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R18
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「師匠のお筆」 4-4-1
『師匠のお筆』


4-4-1


「ただいまあ」

言いながら鈴美は足元を見まわした。まだ夫の靴は無かった。

「おかえりなさい」

出迎えたのは神雄だった。

「ごめんねえ、遅くなって」

鈴美は両手を合わせてみせながら時計を見上げた。ちょうど九時を指していた。それから神雄に問うた。

「ご飯食べた?」

「うん、メール」

「あ、メール」

鈴美は家に上がって鍵をテーブルの上に置くと、バッグから携帯電話を取りだした。ランプが点滅していた。

「ゴメーン、気付かなかった」

メールを開くと、

「ご飯食べちゃうよ?」

と書いてあり、七時受信となっていた。

(七時……)

一瞬鈴美の頬に赤みがさした。

神雄を寝かせた後で、鈴美はお風呂に入ることにした。作り置きしておいた自分の分の夕飯は、そのまま冷蔵庫にしまっておいた。

(七時……気付かなかった……ちょうど……)

考えているとカーッと体の中を巡る血が熱くなるのを感じた。服を脱ぐ時には、太ももが震えているのに気付いた。鈴美は裸になって姿見の前へ行った。そこに映った体は何の変哲もない自分の体だったが、自分の裸体をあまり見付けない鈴美にとっては、何となく異様なようにも見えた。

浴槽につかっても、鈴美はぼんやりとしていた。だが、心は目まぐるしく動いていた。喜び、悲しみ、不安、満足、恐れ、幸せ、種々雑多な感情が入り混じって、もはや自分では整理しきれないほどだった。

大変な一日になった、と鈴美は思った。


<つづく>



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