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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(114) 07:32

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時三十二分


やがて、劇的な瞬間は刹那にして起き、そして去った。ひんやりとした空気が昂った一同の精神を押し包んでいく。

「ヒャー、危機一髪やな」

廊下の向こうを覗きながら、牛滝が汗を拭った。ガヤガヤとしたざわめきが遠くに去っていく。すんでのところで現場を移動した彼らだった。今は浴場入り口前の廊下から進んで、角を左折した所にいる。まるでこの日の為に用意されたかのような、小さなデッドスペースである。

倫子は辛うじて命拾いした。といって、本当の意味で助かったと言える程ではない。

「さあ、続き続き」

湊山は一旦解いていた合体を再び始める、息も絶え絶えにへたり込んでいる倫子を強引に助け起こし、壁に押し付け、後ろから。この境遇からはまだ抜け出せない。

だが、一応ことが露見せずに済んだのは、気まぐれかもしれないが湊山の配慮によるものだった。暖簾の外にいても、中の様子は手に取るように分かった。何しろ会話は筒抜けであったのだ。だから、機微を見て逃げ出すことも訳はなかった。後は、男らの心持ち次第であったわけだ。

といって、彼らに感謝する倫子であるはずもない。それに彼女は疲れ過ぎていた。極度の緊張状態からの突発的なダッシュ、そしてとりあえずの無事。しかしまだ不安定な状況は続くわけで、心も体も休まる暇がない。

片や、"まるで若い頃に戻ったようだ"と、宇川は呑気に自虐的に笑った。今の一連の行動が、丸っきり悪ガキのそれだと評したのである。そう話す彼の表情には、いささか安堵の色が浮かんでいた。所詮はただ一人慰み者の女と立場が違い、心配の度が比較にならない。彼の突起はまた膨らんでいた。

それを見て、

「またムラムラしてきたなあ」

と、牛滝が笑う。彼のものも同じく膨張していた。本当に温泉の力によるものなのか、少なくとも彼らの絶倫ぶりはその根拠を強めることにはなりそうだった。

願い通り種付けを終えた湊山と入れ替わりで、宇川と牛滝が前後に同時に挿す。が、これは長く続かなかった。いかに絶倫の二人でも、体力がついていかなかったのだ。倫子の体を持ち上げて三位一体の結合を試みた両名だったが、互いに腕の筋持久力がもたなかった。

「ハハハア、あかんわ、年やなあ」

そう言って、牛滝は離脱した。そこで、残された宇川一人、壁に手をつかせた倫子に後ろから突き刺していく。

と、そこへ袋田がやって来た。角から見切れていた藪塚を目ざとく見つけたものである。

「こんな所にいたのか」

上司らしくそう咎めながら近づいてきた彼は、そこに客人らもいることに気付いてすぐに態度を改めた。

「あっ、まだ……」

「へへ、まだヤッてまんねん」

袋田が遠慮した言葉を、牛滝が受け継ぐ。袋田は頭をかきながら、

「もう朝食の用意ができてますよ」

と下卑た笑いを浮かべた。

「あ、もう朝飯か。えらい早いなあ」

牛滝が言うと、袋田が朝食会場の広間を案内する。それを聞きながら、宇川が腰を進める。

「ちょっと待ってや、用足してから行くから」

便所でも済ませるような調子で彼は言い、膨張した肉塊を摩擦した。女は黙って犯されるのみ。壁に手をつき、ただ男が終わるのを待つ。

袋田も素直に待った。男三人、宇川の用足しを見守る。やがて、彼は恍惚と目を細めながら、溜まっていたものを排出した。

「ふぅ、この瞬間がやっぱり一番気持ちええな」

がっちり引き寄せた尻の脂肪が波打っている。深々と刺さっているのが傍目にも分かる。それは同時に、当事者の満足度をも感じさせた。しかし、彼は次の瞬間、

「ほな、行こか」

と、あっさりと次の行動に移った、用済みの女はいらぬという風に。ただこれは、牛滝の目を意識しての半分冗談だった。

「ちょ、ちょっと待ってえな。わしもするで」

その趣旨に乗っかって、牛滝が焦り気味に声を上げる。そして、女の尻を抱え上げる。倫子は宇川に手放されるや否や、壁伝いにズルズルと落下していたのだ。もはや体を支えることさえできないでいる。極度の緊張と落胆を味わった彼女は、希望と自信をすっかり喪失し、いつしかのようにまた無気力に陥っていた。

そんな彼女に、牛滝はアヌスで接続する。ふしだらに開いた肛門は、硬直した海綿体をズルリと丸呑みした。

こうして開始された二人の尻交尾だったが、今度は前二者のように周りが見守ってはくれなかった。

「なんや、見ててほしいんかいな」

そう宇川に揶揄されると、

「いや、別に見られたないけどやな」

と牛滝。結局傍観者達は、先に食事に向かうことになった。

「ええ大丈夫です。後は上手くやりますから」

倫子の処置に一応の心配をする宇川へ、袋田は力強く答えた。やるだけのことをやっておいて後片付けは人任せ。それでも任せるだけ任せたのは、後味の悪さを払拭するためだ。自らの所為で骸と化したこの女だが、ゴミのように放置するには忍びない。偽善にも及ばない自己満足である。男らしい優柔不断を発揮した宇川である。

さて、二人の連れが去り、さらに藪塚も袋田の指示で仕事に戻ってしまうと、牛滝はやや手持無沙汰を感じた。

「あんたもヤらへんか」

袋田に問うてみるが、

「いやあ、わたしは仕事中ですから」

と断られた。仕方なしに黙々と腰をふってみるが、しばらくすると、それもやめてしまった。そうして思いついたように、

「そや、ちょっと場所変えてみよか」

そう言うが早いか、女を連れて廊下を歩きだす。袋田は慌てて傍へ付いていった。


<つづく>




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コメント
読みました!
徹夜明けのだるさが物語にいい緩和をあたえてますね。さっきまでの緊張と今の緩和凄い小説を書くのが上手なんだなと感じました。

続き楽しみにしてます!
[2013/05/26 09:39] URL | ぱんだ #- [ 編集 ]
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