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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(12) 20:20

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時二十分


「ええなあ……」

倫子のことを、頭のてっぺんから足の先まで舐めまわすように見ながら、湊山が言った。それに続いて、牛滝も言う。

「ほんまや。こんなベッピンさんとオメコできんにゃもんなぁ」

その時、ふいに倫子は二人の股間を視界の端に認めた。

(ああっ……!)

倫子ははっきりと確認した、彼らの股間の真ん中に、それぞれ高く屹立する肉竿のあることを。それらの先は、一様に倫子の体を狙い定めていた。

二人の期待感がそれほど高まるのは、この状況によるのもさることながら、やはり倫子の容姿によるところが大きかった。二周り以上年下の肇や、それ以下の翔太や修次が性的関心を抱く位、確かに彼女は“ベッピン”ではあったのである。

その特徴として、高い鼻や白い肌、面長ながら丸みのある顎のラインなどが挙げられ、さらに、胸の厚みのせいで体格よく見える所などが、一種西洋人的な印象を見る者に与えた。栗色の髪が、その額から頬にまつわりよく映える。

「こんなベッピンさんやのに、スケベやねんもんなあ」

湊山が言う。

「たまらんなあ」

牛滝が言う。二人は口々に、倫子を妙な視点から褒めそやした。牛滝はさらに続ける。

「ほんでこの乳! なんちゅうボインやねん!」

彼の賛辞に応じるように、倫子の乳房はタプタプと揺れていた。言うまでもなく、下からの宇川の突き上げによって揺すられているのである。

「えげつないデカ乳やなぁ」

「うん、ええ体してはるわ、奥さん」

湊山も相槌を打つ。すると、それに重ねて牛滝が言う。

「なあ! スケベな体や! 牛みたいな乳やで!」

もうこうなると、褒めているのか辱めているのか分からないが、彼が悦んでいるのは確かである。

それにしても、“牛みたいな乳”というのは言いえて妙だ。前かがみになると、実際ホルスタインの例えに遜色ないボリュームはある。下向けば垂れ下がり、付け根の方がちょっと狭まって、先端の方に膨らみが移動する。その様は、ネットに入れられたメロンが、ブランブランとぶら下がっている形に例えれば適当だろうか。

逆に仰向くと、すそ野が平べったく広がる。それでも厚みが相当なので、こんもりとした丘が出来上がる。今彼女は反り返るようにしているので、ちょうどそれに近い状態だ。

ここで、ふいに宇川が、

「ほれほれ」

と言いながら、その円やかな丘をプルプルと揺すってみせた。

それに吸い寄せられるように近づく牛滝。

「エッロい乳やわぁ」

彼は誘われるように、スーッとそこへ手を差し伸べた。そうして、傾斜した胸板の上をトロンと滑り垂れる乳房の下ら辺に、何の断りもなく手を添えた。

「あっ、重っ!」

牛滝は大袈裟に騒いだ。乳房の重量感のことを言ったのである。驚くかどうかは人それぞれだろうが、それなりに重さがあるのは事実である。それだけの容積は優にあるのだ。

「どれ?」

湊山も近寄って来た。ただ彼は牛滝と違い、

「奥さん、ちょっと失礼しますよ」

と一言断ってから触った。大して気づかいにはなっていないが。

「あっ、ほんまや。ほんまに重いわ」

彼もまた感心する。

こうして倫子は、今日二度までも両の乳房を一つずつ別々の者に弄ばれることになった。前回の幼少の者達に続いて、今度は中年の男二人。いくら目立つ乳かさをしているといって、こんなに揉まれたことはない。

もっとも、彼女にとって専ら気がかりなのは、実はそのことではなかった。

(うぅ……当たる……当たってる……!)

それは、さっき彼女の視界に映ったもの、観覧者らの欲望のわだかまりである。それらは真っ直ぐに、倫子のわき腹に突き当たっていた。わざとそうしているのかどうかは分からない。そうべったりでもないし、当たったり当たらなかったりである。だが倫子には、ビンビンとその感触が過剰に意識された。

(イヤァ……)

その固さは、周囲を取り囲む男たちからの圧迫感を倍加し、倫子に言い知れぬ恐怖をもたらした。

(お、犯される……!)

宇川を受け入れた時とはまるで違う切迫感だ。大の男たちの集団を一人で相手にするということ――、まったくもって想像だにできない。これこそまさしく、慰み者になるという事態ではないか、倫子はどんどん先走って考えた。


<つづく>



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