てて花びらの口をなぞり回した。そして、わざとピチャピチャという音を鳴らしてもみる。 「ンハァ……ン……」 恥ずかしそうに見悶えしながら、しかし一層あからさまに、まるで誰かに見せつけるかのように膝を起こして股間を開き、両脇の指で器用に陰唇を左右へ広げると、中指を第二関節の手前まで挿入していった。より確かな刺激が訪れる。 「アハァ……!」 行為の虚しさは承知しているつもりだ。だがどんなに惨めでもやめることは出来ない。散々しつけられた快楽を急に無いものとされて、女の肉が平気でいられるわけもない。体は覚えている。罪である。 「ああ……イく……」 遠慮がちにひとみがそう言った、ちょうどその時、コツコツという物音がして中断を余儀なくされた。彼女は、すぐに身なりを正すと、足早に階下へ向かう。この時、表情はもう一転して平生の爽やかさに戻っている。 「あらあら、ヤンチャな子ダヌキさんがまた来たのね」 ガラス戸を開けながら、ひとみは自然と笑みを浮かべた。それは、隣の家に住む理生(りお)という男の子だった。生垣の破れ目をくぐって来たのだ。大人は無理でも、猫や小型犬はもちろん、五歳の子供でも訳なく通り抜けられる。 「まあ、今日は随分泥んこの子ダヌキさんね」 昨夜降った雨の所為で地面がぬかるんでいたのだろう。見れば、理生の膝から下は泥で汚れていた。 「カタツムリいたよ」 そんなことを言って差し出した手もまた泥だらけである。ひとみはとりあえず、彼を浴室へと連れて行った。 「あのねえ、ママがねえ――」 よく喋る子である。ひとみは終始ニコニコしながら、ハイソックスを脱がせた。そのたどたどしい物言いと、二親とも関西出身の影響を受けたアクセントも相まって余計に可愛らしい。 「もう、これも全部洗っちゃおう」 彼から一枚一枚被服を脱がせていく内、何かと世話してやりたい老婆心も湧いて、結局軒並み洗濯機に放り込んでしまう。そうして丸裸になった理生の手を引いて、ひとみは風呂場に入った。 「こらこら、じっとしなさい」 決して叱るでもなく、こそばそうにキャッキャとはしゃぐ彼に、まるでペットを洗うかのような調子でシャワーを浴びせていく。楽し気に騒ぐ彼とじゃれ合う内、仕舞いにはひとみもずぶ濡れとなってしまった。 「ああ、もう、おばちゃんも濡れちゃったじゃないの」 さも困ったという顔を作って、シャツの裾を絞る。 「もういいや、おばちゃんも脱いじゃお」 彼女は理生の快活さにつられて無邪気にそう言うと、さっさと衣服を脱いで、回転する洗濯機の蓋を開けた。下着を履き替えたかったのでちょうどよくはある。 「いつもお風呂は誰と入るの?」 「パパとかママとか。ぼく一人でも入れるよ」 「ほんとに? 偉いね」 ゴシゴシと体を洗われながら、理生はやや口数を減らしていった。母には無い胸の膨らみに面食らっている。ひとみは元来スレンダーな体型であるが、中年に入って少しずつ肉付きがよくなっていた。 「はい、じゃあこっち向いて」 背中側が終わって、言われるがままに回れ右する理生。そのすぐ眼下に豊かな双丘が広がり、彼はこれが予期せぬ幸運であったことを知った。遠慮もなく、まじまじとそこに眼をやる。 ひとみは和式便器に跨るような明け透けな姿勢で膝を折り畳み、背の低い彼の華奢な体を優しくスポンジでこすっていく。小さかった頃の娘を思い出す。ただ違うのは、股の間の造りである。孫とまだ風呂に入ったことはないが、あの子もこんなだろうかとふと思った。 小さな陰茎を慎重に摘まみ上げ、その裏側をこする。それも陰嚢も、想像より遥かに小さかった。ミニチュアのサンプルみたいに、まるで現実味がない。 「へえ……」 何度も見たはずの形ながら、ひとみは妙に感心してしまった。改めてその精緻な構造を知った感覚である。 ここで、ようやく理生が大人しくなったことに気付き、取って付けたように尋ねる。 「大丈夫? 痛くない?」 「うん」 理生は依然乳房を見つめていた。腕の上下に合わせて、そこも土台から上がり下がりする。隣で二の腕の脂肪が震えるよりももっと大らかな波打ちが表面に起こり、反面紅桃色のくっきりとした乳輪は、落ち着き払った安定感を示していた。 女を知らない男児であるから、その色香までは説明出来ない。しかし、豊かで艶のある髪がきらめき、面長で下膨れの白い頬に薄っすらと汗が流れる様は、どことなく日頃のおばさんたる枠を超え、新しい一面を感じさせる気がした。 ひとみが異変に気付いたのは、そんな時だった。 「あら……」 ミニチュアがいつしか鎌首を持ち上げていた。摘まみ上げる補助も要らず、健気に自立している。 チラッと上を窺う。その表情にはいつも通り屈託がなかった。ただ視線は合わない。彼女はようやく女として、その意味と行方を察した。それでもあえて胸は隠さず、 「ママはちゃんと洗ってくれるの?」 などと何気ない会話を続ける。少しからかってみたい気になった。 「こういう所もちゃんと洗わなきゃね」 そう言って探りを入れつつ、股の間に腕を差し込み、既に洗ったはずの尻の方へスポンジを這わす。股の内側を丹念に洗うというのである。ただ、ピーンと立った竿が腕に平行にピタリと寄り沿う時、彼女は急に体の芯がゾクゾクとするのを感じた。懐かしい感覚だった。 「痛くない?」 しつこくも確かめてみる。 「うん」 理生はやはり無邪気に頷く。己の発情には気が付かない。女の腕に跨って、陰茎も陰嚢も、肛門さえも乗っけている非現実さにも同様だ。 ひとみはさり気なく、しかし思い切って、竿を掴んでみた。掴むといっても手で握る程のスケールはなく、精々指三本で足りる程度。そうしてやはりさり気なく、シコシコと軽くこすってみる。 彼女は質問を変えた。 「気持ちいい?」 先程来よりやや間を置いて、理生は、 「うん」 と返事した。そういう聞かれ方は初めてだったが、そう問われれば今が気持ちいいことは確かなのだった。 それを聞くと、ひとみは一瞬何か逡巡したが、冠りを振って気持ちを切り替えると、さっと立ち上がってシャワーを手に取った。 「じゃ、流していくね」 石鹸の泡を、肌に手を添えながら洗い流していく。滑々として、柔らかいが何のたるみもない皮膚が元気に水を弾く。勃起は継続していたが、今度は見ないようにした。 理生としては、これ以上何かがあることを知らないから、ムズムズとする心の昂りを覚えつつも、されるがままに体を洗われ終わった。ただ、家なら入りたがらない癖に、この時ばかりは湯に浸かりたいと言い出した。 「だって、あったまってないわよ」 ひとみは困った風で湯船に手を入れてみる。実際、温水といった程度だった。 「大丈夫」 と言って、理生は構わずに飛び込んでしまう。そうして、プールみたいだ、とはしゃぎ、バシャバシャと水を立てる。また快活さが戻ったようだ。 「おばちゃんも!」 勢いのまま、ひとみに手を差し出す。 「おばちゃんも?」 訝しむように、彼女は理生の瞳を覗き込む。それは清く澄みきって好奇心いっぱいにキラキラと輝いていた。その中に、爛々と燃える雄々しさのようなものを見た気がして、ひとみの頬がだらけるように緩む。 「じゃあ、一緒に入ろうかしら」 自覚なく、理生が来た当初よりも彼女は上機嫌になっていた。 「やだ、やっぱり冷たいじゃない」 ごねながらも風呂に浸かる。湯の吹き出し口に共に向き合う形で二人は陣取った。ひとみの膝の上に理生が後ろ向きに座る体勢だ。理生はひとみと向かい合いたがったが、熱くて危ないからと言われ、仕方なく従った。 理生はひとみに乗せられて、しきりに歌を歌った。保育園で覚えた歌もあれば、何かの番組の主題歌もあった。風呂に入る時はよく歌うのだという。 「上手い、上手い」 彼女が褒めそやすと、理生は良い所を見せようと得意になって歌った。次第に湯の温度は上がり、二人の体もカッカと温まっていく。互いの体温の高まりは、肌を通してダイレクトに伝わってくる。理生はひとみの腕に抱かれていたが、熱がりもせず、拒む素振りも見せずに彼女の胸に身をまかせ続けた。 腹に回したひとみの手の甲に、硬い突起が時折当たる。初めはへその辺りにあった手も、いつしか下腹部へと下がっていた。ひとみが、今一度確かめるつもりで、つい軽く当ててみたのが始まりだ。その時まだ芯はなかった。だが、もう一度、もう一度と当てる内に、また膨らみだした。ちょっとした戯れだった。 一曲歌い終わると、次の曲を探す。その間が、理生には少し気まずい。割合によく覚えている方ではあったが、レパートリーにも限界がある。次第に選曲の間が長くなっていった。ひとみはニコニコしながら、時に助け舟を出して、自分も知っている童謡を一緒に歌おうと誘う。理生は今や顔を真っ赤にしながらそれに応えた。 トン、トンとぶつかる頻度が、こちらの思うより多くなった。理生はひとみの膝の上でモゾモゾと動き、小さな尻の位置を変える。その度に恥毛が擦れ、それにつれて淫肉も動いた。ひとみは上気した頬を男児の柔らかな髪に寄せる。乳房はもっぱら彼の背中に押し当てっぱなしだ。彼女は、とうとう手の甲もべったりと男根に添わせてみた。いきり立った棒は、倒れるどころかこちらを押し返さんばかりだ。 理生はすっかり集中力を欠いて、次の曲を見つけられなくなった。 「どうしたの? のぼせちゃった?」 「ううん……分からへん……」 「もう上がろっか?」 「ううん、もうちょっと」 頑なに今この時間の延長を望む。実際、当人にのぼせている実感もなかった。 ひとみの口元には、いつもの母性的なそれではなく、いつしかニヤニヤと何か企むような笑みが浮かんでいた。彼女は抱き直す要領で男児の股間に手を入れた。手の中に玉袋、手首に肉茎を当てて、抑えつけながら彼の軽い体を抱き上げる。 「大丈夫?」 「うん……」 曖昧な答えを返す理生。我知らず股間を前に突き出す。反動でその細い肩がひとみの分厚い胸を押しつぶした。 「ちょっとマッサージしよっか」 男児の反応に滑稽さを感じながら、ひとみは陰部を握った手を、患部をほぐすようにコネコネと動かした。柔らかい中に硬いしこりのあるものを、あるいは上下に、あるいは旋回するように揉んでいく。 もう片方の手はあばらの上を行き来する。いかにももろそうな骨の下から、トクトクと心臓の鼓動が伝わってくる。乳首は硬くなり、肌には粟粒が浮き出した。ひとみは今やすっかりその身の中に相手を抱え込む体勢になった。まるでぬいぐるみを抱くような格好である。 彼の頭部に頬を摺り寄せながら、その長い指で、それはちょうど先程陰唇を撫でていたように、袋の筋から竿の裏をなぞっていく。そうしててっぺんまで来ると、先端を四本の指先で包み、そのまま下降させる。間もなく亀頭の口が手の平の窪みにぶつかった。するとまた上昇。これをゆっくりと丹念に繰り返す。 「気持ちいい?」 今一度尋ねてみる。 「うん……」 熟女の胸に全力で体を押し付けながら、理生は夢うつつで答えた。例えば、犬や猫が撫でられて腹を見せ、うっとりとしているような調子だ。 いたいけな彼のありのままな反応にほくそ笑みながら、ひとみはいよいよ興に乗って、そのか細いしこりを親指と人差し指で挟み、上下にシコシコと、今度はさっきまでより余程早くしごきだした。伸縮する包皮の感触もまた愛おしい。 気まぐれに始まったこの遊戯も、しかしいたずらの度が過ぎた。次の瞬間、理生は下腹を中心に激しく痙攣し始めたのである。それは僅かの間だったが、二人を大いに焦らせた。 「大丈夫?」 さすがにやり過ぎたと思って、ひとみは一転心配になる。 「う、うん……」 初めての経験で、自分の身に起こったことが彼にも分からない。その年頃の故に、射精はもちろんしていない。実は、精通前でもエクスタシーは得られる。このことを二人は共に知らなかった。 「なんか……」 理生は青ざめた顔で告げた。 「オチンチンがスースーするよ」 「オチンチン? 見せて」 彼は立ち上がって、素直に陰部を見せる。ひとみは、顔の前に来たそれをしげしげと見つめた。外面的に何ら変化はない。 「おしっこ出そうな感じ?」 理生はちょっと考えてから、 「ううん、出そうじゃない」 と答えた。ひとみもまた考え込む。しかし考えても分からないし、今は彼の不安を和らげることが先決だった。 「ちょっとお風呂に浸かり過ぎたのかもね」 的外れな推理を自覚しながら、彼女は自分自身にも言い聞かせるように言うと、この問題をなかったこととするかのように、彼の手を引いて風呂から上がった。 テーマ:エロ体験談・告白・官能小説 - ジャンル:アダルト |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後十時二十二分 ワイワイガヤガヤと、男達は寄ってたかって倫子の体にむさぼりつく。儀式、すなわち、童貞少年達の初体験授業が終われば後はもうルール無用と、宇川が音頭を取って、またあの浴場での輪姦遊戯が再現される。 「空いてるとこつこて、好きにしたらええねんで」 「そやそや、女の体は全身オメコやさかいな」 宇川の差配に、牛滝が乗っかって下品に煽る。 すると、もはやそれに気圧される少年達ではなかった。特に年長学年の者が積極的に動けば、それに従って後輩達もその隙間へと押し寄せていく。もはや遠慮をしていても損するばかりだということに気がついた模様である。 たった一人の女の体に、所狭しと肉棒が喰らいつく。割れた先からよだれを垂らしながら、まるでそれ自体生き物のように熟した白肌へと突き進んでいく。そうして各自がその持ち場持ち場で愉しみを見つけていくうち、中にはあらぬ所で本懐を遂げる者も現れた。 いや、本懐というよりも、むしろ自失と言った方がいいだろうか。本来の性交渉とはあからさまに無関係な場所で、半ば一人でセックスを行い果ててしまうのだ。 例えば、乳房と格闘して精を吐く者がある。二年生の大牧や白峰がそうだ。二人は、己が亀頭を倫子の肉厚な乳に突き立てて、そのままそこに白濁汁をまぶしたのである。 また、西浦と伊東の一年生コンビは、揃って倫子の手の中に射精した。倫子はもう握力もなく、自ら握ることはなかったが、二人は彼女の指を無理やり自分達の陰茎に絡ませて、手淫を行ったのである。やっていることは自慰と変わらなかったが、女の指でしごくというだけで興奮の材料にはなるのであった。 彼らがこうして、ほとんど一方的にセックスを完結させてしまう背景には、興奮の故もあったが、単純に挿入機会が回ってきそうにないからというのもあった。現に今“穴”は三つとも塞がっている。最大限に利用できる箇所の全てが。 口には吉野、膣には湊山、尻穴には渡瀬。さらに交代して、膣には須賀谷、口には三国、続いて関。尻穴は、牛滝の宣伝もあり人気で、渡瀬に次いで榊原、さらに赤石、栃尾、別所までもが入った。まさに、肉食獣が寄ってたかって獲物をむさぼるという感じで、中年・少年入り乱れての突き合いである。 その上、中年はいつも少年のお手本となるので、先輩がやったことは必ず後輩も真似をしていく。例えば、吉野が口の中で射精すれば、三国も関も同じように口内で漏らす。赤石、栃尾、別所に至っては、牛滝から直接レクチャーを受けての腸内射精であった。 「ンッ、ウッ、ンヒイィー……ッ!」 天国の空を突き抜け、さらにさらに上の国まで飛び上がっていく感覚に、倫子のエロスは行き場を失って爆発し、彼女は我を忘れて喘ぎ狂った。絶頂に次ぐ絶頂は既に何度も味わわされてきたが、幾度エクスタシーに達しても、必ず強烈な大波というのが時々やって来るのである。さっき三穴同時に肉棒を突っ込まれた瞬間などが、ちょうどそうだった。 「ング、フェ、ハ、ア、ア、ア、ア……ッ!」 倫子はもう完全に正体を失って、目を裏返していた。表門と裏門と両方から侵入され、グリグリと同時に通路をえぐられれば、誰だって正気を保っているのは至難の業だが、それを休みなくされ続けるのだからもってのほかである。 殊に裏の門はもはや閉めようもない様子で、門番であるはずの筋肉も職場放棄したらしく、そこは終始開きっぱなしで、パックリと黒く深い闇をのぞかせていた。もっとも、門内にはひっきりなしに来客があるので、その闇の奥は常に明らかとならない。 「ングオォー……ッ!」 肛門の奥を深々と突かれ、倫子の咆哮がこだまする。ついさっき失った処女なのに、もう早くも、彼女の人生で普通に膣で交わった男根以上の本数をそこに受け入れていた。こうなると、そこはもう排泄の器官ではなく、完全に交尾の穴として完成した感じだ。心なしか、入れやすいように潤滑液が出て濡れているようですらあった。 とはいえ、本来そういう構造になっていない所へペニスを入れるというのは、やはり相当に無理があるらしく、受け入れる当人には息もできないような苦しさがあった。そこへ持ってきての、口腔への挿入である。 「グッ、フォッ!」 完全なる呼吸困難であった。こちらも陰裂よろしく、勝手に陰茎を挿入され、出し入れされるのである。男達の腰振りは容赦ない。自分の気持ちよさに夢中になって、人の口であることなどお構いなしに、腰を唇に向かって打ち付ける。パンパンと肌のぶつかる音が聞こえる程だ。 硬直した肉茎が入っているのだから、される方はたまったものではない。長い得物は喉の奥まで刺さる。倫子は度々胃液を吐いたが、それでも出し入れは止まないので、口の周りはいつしかネバネバの汁だらけになった。 「アガ……アグァガァ……ッ!」 獣の声で息を吐く。ここは地獄か極楽か、少なくともこの世とは思われなかった。右を見ても左を見ても、立ち並ぶのはペニス、ペニス、ペニス……。オスの本能むき出しで、倫子に種付けしようと勃起するペニス達ばかり。穴に入っている以外にも、胸や手や、さらに腕や腹、背中、脚にまで、隙あらばこすりつけられるペニス。 (こ、こんなことが……) 頭の中は真っ白になり、もうアヌスもヴァギナも、何もかもよく分からない。彼女はただただペニスに使われるマシーン、セックスマシーンだった。 そういう状況に至りなば、たとえ今以上に男根の本数が増えようとも、この際新たな感慨はないというものである。そして実際、本数はまたしても追加されたのであった。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
いづ美は白木の元をさっと離れると、緑川の前に立って彼を見下ろした。そして、 「まだ勝手にイくんじゃないよ」 と言いざま、再びその股間に向かって蹴りを見舞った。 「ぐっ! ひいっ!」 緑川はまた前に突っ伏し、悶絶する。 「うわぁ……」 その様子を横目で窺っていた赤井は、思わず顔をしかめた。しかし、その実むしろ揶揄する体である。彼は今、口淫に続き、祐子にその豊満な乳房での愛撫を命じている最中だ。 祐子は彼の所望通り、唾液やら精液やらでベトベトに濡れた肉竿を己が乳房に押し付けたり、また両方の谷間に挟みこんだりした。その間も、まだ黄本は尻に入っている。そのため前かがみになりつつ、彼女は眼前の赤井に腕を巻き付けしがみつくような格好で胸を彼の股間に押し付けていた。そういう忙しい状況だったから中々緑川の様子にまで気を割けない。 他方、いづ美はその時祐子の名を口にしていた。 「祐子さんに悪いと思っているの? もっとちゃんと反省しなさい」 言いながら、彼女は荒縄でぐるぐる巻きになっている緑川の肉茎を踏みつけた。 「ぐっ、ぎぃ……っ!」 奥歯を噛んで、彼はその拷問に耐える。まさに、拷問なのである。 「謝りなさいよ、祐子さんに」 その時祐子は例によって恍惚の時間に埋没していたが、赤井に揺さぶられて、いづ美らの方へ顔を向けた。見れば、緑川が虚ろな目でこちらに向かい頭を下げている。 「す、すみませんでした……」 震える声で彼は言う。 すると、いづ美が彼の顔を蹴飛ばして叱りつける。 「もっと真剣に謝りなさいよ」 「すみませんでしたぁっ!」 もはや鼻声になって、再び緑川は謝罪する。だが、それでも許されない。 「真剣にって言ってるでしょうが! いつまで勃起させてるの! バカのくせにそんなことばっかり覚えて!」 今度は二連発の蹴りを見舞う。 それを見ていた祐子は、さすがにびっくりしてしまった。いくら己の欲求のみに固執する薄情な彼女でも、いづ美と緑川のこうした変貌ぶりや、過激な体罰を目の当たりにすれば驚かざるを得ない。 「あちゃぁ……」 赤井はニヤニヤ笑っている。そして、祐子を促して緑川の前へ連れていった。彼の謝罪を受けるようにという意図である。 黄本もその移動についていく。彼は彼でもう祐子との肛門性交に夢中で、後輩のことなどどうでもよくなっている。まだ射精に至っていない彼は、移動中もぴったりと密着し、快感の追求に余念がない。 一方、一人取り残された観のあるのが白木だ。彼はいづ美の手技で昇天寸前にまで至っていたが、そのまま放置されてしまったのである。だがこれは、赤井の配慮と、手当たり次第に男根を求める祐子によって、同じ輪に取り込まれることになる。 祐子は湯船から上がりながら、白木の肉棒をひったくるようにして掴んだ。こうして、それぞれの手に赤井、白木、そして尻穴に黄本と、三本の男根を手に入れた祐子である。 そんな幸福いっぱいの彼女を前に、緑川はひたすら謝り続ける。 「ごめんなさい! ごめんなさい!」 だが、その真に迫る言葉とは裏腹に、彼の尻のいじいじとした動きは止まらなかった。体が独り歩きしている状態、あるいは禁止されればされるほどそれをやってみたいと思うひねくれた感性の故だろうか。 とうとう彼は衆人環視の中、自分を見失ってしまった。 「オッ! オッ……!」 大きく息を吸い込み、がっくりとくず折れる。その身は大痙攣を起こし、見る者に彼の異変を知らせた。 「アーア、イッたわよ、この人。ダメって言ったのに」 いづ美が冷酷に言い放つ。さらに、祐子を振り返って付け加えた。 「彼、射精もしないで、お尻の穴だけでイくのよ。ほんとかわいそうに、変態なのよね」 (変態……) 祐子もまた、知らず知らずのうちに冷たい目で緑川のことを見下ろしていた。落ちぶれた彼の態度を見ていると、自然そうもなる。それに、三本の男根を従えている彼女は今、何者にも勝る地位にいるような、そんな十全な心境であった。 そこへ、いづ美までが加勢にくる。 「祐子さん、お潮噴いたことある?」 言いながら、彼女は現在空白地となっている祐子の膣穴を、巧みな手さばきで刺激し始めた。 「ン、ンハアァー……ッ!」 高まる快感に、彼女の脳髄はショート寸前だ。同時に、黄本のピストンも加速するし、赤井は乳首を中心に愛撫を、白木は唇を奪ってくる。こんな気持ちのいい瞬間があるだろうか、そう思う。全身の性感帯を同時に責められて、自動的に連続絶頂に導かれるのだ。 (変態……) それは、緑川のためだけにある言葉ではない。自分こそがそうだ、自分こそ世界一幸福な変態なのだ、と祐子は確信した。 <つづく> <目次> (1)~(10)、(11)~(20)、(21)~(30)、(31)~(40)、(41)~(50)、 (51)~(60) |
いづ美は白木を勧めておいて、自身は彼の肛門を舐めている。 「こうされるともっと固くなるでしょ?」 などと言いながら。今は裏方に回って、完全に祐子に華を持たせてくれるつもりのようだ。 その様子を見ていた赤井が言う。 「女将さん、俺のも舐めてよ」 それに対し、いづ美は白木の尻の下から言った。 「あら、熟女には興味がないんじゃなくて? 今日もお店でたっぷりしてもらったんでしょ?」 拗ねたような口ぶりである。 「いや、まあそうだけどさ、たまにはおばちゃんのお肉も食べたいなあなんて」 赤井は悪びれる様子もない。 「ま、失礼ねえ!」 いづ美は強い口調で言ったが、決して怒ってはいなかった。それが証拠に、赤井の後ろに回って、彼のリクエストにこそ応えなかったものの、その睾丸をいたずらめかして揉みほぐし始めたのである。 「そういういけない子は、とっとと出しちゃいなさい!」 さらには、なぜか祐子にまで、 「クリちゃんもヨシヨシしてあげるわね」 と、彼女の陰核をいじくりだしたのだ。 これには両者、参ったを宣言せざるを得なかった。 「ああっ! ヤバい! ヤバいって女将さん、イくイく!」 「アアンッ! ヤッ……アッ、ダメッ! ダメダメダメ、アッ、ヤダ、イ、イィ……くっ……!」 一気にヒートアップした二人は、そのまま天まで駆け上がっていった。 (ああ……入ってくる……!) ブルブル震える肉の管から、熱い迸りが腸内に逆流してくるのが分かり、祐子は目を裏返さんばかりに恍惚の表情を浮かべた。 「おお……アナルにどっぷり出た」 赤井も満足そうである。 だが、引き抜こうとすると、いづ美が押しとどめて言うよう、 「最後のお汁まで注いであげなさい」 そうして、彼の精嚢や陰茎をマッサージして、溜まっている汁を全て吐き出させる手伝いをする。 それが終わったら、今度はお披露目だ。 「ほらほら、祐子さんのお尻の穴からミルクが出てくるわよ」 祐子は、肛門からザーメンというミルクの出てくる様子を、皆に見せなければならなかった。 「アア……ヤダァ……」 恥ずかしくてたまらないことだったが、不思議と快感もあった。白濁液は、特に気張らなくてもダラダラと勝手に穴からこぼれ出ていく。 「祐子さん」 口元に、赤井が使用済みの肉棒を突きつける。 祐子は何も言わず、素直にそれをくわえ清めた。今しがたまで尻に入れていたものだ。だが汚いとは思わなかった。むしろ愛おしいばかりだった。アヌスから彼の吐き散らかしを垂れ流しながら、その残り汁を彼女は口から吸収していくのだった。 と、ここで、そのミルクの流出口に栓をした者がある。黄本だ。彼はもはや迷ってなぞいなかった。真っ直ぐに、祐子の菊門にペニスを挿入していた。 「ンンッ! ンフンウゥ~……ッ!」 祐子はときめく。男たちが持ち場を交代して自分を犯すという、素晴らしい状況なのだ。 「どうだ、アナルきついだろ?」 「そうっすね」 男二人も興奮気味に話している。祐子のアナルは好評だ。 こうして、彼らは和気あいあいと淫猥な輪を楽しんでいた。浴場は広く、それはかつて努素毛部屋が隆盛を誇った頃の遺産であったが、こうして男女乱れての遊技場にはうってつけであった。片や祐子が赤井と黄本に挟まれ、片やいづ美は白木の体を股間中心に愛撫してやり、と今ここは乱交円舞真っ盛りである。 ところが、この輪にたった一人だけ加われないのが緑川であった。彼は相変わらず両手両足を拘束されたまま正座をし、目の前の状況に虚ろな視線を向けていた。ただその肉茎だけは常時勃起し、孤軍奮闘の自己主張を続けていた。彼は、確かに闘っていた。 「んんっ……んんっ……!」 それと悟られぬくらい小さく、しかし激しく鼻息を吐いていた。わずかだが腰も微動している。 最初にそれに気づいたのはいづ美だった。いや、というより、あらかじめ分かっていて放置していたというのが事実に則するのであるが。 「あら見て、あの子イくみたいよ」 皆に聞こえるように彼女は言った。 「全然触ってないのに、彼、一人で勝手にイけるのよ。どうしてか分かる?」 彼女は後ろから回した手で白木の肉棒をゆっくりしごきながら問うた。白木と緑川とはちょうど対面する位置関係だ。一方は女に弄られてだが、もう一方はひとりでに射精寸前の状態になっている。二人の姿は好対照であった。 白木は質問の答えが分からない。それどころか、いづ美の絶妙な力加減のせいで骨抜き状態である。そんな彼の肛門に、いづ美はゆっくりと石鹸まみれの人差し指をねじ込んでいき、その上で言った。 「お尻にね、ふっとぉいオモチャが入ってるの」 そう、緑川の尻穴には、アナルバイブが挿入され固定されていたのだ。 その説明を聞きながら、白木はもぞもぞと落ち着かない様子で震えていた。緑川の境遇よりも、自分がこれからどうされてしまうのかの方が気にかかり、かつ肛門をほじくられるのは独特の感じでじっとしていられないのだった。 それを肌で感じ、少し刺激が強すぎたか、といづ美は反省したらしい。付け加えて言った。 「いい子にはしないから大丈夫よ。悪いお兄ちゃんだけのお仕置き」 さらに冷たい視線を緑川に向けながら、こうも言った。 「それにあの人、人前でおカマ掘られてイッちゃう変態なのよ。可哀想な人よねえ」 緑川はそれに対し、何も言い返せない。 「うぅ……うぅ……」 と、ただただ呻きながら、少しずつ尻を振るのみである。 <つづく> <目次> (1)~(10)、(11)~(20)、(21)~(30)、(31)~(40)、(41)~(50)、 (51)~(60) |
と、そこへ、 「あらあら、三人で楽しそうね」 との軽やかな声が割って入ってきた。見れば、いづ美である。彼女は一糸まとわぬ姿であった。黄本と目的は同じということだろう。 さらに、後ろから白木も裸体で入ってくる。共に入浴するつもりだったようだ。 祐子はもはや動じなかった。ありのまま尻穴で愉しむことに全力を傾けていたし、二人が続々と現れる最中も、赤井の指示に従って湯船の中にバシャバシャと進み、煮え切らない黄本の股間を強引にまさぐりだしていた位である。 しかし、白木に続いて入ってきた者を目にした時には、あっと驚かざるを得なかった。 「早く入って来なさいよ!」 いづ美に強い語気で呼ばれ、渋々な様子ながら彼は現れた。緑川である。但し、いつも祐子と相対する時の、あの傍若無人で不遜な態度とは似ても似つかないほどに委縮していた。 彼は両手両足を荒縄で拘束されていた。いやそれだけではない。陰茎や陰嚢までも縛りあげられていたのである。陰嚢の皮が引っ張られ、球体の輪郭がくっきりと際立っている辺りは、いかにも痛々しかった。陰茎もがんじがらめにされていて、普段雄々しいはずのそれが見る影もない。しかもなぜか勃起しており、それが返って無残な印象を強くしていた。 「か、勘弁して下さい……」 蚊の鳴くような弱々しい声で、彼は懇願した。 だがいづ美は取り合わない。 「さっさとそこに座りなさいよ」 彼女の指図で、緑川は入り口付近の床の上へ正座させられることになった。 その様子を見ていた祐子の顔が、あまりにも不思議そうに見えたからであろう、何も問わぬ前にいづ美は言って聞かせた。 「罰よ。今日も祐子さんの前でエラソーにしてたでしょ? それの罰」 赤井もややあきれ顔で、それに付言する。 「あいつさあ、ああいう奴なんだよ」 その“ああいう奴”というのの実態を証明するように、いづ美が思い切った行動に出た。なんと、緑川の股間めがけて踵を振り落としたのである。 「うぅっ! うおうぅ……!」 悶絶して彼は床に額を付ける。 祐子は思わず顔をしかめた。 「大丈夫よ。これでもほら、勃起してるのこの子。ね?」 言いながら、いづ美は彼の髪の毛を掴んで無理やり上体を起こさせた。すると、確かに陰茎は屹立していた。縄が食い込んで、真っ赤に充血している。 恥をさらされて、緑川は観念したように目をつぶっている。この場には後輩の白木までおり、彼にはいつも偉そうに接している分、この醜態を見せるのは相当屈辱的な仕打ちに相違ない。 他方、その白木は、先輩が大変なことになっている横で手持無沙汰に立ちつくしていたが、いづ美の、 「こっちいらっしゃい。こんな恥ずかしいお兄さん放っておいて」 の一声で、ようやく祐子達の方へとやって来た、途中からは、いづ美に陰茎を、まるで手を引かれるように持ってもらいながら。 その陰茎は見事に隆起していた。それを見ていづ美が言う。 「あら偉いわねえ、こんなに立派におチンポ勃起して。ほら、見て祐子さん」 「え、ええ……」 祐子としてはまだ緑川の様子が気にかかるところであったが、まったく意に介さない調子のいづ美を見て、彼女も同調することにした。それに、確かに白木のモノは立派になっているのだ、今日も既に複数回精を吐いたというのに。 それを言えば、黄本の方だってそうだ。今祐子の手の中でもみくちゃにされながらも、しっかりと芯は通っている。 「あら、こっちのおチンポ君も立派だわ。みんないい子ねえ」 いづ美もそれを目ざとく見つけて、悪戯っぽく微笑みかける。本当にこの人は、普段はバリバリと仕事のできる風のいい女のくせして、突拍子もなく卑猥な表現をするものだと、祐子は改めて感嘆した。しかし、現に弟子たちを見ていると、それも当然だという気がしてくる。 (こんな人たちを相手にしてるんですもんね) 力士の性欲が旺盛であるとは聞いていたが、そんな彼らの日常の性を、部屋の女将は一手に引き受けて処理しているのだ。並大抵のことではない。それでも努素毛部屋はまだ人数が少ないからいいが、ほかの部屋だったらもっと大変だ。ほとんど一日中ペニスを入れていなければならないだろうと思う。 そう思うと、祐子は女将を尊敬もし、そして羨ましいとも思う。気持ちが昂ってきた彼女は、その勢いで眼前のペニスにパクついた。二人の力士に挟まれての夢のセックス。女将にはなれないが、今日だけは逞しい彼らの慰み者になりたかった。 その横で、いづ美が囁く。 「さすがだわ祐子さん、みんなのおチンポこんなに固くさせて。祐子さんがスケベだからこんなスケベチンポばっかりになるのよ。みんな、祐子マンコが大好きなの」 嬉しい言葉に祐子は照れた。お世辞だろうとは思ったが、褒めてもらえて嬉しい。そして、眼前の肉棒がもっともっと愛おしくなる。彼女はより丹念にむしゃぶりついた。 「こっちの子も」 言われて、白木の方も可愛がる。二本の肉棒をそれぞれの手に握る幸福、こんな幸せはちょっとない。祐子は今の自分を、誰よりも恵まれた女だと感じた。 <つづく> <目次> (1)~(10)、(11)~(20)、(21)~(30)、(31)~(40)、(41)~(50)、 (51)~(60) |
「見っけた!」そう思って小躍りしたくなる瞬間が、AVを見ているとちょくちょくあります。
新たなお気にになりそうな、そんな女優さんに巡り合った時です。 以下のビデオのサンプルをどこかのサイトで見た時もそうでした。 「萌えあがる募集若妻 53」
「なんてかわいい奥さん!」これを見た時そう思いました。 顔立ちは誰かに似ているように思うのですが、それが個人的に会ったことのある人なのか、有名人なのかちょっと分かりません。いずれにせよ、私としては好きなタイプの顔です。 色っぽいんですよね。甘えさせてくれそうとか、許してくれそうとか、そういうユルい感じの表情が素敵です。 顔だけではありません。本作においては、リアクションも見事。セックスもそうですが、冒頭のインタビュー等々撮影者側とのやり取りも含め、実に愛らしい反応を見せてくれるのです。 一発で惚れてしまいました。 早速エロサーチ発動です。この作品には「つばきさん」としか表記されていませんでしたが、色々調べた結果、「加藤ツバキ」さんという女優であることがすぐに判明しました。 当然、他の出演作をチェックです。 が、しかし――。 なんか、違う……。 確かに同じ人ではあるんです。 でも、なんか違う。どれを見てもハマらない。期待していたのと違う……。 世のAVを愛する諸兄なら、この手のご経験は多々おありかと思います。 こういう場合、二通りの原因が考えられます。 一つは、もう新鮮味がなくなってしまったという場合。 もう一つは、最初に見た作品が、たまたま傑作だったという場合。 オナニーの題材としては、自分の好みに則した安定的なストックもよいのですが、やはり新たな刺激の方がより有効に作用することが多いのではないでしょうか。初めての時の興奮って大きいんですよね。 そこで、新しく好ましい女優さんに出会った時、それにその初物の興奮がプラスされるので、いささか過大評価となりやすい傾向が生まれるわけです。 一方、その初めての興奮がイメージとして強烈に残る結果、「色々見たけど、やっぱり最初のがいいな」などと、客観的に特にそれが優れていると思っていなくても、それを自分の中では一番とみなすこともありえましょう。 (AV慣れしていない方が生々しくて良いから、デビュー作が好き、という意見はちょっと本論からそれるのであえて掘り下げません) もっとも、たまたま初めて見たのが傑作だったという可能性も完全に否定はできません。 また、初めてではなくても、前から知っていた、あるいは見ていたかもしれないが気づかなかったという場合でも同じで、こういった場合はなおさらその人に注目するきっかけとなった作品は傑作の評価となりやすいでしょう。 わたしも、ひょっとしたら以前に加藤ツバキのデビュー作辺りを素通りしていたかもしれません。しかし、上記の作品に出会って、初めて彼女が目に止まったのです。その瞬間からが始まりなのです。 これからも彼女の顔を見かける度に、わたしは淡い期待を抱き続けるでしょう。 (しかし他の作品を見る限り、スタイルを含め彼女の外見が殊更好みというほどではないんだけどなあ……) 「新婚生活」 [高画質で再生] 熟女 0428_001 新婚生活 加藤ツバキ [アダルト動画] [アダルト動画] [高画質で再生] 熟女 0428_002 新婚生活 加藤ツバキ [アダルト動画] [アダルト動画] [高画質で再生] 熟女 0428_003 新婚生活 加藤ツバキ [アダルトライブチャット] [アダルト動画] [高画質で再生] 熟女 0428_004 新婚生活 加藤ツバキ [アダルトライブチャット] [アダルト動画] |
『師匠のお筆』
6-6 瑞夫は、まず真っ先に乳房へ飛びついた。 彼女のその出っ張りは、服の上からでも十分確認できるほど巨大で、しかも思いがけない柔らさだった。ブラジャー越しにさえ、グニュグニュと形を変えることができたし、カップごとポチャポチャと揺らすこともできた。 また、いざ揉んでみると、 (重たい) と感じるほど、ずっしりと手や腕に負担をかけてくる。そこでそれをこね回すにあたっては、瑞夫はひじを張り、たっぷりと力を込めてせねばならなかった。 (これが、熟女の乳か) 歳を重ねるごとに惰性的に乳房が出っ張ってくる、そんな種類の中年女がいるイメージが瑞夫の中にはあったが、彼女もそんな類の一人だろうと思った。 (すごくいやらしいな、これ) 実際に揉みしだいてみて、彼の心は躍っていた。今まで熟女を敬遠していたのが嘘のようだった。 (おばさんの乳もいいもんだ) 瑞夫は悦に入った。ことに、それの柔らかいのが嬉しかった。見た目が大きいやつは固いのではないか、と何の根拠もなく考えていたが、柔らかかったのでほっとした形だ。彼としては、柔らかい方が母性的で安心するというのである。 男は、女性の乳房に対して、多かれ少なかれ何らかのこだわりを抱いているものであるが、一説にそれは、母親的な優しさを女性に対して求めていることの表れだという。瑞夫もまた、女にそういうものを期待していたのかもしれない。 また、彼は、乳房の中でも特に大きいもの、いわゆる巨乳に魅力を感じる性質であった。日頃から、道行く巨乳女性を目でよく追っていたし、風俗遊びをしていても、決まって胸の大きな娘を指名していた。 それでも、今日ほどの巨乳を実際に手にしたことはなく、 (なんてでかいんだ) と、彼は惚れ惚れするのだった。 しかもそれを着衣のまま揉むというのが、いかにも生々しくいやらしいことに感じられ、興奮した。そういうことをすのも初めてだった。妻の鈴美の場合は、およそ巨乳とは似ても似つかないので、数の内に入れられないのである。 ところで、こうして瑞夫は何の断りもなく彼女の胸を揉み始めたわけだが、その間、相手の女性は一切抵抗めいた態度に出ていなかった。これは一体どうしたことだろうか。 既に居直った瑞夫としては、たとえ抵抗しようとしまいと、どっちみちこの行為をやめるつもりはない。が、しかし、やはり気にはなる。 (やっぱり、誘っていたのだろうか) 彼はまだ疑心暗鬼だった。九割方そちらの説に傾いてはいたものの、はっきりとした確信は持てていなかった。女の次の言動を前にするまでは。 女が、瑞夫にも分かるほどのはっきりとした態度を示したのは、瑞夫がブラジャーに手をかけた時だった。 彼は、彼女に挑みかかってからこっち、ずっと鼻息荒く、そして焦っていた。ブラウスの前をはだけさせるのも、震える手先で、引き千切らんばかりにしてやっとできたものだ。 そんなだから、ブラジャーを前にしても、それを順序よくはずして脱がそうなどとは、初めから考えもしなかった。とにかく早く乳房を拝みたいというその一心だけで、それを乳房の上まで一気に引っ張り上げようとしたのだ。 その時だった。 「待って」 女が言った。そして、後ろ手に自らブラジャーのホックをはずしてみせたのである。 タガが外れて、どっとこぼれ出る乳房。これが、同意の合図だった。 それを見て、瑞夫としては、やはり安堵せずにいられなかった。いずれ強制的にするつもりであったとはいうものの、やはり女の方でもその気であると確認できたことに、彼は勇気づけられた。 この意義は、実際問題としても大きい。和姦となった時点で、それ以前の彼の罪は、帳消しとなる可能性が濃厚となったからだ。彼女さえ味方になってくれれば。 彼は、許された男が概してそうであるように、行為への甘えを強くして、一層図々しく女に組み付くのだった。 「アハン……」 瑞夫が乳輪に吸い付くと、女はわざとらしいほどに淫らなため息をついた。 彼女の乳輪は、かなり幅広で、色は深く沈んだ紅をしていた。乳肉は全体に重力に引っ張り下げられている感じで、そのトップにある乳輪も、服の上から想像していたより下の方にあった。 一方、乳房自体の大きさは予想通りで、それが最初に放り出された時は、大量の液体が、まさにドバッとあふれ落ちた感じだった。 (すごい……! すごい……!) 待望の巨乳を目の当たりにした瑞夫は、まるで少年のように純粋に、きらきらと目を輝かせていた。そして、口や顔や両手を使って、無我夢中でそれを揉みくちゃにして遊んだ。 肌の反発力はあまりなく、ペチャペチャした感触は水みたいである。ペチンと表面を軽く叩いてみると、もちもちとした質感が手のひらに張り付いてきた。 それをプルプルと左右に揺さぶれば、てっぺんに載る乳首はいつも遅れた時間差で移動するために、土台と頂上が互い違いに動いて見え、それはまるでプリンを揺すったように見えた。 また、一つの乳房を両手でぎゅっと締めあげた時は、どうして母乳が出ないのか不思議に思われた。どう考えてもミルクが中に詰まっているように見えたし、彼女自身すらまるで乳牛のように見えたのである。 乳首を口で吸い上げてみても、もちろんミルクは出ない。代わりに、しょっぱい味がした。それの谷間や、垂れた部分の裏側は、汗によってしっとりと濡れていたのである。 「ああ……いいわぁ……」 女は、夢中で自分の乳房に吸い付く瑞夫に、まるで子供をあやすように優しく言った。余裕たっぷりの彼女は、淫らな風を強調して見せることに何ら恥じらう様子もない。それは、彼の気分を盛り立てるべく気遣うようだった。 その意向通りに調子づく瑞夫は、大きく口を広げて、まるで餅を吸い込むように、彼女の乳肉を口いっぱいに詰め込んでみせた。 「アア、オオォ……もっと、してぇ……」 彼女の大袈裟な反応は、どの位の本気が含まれているのか分かりづらい。ただし、相手との行為に前向きであるのだけはよく分かった。 ヂュウゥーッ! 瑞夫がその脂肪を吸引する時、口の端からは唾液混じりの大きな音が鳴った。それに合わせて口の際の乳肉の表面がブルブルと小刻みに波打ち、ブブッと屁のような音も鳴る。 音はほかにも、口を離すときに、パカッ! という、弾けるようなのも大きく鳴った。 「アオォァ……気持ちいい……」 女は、瑞夫の後頭部を強めに撫でながら言った。 瑞夫は、顔面を巨乳に押しつけて、その感触を楽しんでいる。 「うふふ……」 卑猥なため息の合間に、ふと女は笑った。彼の乳房への愛撫の様子があまりに無邪気なので、ちょっと滑稽に思えたのである。この笑いは、現在の二人の力関係をそのまま表しているようだった。 「まあまあ、ふふっ……」 口の周りを唾液でベトベトに光らせる瑞夫を見下ろして、彼女は嬉しそうに笑った。実際嬉しかった。自分の持ち物が、これほど男を夢中にさせると知って、誇らしかったのである。 元々己の巨乳には自信がある。が、現実に使ってもらってその効用を確認できたことは、大きな収穫であった。 決して、男になぶられるのが久しぶりというわけではない。それに、いつものそれに不満があったわけでもない。だが、長年つれそったパートナーではなく、新しい男に試すというのは、やはり新鮮な刺激があって良いのである。 しかも、相手はいつもの男よりも若い。彼女としては、日頃年齢を基準に考えたりしないつもりでいたが、そうは言っても、世代が下の男にも、自分が性の対象として見られうると知ったことは、有意義であった。 (先生、ごめんあそばせ) 女は、窓の向こうにいるであろう枕必に向かって念じた。 (でも、先生が放っておいて行っちゃうからいけないのよ) 冗談めかしながら、しかしまったく嘘でもない気持ちで、彼女は枕必を責めた。 (文子、この殿方のおチンポ、いただきますわね) 瑞夫は知ろうまいが、彼女こそ枕必の最も長いつきあいの愛人・文子であった。 さっきは、枕必と保護者の関係を、さも他人事のようにスキャンダラスに語ったくせに、本当は自分が一番彼と親密なのである。 「ねえ……当たるわね、これ。時々」 文子は妖しく頬笑みながら言った。彼女のひざ丈の白っぽいスカートの表に、瑞夫のペニスがぶつかることを言ったのだ。 文子は言いながら、その肉竿と陰嚢を、別々の手でつかんでいじり回した。 「あっ……!」 瑞夫はビクリと背中で反応した。思わず“すいません”という言葉が口をついて出そうだった。だが、彼が一瞬口ごもった隙に、文子が次のことを言い出したので、それを言う機会はなかった。 「一人でシてらしたんでしょう? さっき」 文子は、瑞夫の肉棒をゆっくり前後しだした。 「見てたのよ、あたし。ずぅっと」 彼女は、彼の顎の下から、彼の目をじっと見上げて言った。 他方、瑞夫はそちらを見られなかった。そして、何も言えなかった。ただ心臓を一突きされたように、チクリとまた恐ろしさが体を貫いたのを感じた。 文子には、彼の恐怖が手に取るように分かる。しかし、彼女には別に、彼を脅かしてどうしようという計算はなかった。ただし、ちょっといじめてみたい気持ちはあった。 「勝手に入って、覗きして。おまけに、人のおマンコ見て、おチンポ出して……」 肉棒をしごきあげるたびに、ハアハアと荒い息を漏らす彼を、文子はいじわるそうに見つめている。 「我慢できなかったんですか? 外でおチンポ出すなんて。人の家よ? ここ。外よ?」 文子は完全に楽しんでいた。 他方、瑞夫も、さっきまでの恐怖とは違って、新しい得体の知れない感情を覚えていた。 (おチンポ、とか……) 彼にも、彼女が本気で責めているのでないことはすぐに分かった。むしろ、わざと卑猥なことを言って、ムードを盛り上げているのだと。 だが、そうと理解できても、それ以上図に乗ることが、どうしても彼にはできなかった。まだ信用できないというのもあったが、それ以上に、彼女にこうしていびられるのが、ちょっと快感だったのである。 彼女の言い様は、彼にとってまさに絶妙で、瑞夫は、まるで愛を持って諭されているように感じるのだった。 「一人でスるの、つらいわよね」 今度は同情的な調子に変えて、文子は言った。さらに、ぐっと顔を彼に近付けて畳みかける。 「わたしもね、……スるのよ」 彼女は彼の手を取って、それを自身のスカートの中に導きいれた。 そうされて初めて思いつき、瑞夫は彼女の陰裂をまさぐり始める。その割れ目からは、早くも汁が染み出していた。 (この人……、淫乱なのか?) まるっきり自分のことを棚に上げて、彼は思った。こんなに大胆で積極的な女が世の中にいることに、彼は驚かされていた。彼は考えた。現実は、妄想していたよりもずっと単純で、女はずっと淫乱じゃないかと。 その間中もずっと、彼女の手は、巧みに速度を変えながら、目まぐるしく瑞夫の肉竿をしごき続けていた。 (ああ……手コキ……、気持ちいい!) 彼女に囁かれる責め言葉は、脳から柔らかい波を生じさせるような気持ちよさだったが、こうして手で直接陰茎を摩擦されるのも、やはり気持ちよかった。しかも、彼女の手技はツボをよく心得ていて、自分でするよりもよかった。 「でも、やっぱり二人でシたいわよねぇ」 文子は言った。一方、心には同時に別のことを思っていた。 (ああ、キスしたい) 彼女は、彼の唇をじっと見つめていた。 (キスしてほしい) だが、生憎彼は、こちらの要望には気づきもしなかった。そもそも、こちらの目を見ようともしないのだ。照れや遠慮は分かるが、もうちょっと柔軟になってほしい、と彼女は思った。 文子としては、唇を重ねることでより快感が増すし、何よりその行為そのものが好きだったので、ぜひともやっておきたいのである。彼女は、相手の好悪に関係なく、とにかくキスがしたかった。 ここで無理やり奪ってもよかったのだが、一応は相手を慮るという大人の対応を示すことにして、代わりに彼女は、彼の股間の方にアピールすることにした。もっとも、こちらも追々気にするつもりではあった。 文子はしゃがんで、彼の肉棒を一気に吸い込む。 瑞夫はまた驚かされた。頼まなくても、勝手に口淫を始めた彼女に。 (うわ! すごい!) 妻の鈴美なら、頼み込んだ末にやっとやってくれるかどうかなのだ。それも、やってくれるとしても不機嫌そうに。 (しかも、この人……フェラ……すごい……!) 金を払ってやってもらっても、こんなに上手い技には出会えないだろうと、瑞夫は思った。鈴美などもってのほかだ。思わず彼は彼女を見た。どうやっているのか、どうしても気になったのである。 すると、ちょうど文子も彼を見上げていた。目が合って、彼女はそれを細めてみせる。 「もっといいこと、しましょうか?」 肉棒を口から吐いて、文子は聞いた。 瑞夫としては、フェラチオが見たかったのであるが、彼が彼女と目が合って躊躇した瞬間に、残念ながらそれは終わってしまった。ただ、ドロドロに濡らされて、大粒の汁が滴る肉棒だけが、そのすごさを物語っているようだった。 文子は口淫をやめた代わりに、言葉通りの新たな行為に移った。 (パ、パイズリ!) 瑞夫は見た。さっきまで彼が一生懸命にこね回していた巨乳、その谷間に、彼のペニスが挟まっていくのを。それを見た彼の中では、フェラチオの感動さえも一気に吹き飛んでしまった。 文子は、自分で自分の乳を持ちあげて、器用に瑞夫の肉棒を挟んで見せる。彼女の乳房はボリュームが豊かな上に柔らかかったので、いきり立ったそれを難なく包みこめるのだった。 (すごい! パイズリとは!) 彼女の巨乳を目にしたときから、ぜひともそれは試してみたいことだった。しかしまさか、それを自分からやってくれるとは考えもしなかった。 文子の作った谷間に、肉棒は斜め加減に挟まっている。文子はそれに沿って、両の肉を同時に、あるいは交互に上げ下げする。緩い水風船が、それを割りそうなほど固くなっている棒の周りを跳ねまわっている格好だ。 (うわぁ……この乳マンコ、たまらん!) それは、手でやるほどの刺激ではなかったが、視覚的に興奮していた瑞夫は、このまま一気に昇天してしまいそうであった。知らず知らず彼は、文子の胸の谷間を膣に見立てたごとく、自らそこに向かって腰を振りだしていた。 それを見た文子は、冷静に思った。 (あら、ダメだわこの人。もうイきそうだわ) もう射精しそうだというのが、ちょっと意外な気がしたが、そう感じるのは、絶倫の枕必に慣れていたせいかもしれない。とにかく、彼女としてはまだイッてもらっては困るというので、やや強引に彼の腰を引き離すことにした。 「あっ、ああ……」 支えを急に失って、瑞夫はちょっとつんのめった。思わず、なぜ? という目で文子を見る。 その視線を受け止めながら、文子は立ちあがった。そして、彼女はさっきの問いへの答えを、唇で返した。 「ん、んん……」 瑞夫も拒まない。むしろ、待ってましたとばかりに舌を絡めてきた。 (いいわ……) キスとは最もエロティックな性技なのだという意見があるが、彼女はそれに賛成である。目と近い所から男の官能を味える、というのがその理由であるという。視覚と性感が結合するという意味らしい。 (男のツバ、おいしい……) さっきまでペニスをしゃぶっていた口で、相手の舌から直接唾液を吸い取りながら、文子は思った。彼女の中では、キスとフェラチオには、相通じる味があるのだった。 「フアッ! ヒァアン!」 尻の方から回ってきた瑞夫の指が、秘裂の襞をまさぐったので、彼女は喘いだ。 (欲しいぃ! もう、欲しいぃ!) 文子はやんわりと先方の肉竿に触った。そうしてみて、そいつがもう一旦山場は越したものと認識した。だが、これまでの流れからいって、相手の方から挿入してくるまで待つのは、時間がかかりそうだった。 (ダメ! 待てない!) 彼女はついに、自ら提案することにした。 「ねえ……」 肉竿を逆手でさすりながら、文子は彼にしなだれかかった。 <つづく> << 前回 | 次回 >> <6章 目次> 1 2 3 4 5 6 7 8(終) 一話から連続表示する 目次へ |
『師匠のお筆』
5-2-2 左、続いて右と、一円玉よりも小さい神雄の乳輪を須美恵は強烈に吸い上げる。時には唇を尖らせて乳首をつまむように吸い、時には大口を開けて広く胸全体を吸った。そうしてペロペロと小刻みに舌を動かす。まるでアダルトビデオの男優さながらに、これ見よがしに大胆な愛撫だ。 それにつられまったく受身で胸を舐めしゃぶられている少年も、これまたAV女優のようであった。 「あぁっ……ふぅっ……」 切ない吐息を漏らして、神雄は身悶える。須美恵が口を離すと、元々は淡い桃色をしていた彼の乳輪が、いつの間にかその周囲も含めてほのかに赤くなっているのが見えた。 「おっぱいなんか吸われて気持ちいいの?」 須美恵は目元に笑みを浮かべて訊いた。 「じゃあおっぱいもスケベだね」 言いながら、神雄の亀頭を激しくこすり上げる。乳首を愛撫している間も、片時とてその手は休まることがなかった。 亀頭は今、粘っこい汁でドロドロにまみれていた。そこには、それ以前に射出した精液の分も混じっているし、今現在も尿道から溢れ続けている新たな粘液も混じっていた。そのせいで、須美恵の手もベチャベチャに濡れていたから、動かすとその度にヌチャヌチャというような卑猥な音が鳴った。 「ふっ……ふあっ……!」 ペニスをドロドロに濡らされて、神雄はもう気持ちいいというよりもわけが分からなかった。ペニスを愛撫されることは確かに気持ちはいいはずなのだが、今は快感を通り越して、無に近い感情だった。エクスタシーが続き過ぎて、その極限の先に行ってしまったような感覚である。 亀頭に刺激を続けられるうち、尿道口の辺りは妙にスースーするし、それに尿意のようなものも強烈にこみあげてくる。しかし神雄には、それが小便を出したい状態なのか、精液を出したい状態なのかが判別できなかった。 「あっ、やっ……!」 されるがままになって、少女のように神雄は高い声を上げた。自分の意志とは無関係にペニスを刺激され、無理矢理その快感を掘り起こされるのは、まるでレイプされているような感覚だった。神雄の体は必死に拒否反応を示したが、まだ腕力では須美恵に勝てなかった。それに、なぜだか力もこもらないような感じだった。 「いいの? 気持ちいいんでしょう? スケベちんちん」 須美恵は煽りたてる。 気持ちいい、確かに気持ちいいのだが、どうにも耐えがたい、それが神雄の今の気持ちだった。ただただ射精の前の快感だけではないのだった。神雄は一生懸命に須美恵にしがみついた。もうそれしかこの拷問に耐え抜く術はなかった。 「うぅぅ……ああんん……!」 何かが出そうだった。それはやはり小便に近いように思えた。神雄は必死にこらえた。ここでお漏らしをしてしまうわけにはいかないと。 だが、須美恵の手は待ってくれない。彼女の指は亀頭上部を休みなく摩擦し、神雄の意志とは関係なく何かを出させようとして止まらない。 「いいのよ。出していいのよぉ。ほら、ほらほら。出しなさい!」 その言葉が引き金となった。 「んっ! んくぅっ!」 神雄の尿道から大量の液体があふれ出てきた。それはやはり尿のようだったが、不思議と匂いはそれっぽくなく、また色もなく、それでいてややとろみのある汁だった。さりとて精液とは明らかに違うし、またいつもの粘液よりはシャバシャバと粘性が薄かった。 須美恵は、出せとは言ったが、こういうものが出ようとは思ってもみなかった。 「あらあらあら……」 彼女には初めての経験だった。そもそもそれほど男性経験の豊富でない彼女だから仕方がない。彼女は、それが尿であることを疑った。だが、それでいいとも思った。もうこうなったら、シーツが汚れようと関係ない、とことん出させてやろうと、むしろさらなる加虐心に火をつけるのだった。 「出ちゃったわねえ……。ねえ? ほらあ、まだ出るぅ?」 須美恵は、そのトロトロの液体を伸ばしながら陰嚢までクリクリといじくり、そこから竿の先まで一気にこすり上げる。そしてその往復を、時折指を屈折したりなどしながら、大きな動きで始めた。 「いっ……ひぅ……ん……!」 一時は我慢の限界から解放された神雄だったが、それも一瞬のことで、再び始まった陰茎への刺激に、またしても悶絶させられるのだった。汁も最初の噴出の後すぐ止まっていたが、新たに亀頭をこすられるとすぐにまた出た。 「うわ……やだ、ほんとにどんどん出る……」 須美恵のその言葉を聞いたのが最後だった。頭が真っ白になって、神雄の意識が飛んだ。 <つづく> << 前回 | 次回 >> <5章 目次> 1 { 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 } 2 { 1 2 3 4 } 目次へ |