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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「青き山、揺れる」(64)

いづ美は白木を勧めておいて、自身は彼の肛門を舐めている。

「こうされるともっと固くなるでしょ?」

などと言いながら。今は裏方に回って、完全に祐子に華を持たせてくれるつもりのようだ。

その様子を見ていた赤井が言う。

「女将さん、俺のも舐めてよ」

それに対し、いづ美は白木の尻の下から言った。

「あら、熟女には興味がないんじゃなくて? 今日もお店でたっぷりしてもらったんでしょ?」

拗ねたような口ぶりである。

「いや、まあそうだけどさ、たまにはおばちゃんのお肉も食べたいなあなんて」

赤井は悪びれる様子もない。

「ま、失礼ねえ!」

いづ美は強い口調で言ったが、決して怒ってはいなかった。それが証拠に、赤井の後ろに回って、彼のリクエストにこそ応えなかったものの、その睾丸をいたずらめかして揉みほぐし始めたのである。

「そういういけない子は、とっとと出しちゃいなさい!」

さらには、なぜか祐子にまで、

「クリちゃんもヨシヨシしてあげるわね」

と、彼女の陰核をいじくりだしたのだ。

これには両者、参ったを宣言せざるを得なかった。

「ああっ! ヤバい! ヤバいって女将さん、イくイく!」

「アアンッ! ヤッ……アッ、ダメッ! ダメダメダメ、アッ、ヤダ、イ、イィ……くっ……!」

一気にヒートアップした二人は、そのまま天まで駆け上がっていった。

(ああ……入ってくる……!)

ブルブル震える肉の管から、熱い迸りが腸内に逆流してくるのが分かり、祐子は目を裏返さんばかりに恍惚の表情を浮かべた。

「おお……アナルにどっぷり出た」

赤井も満足そうである。

だが、引き抜こうとすると、いづ美が押しとどめて言うよう、

「最後のお汁まで注いであげなさい」

そうして、彼の精嚢や陰茎をマッサージして、溜まっている汁を全て吐き出させる手伝いをする。

それが終わったら、今度はお披露目だ。

「ほらほら、祐子さんのお尻の穴からミルクが出てくるわよ」

祐子は、肛門からザーメンというミルクの出てくる様子を、皆に見せなければならなかった。

「アア……ヤダァ……」

恥ずかしくてたまらないことだったが、不思議と快感もあった。白濁液は、特に気張らなくてもダラダラと勝手に穴からこぼれ出ていく。

「祐子さん」

口元に、赤井が使用済みの肉棒を突きつける。

祐子は何も言わず、素直にそれをくわえ清めた。今しがたまで尻に入れていたものだ。だが汚いとは思わなかった。むしろ愛おしいばかりだった。アヌスから彼の吐き散らかしを垂れ流しながら、その残り汁を彼女は口から吸収していくのだった。

と、ここで、そのミルクの流出口に栓をした者がある。黄本だ。彼はもはや迷ってなぞいなかった。真っ直ぐに、祐子の菊門にペニスを挿入していた。

「ンンッ! ンフンウゥ~……ッ!」

祐子はときめく。男たちが持ち場を交代して自分を犯すという、素晴らしい状況なのだ。

「どうだ、アナルきついだろ?」

「そうっすね」

男二人も興奮気味に話している。祐子のアナルは好評だ。

こうして、彼らは和気あいあいと淫猥な輪を楽しんでいた。浴場は広く、それはかつて努素毛部屋が隆盛を誇った頃の遺産であったが、こうして男女乱れての遊技場にはうってつけであった。片や祐子が赤井と黄本に挟まれ、片やいづ美は白木の体を股間中心に愛撫してやり、と今ここは乱交円舞真っ盛りである。

ところが、この輪にたった一人だけ加われないのが緑川であった。彼は相変わらず両手両足を拘束されたまま正座をし、目の前の状況に虚ろな視線を向けていた。ただその肉茎だけは常時勃起し、孤軍奮闘の自己主張を続けていた。彼は、確かに闘っていた。

「んんっ……んんっ……!」

それと悟られぬくらい小さく、しかし激しく鼻息を吐いていた。わずかだが腰も微動している。

最初にそれに気づいたのはいづ美だった。いや、というより、あらかじめ分かっていて放置していたというのが事実に則するのであるが。

「あら見て、あの子イくみたいよ」

皆に聞こえるように彼女は言った。

「全然触ってないのに、彼、一人で勝手にイけるのよ。どうしてか分かる?」

彼女は後ろから回した手で白木の肉棒をゆっくりしごきながら問うた。白木と緑川とはちょうど対面する位置関係だ。一方は女に弄られてだが、もう一方はひとりでに射精寸前の状態になっている。二人の姿は好対照であった。

白木は質問の答えが分からない。それどころか、いづ美の絶妙な力加減のせいで骨抜き状態である。そんな彼の肛門に、いづ美はゆっくりと石鹸まみれの人差し指をねじ込んでいき、その上で言った。

「お尻にね、ふっとぉいオモチャが入ってるの」

そう、緑川の尻穴には、アナルバイブが挿入され固定されていたのだ。

その説明を聞きながら、白木はもぞもぞと落ち着かない様子で震えていた。緑川の境遇よりも、自分がこれからどうされてしまうのかの方が気にかかり、かつ肛門をほじくられるのは独特の感じでじっとしていられないのだった。

それを肌で感じ、少し刺激が強すぎたか、といづ美は反省したらしい。付け加えて言った。

「いい子にはしないから大丈夫よ。悪いお兄ちゃんだけのお仕置き」

さらに冷たい視線を緑川に向けながら、こうも言った。

「それにあの人、人前でおカマ掘られてイッちゃう変態なのよ。可哀想な人よねえ」

緑川はそれに対し、何も言い返せない。

「うぅ……うぅ……」

と、ただただ呻きながら、少しずつ尻を振るのみである。


<つづく>




<目次>
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(51)~(60)



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