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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(15) 20:26

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時二十六分


「フ……ア、アァアァ……!」

倫子はめまいを感じながら、肉欲に同調していった。肉体のテンションが上がるにつれ、肉の悦び一筋に心が開いていく。自意識は消失しないまでも、かなり成り行きに柔軟にはなってきた。

不思議なもので、見ず知らずの男たちでありながら、もう今や他人のような気がしなかった。自分も含めて一個のグループのように感じる。この現場が、まるで一つのレクレーションのようなのだ。

「うう……奥さん、もうイきそうやわ。奥さんは? イかへんか?」

牛滝が、倫子の乳房を引っ張りながら問いかける。彼の快感は最高潮に達していた。

一方、倫子ももうずっと快感の波の上を漂ってはいたが、まだまだ大きな盛り上がりへの期待がある感覚だった。したがって、彼の言ういわゆる“イく”境地にはもう少し間がありそうだった。

「ハアァー……奥さん、もう……もう……!」

やや息苦しそうな調子で、牛滝は激しく腰を打ちつける。彼の我慢は限界だった。ノンストップで最後のピストンを打つ。もう何の気兼ねもない。これでイくつもりだ。

「ウ……ウンン……ッ!」

倫子にもそれは分かった。また中に出されることは。入れ物として使われて、三人目の中出し。その三人目の肉棒も、いよいよ膣内で突っ張る。

(アッ……! ハアァ……ッ!)

出た――。反り返るほどに肉の天井を押し上げる剛直棒から、勢いよく汁が噴射する。穴の奥の壁にそれはぶち当たり、先達の汁に継ぎ足しされる。

牛滝は出しながら、なおも余勢を駆って腰を三、四度も振りぬいた。だがやがて、大腿部を痙攣が襲い静かになっていく。

「……出た?」

一呼吸置いて、湊山が牛滝に問うた。

牛滝は呆けたような顔で彼を振り返る。

「うん、出た……」

先ほどまでのギラギラした様子から一転、急に付きものが落ちたようだ。彼は急速に形を失っていく肉竿を、まだしばらくは挿入したままでいたが、ようやく思い出したようにゆっくりと取りだした。

柔らかくなった肉塊を引き抜くと、それに誘われてドロリと白濁液が漏れる。それを見た湊山が言った。

「出たなあ」

牛滝もそれに応じる。

「出たわ」

倫子は、頭越しに交わされる彼らの会話を遠くに聞きながら、自分はただ昇り詰めていく肉体の熱に捕らわれて手いっぱいだった。完全に体は肉欲に支配されている。しかし、本当はこんなことがあってはならないはずだった。

彼女は一面被害者ではある。だが、そればかりとも言いきれず、複雑な境遇だ。

(旅先だし……酔ってもいるから……)

この期に及んで白々しいそういう言い訳を、それでも建前として頼りにしつつ、しかし性向は淫ら、どこまでも堕ちてみたいと考えている。ある種の破滅的傾きだ。それは、女独特の被虐願望とでも言おうか、男を内に迎え入れるという身体構造に発する、一種の諦めにも似た寛容の精神と言えた。

ただそれにしても、何人もの男を夫たらしめる興趣は、これを果たして貪欲と言うだけで足りるのか、常軌を逸したものである。狂っていると言っていい。しかし、狂っていようがいまいが、彼女と現場は成立しているのである。

「ほな……」

湊山が前に進み出た。当然の進行だった。

倫子の視野にも、とうに彼の存在は入っている。彼女の肉欲は、余裕を持って彼の到来を待ち設けてすらいた。

「うわぁ、すごいな」

湊山は倫子の小陰唇をめくった。白いよだれがツーッとこぼれ出る。

「精子いっぱい入ったあるわ」

三人分のそれである。

「奥さん、こらぁ妊娠しまっせ」

彼が述べると、宇川が、

「ちょっと高齢出産やな」

牛滝も、

「奥さんて、アレはまだあんの? ひょっとしたらもうでけへんのとちゃう?」

などなど、下品にも言いたい放題だ。

一方、倫子には余り気にかかる内容ではなかった。牛滝の言う“アレ”はまだあったが、周期からいって大丈夫だろうとは思ったし、それに何故だか現実味のない遠い話に感じられたのだ。

(わたしが妊娠?)

四十路という前提も手伝って、何だか滑稽味すら感じる話だった。加えて、男たちの明るい語り口である。

「子供出来たら、僕らで育てますさかいに、奥さん、みんなで結婚しょうか?」

湊山はそう言って笑い、それにつられて他の男も笑う。そうして彼は、

「とりあえず僕の子供も孕んでや。奥さん、僕も中出ししますよってな」

先にそう宣言してから、

「ヨーシ、このままで……」

ペニスをヴァギナにあてがった。このまま、つまり先行者の吐き散らかしをそのままに、自分も挿入するということだ。

言葉通り彼は開始した。直立した男根が埋まっていく。すると、その縁から白いあぶくが湧き起こる。

「ああっ、エエわぁっ!」

彼は感動の声を上げた。

と、その時だった。急に脱衣所の方が騒がしくなる。誰か来た――、一同に緊張が走る。


<つづく>



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