おことわり
R18
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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

育てる夫(8)リクエスト


十四歳



 ひとみはたまに、契約している会社へ打ち合わせに行く用事がある。

「ひとみちゃん、来てたんだ」

会議室から出たところで、ふいに呼び止められた。

「ああ、寺山君」

彼は小学校時代の同級生だった。この会社に勤めており、ここで偶然再会したのである。

 軽く挨拶を交わした後、彼は言った。

「どう、この後食事でも」

「ごめんなさい。今日は家族が来てて」

嘘をついた。家庭の事情を持ち出すのは、誘いを断る常套手段である。

 その足で彼女は屋上に向かった。無人の灰皿に近寄って、タバコに火を点ける。ストレスが溜まった時は、帰る前に一服していくのがルーティンである。今日は良い天気だ。

「見たわよ、ひとみ」

急に背後から声を掛けられた。一人の女が階段のドアを開けて立っている。理美という彼女はやはりこの会社の人間で、ひとみとは同い年ということもあり心安い仲だ。子供はいるが離婚して今は独身。細身で、ひとみともいい勝負の美人である。

「あんたまたムッツリーニに誘われてたでしょ」

ムッツリーニというのは、彼女が付けた寺山のあだ名である。独身で結婚歴もなく、どうにも冴えない彼のことを女性達は裏でからかっていた。

「そうなのよ」

渋い顔を作って、ひとみは横に来た友人に答える。

「でも、あの人やっぱ本気みたいよ。だって、あたしらのことは誘わないもん」

寺山の好意は確かにあからさまで、ひとみならず周囲の誰でも気づくレベルだった。本人は気にしなくても、こちらには迷惑な話である。

「だから面倒なんじゃん」

フーッと煙を吐き出す。彼以外にも言い寄ってくる男は何人もいた。それは、気さくで明るく、ざっくばらんに猥談にすら加わる、その社交的な彼女の方が原因を作っていたのだが、そんなことは意識する由もない。男も女もこだわりなく、楽しくやっているだけである。

「一回合コンとかしてあげればいいじゃん。お互い独身なんだしさ」

「ウソでしょ? マジで言ってんの?」

いかにも不本意そうに、ひとみが気色ばむと、理美は答えず、ケラケラと笑った。ひとみにすれば、寺山のことは良くも悪くも何とも思っていない。ただ、面白くない男は昔から恋愛対象として好みでなくて、その点彼が全然面白くなかっただけだ。

「もういっそフッてあげれば?」

「そうねえ……」

ひとみはタバコを消した。

「告白でもされたら、そうするわ」

 愛の告白なら既に八年も前から予約を受けている。手紙には平仮名ばかりの文字で、

「けっこんしたい」

と書かれていた。それはいまだに何枚も大事に残してある。当時は子供らしい振る舞いをただ微笑ましく感じたものだ。

 ひとみは、少なく見積もっても十は若く見えると評判だったが、近頃は、

「十歳若返ったとて」

と、悲観的に感じている。現実に年齢差が縮まることはないし、仮にそうなっても、意中の人との差はまだ依然として大きいわけで。

 理生は念願の私立中学に合格し、今は片道一時間以上かけて電車通学をしている。小学校から続けてきた流れで、何となく剣道部に入ったが続かず、夏合宿を終えると自然と部活からフェードアウトしていった。

 小学四年頃から始まった思春期のただ中ですっかり後ろ向きになり、おまけに両親の仲の悪さがいよいよ決定的となったことも、彼の性格形成に暗い影を落としていた。

 そんな少年のよすがは、やはりひとみであった。彼女がいればこそ生の意味を感じられる。

 学年で二番目か三番目に背が高かった六年生の頃、実は女子から好かれることも多かった。ほかの男子には決して無い、謎に大人びた余裕も魅力であった。しかし所詮は小学生のこと、恋愛に発展することはなかったし、何より彼自身全くこの件に気付いていなかったのは、その眼中にひとみしか居なかったからである。

 入学した中学は高校との一貫校で、よりにもよって男子校だったから、一層彼の周りから女っ気は遠ざかっていった。

「彼女出来た?」

などとは、訊くも愚かで形式的に過ぎると、ひとみはあえて口に出さずにいた。だが確認してみたい気持ちはあった。身内なりのひいき目を差し引いても、この頃の彼は女を引きつける雰囲気を醸し出していたから、出会いさえ掴めば上手くいきそうに思えたのである。

 もしも彼が恋を見つけたなら、喜んでやりたい。自分との関係は所詮夢のような気の迷いであり、いつまでも続く類のものではない。だからこそ、真人間としての少年の一歩を応援してやるべきなのだ。そう思って、しかし同時に、彼女はその日を恐れてもいた。

 理生は、ビデオや本などからも性の知識を仕入れだして、ひとみへの要求もどんどん積極的になっていった。

「もう、こんなイヤらしいこと、どこで覚えたのよ」

呆れたように揶揄しながらも、結局いつも彼女は受け入れてやる。それが彼の興味を繋ぐ為の姑息な悪あがきだと自嘲しつつも、反面彼の願いを何でも叶えてやりたくもあり……

初めて、

「おっぱいに挟んで」

とリクエストされた時もそうだった。乳房と乳房の間に陰茎を挟むという。こんなことは夫にもしたことがない。それは致し方ない部分もある。なぜなら、ある程度のボリュームがないと出来ない技だからだ。彼女らには、その発想すらなかったのである。

「こう? こうかしら?」

いつぞや初めてクンニリングスをされた時のように、今度は逆にひとみの方から教えを請わなければならなかった。酸いも甘いも経験したはずの女が、これから将来に向けて羽ばたいていく少年に性活指導を受ける。

理生とて初めての経験ではあり、最初は互いに覚束なかったが、繰り返しやる内に、指で竿を押さえず、乳肉だけで挟むのが気持ちいいと分かり、彼女も次第にそれが出来るようになっていった。

 ひとみの胸はここ数年でさらに肥大化し、ある時からもうワンサイズ大きい、Eカップのブラジャーを着けるようになっている。これは単に加齢による肉付きの為ばかりではない。盛んに男性と交わり続けた結果、ホルモンが過剰に刺激を受けたことも影響しているらしい。いまだ閉経もせず、更年期すら訪れていないのも、その所為であったろう。

「うんしょ、うんしょ」

重くなった乳房を持ち上げて、屹立した勃起にまとわせる。中身のたっぷり詰まった、重量感のある乳房である。張りの弱い肌はモチモチとしており、そこへ固まった肉棒が掘るように食い込んでいく。

「垂れてきちゃうのよ」

天然物の証として、自然に出てくる愚痴である。肩がこるなどという副作用も、昔なら考えられなかった悩みだ。おまけに理生からしこたま愛されて、どんどんと猥褻にも豊かに育っていく。それは彼の成長と同期するようだった。

 理生は、このいわゆるパイズリという戯れを好んだ。舐めたり吸ったりの末は、クライマックスとして最後は必ず所望した。必然的に、ひとみもパイズリ上手にさせられてしまった。

「イく! イく!」

遂に彼女は、フェラチオもせずに、乳房だけで射精へと導けるようになった。豊かな脂肪球に埋もれた中で、精液が噴射する。膣の中とも口の中ともまた一味違った、中出しの満足感。それは両者ともにあった。

 あるいは、乳の谷間から亀頭が出た瞬間に、ザーメンが噴き上がることもあった。

「キャアッ!」

これにはひとみも参った。予想もつかない角度で、胸元から顔射される。おかげで目に少し汁が入ってしまった。

「もう!」

相手の膝を叩いて抗議したが、しかし怒る程ではない。

相変わらず顔射は苦手だったが、それをしたがる彼を尊重し、以来何度もさせている。その内に、その熱とむせ返るような匂いに興奮を覚えるようになってきた。男の物になる満足感もある。心なしか肌の調子も良くなったように感じたが、これは精液を浴びた為ばかりでなく、そもそもセックス自体の効果が大きいのだった。

 理生の求めはエスカレートする。服の襟首から覗く谷間に、そのまま挿入したいと言い出した。

「エッチなんだから」

例によって勿体をつけながら、結局はやらせてやる。ざっくりと開いたキャミソールの胸元から、無理矢理に下へ向けた勃起ペニスを挿入する。もちろん下着も着けたままだ。

「こんなのがいいの?」

ちょっと前屈みになって入れやすいようにしながら、腰を振る少年と乳房で交尾する。体の中に入れられているような不思議さだ。元へ戻ろうとする竿のバネが、胸の底を激しくノックする。

「イヤらしい」

ひとみはいたずらっぽい笑みを浮かべて、眼前の下腹へキスした。

 普段着から見える胸の谷間をオマンコにして、そこへチンポを挿入する。憧れのシチュエーションに理生の興奮は最高潮だった。漫画で覚えた“乳マンコ”とは、まさに言い得て妙だと思った。彼はひとみのうなじを持って彼女の頭を抱き寄せ、そのまま下向きに精を流し込んだ。

「あっ!」

胸の中でドクドクといっているのが分かる。谷間に中出しされて、ひとみは下腹に顔を抑えつけられたまま、静かに彼が治まるのを待ってやった。この後、ベトベトになったインナーと、腹から流れ落ちた汁によってボトムスの縁まで濡れているのを見て、苦笑したのは言うまでもない。服の中は白濁汁まみれで、谷間上部には陰毛が貼り付いていた。

 性毛が生えだした小四の頃は、同級生の内でも早かったので、理生は大変恥ずかしがったものだ。皆で旅行に行った時なども、温泉で必死に隠していたという。それが今ではボーボーになって、皮も剥けているから堂々としたものだ。

 陰茎はすっかり大人仕様になって、もはや成人のそれと遜色ない。ただ若さ故に、その勃起の勢いはすさまじく、腹に対してほとんど鋭角である。どれだけ前日にひとみへ射精しても、次の朝には起きると立っている。この年頃なら普通だが、理生の場合、体が先に性の深奥を一通り覗いてしまったから、股間は成熟した男でも、心はまだまだ少年というアンバランスさがあった。

「ひとみさん」

中学に上がってから、理生はそれまでの“おばちゃん”呼びからこの呼び方に突然改めた。同時に“パパ”とか“ママ”とかも言わないようになったが、ひとみの場合だけはもっと特別な想いがあった。

「ひとみさん」

名前で呼ばれるのは、何だかこそばゆい感じだ。それで、

「“おばちゃん”って呼んでくれていいのに」

とひとみは言ったが、これだけは頑なに譲らなかった。

 一方で、

「ヤらせて」

などと言ってきたこともある。ひとみはムッとした。それ以前にも同級生のことを、

「童貞のくせに」

などと馬鹿にしたことがある。いずれの時も、彼女は厳として叱りつけた。きっぱりと突き放し、

「もう帰って」

と冷たく申し渡しもした。

理生はたちまち狼狽した。別に深い考えあってのことではなく、何となく同世代の流行りに乗って、覚えたてのことを言ってみたかっただけなのである。それよりも、ひとみを失うことは身を切られるよりも辛かったので、彼は平謝りに謝った。

そのしょげ方が滑稽な程極端だったので、ひとみは彼を許さざるを得ず、

「似合わないことを言ってはダメよ」

と優しく諭すのだった。

 喧嘩した後のセックスは燃えるという。二人の間に諍いはまずなかったが、たまにこうして気まずいことがあると、返って興奮の度が増したりもする。

「アアッ、イイッ!」

ひとみは彼の激しい腰つきに悶絶しつつ、相手の背にじわじわと腕を回した。彼女とて嫌われたくはなく、好んで説教するのではない。今回はよっぽどの場合ということだ。男の育ち方は女次第である。彼女は、その責任を知っていた。

 ところで、今日肉棒に装着されているのは、少年自ら用意したコンドームである。以前映画館へ二人で行った時も、喫茶店に入った時も、支払いはもちろんひとみだったが、それが理生には情けなかった。さすがに子供料金でなくなったのは良かったが、一緒に歩いていても親子のように見られるのが悔しい。せめてもの抵抗として、ひとみとの性交で使う避妊具は自分で用意したのだ。

「無理しなくていいのに」

よく意図も分からず、困ったような顔で彼女は言った。理生はまだアルバイトさえ出来ぬ年だ。そのコンドームは結局親の金で買ったものだった。

「ひとみさん、ひとみさん……」

抱きしめながら、理生はひとみの耳元へ囁く。

「ひとみさん、好き……」

名前で呼ばれると気恥ずかしくて、ひとみは耳まで真っ赤にしながら、しかし胸の奥はキュンキュンとして、同じように相手へ抱き着く。腕は背へグルリと回し、長い脚は、最初膝の裏辺りにかかとを掛けていたものが、次に尻の方へ移動し、遂には腰の上で足と足を交差させる事態になった。まるで抱き枕にしがみついているような格好だ。

「ああ……リオ君……」

硬い芯棒で身を貫かれながら相手にしがみついていると、彼の全身そのものが男根のように感じられる。それ位の存在感が体の芯にある。全く立派に成長したものだ。彼の肉体は生き生きと波動を発し、女に生のエネルギーを与えてくれるに相違なかった。

「好き……ひとみさん……ひとみさん……」

「リオ君……リオ君……リオ……アッ、アア……ッ!」

股間と股間は隙間なく接合し、離れる際には共に切なくなり、再びくっ付く時には共に幸せになった。二人の体と心はピッタリとシンクロしていたのである。

「イきそう! ひとみさん」

「あたしも……あたしもぉ!」

本当はとっくにイッていたが、ひとみは二人の同時を大切にしたがった。

「イく!」

「イく!」

共に宣言があって、二人の間では子種汁の譲渡が始まる。ゴム越しでも彼の子種が元気であることが、ひとみには内側の肌で分かった。

 理生が帰った後、ベッドには使用済みのコンドームが残されていた。どれもずっしりと重く、最後のものはまだ温かかった。ひとみは摘まみ上げたそれを、ちょっと頬に寄せてみる。

「今日も頑張ったわね」

呆れる程タフである。近頃はついて行くのもやっとだ。それにしても、夕方から始めてわずかの間に三つだ。ほかで出した分もある。

「すぐ無くなるだろうなあ」

折角理生が買ってきたコンドームであるが、やっぱり自分でも準備しておこうと、ひとみは密かに思うのであった。




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[2023/03/26 22:00] | 「育てる夫」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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