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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(107) 06:49

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前六時四十九分


「いやあ、びっくりしたなあ、もう」

そう言いながら、その実ちっともびっくりした風もなく、また何気ない風で口淫を強いる矢板、二人の座る段に立ち上がってだ。

「ほんまやなあ。倫子ちゃんの娘がとうとう来たかと思たわ」

湊山も同様の風で、こちらもごく自然に膣門に覆いかぶさっていく。こうして女の三穴は塞がれた。

一人あぶれた宇川は、汗をかきかき曇りガラスの向こうを覗き見る。

「おお……結構客増えてきよったなあ」

その言葉に、思わず横目で外を見る倫子、矢板の肉棒を頬張りつつ。確かに人が増えていた。追い詰められた倫子には、実際以上に多くの人間がいるように見え、もうほとんど満杯ではないかとすら思われた。

『うそ、ヤダ! 信じらんない!』

『何考えてんのあの人』

いつかの夢のように、そんな声が耳に届くようだ。

「ンンッ! フゴォッ!」

慰み者は身悶えて頭を揺する。

「コラコラ暴れないの」

矢板は一旦口から吐き出させた分身をベッタリと鼻筋に押し付けながらたしなめた。その様子も外から見られてしまっているのだろう。顔にペニスを押し付けられて交尾している様も。何しろ無数の目がこの部屋の方に向けられているのだ。

「イ、イヤァ……」

考えるだに恐ろしいこの絶望的境遇の中で一体どう生き抜けばよいのかと、女は一人狂おしい自問を反芻した。先ほどの老翁が去った後の部屋の静けさが、破滅と奇跡の分水嶺における綱渡りを思わせる。だが果たして、今がその奇跡なのであった。まだ奇跡なのであった。

しかし、奇跡は脆く、誰かの気まぐれで真っ逆さまだ。

「あのオバハンらまだおるで。また風呂入りよった」

宇川が言う。倫子の真実を知る証人、破滅の鍵を握る魔女達だ。彼女らが、娘と共に……。

「ヒイィッ!」

一気に息を吸い込みながら、倫子は声にならない悲鳴を上げた。

「ウッオォ!」

時を同じくして湊山がエレクトする。相前後して牛滝も臨界を超えた。両穴の中で天を衝いて立った男根が、快楽にブルブル震えて輪姦肉にダメ押しの刻印だ。

「オッ……オゴォ……オゥフ……!」

輪姦子は前後から男らに羽交い絞めされた中で、歯の根も合わずに辱めの罰を受ける。すなわち望まぬはずの快楽の絶頂。

(イ、イきたくない……!)

犯されて猛るメスの衝動。それがどっと体内に溢れて充満する。

(もう……イかないで……! お、お願い……もう、もう……イ……行かないでぇ!)

その脳裏を娘の顔が通り過ぎる。輪姦子を倒錯が猛襲する。

(ちが……違う、イヤッ! イ、イィ……く、イかな……イ、イッ…イきたく、な……イ、イく……イく、イくっ、イく! イくイくイく、許してぇ……!)

脳裏の顔から笑みが消えた。後は後ろ姿のみ。母は果てた。

メスのオーガズムは重層的で多様だ。射精と同時がほとんどであるオスの場合とは大きく異なる。刺激されれば達する、いわばスイッチのようなものが各所にあって、それらが随時浅く深く作用し合う。その設置数は年齢や経験数と共に増設される傾向にあるというが、“全身マンコ”の称号さえ得た今にちの倫子の場合は果たして。

牛滝、湊山が離れて間もなく、矢板が彼女に餞別の髪飾りを贈った。耳の上辺を通過して、頭髪に混ぜ合わされる微かな粘液。あるいは濁ったシャンプーである。

「暑っ、あっつぅ!」

牛滝は終わるや否や慰み者を振り向きもせずに投げ出して飛び出ていった。矢板も限界だったらしく、

「お待たせしましたぁ」

と、待ち人に一応の挨拶だけ残して去っていく。やはり使用済みの肉人形の方は振り返らない。

他方、後になった湊山だけは出口に向かう中で後ろを向いて言った。

「大丈夫でっか? できまっか?」

放置された輪姦物を見、そして宇川を見ながら。ただしその言葉は、宇川の身のみを心配して出たものだった。すると宇川はそれに応じて、

「うん、大丈夫や」

とこれも我が身の上だけを答えながら、横に伸びる物体の丸い柔肌を撫で、

「暑いとこに隠れんのはなあ、慣れてんねん」

と言っていわくありげに笑った。湊山にはその真意が通じなかったが、ひとまず作り笑顔を返し、疲れた体を外気の中へと押し出していく。

宇川はその肩の向こうから流れ込んできた冷たい空気に未練を覚えながらも、隣に眠る者を助け起こし、向かい合わせになって膝の上にまたがらせた。そうして彼女に口づけをする。

昇天眠り姫、たちまち瞳孔に光が戻った。すると彼女は助け人を遠ざけようとした、ようだった。しかし、膂力の尽き果てた彼女、何をしたがっているのかさえ傍目には分からない。

姫を起こした下劣王子は惜しみなく唇を奪う。その部分がこれまでどのような扱われ方をしてきたかも知っている彼だが、躊躇なく口を吸う。その愛欲は遂に輪姦姫を折れさせた。姫の瞳孔が頼りなく揺らめきだす。

王子は頬を緩めて、欲棒の鍵を彼女の淫門に突き挿した。

「かくれんぼは慣れてんねん、なあ? ヘヘ」

背中をきつめに抱きしめながら、彼は相手の口元に唇を押し付けて囁く。

「ちょうど今なあ、あの最初の男の子もそこに来とんねんで」

瞬間、ドキンと倫子の全身の拍動が大きく跳ねた。


<つづく>




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