おことわり
R18
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

>googleでほかのページを検索する<



なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



官能文書わーるどAdult Novels Searchアダルトクリエイターズ官能小説セレクション
妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(111) 07:15

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時十五分


少女は駆けてきたままの勢いで、ドボンと湯の中に飛び込んだ。

「コラ!」

母親が叱りつける。

今までどこにいたものか、倫子が失念するのも無理からぬことではあった。すると、その理由が新たな脅威となって間もなく明らかとなる。

「走ったらダメだろ」

そう優しく諭しつつ後ろからやってくるのは、これなん少女の父、亀山であったのだ。娘は一時彼の元にいたものと見える。

亀山はこちらに来る途中で、すぐに倫子に気が付いた。本来、だからどうということはない。倫子一人を特別視する理由はない。が、少なくとも今の倫子には、理由があるものと確信する訳があるのだ……。

「あらやだ、混浴じゃない。恥ずかしいわ」

妙にテンション高く鶴巻の妻が言って、周囲から笑いを誘う。亀山も調子よくそれに乗っかって、彼は上手く輪に溶け込んだ。元々仲の良い一行なのである。

ただ、親しき仲にも礼儀は必要なわけで――

「あれ? そういえば倫子さん、タオルは?」

と、新木の妻が指摘すれば、たちまちその異常さが際立ってしまった。

「そうなの。お母さん、タオル忘れたとかって――」

娘も、信じられない、といった調子で同意を誘う。これに困らされたのは亀山だ。

「見ちゃダメよ」

そう言って、亀山の妻が彼の二の腕をつねる。他方、鶴巻の妻は、

「あら、いいのよ、ねえ? 倫子さん。なんだったら、わたしのも見る? こんなおばさんの体でよかったら」

と、おどけて見せた。この中で最年長の彼女。さすがに堂々とした切り盛りである。それとほぼ同い年の倫子、普段なら一緒になって亀山をからかうのだが、今日ばかりは軽く二の句を継ぐことができなかった。

亀山は視線を逸らしている。だが、隙をついて盗み見てやろうという気が、倫子の方にはひしひしと感じられた。見えていない湯の中、その下のタオルの、さらにその中まで彼女には易々と透視できるようだった。そこにわだかまっている肉棒の型を、彼女の肉壺は覚えこまされているのだ。

ああ、どうしてよりにもよって亀山が現れ、そして自分は裸なのだろうかと、倫子は大いに嘆いた。昨日の一件で、期せずして彼の本心を知ってしまった彼女だ。実のところ、昨晩のホステスが倫子だとは思ってもいない今朝の亀山であるが、その故に倫子の全裸姿は僥倖にほかならないのである。

「見てこの胸!」

興に乗った鶴巻の妻はまだ面白がって騒ぎ立てる。今日はいつもと違って倫子が乗ってこないので、ここぞとばかりに彼女をからかいだしたものだ。果ては、倫子の乳房の豊かさを、自らそれを持ち上げることで強調してみせる。

「や、やめてよぉ……!」

倫子は腕で胸を覆い隠して抵抗したが、雰囲気が壊れるのを恐れてあまり強くは拒めなかった。

その状況を前に、新木の妻が素朴につぶやく。

「ね、わたし前から思ってたの、ほんとおっきいなって。――わあ、すごぉい!」

口元を手で覆いながら、彼女は本当に感心しているようだった。

亀山はさすがに正視はできないものの、チラチラと窺いはしていた。彼にしてみれば憧れのオナペットの本物の乳房なわけだ。こんなチャンスは二度とないのである。

これに対し、もう何度も見て、しかもその都度揉みしだいてきた牛滝と湊山、さらにいつの間にか加わった宇川は、離れた所から堂々と見ていた。その視線に気づいた娘、

「もう、お母さんってば恥ずかしいから――」

と、半ば怒り気味に母及び大人達をたしなめる。亀山の妻もいい顔をしていなかった。その幼い娘は訳も分からずにゲラゲラ笑っている。

もし昨夜の出来事がなかったらどうだろうか。今の状況は常軌を逸しているだろうか。深い意味もなく、単なる戯れで済んだのではあるまいか。

だが事実は厳然として事実だ。これ以上けだもの達と同じ空間に純真な彼女らをとどまらせるわけにはいかない。亀山だって、時と場合によってはけだもの同然なのだ。しかし、そう考えてみて、倫子はたじろいだ。

(ああ、本当に……ごめんなさい……)

あっけらかんと笑っている少女、その父親と自分は過ちを犯してしまったことが強迫観念としてフラッシュバックする。その上、彼が邪まな思いを抱く男だと知ってしまったこと、それすらもなんだか申し訳ないように彼女は思った。

「肇も来ればいいのに」

親子が揃った様子を見て、新木の妻がつぶやく。

(ああっ、ごめんなさい……)

肇の名が、また倫子に切迫した悔恨を追加する。

「男の子は恥ずかしいのよ」

誰かがそう言う声も耳に入らなくなってくる。自然、会話からも遠ざかっていく。

肇は確かに一緒に風呂に入るのは恥ずかしいかもしれない。だが、昨日に限って言えば、倫子とは共に入ったのだ。そして――

(ごめんなさい……)

彼とだけではない。ここにいる奥さん連中の全ての伴侶と肉体関係を――

(ごめんなさい!)

皆が談笑するこの浴場内で、何度も何度も見知らぬ男達と一晩中――

「ごめんなさい!」

とうとう倫子は声に出して言った。驚いて振り向く人達。はっとした倫子は、すぐに体裁を取り繕った。

「……あ、わたし、もう上がるわ」

「あ、え? もう上がっちゃうの?」

引き留めたそうに娘が言う。それに、

「さ、先に入ってたから……」

と返し、倫子は有無を言わせず立ち上がった。無論、その姿をここぞとばかりに網膜に焼き付ける亀山。湯を滴らせて揺れる裸体をだ。倫子はしかしそれにもう構うこともなく、淵に向かった。

その後ろで声がする。

「のぼせちゃったのかしら」

「お母さん、ほんと何時から入ってたんだろ。ほとんど寝てないのかも」

「でもでも、なんだか確かにきれいになったんじゃない?」

「うん、やっぱり効果あるんですね、この温泉」

相変わらず話に花を咲かせる一行。倫子が脱衣所の戸にたどり着く頃には、すっかり別の話題に移っていた。だから、扉の内に消えた彼女が、横から出た太い腕に引っ張られた様子なんて、誰も気が付かなかった。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ



テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/04/08 07:15] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(112) 07:22

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時二十二分


脱衣所は中央の棚で男女別に仕切られている。ただし、その仕切りは浴場への入り口の一メートル半程手前で終わっていて、扉自体は二枚あるものの、入浴客は実質的に男側の戸からも女側の戸からも自由に出入りすることができた。

倫子はもちろん女側の扉を開けたのであったが、この共有空間を利用して男側の脱衣場に引っ張り込まれたものである。

「奥さん!」

腕の主は彼女を抱きすくめて股間を押し付けてきた。それなん藪塚であった。勤務中の彼がなぜにここへ戻ってきたものか。

「奥さん、着るものないんでしょ?」

彼は説明する。その手には浴衣が握られていた。なるほど、客を慮ってのことなのである、……とは、果たして虫の良すぎる解釈で。

「ねえ奥さん。もう一回だけ――」

いきり立った股間が本性を語る。さすがの倫子もことがそう上手くいくとは端から考えていない。実際、つかまった瞬間に彼女の心の大部分を占めたのは諦めであった。

「これ、上げますから」

手に持った浴衣をひらつかせる。ここにきてにわかに策士の藪塚である。もっとも、そんな回りくどい作戦が本当に必要だったのかどうか。結論から言って、ただ単に倫子は彼と交尾するだけなのだ。

脱衣棚に手を突き、後ろから男根を挿される。犯されるのが彼女の宿命だ。着る物はもちろん要る、が、そうでなくても逆らうことなどできない。

倫子は唇を結んで"済む"のを待った。いずれは終わる。それまで使わせてやればいい。穴を明け渡した女にはもうそれしかない。倫子はもうそういう女である。

ただ、棚をつかむ指に力はこもる。後ろからの合体は、より屈服の悲哀を生むものだ。この情けない姿は、つい今しがたまで仲間といた身とは全くの別人である。望むらくは早く、ただ早く終わることのみ。

藪塚は尻肉を引き寄せて容赦なく女体を貫きまくった。硬い。恐るべきは子宝の湯、いずれの男根も驚異の回復力である。その尋常でない剛直が奥のスポットを突いて外さない。

巨肉球体は前後に躍動し、棚板にぶち当たる。ガッタガッタと棚が鳴る。なお一層力が込もって、爪の先が白くなる。倫子は必死に耐えた。犯され女の惨めさはここに極まった。

「ンフッ……クッ……」

女は眉根を寄せて呻く。やるせない切なさが、ジンジンと体を支配する。陰核がつまみ出された。白日の下にさらけ出され、クリクリとひねられる。快感――。こみ上げたものを女体は拒めない。

「ン、ンッ、ンフゥッ……!」

惨めなものだ。次第に開いていく口。しゃぶり上げる女陰。何度でも、いや永遠に、輪姦女は絶頂しつづける。これも定め。

「ああ、いい!」

鼻息荒く、藪塚は背中に腕を巻き付けてうなじを舐め回した。そこから漂い出るは、色香というよりも生々しいメスのエロス。オスの好物である。そういうものを樹液のように分泌している倫子だ。自ら虫を誘っているのだ。

「おっ、早速ヤッとるな」

虫は続々集まってくる。牛滝、そして宇川、湊山が続けざまに入ってきた。三人は体を拭きながら、惨めな犯され女をエサに傍若無人な会話を始める。

「しっかしホンマのどスケベやな奥さんは。お仲間と一緒におってもチンポ入れとおてしゃあないてか」

「あんだけ犯されまくったんや。もうチンポが体に入ってな落ち着かへんねやろ。チンポが入ってる状態が当たり前なんや」

「皆さんにも教えたらなあかんなあ。"この人一晩中ここでセックスしてましてんで"っちゅうて。娘やら、そらびっくりしよるやろなあ」

「そらびっくりしよるで。倫子ちゃんも謝っときや。"ごめんね。お母さんお父さん以外のチンポといっぱいセックスしたの"て」

「――それにしても、お仲間と一緒におった時の倫子ちゃんは中々おもろかったな。いかにもソワソワして、こっち見たりして」

ちょうどその時、浴場への扉が開いた。しかし男側の脱衣所には誰も入ってこない。仕切り棚の向こうで女達の笑い声がする。いずれにせよ、男らの下品な会話は止まらない。

「お仲間は女性が多うて良かったがな。あれがホンマの混浴やわなあ。いつぞやのあんなババアと違て」

「そや、あんだけ女がおったら順番待ちもなかったのにな。な?」

牛滝は言いながら倫子の柔尻を撫で上げた。野獣は女と見ると倫子の連れまで丸ごと性の対象となりうるらしい。但し、必ずしもそうとばかりも言えないことには、

「せやけど、ああして見ると、やっぱり倫子ちゃんは別格やわなあ。顔も体も。ホンマ上玉ですわ」

との湊山の言葉によく表れていた。実際、牛滝も宇川もその発言を否定することはなかった。

「そや。倫子が一番! こんなオメコが手に入っただけで、今回の旅行は成功やな」

「湯けむ輪万歳や」

それに自分も呼応するように、藪塚の腰振りは一層の激しさを加えた。棚のガタガタいう音がもっと大きくなる。倫子は泣きそうな顔で歯を食いしばった。向こうに誰が来たのか、彼女には分かっていた。

「ねえ、なんか揺れてない?」

女性らはそれまでの会話をやめて少し声をひそめて言った。

「そういえば、変な話、お風呂でそういうことシちゃう……人がいるって……」

「え? そういうことってどういうこと?」

「いやあの、カップルさんが……とか」

「ええっ? 混浴だから?」

「そうそう。――実は、さっきもそれっぽい人達がいたって……サウナで……」

そう話すのは亀山の妻だ。彼女の情報源は紛れもなく己の娘である。それを明かすことこそしないが、当事者の倫子にはよく分かる。少女はやはり報告をしていたのである。

これを受けて新木の妻が言う。

「うそぉ! サウナで? サウナって、倫子さんがさっき入ってたじゃん」

「倫子さん? あ――」

その時二人の頭には同じ空想が同時に浮かんだらしい。

「まさか……?」

「ひょっとして……?」

口々にそう言いあって、ふいに二人黙り込んだ。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ



テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/04/21 07:22] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
湯けむ輪(113) 07:26

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時二十六分


しかし次の瞬間には、一転して大爆笑が巻き起こっていた。

「倫子さんが? 倫子さんが?」

「カップル? 旦那さんと?」

二人は倫子をダシにして笑いあった。それはちょっと小馬鹿にしているようでもあったが、同時に揺るぎない信頼を表すものとも取れた。

「でもさ――」

新木の妻が話題を広げる。

「昨日は倫子さん、結構羽伸ばしたらしいよ」

妙な方向に話が進むものだ。倫子は気が気でない。肉棒はいよいよいきり立ち、体の芯をえぐる。こちらにも気が気でない。彼女はべったりと棚にもたれかかりながら、一心に耳を澄ました。

「え! 浮気ですか?」

「んなわけないじゃん。じゃなくて、こっちの方」

「あ、お酒。強いですもんね、倫子さん」

「そうそう。なんか、お店の人が言ってた」

「あ、昨日の。そっか、あの後行ったんだ、倫子さん」

どうやら矢板が何かを吹き込んだものらしい。一種の情報攪乱である。おかげで、昨夜の秘密は辛くも守られた。

しかし、ほっとする間もなく、倫子は依然災難の渦中だ。

「イくね。中に出すね、倫子さん」

藪塚は赤い耳に唇を付けてそれを震わすと、つま先立ちで剛直を突っ張った。その強引な勢いで、女体は思い切り棚に押し付けられる。乳房はつぶれ、その柔肌に板の角が食い込んだ。

「……ンッ、ヒィ……ッ!」

棚の面が熱気で曇り、そこへよだれが滴り落ちる。倫子は半開きの目で許しを請うた。

(ごめんなさい……)

女の恥をかかされる惨めさ、そして未だに抜け出せない昨夜来の奴隷気質が彼女に謝罪を要求する。一度堕ちた女が社会復帰することなどありえないと、運命が嘲笑っているかのようだ。

向こうの二人は早くも堕落女のことなど忘れて、新たな話題に花を咲かせだしていた。その声を後ろに、倫子は地べたに座って三方からくる陰茎を代わる代わる口淫していく。股から漏れ出た粘っこい汁によって、床と尻の接着時にヌチャヌチャという音が鳴る。

宇川も牛滝も湊山も仁王立ちになってしゃぶらせながら、各々タオルで頭や体を拭きだした。やがて彼らが浴衣を羽織ると、この場で裸は倫子一人になった。

「お母さん、タオルあったのかなあ」

向こう側の脱衣場には、どうやら娘が合流したらしい。かわいそうに、また母の心配をしている。だが生憎母は忙しいのである。我が子に構っていられない位、やらねばならぬ仕事が待ったなしなのである。だからまだ裸一貫でがんばっている。男性達の性欲の暴走を、その細腕で全て受け止めなければならぬが故に、服を着ている暇もない。母親とは家族の知らぬ所で苦労をしているものなのである。

「ン、ンブェア……」

娘の声は聞こえている。だが手が離せない。唾液まみれの口で陰茎三本を舐めしゃぶる大仕事だ。熱っぽい肉棒を頬や額に押し付けられ、顔中汁だらけにして縮れ毛を随所に張り付けて……。家族の目の届かぬギリギリの場所で、今朝も早朝から男根様に無償で体を捧げる。食事より先にペニスを頬張る。実に優秀なボランティアなのである。

「気持ちええわ、お母ちゃん」

ゲラゲラ笑いながら牛滝が奉仕者の濡れ髪を撫でる。娘は想像だにしまい、が、母はフェラチオが上手い。一晩中みっちり仕込まれて、今では無意識にすらしゃぶれるようになっていた。

「そない美味しいか、んん?」

宇川が尋ねる。しかし、味を好んで彼女が奉仕を買って出ているわけではない。ペニスを覚え尽くした口はひとりでに動くものだ。口腔そのものが陰茎型に象られたかのようで、もはや性器である。

「おおう、そんな所まで」

陰茎から陰嚢へと舌を這わせ、そのまま股の下に潜って肛門までも舐めほじる倫子に、宇川はこそばゆそうに喘いだ。とっかえひっかえこんなことをやる彼女だ。こういう身分なのだ。決してやりたいわけではないのに、この場ではもうこうするしかないのだ。

だから仕方がない、たとえ愛娘の傍であっても、男性器の傍にいるのだとしたら。どちらを優先すべきかなんて、自明の理であるから。

「どスケベママはチンポ大好きやもんな」

湊山が下を見て目を細める。その肉竿はいち早く膨張を取り戻しつつあった。それは、口性器によって万遍なくとろみのある粘液に覆われて光っている。

そのまま彼に暖簾の外へと引きずり出される。裸のままでだ。が、"約束が違う"だなんて口にしない。さっきの肉棒刻印が、己の身分を再確認させていた。これからも輪姦されるだけの玩具なのに、いっぱしに着る物など必要ないではないか、という風に。

だが全く諦めたわけではない。プルプルと震えながら、涙目で訴えかける。性も根も尽きて、これがやっとの意思表示だった。

「大丈夫大丈夫。ちょっとだけ」

湊山はあっけらかんと言い放った。期待はしていなかったが、案の定の答えに倫子は俯いた。廊下に引き出された奴隷女は、大浴場の入り口の暖簾に対面して後ろから犯されようとしていた。中から出てくる者があれば、即対面、即破滅である。

(仕方がないのだ。仕方がない。男の腕力から逃げられるものではないし、それに本を糺せば自分に非のあることで……)

いくら考えても納得できるものではない。それでも納得せざるを得ない力が圧し掛かってくる。

湊山が入ってきた。不敵に勃起している。暖簾の向こうからはキャッキャキャッキャと楽しげな笑い声が間近に。倫子は歯を食いしばった。

「ンッ……フンッ……ン……」

入られて反応する体が憎らしい。それが本当なのかどうか、自分でも分からない。

「ヘヘエ、えらい大胆やな、自分」

額に汗を流して、牛滝が湊山に声をかける。宇川も藪塚も横に立って見ている。藪塚は下品に笑っているが、宇川は無言である。

「ここでバラしてまうんか?」

何気なく垂れ乳を揉みながら、牛滝が尋ねた。湊山はそれには曖昧に応じながら、

「どうしても、ここでヤッときたかってん」

と鼻息荒く言った。混浴風呂を後にするに際し、さらには娘を中に置いて、どうしてもここで彼女を孕ませたいという意向なのである。彼のこだわりであった。

勢い込んで、一歩前に出る。倫子の鼻の頭が暖簾をこする。彼女の全身から汗が噴き出した。心臓に急激な負担を感じる。次第に視界が揺らぎ始め、気分も悪くなってきた。ここまでの重圧に苛まれたことはない。

他方、それと同時に、

「おおっ、ものすご締まる!」

との湊山の評にある通り、膣肉は異様な収縮を繰り返していた。そこに女肉による快感追求心はまだあったのである。

「ヘー……やっぱりスリルがあると興奮するか」

それまで黙っていた宇川がふと気のない風につぶやいた。彼の面持ちはやや緊張に包まれていた。牛滝も少々表情をこわばらせている。一方、藪塚だけは相も変らず無責任な笑みを浮かべていた。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ


テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/05/23 07:26] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(114) 07:32

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時三十二分


やがて、劇的な瞬間は刹那にして起き、そして去った。ひんやりとした空気が昂った一同の精神を押し包んでいく。

「ヒャー、危機一髪やな」

廊下の向こうを覗きながら、牛滝が汗を拭った。ガヤガヤとしたざわめきが遠くに去っていく。すんでのところで現場を移動した彼らだった。今は浴場入り口前の廊下から進んで、角を左折した所にいる。まるでこの日の為に用意されたかのような、小さなデッドスペースである。

倫子は辛うじて命拾いした。といって、本当の意味で助かったと言える程ではない。

「さあ、続き続き」

湊山は一旦解いていた合体を再び始める、息も絶え絶えにへたり込んでいる倫子を強引に助け起こし、壁に押し付け、後ろから。この境遇からはまだ抜け出せない。

だが、一応ことが露見せずに済んだのは、気まぐれかもしれないが湊山の配慮によるものだった。暖簾の外にいても、中の様子は手に取るように分かった。何しろ会話は筒抜けであったのだ。だから、機微を見て逃げ出すことも訳はなかった。後は、男らの心持ち次第であったわけだ。

といって、彼らに感謝する倫子であるはずもない。それに彼女は疲れ過ぎていた。極度の緊張状態からの突発的なダッシュ、そしてとりあえずの無事。しかしまだ不安定な状況は続くわけで、心も体も休まる暇がない。

片や、"まるで若い頃に戻ったようだ"と、宇川は呑気に自虐的に笑った。今の一連の行動が、丸っきり悪ガキのそれだと評したのである。そう話す彼の表情には、いささか安堵の色が浮かんでいた。所詮はただ一人慰み者の女と立場が違い、心配の度が比較にならない。彼の突起はまた膨らんでいた。

それを見て、

「またムラムラしてきたなあ」

と、牛滝が笑う。彼のものも同じく膨張していた。本当に温泉の力によるものなのか、少なくとも彼らの絶倫ぶりはその根拠を強めることにはなりそうだった。

願い通り種付けを終えた湊山と入れ替わりで、宇川と牛滝が前後に同時に挿す。が、これは長く続かなかった。いかに絶倫の二人でも、体力がついていかなかったのだ。倫子の体を持ち上げて三位一体の結合を試みた両名だったが、互いに腕の筋持久力がもたなかった。

「ハハハア、あかんわ、年やなあ」

そう言って、牛滝は離脱した。そこで、残された宇川一人、壁に手をつかせた倫子に後ろから突き刺していく。

と、そこへ袋田がやって来た。角から見切れていた藪塚を目ざとく見つけたものである。

「こんな所にいたのか」

上司らしくそう咎めながら近づいてきた彼は、そこに客人らもいることに気付いてすぐに態度を改めた。

「あっ、まだ……」

「へへ、まだヤッてまんねん」

袋田が遠慮した言葉を、牛滝が受け継ぐ。袋田は頭をかきながら、

「もう朝食の用意ができてますよ」

と下卑た笑いを浮かべた。

「あ、もう朝飯か。えらい早いなあ」

牛滝が言うと、袋田が朝食会場の広間を案内する。それを聞きながら、宇川が腰を進める。

「ちょっと待ってや、用足してから行くから」

便所でも済ませるような調子で彼は言い、膨張した肉塊を摩擦した。女は黙って犯されるのみ。壁に手をつき、ただ男が終わるのを待つ。

袋田も素直に待った。男三人、宇川の用足しを見守る。やがて、彼は恍惚と目を細めながら、溜まっていたものを排出した。

「ふぅ、この瞬間がやっぱり一番気持ちええな」

がっちり引き寄せた尻の脂肪が波打っている。深々と刺さっているのが傍目にも分かる。それは同時に、当事者の満足度をも感じさせた。しかし、彼は次の瞬間、

「ほな、行こか」

と、あっさりと次の行動に移った、用済みの女はいらぬという風に。ただこれは、牛滝の目を意識しての半分冗談だった。

「ちょ、ちょっと待ってえな。わしもするで」

その趣旨に乗っかって、牛滝が焦り気味に声を上げる。そして、女の尻を抱え上げる。倫子は宇川に手放されるや否や、壁伝いにズルズルと落下していたのだ。もはや体を支えることさえできないでいる。極度の緊張と落胆を味わった彼女は、希望と自信をすっかり喪失し、いつしかのようにまた無気力に陥っていた。

そんな彼女に、牛滝はアヌスで接続する。ふしだらに開いた肛門は、硬直した海綿体をズルリと丸呑みした。

こうして開始された二人の尻交尾だったが、今度は前二者のように周りが見守ってはくれなかった。

「なんや、見ててほしいんかいな」

そう宇川に揶揄されると、

「いや、別に見られたないけどやな」

と牛滝。結局傍観者達は、先に食事に向かうことになった。

「ええ大丈夫です。後は上手くやりますから」

倫子の処置に一応の心配をする宇川へ、袋田は力強く答えた。やるだけのことをやっておいて後片付けは人任せ。それでも任せるだけ任せたのは、後味の悪さを払拭するためだ。自らの所為で骸と化したこの女だが、ゴミのように放置するには忍びない。偽善にも及ばない自己満足である。男らしい優柔不断を発揮した宇川である。

さて、二人の連れが去り、さらに藪塚も袋田の指示で仕事に戻ってしまうと、牛滝はやや手持無沙汰を感じた。

「あんたもヤらへんか」

袋田に問うてみるが、

「いやあ、わたしは仕事中ですから」

と断られた。仕方なしに黙々と腰をふってみるが、しばらくすると、それもやめてしまった。そうして思いついたように、

「そや、ちょっと場所変えてみよか」

そう言うが早いか、女を連れて廊下を歩きだす。袋田は慌てて傍へ付いていった。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ


テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/05/26 07:32] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(115) 07:40

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時四十分


「首輪でも着けたったら良かったな」

倫子を見やりながら、牛滝は言った。無理矢理に引っ張られて歩く彼女を評したものだ。

「完全にメス犬やがな」

彼曰く、首輪を着けて犬の散歩のようにリードを引っ張ってやるのがお似合いだという。倫子は無言である。ただ苦悶の表情にじっとりと汗を浮かべ、時折足を取られながらも、フラフラと歩みを運ぶ。

そんなことよりも、と袋田が諭すように言う。

「この格好じゃあ、さすがに……」

人目に付く、それを彼は心配した。しかし、牛滝は、

「大丈夫やて。どうせそない人もおらんやろ」

と、聞く耳持たない。一行は早くもロビーに出た。確かに誰もいない。

「どれ、この辺で……」

彼はそう呟くと、そこのソファーに腰掛けて、改めてアヌスに入った。膝の上に相手を向こう向きで座らせる。共に玄関の外が見られる位置だ。

「ハア~、やっぱり明るいと一味違うなあ」

外を見ながら乳房を揉む。倫子は一層苦悶に顔を歪ませた。本当に逃げられないのだろうか、人任せに彼女は考える。人は運命を外圧に委ねたが最後、未来を選べない。

その内、ガラス戸の向こうにポツリと人影が見えだす。一人、二人、三人と、その数は次第に増え、さらに近づいてきた。

うち一人は、中に入ってきて一歩も止まることなく倫子のヴァギナにまで入った。川棚である。ジャージのズボンを下ろすこと実に素早かった。

「なんや、自分らもう帰ってきたんか」

川棚の突入に何ら動じることもなく、牛滝が三人に問う。

「ええ、早く始まったんで、早く終わったんすよ」

と横目で川棚を窺いながら東郷。

「ほら、自分達早起きじゃないっすか」

とは玉造。"確かに早起きやな"と笑う牛滝を彼は、

「ていうか、まだヤッてたんすか」

とつついて笑った。七時から朝練があると出て行った彼らだったが、早くもそれを終えて戻ってきたものだ。

「ほな、ほかの子らも?」

「もうすぐじゃないですかね。これから朝飯なんすけど……」

牛滝の問いに答えつつ、しかし会話には中途から上の空で玉造は倫子の背を撫で回す。

「ヤベえ、もうビンビンだ」

その言葉通り、彼のジャージの股間はくっきりと形を浮かび上がらせていた。そこへ倫子の手を添えさせて、"硬いっしょ"と問いかける。

東郷は"俺も"と言って自身のわだかまりを見せつけながら、

「お前早すぎんだよ」

と、川棚の抜け駆けを非難した。すると、それをなだめるように牛滝は、

「飯前にヤッていきぃな」

と言い様、間もなく自分の番を終えた。偶然だったが、本当に彼らに気を使ったかのようなタイミングだった。そのまま若者にその場を譲らんとする。が、ここで不安は、袋田同様のことが持ち上がった。

「ここでヤんの?」

玉造のこの疑問に、袋田も大いに頷いて牛滝の顔を見る。

「どこでも構へんがな」

既に自身の番を終えた彼は、もうその点には関心がない様子だった。それでも年長者の意見を待つ風な若者らに、彼はとりあえず提案した。

「ほなら、自分らの部屋にまた持って上がったらええがな。なあ?」

そう言って、袋田を見る。これで袋田はやっと納得した。それなら、ということで、彼は事後の経過を報告するようにと玉造に頼んで、ひとまず牛滝を伴い朝食の広間に行くことになった。

誰一人倫子の境遇を顧みる者はいない。このまま輪姦し続けられて当然だと信じて疑わない。もう誰も彼女を女として、ひいては人間としてすら見ていないのである。

「後は任せて下さい」

満面の笑みで、玉造は牛滝らを見送った。それから振り返って、

「じゃあ行こうぜ」

と仲間に呼びかけた。しかし、一旦はまってしまっている川棚は迅速に動こうとしない。あくまでも結合したままで移動しようとする。それを見ていた東郷も、我慢できずに後ろから挿す。そうしてシェアした女体を二人して担ぎ上げる。さすがに若い彼ら、さっきの中年連中とは違って軽々とこなした。

「おいおい」

玉造は苦笑した。自分だってやりたいのだが、彼はやや冷静であった。

「これから散々できんだろうが」

そうなだめてみるが、怒張を抱えた男にはそのわずかの間さえ惜しいものである。両名とも分かったと言いながら女体から離れようとしない。結局その体勢でロビーを離れ、奥のエレベータまでノロノロと向かうことになった。

ロビーから少し入ると、そこに売店がある。それが今ちょうど開店準備をしていた。準備作業に従事するのは、一人の小柄な中年女性である。その彼女がすぐさま目前の一変事に気付いた。

「な……っ!」

急速に目を見開いていく。その瞳には、男二人に挟み撃ちで担がれていく、全裸の女性神輿の姿が映っていた。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ

現在時刻07:48(11時間55分経過)
挿入された男根=35本
発射された精液=157発(膣83・尻29・口19・顔5・胸12・他9)



テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/05/27 07:40] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(116) 07:48

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時四十八分


女性は我が目を疑った。平穏な日常、平凡な田舎町の朝に、予想だにしない光景だったからだ。だが見紛うこともない、それが何をする姿か彼女は一瞬で理解していた。

とっさに目を逸らす。が、すぐにまたもう一度見る。そしてまた逸らす。これを三遍程繰り返した。その間、件の物体は緩々と通過していく。一向急ぐ気配がない。

「あ、どうも……」

見られていることに気付いて、玉造が作り笑いで挨拶する。女性はそれからも目を逸らした。

「ほら、見つかったじゃねえかよ」

玉造は仲間を叱りつける。そうして付け加えた。

「奥津と宮浜もすぐ来んだろうが。先に部屋まで行こうぜ」

同じく朝練を終えた監督と顧問の到来を懸念する彼である。この指導者二人組も既に同じ穴のムジナだとは、やはりまだ知らない彼らであった。

この彼の言葉はようやくにして功を奏した。東郷が接続を解除したのである。ところが、一方の川棚はまだやめなかった。それどころか、繋がったままで店の方に歩き出したのである。

「買いもんしてから行くわ」

そう言い放つ彼に、

「おい、お前マジか」

と東郷は戸惑いを隠せない。玉造も今や怒りを露わにしようとしていた。するとその機先を制して、川棚が独自の策を披露し始めた。

彼はまず、朝食会場の席次はランダムだが、ある程度の人数が集まっていなければ顧問らが怪しむこと、よってそこから同時に抜け出せるのは一度に数人程度であると指摘した上で、折角倫子を自分達の部屋に持ち帰っても、一部の人間だけでは長々と輪姦が楽しめないと語った。

「だから、俺が先に済ませて後の奴に伝えるわ」

つまり、玉造と東郷が上の部屋で愉しんでいる間に、後輩の何人かに次に上へ行くように指示する。そして彼らが上がると、それと入れ替わりで玉造と東郷が食堂に現れる。以後、別の後輩が順次少しずつ抜けていく。それでどうかというのだった。

「そんなに上手くいくかぁ?」

東郷は半信半疑だったが、その実乗り気だった。というより、もうそれしか採る策がないように思われていた。そうでもしないと自分達だけが居ないことを疑われてしまうと。

「まあ、それで行くか」

怒りの矛先を収め、玉造もひとまず納得する。突如流暢にまくし立てだした川棚の勢いに、いささか呑まれた感もあった。

「で、とりあえずお前ここでヤるんだろ。じゃあさっさと終わらせろよ」

半ば投げやりな調子で言う彼に、言われるまでもないと川棚、売店の中に突進した。店員、オロオロとして困惑至極である。傍若無人な若者どもが、開店前の店内でセックスを始めたのだ。こんな時の対応方法なんて今まで考えたこともない。

川棚は無人の境を行くが如く、店の奥に紛れていく。店員女性は、商品棚に目を落としたまま中腰でしばし固まっていた。恐怖を覚えて当然である。ほかにも男が二人控えているのだ。うち一人は、

「すいませんねえ」

などと声を掛けてくるが、その度に、ビクリと肩を震わせて、彼女は一層縮こまった。警察に通報すべきと思いついたが、生憎電話はカウンターの奥にある。そして、盛り中のカップルはちょうどその傍のショーケースの前に陣取っていた。彼女は逡巡し、結局動けないでいる。その様は、傍で見ている玉造らからも手に取るように分かった。

そうして彼女が震えていると、逆に奥の川棚の方から声が掛かった。

「すいません!」

商品を台に置いて店員を呼んでいる。女性は仕方なく、冷や汗をかきながらそちらに向かった。すると、相変わらず後背位で結合したままの二人が、縦列で会計を待っていた。前にいる女がカウンターに手を突き、その後ろから男が彼女を犯している。

女性店員は目のやり場に困りながらも商品を手に取った。栄養ドリンクが三本だった。本当はまだ開店前だったが、彼女はレジを叩いた。

男は財布から金を出す。が、それを店員に渡さずに、なんと接合中の女に渡した。わざわざ彼女の手から支払いをさせる魂胆なのである。その時店員は思わず目前の全裸女を見た。

「ン……ッ、ンハァ……ンッ!」

女は虚ろな目にうっすら涙を浮かべながら情けなさそうに息を吐いている。それを後ろの男が意地悪く腰でつついた。手元が狂って小銭がこぼれ落ちそうになる。店員は慌てて彼女の手を握った。その瞬間、

「ああっ、ヤベえ」

と男が叫び、一層の激しさで腰を乱打しだす。店員は握った手を離せずに、他人の姦淫の振動をその手から受け続けた。

「ア、ハ……アアアァァ……!」

犯される女とその手を握る店員、二人の女性がしばし視線を合わせる。互いの目の奥には、同性でありながらまるで共感できない、さながら異次元のような隔たりが見られた。

「すいません、俺イッちゃって。中出し。ヘヘッ」

あっけらかんと川棚は言って笑いかける。店員は何も言えない。その間、倫子は彼に促されて、

「すみません……」

そう謝罪しながら、金を支払った。体を支えきれず、台の上に豊かな乳房を乗せる。それに当たって、ドリンクのビンが二本転んだ。店員はとっさにそれを立て直す。

そこへ残りの二人が合流し、川棚に勧められてそのドリンクを飲んだ。彼らもいつしか川棚のやり方を面白がっていた。そこで自らも調子に乗って、

「ヤベえ、これ飲んだらまたギンギンになるわ」

などと口々に言いながら、店の中で次々に勃起を露出しだしたものだ。さらに川棚は、

「ちょっとティッシュ貰えます?」

と言って、店員にそれを出させ、その目の前で抜き身を拭い、それをまた店員に返す無法ぶりまでみせた。

じっとり濡れたそれを持って、彼女は改めて恐怖に凍りついた、次は自分の番ではないかと。だが、幸か不幸かそういう日は永遠に来ないのである。彼女はあらゆる点で倫子と真逆の印象を成していた。

「俺はアナルでヤりながら行きますわ」

そう言わなくてもいいことを言いながら、東郷が肉茎を肛門に挿して倫子を抱き上げると、一行は嵐のように店から去って行った。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ


テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/05/28 07:48] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
湯けむ輪(117) 07:53

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前七時五十三分


さて、手はず通り川棚が離脱すると、残りの三名はエレベーターで玉造らの部屋に移動した。OB学生らは後輩現役生と別の部屋に泊まっている。

部屋に着くなり、男らは野獣のように倫子に飛び掛かった。先ほどから既に尻穴に入っている東郷はそのままに、玉造は彼と対面する形で倫子を挟み込み、揃って横向きに布団へと倒れ込む。

「ああ、オマンコ気持ちいい!」

それまで耐えてきた性欲を一気に爆発させ、玉造は吠える。東郷もそれに追随する。

「アナルほっかほかだぁ。すっげ締まる!」

彼は言いながら腹を抱き寄せ、拡張肛門膣に根元まで極太肉棒をしゃぶらせた。実際のところ、彼の責任で倫子の肛門が広がりきってしまった部分はかなりあった。

「いいアナルだよ、倫子さん。倫子さんのアナル、最高にエロいよ」

次第に自分の世界に没入しだす東郷。移動中も交わっていた彼は、程なくして昇天してしまった。すると、それを境にむしろ妄想の度を深めていく。

「スケベなアナルだね、倫子さん。倫子……倫子のアナル……アナル倫子……」

それを聞き、玉造が思わず噴き出した。

「なんだよ"アナル倫子"って。キッモ」

彼も彼なりに性に没頭しようとしていたのだが、東郷の酔いしれ方についつい笑ってしまったものだ。とはいえ、この程度で欲情が鎮まるはずもない。むしろ勃起がそれを先導するような形で、彼は気を取り直し女陰を責め立てた。

「気持ちいいの、アナル倫子さん? 前と後ろの穴両方チンポで塞がれてさあ」

玉造は倫子の目を見上げながら囁いた。倫子は顎を伸べ、片時も質問者の目を見ようとはしない。いや、むしろ焦点が定まらないというべきか。拒否の意思もあるが、消耗した心身の作用もまたあるもので。

「逆に物足んない? 二人だけじゃさあ。さっきまでもずっとオッサンらにマワされてたんでしょ? すごいよね。ほんとにスケベなんだね。っていうか、もう異常だよね」

身勝手なおしゃべりをしつつ、彼は肉太を濡れ貝にしゃぶりこませた。なまめかしくウェーブを描きながら下半身をグラインドさせ、生殖器の昂りを貪るように味わう。

「ン、ンヒイヒヒイヒンイィ……!」

反り返った芯棒がのし上がると、熟女はいなないた。他方でいまだに挟まる海綿棒をひり出そうと、尻穴に自然と力が込もる。が、東郷に肩を押さえつけられ、彼女の力みは行き場を失った。

「ヒイィーンン……!」

その切なげに啼く様を見て、玉造は笑った。

「アハハ、またイッてんの、おばさん? まだイけるんだ」

果たしてこれが快楽なのかを彼女はもはや自覚できていない。ただただ青年らに熟れ肉をなぶられ、愛も理由もなく子作りをする年増女がそこにいるだけだ。

「俺もイくわ、もうすぐ次の奴が来るだろうからさ」

玉造は言った。直後に微痙攣して絶頂する肉茎。それをしゃぶり上げて体内にエキスを収める淫口。その貪欲さが勝って、性を働く男根がむしろ健気にさえ見えた。

するとその健気さに相応しくあろうとでもするように、玉造が急にしおらしくなって熟女の広い胸に甘えだす。乳房と乳房の間に顎をうずめて、余韻に浸りつつ腰をグリグリと前に押し出す。他方の東郷もまたプラグを抜くことなく背中にしがみついていた。実に広い心でこれらを受け止めるは母なる女体。

「ああ、ヤりてえな……、もっとヤりてえ」

東郷がそのうなじの匂いを嗅ぎながらつぶやく。それに玉造が応答する。

「ヤれよ。でもまだ勃たねえだろ」

朝の静かな室内には、二人だけの声がよく響いた。玉造はようやく陰茎を抜き出すと、背中で上に這っていって、倫子の顔を自分の股間にかぶせた。そうして口淫を強いる。

自然うつ伏せにならんとする倫子。東郷はそれからまだ接続解除せずに、今度はうつ伏せの彼女の尻の上にまたがる格好となる。

「まだギン勃ちじゃないけど……ヤベえ、気持ちいい」

ちょうど女性の尻の上に男性が騎乗するような体勢だ。東郷はあえて背をまっすぐに伸ばしたので、余計に騎乗位らしく見えた。生殖器は尻穴の中にきちんと収まっている。それは彼の言葉通り、六割の硬直度すらなかった。

「もうそろそろ来るんじゃないかな、次の奴」

玉造はそう言って何気なく入り口の方を見ながら、股間の上の髪の毛をグシャグシャと乱した。倫子はそうされながらも、ミルクを舐める猫のようにピチャピチャと濡れたペニスを愛撫している。

一方、次に来るはずの者達は中々現れなかった。そうするうち、

「あ、イけそう、また出来そう」

と宣言すると、東郷がジンワリとまた腰を前後しだした。先ほどから精々五分しか経っていないのに、抜かずの連発に挑むという。それを見て玉造も言った。

「なんか俺もまた勃ってきたかも」

倫子にしゃぶらせているおかげで、また沸々と性欲が沸きあがってきたわけだ。とはいえ、完全なる勃起にまでは至らず、惰性的に肥った海綿体という程度だ。それでも彼は、

「もう一発だけヤッとくか」

と言い様、また移動してそれを穴ぼこに押し込んだ。仰向けで、倫子の体の下に滑り込んだ形だ。こうして上下で女体を挟む体勢となった二人。すっかり手慣れたものである。挟まれる方もまた当たり前のように二本の肉棒をすんなり受け入れる。

と、ちょうどその時、入り口の扉が開いて、大牧と関が入ってきた。

「ああ、来たか」

玉造は声を掛けたが、やりかかっている仕事をやめようとはしない。それは東郷も同様だ。

「すまん、ちょっと待ってくれな。すぐ代わるから」

後輩を前にやや冷静な物言いには戻ったものの、やっていることは劣情一直線な猥褻行為である。

後輩二人は彼らの交わりを久々に新鮮な気持ちで見守った。改めて布団の上でその行為を、しかも朝の明るさの中で見ると、今まで見過ごしていた点に色々と気づくものだ。

例えば、女の正体めいたもの、それが見える。乳房だけでなく背中や腰回りにまで付いた脂肪の厚み、想定外の所にあるシミや皺、そして化粧の剥げたやつれた顔。そこに実感できたのは、まさに母親程もあるらしい彼女の年齢の高さであった。この女で自分らは射精してきたのだという真実であった。

その女を先輩達は現に犯している。玉造らからしても二十歳以上年上の相手だ。だが彼らは迷っていない。二人がかりで圧し掛かって、気持ちよさそうに腰を振っている。そこにあるのは、使う者と使われる者という、これもまた真実だ。いかに人生の大先輩たる相手であろうと、この女の体はただ男の性欲に消費されるためだけにあるのだ。

"自分も早く使いたい"そう思うと、結局彼らの怒張は股間の布を張り裂かんとするばかりであった。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ



テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/06/09 07:53] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(118) 08:04

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前八時四分


東郷は間もなく持ち場を明け渡した。関はそれに取って代わるべく早速動いたが、玉造の指示を受けて倫子の体を背中から受け止めて挿入することになった。

「悪いな。もうちょっとで終わるから」

大牧を振り返ってそう言いながら、玉造は倫子に覆いかぶさってガンガンと腰を振り落とす。

「う、重っ……」

関は誰にも聞こえない位小さくつぶやいた。熟女の背中は彼にとってとても重かった。それは非常に温かく、かつまた汗でじっとりと濡れていた。おかげでティーシャツにベッタリとそれが染み込んでしまう。

男子達の誰もが、下半身の被服は迅速に脱ぎ捨てたものの上半身は脱がないままでいた。相変わらず全裸なのは倫子ただ一人である。昨晩以来ずっと裸の彼女、こんなに長い間服を着なかったことはない。まるで裸族である。

だが"使う者と使われる者"という関係軸の中で、これは決して不自然な状況でなかった。女はただ体を使われているだけで良かったし、青少年達にとっても射精の為に使わせてくれさえすれば良かったから、女性がずっと裸でいても、彼女に限っては何ら不思議なことと思われなかった。

今しも、彼女を使って玉造が快楽の絶頂を得る。

「おお、イくイく……」

それはもはや本当に子作りの用を成したものではなかったが、とにもかくにも彼の中での一つのフィニッシュではあった。

他方、関もそれと同着位で終わっていた。彼の感じた重さが実は股間を刺激していたのである。彼は股間を突っ張らせつつむしろ相手の肩を手前に引き、密着した鼻腔から熟女の汗の匂いをいっぱいに吸い込んだ。

「じゃあな」

「後よろしく」

先輩達が口々に別れを告げて去る中、関は熟女の体重の下でまだ交合を続ける振りをしていた。そこからようやっと這い出したのは、すっかり硬直が鎮まった後である。

それと相前後して、玉造の跡を継いだ大牧もすぐに精を吐く。

「もう出ちゃった……」

照れ笑いを浮かべながら自虐的に言う大牧。関はそれに同意して素直に言った。

「うん、すぐに出ちゃうよね」

二人は事後の気だるさを感じつつ、左右から女体に絡みついた。腿、腹、乳房と、そこら中をベタベタ撫でる。互いに恐る恐る倫子の顔を窺ってみるが、彼女は死んだように無反応だった。少年相手にすら屈服し奉仕する熟母性奴隷である。

「大丈夫かな、この人……」

関がつぶやく。その陰茎が、彼女の腿の上に残り汁を垂れ流す。

「すごいおばさんだよね。ずっとセックスしっぱなしだもんね」

大牧は言いながら、倫子の乳房を餅のようにこね回す。

そこへ、彼らの同級生が到着した。

「もうヤった?」

そう尋ねながら足早に飛び込んできた三国は、対象の穴が開いていると見るや答えも待たずに、

「オレ、マンコー!」

と元気に宣言し、一気にズボンを脱ぎ捨てて目的の場所へペニスを押し込んだ。後から来た白峰は、先を越されて手持無沙汰である。しかし時間もないということと、関の、

「お尻も気持ちよかったよ」

との勧めに従って、彼は第二の希望地へ赴くことになった。すぐに下半身をむき出しにして、尻を引き寄せる。これで下から、三国、倫子、白峰のサンドイッチの出来上がりである。

一方、関はまだ名残惜しげに、倫子におしゃぶりをさせていた。そんな彼を三国が急かす。

「ヤバいって、早く行かないと」

彼曰く、自分達はトイレに行く振りをして席を立ってきたのだという。片や関らは、朝食会場へまだ一歩も入ることなくこちらに回ってきていた。いずれも自由の利かぬ身である。だがそうまでしても性欲を満たしたかった。

大牧は早靴を履き、ドアノブに手をかけている。関も慌ててそちらに向かった。ただ別れ際に、呆けた女の唇をきつく吸っていった。

それを見ていた三国は、彼が走り去るや否や言った。

「ウゲ……アイツよくチューなんかできんな。ケツに入れてたチンポ舐めさせた後でさ」

彼と関とでは、倫子に対する評価のベクトルがやや異なるようだ。

「ハハ……けど、意外ときれいだよ」

自身が最中ということもあって、白峰がやんわりと関をフォローする。"きれい"というのは倫子の顔ではなく、彼女のアヌスの評である。それを聞くと、三国はあっさりと納得した。

「ああ、そういえばそうかも。後でまたそっちもヤろっと」

そうして仲睦まじく女を犯す二人。いとも現実離れした会話を、彼らの容姿がさらに突飛なものへと高める。二人とも、犯す女よりまだ背が低い。それは先ほどの関、大牧からしてそうだった。さらには、性毛だってまだ生え揃っていない。三国がやっとこさ薄っすら生えた程度、白峰、関は産毛位、大牧に至ってはツルツルである。

「ヤッベ、久々だからもうイきそ……」

大人びた口調で三国が言う。この輪姦に関して、少年らはもうベテランだ。

と、そこへ、赤石と栃尾がやって来た。

「あ、お前らまだヤッてんの?」

そう尋ねる赤石は、部屋に入るまでの間に早くも下着まで脱ぎ去った。そうして、"二発目か"と聞き、そうでないことを知ると、早く済ませるようにと迫った。

彼よりはのんびりしながらも、栃尾も服を脱ぎだす。彼だけは上のシャツまで脱いで素っ裸になった。

先輩らに囲まれ、焦る三国、白峰。彼らのすぐ横で、肉茎達がそそり立って手ぐすね引いている。それらに気を使いながら、三国が遠慮気味に告知した。

「あっ……イきます……」

「あ、ぼくも……」

白峰もそれに続く。二人はほぼ同時に射精した。そして、まだ敏感なままの亀頭から粘液の糸を引きながら、すぐさま女体から離れた。そして、濡れたままの陰茎を下着の中に押し込む。

代わって、赤石が白峰の跡へ、栃尾が三国の跡へ入る。三国、白峰は去る。そしてまた、赤石、栃尾も射精する。スケジュール化された輪姦を、ベテラン少年達は実に手際よくこなした。

続いて現れたのは、最年少コンビ西浦と伊東。子供達のセックス遊びから、倫子はまだまだ抜け出せそうにない。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ


テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/06/10 08:04] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(119) 08:24

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前八時二十四分


「お前ら二人だけで大丈夫か」

赤石はそう心配しながらも、後輩二人を残していそいそと去って行った。彼が一瞬とはいえ危惧したのも無理はない。伊東と西浦がそれだけ幼く見えたからだ。

確かに彼らと赤石とでは二学年しか違わない。だが、この年頃の年齢差は実際以上に大きく、体格一つとってもまるで違った。どう見ても倫子は彼らの保護者である。ニ対一とはいえ油断がならなかった。

それでも幼き二人は、果敢にこの保護者然とした女に挑みかかっていく。どれだけ幼かろうと性欲は一級、三十程も年上の女相手に堂々と性欲処理である。

まずは伊東が正面から挿す。続いて西浦が裏からだ。前みたく前後で挟み撃ちするつもりで。ところが、である。ここでイレギュラーが起こった。

「あ、そこ違うよ」

伊東が窮屈そうに指摘した。なんと西浦のペニスが伊東と同じ穴に入ろうとしてきたからである。期せずして起きたことだった。が、西浦は中途からこれを本方針と定めた。

「こ、このまま入れてみようか……」

細く猛る肉茎をそのまま突き入れていく。

「きついよ……」

伊東はつぶやいたが、そのくせ批難する風でもない。その彼の分身の上を似た形のものが滑りながら移動していく。二本とも縮れ毛一本生やしていない。そのすべすべした皮の上に、白く濁った愛液が垂れて落ちた。

「ヒ、ファアァァァー……ッ!」

されるがままの倫子、蕩けた目で大きく息を吸う。これでとうとう彼女は二人の男の遺伝子を同時にキャッチしうる体となったわけだ。

「すごい……入った……!」

西浦が息を飲む。成熟した女体は、一つの穴で二本の陰茎を難なく飲み込んだ。少年の細い身とはいえ、そのキャパシティは女体の神秘を見せつけてやまなかったのである。

二人はチラチラと大人の顔を見上げたが、彼女は依然抗う風もない。それをいいことに、彼らはどんどんと調子に乗っていった。前後から板挟みする女の膣を、一致協力して一斉攻撃する。

「これ……気持ちいい……!」

たまりかねた様子で伊東が本音を漏らした。自分だけの時よりも内壁の肉茎への圧迫がきつく、まるで食い込んできそうな程だし、そこから伝わってくる体温も火傷しそうな程に熱く感じられた。

だが、彼らは口に出してこそ言わなかったが、最も気持ちよかったのは、実は互いのペニスの裏筋が粘液でコリコリと滑って刺激される点だった。両人ともその刺激の強さに震えながら、いつしか我をも忘れて腰を揺さぶっていた。

保護者一人と子供二人、布団の上でくんずほぐれつとのた打ち回る。膣一穴を同時に、さながら兄弟よろしく仲良く犯す両名。己が母よりも年配の熟母、片や我が子よりも年若い間男、三人の子作りだ。

「アッ、ア、ア、ア……!」

「すご……ア、アクッ、ウ、ウゥ……!」

ようやく声変わりの始まった伊東、まだまだの西浦、互いに高い声で少女のように快感に喘ぐ。

一方、倫子は彼らよりも低い声で、

「ンフゥッ……オ、オゥ、オオオォ……!」

と、動物的な唸りを上げた。

「イくぅ……!」

西浦はしがみついて小さく叫んだ、自分よりも遥かに逞しい女体の胴腹に。その彼の脈動を跳ね返すように、伊東の男根も弾ける。二人はここでも仲良く、一緒に子種汁を一つ所に流し込んだ。

「ンア……オウゥ……」

ぼんやりとした半眼で、下唇を震わせる熟女。これだけ経験してきてもまだ初めてのこと、二本のペニスからの同着膣内射精だ。

そこからだらしなく粘液の漏れだすのを、仕事を終えた少年らは寝転がって見た。今しがたまで使っていた穴はパックリ大口を開いてヒクついている。またその下の穴も大きく開いたままだった。

二人はゴクリと生唾を飲み込む。朝の光に照らされた二穴は、極めてグロテスクに見えた。繁茂する性毛、ねずみ色の陰唇、底の見えない黒い穴……。いずれの入り口の縁も紅潮して腫れぼったく、酷使された歴史を如実に語っていた。

二人はまた、どちらからともなく女の顔を見にいった。彼女はその視線にも一向構う風がない。傍目に分かるのは、ただ自分を見失っているらしいことだけだった。

少年らはその口に今しがた射精済みの陰茎を含ませた。これまた二本同時にである。小さな尻が二つ、一つの顔の上に並んで動いた。

「あ……イきそ……」

西浦が遠慮がちに囁く。だが彼の吐き出したものは、彼の実感と裏腹のものだった。射精口から漏れ出したのは、小便だった。女の息と舌の温もり、さらにまた友の亀頭の感触の狭間で、尿意が刺激を受けたものである。

さらにそれと同様の刺激によって、西浦もまた放尿を始めた。

「ゴボボ……」

二本のペニスを口に詰め込まれ、そこから小便を流し込まれる倫子。口中はすぐに生温い液で溢れかえった。喉にも勝手に流れ落ちてくる。倫子はむせた。はずみで、その歯が肉棒に当たる。

男子達は一瞬顔をしかめたが、それでも放尿を止めなかった。口辺から流れ落ちる汁が女の頬から後ろ髪を濡らし、敷布団に染みをつくる。そんな中、薄黄色い海の中で両棒は次第に塊を成していく。

「ねえ、今度は……」

一足早く出し尽くした伊東が、精一杯目的地へと手を伸ばしながら相棒を誘う。西浦はまだ終わっていなかったが、残りを垂れ流しながら彼の元へと移動していった。そうして、まだチョロチョロ出しながら、挿入活動を始める。

今度は伊東が後ろ、西浦が前から挿す。場所はさっきよりもさらにきつめの穴、尻穴性器である。

伊東は背後から女を抱くと、出来るだけ相方に気を使って、肛門の背側の方に亀頭をセットして待った。一方西浦は、まだ止まらない尿を陰唇に、さらに会陰に、果ては友の陰嚢にまで撒き散らしながら、そのまま挿入を始めた。当然、アヌスの中に尿が入る。

「ンニイィィ……!」

違和感を覚えた倫子が、反射的に身悶える。その所為もあり、また単純に体位の造り方に難しさもあって、二人は一旦結合を解き、再度挑戦することになった。

初めは横抱きでしようとしていたものを、今度は伊東とその上に寝る倫子が共に仰向けの姿勢でまず繋がり、その上から西浦が覆いかぶさることになった。それでも合体は難航した。

「入らない……」

西浦が嘆く。さすがにこちらの穴は狭かった。伊東の入った後の隙間を一生懸命に指で引っ張って拡げる。そうしながら亀頭を押し込む。中々に骨の折れる仕事だ。それ以前に大腿部を大きく開かせて間に入らないと目的の場所に得物が届かないという悩みもある。その上、

「ンギイィ……!」

無理矢理肛門を拡張される倫子が今度ばかりは反抗するのである。二人掛かりとはいえ、少年らの膂力では大人の女にまだ敵わなかった。

そしてまた、これをきっかけとして倫子の自覚が目覚めだしたのである。言うまでもなく、今の状況こそ最も脱走に適した場面であった。そのことにようやく気付きだした彼女である。

しかし、ここでもやはり駄目だった。

「よお」

川棚が現れたのである。倫子は再び混沌たる迷いの淵に落ちた。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ



テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/06/17 08:24] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(120) 08:35

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前八時三十五分


「おいお前ら、すごいことやってんな」

やってくるなり川棚は言った。二人の挿入箇所を目ざとく見つけたものだ。

「ケツに二本って、中々の鬼畜だな」

そして彼らが苦戦中と見るや、すぐに手伝いに走った。穴を広げたり足を抱えたり。その上、いつの間にか自分も股間を出していた。

「これ、三人でいけるかもな」

さすがにアヌスに三本は無理だが、ヴァギナに挿すことは可能だとの提案である。そうして、いびつな組体操が始まった。まるで知恵の輪のように足を絡め合う四人。そして――

「ハッアオォォー……ッ!」

遂にそれは完成した。咆哮する倫子。またぞろあの世へ逆戻りだ。膣に一本、肛門に二本、確かに陰茎が入っていた。

「おお、入った! 入ったよ、おばさん」

川棚は嬉しそうに言い、倫子の頭を助け起こして結合部を見せた。が、折角の補助の甲斐なく、当人の目線は定まらない。手で触らせてもみるが、やはり無反応である。

先程刹那的に正気付いた為もあって、何かとんでもないことをされているつもりは彼女にもある。しかし、それがアヌスへの二本挿しなどとなると、もはや想像を絶しすぎていて本気にはできないのだった。

実際その体位がほとんど奇跡的な状態だ。まず西浦と伊東が向かい合わせで互いの足を交差させるように寝ころび、その上から倫子が腰を下ろす。そして、川棚が彼女と正対する位置から挿入するのである。いや、まったくされている当人自身が理解の及ばない格好で、小人のようななりの少年二人だからこそ出来たのだろうと解するほかなかった。

そうこうする内に三国と白峰が帰ってきた。三国はすぐさま空いているもう一つの穴、すなわち口腔を占拠する。これに白峰も続いた。こうして一つ女体の三つの穴に、五本のペニスが一度に収まった。

「オー五本挿しだ!」

無邪気に歓声を上げる男子達。まるで試合で得点を挙げたかのような爽やかさなのである。

そんな中、玉造、東郷、赤石、栃尾が続々帰ってくると、やがてはメンバー交代だ。今度は赤石と玉造が同時に膣に入れることになった。二本同時挿しに味を占めた一同である。

「すまん、ちょっと我慢してくれな」

玉造は言って、正常位中の赤石の背に手を置く。その時、尻穴には栃尾、口穴には三国と白峰がそれぞれ入っていた。玉造は、赤石と栃尾で上下にサンドイッチしている後ろから、隙間を縫って膣に入れようとしているのである。

「ゴ、オ、オォ……!」

目を白黒させて昏倒する倫子。栃尾の上に仰向けで大股開きの彼女の上に、しがみつくように低姿勢で組み付く赤石。彼がかなり上加減で挿入する後ろから、ぐっと腰を突きだして玉造は亀頭をねじ込もうというのである。

「――もうちょっと上。――あとちょっと」

司令塔玉造が指示を飛ばす。それに後輩達は的確に応えた。部員らの振る舞いは、犯す女に対してのみ傍若無人で、チームメイトに対しては気遣いもする。同じ目的に向かって一致協力である。

「おい、入んのか?」

ニヤニヤ笑いながら東郷が挿入部を覗き込む。確かに一見入りそうになかった。何しろ尻と膣とに既に肉棒が埋まっているのだ。赤石の陰嚢も行く手を塞いでいる。果たしてこの合間にもう一本入るだろうか。

だが――

「入ったぁ!」

玉造が歓喜の雄たけびを上げた。ほかの者も大喜びだ。仲間と達成感を共有する喜びである。上方に赤石、その下方に玉造が見事同じ膣内に陰茎を収めていた。

「すげえ! ほんとに入ってる!」

東郷が感嘆する。倫子の膣肉は驚くべき伸縮性で二本の肉棒をペロリと平らげていた。これで、尻一本、口二本、膣二本の五本挿しである。

こうなってくると、ここからはもうそれをするのが当たり前になっていく。口にもう一本、大牧が入ってくると、これで六本挿し。その後随時入れ替わって、尻穴の東郷、口穴の大牧、膣穴の関だけの三者体制――これだけの複数人の結合でも少なくないのだが、それも束の間、大牧の後に白峰、そこへ赤石、栃尾も加わって、さらに、

「お前、もうちょっと寄れよ」

などと言いながら、東郷と同じ穴へ川棚が入る。これで再び六本だ。さらにさらに、膣にはこれまた二本同時挿しを敢行する。

「やった! 七本だ!」

皆々手を打って喜び合う。関の後に西浦・伊東コンビが入って、これで七本の陰茎が全て一人の女の身の中に収まった。

「オ……ゴオォ……」

倫子はもはや言葉もない。その口角が無理に広げられて、三本の亀頭が口内へ押し込まれている。体の下には一年生二人。横向き加減に胴をひねって、向かい合わせに抱き合うように寝ている。さすがに窮屈そうではあるが、彼らの端子は確かに女陰の奥へと刺さっていた。倫子はこの二人の上に倒れ込むように寝ており、その背中にへばり付いて肛門には東郷。さらに彼の尻の後ろから同じ所へ川棚が入っている。

「入るもんだな……」

やっている本人達ですらびっくりだ。それもそのはず、膣のみならず肛門まで驚愕の伸縮性を発揮しているのだから。肉便器だからこそのキャパシティと言えるだろう。逆にこれぐらいでなければ務まらない役割なのである。倫子こそまさに公衆精液便所に耐えうる肉体の持ち主なのであった。

東郷の後は三国が、白峰が抜ければ玉造が替わる。部活さながらに汗をかいて、熟女一人に群がる男子達。部屋も部室のような臭いを放ち始める。

「――あ、ヤベッ。そういや、部活だな、また」

仕事を終えた川棚が言う。彼らの本業がもうすぐ始まるというのだった。それを聞いても、まだ川棚と入れ替わって合体する関。一年生らと交代する大牧。時刻が迫っているのにやめられない。

同じことは、ようやく合流した別所にも言えることだった。顧問らに捕まって、今まで何やら説教をされていたという。彼は二本挿しに驚きならがらもすぐに実践し、駆けつけ様に関と同じ場所をシェアした。

"ずっと続けばいい"とは男子達の誰もが思うことだったが、時間と焦燥は確実に彼らを包んでいた。


<つづく>


現在時刻09:01(13時間8分経過)
挿入された男根=35本
発射された精液=189発(膣97・尻40・口26・顔5・胸12・他9)




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

目次へ



HIMEGURI-NET


テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2013/06/30 08:35] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>