おことわり
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。 >googleでほかのページを検索する< なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。 |
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。
小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。 ■連続作品 ◆長編作品 ▼「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」 ◆中編作品 ▼「大輪動会~友母姦戦記~」 ▼「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」 ◆オムニバス ▼「母を犯されて」 ◆短編作品 ▼「育てる夫」 ▼「最後の願い」 ▼「ママの枕」 ▼「ブラック&ワイフ」 ▼「夏のおばさん」 ▼「二回り三回り年下男」 ▼「兄と妻」 ■一話完結 ▼「ふんどし締めて」 ▼「旧居出し納め・新居出し初め」 ▼「牛方と嫁っこ」 ▼「ガンカケ」 ▼「祭りの声にまぎれて」 ▼「シーコイコイコイ!」 ▼「サルオナ」 ▼「母の独白」 ▼「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」 ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」 ★作品一覧 |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時九分 汚辱感が尻から突き上がってくる。それがどうしてなのかは、いかに平常心から離れた心境とはいえ、倫子にも知ることができた。 (ど、どこを触って……) セックスなのだから、日常触れることのあり得ない相手の部位、典型的には胸などに触るのは当然としても、およそ性とは無関係と思しき場所も肉体にはあるわけで、そこに触れられることがあろうとは、ちょっと考えられないことだった。 すなわち牛滝は、倫子の肛門に指の腹をグリグリと押し付けてきたのである。 (や、やめて……) たまらなく不安な気持ちが心に押し寄せる、これからどうなってしまうのかという不安が。汚らしさしかない場所をわざわざ触るとは! 確かに、性交の器官と排泄の器官は近い所にある。しかし、両者は絶対に別物だ。決してどちらかの最中に他方の存在が意識されるようなことがあってはならないはずだ。倫子はそう信じてきた。 それなのに、牛滝はまるで前戯のように肛門をいじくるのである。きつく集約する筋肉を揉みほぐすように、穴の入口を押したり、撫でたりする。 「ウゥ……」 倫子は目を閉じて口を歪ませた。彼女にとっては、膣に陰茎を挿入されることよりもやるせない瞬間だった。 「奥さんは、こっちも普段使いはんの?」 牛滝は聞いた。 「ええ? どやねんな、あるんか? つこたこと」 まさに拷問のような仕打ちだった。倫子は、とてもそんな卑猥な詰問には応じられなかった。彼女が黙っていると、それに代わって湊山が応じた。 「いやアナル経験のある人て、普通そんなおらんでしょ」 それに続けて宇川も、 「そやで、世の中あんさんみたいな変態ばっかりちゃうで」 と指摘する。それを聞いて牛滝は笑いながら、 「そうかなあ」 と言いつつ、しかし一方で反省することはなく、 「ほなら奥さん、あんたアナルは処女かいな」 と、むしろ現在の状況を肯定的に評価するのだった。そうして、とうとう中指を倫子の肛門に潜り込ませる。 「ヒッ! ゥヒィッ!」 (ア……ナル……? 処女……?) 倫子は混乱していた。だが、これからどういうことになるのかはもはや明らかだった。倫子はその運命から逃れるべく、これまでにないほど腰を跳ねさせた。 「おっ、しっかり押さえてや」 肛門に挿した指をクニクニ動かしながら、牛滝は別所に指示する。今倫子の膣と合体しているのが別所なのである。彼は、牛滝が肛門をまさぐる間に、栃尾から早々に後を譲られていたのだ。 「はい。……あっ……うっ……!」 彼は牛滝の指示通り倫子の腿を押さえにかかったが、その後なぜか軽くうめいた。その理由について、牛滝がいち早く気づいて言う。 「締まりが良うなったやろ?」 彼の言わんとするのは、ヴァギナが収縮して、よりペニスを締め上げるようになったということである。 「ケツの穴ほじられたらな、オメコ締まりよんねん」 (ケ、ケツの穴……) 倫子には、とても自分のことを言われているとは思えない話だった。しかし、事実、自分の“ケツの穴”の話なのである。 一方、無知な別所はただただ感心していた。ただ、大人しく感心している場合ではなかった。膣の締め上げが、彼には刺激的過ぎたのである。とうとう彼は、栃尾らのように次へバトンタッチすることができなかった。 「うぅっ……」 別所はまた小さくうめいた。それとともに、精液を垂れ流していた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時十二分 別所が離れると、それに替わって交接するのは赤石だ。彼は、もうすっかり慣れっこになったザーメンでグチャグチャのヴァギナに、ためらうことなくペニスを押しこんだ。 彼らの交代劇に、もはや中年達も一々反応しない。また、少年たちの方でも彼らに促されなくても自ら交替を行うようになっていた。 牛滝もまた、そんな彼らのことは放っておいて、自分の指使いに没頭していた。 「ああ、エエ感じでほぐれたあるわ。ズボズボ入りよる。だいぶ柔らかなっとるわ」 彼の中指は、倫子の尻穴に入るとその内壁をぐるっとなぞりつつ、らせん状にゆっくりとその身を沈めていった。穴をほぐし、さらに広げているのである。 「ウゥ……ウッ、ウッ、ウ、ウ……」 強烈な不快感に、倫子はいたたまれない思いだ。座薬を入れる時の違和感の、何百倍もの凄さがある。倫子の腰は常に浮き気味だった。 だが、それを自由にさせまいとするのが少年たちである。彼らとは今、性交の最中なのである。結合する陰茎が、重しのように倫子の腰を逃れさせまいとするのだ。 性交と肛門愛撫、その強烈な板挟みに遭って、倫子は身も世もなく震えた。かたやオーガズムのただ中なのである。その引かない波の中で、訳も分からない内に肛門をほじくられているのだ。 「ウヒァー……!」 開きっぱなしの倫子の口から、言葉にならない声が漏れる。するとその口へ、別所の肉茎が放り込まれた。宇川の手引きによるものだった。まだ固さを残している海綿体は全身精液まみれで、まっとうな心境で正視していたならば、とても口に入れようなどとは思い及ばない代物だった。直前の別所の精液のみならず、これまでの吐き溜まりの分も含んでいるのだ。 「ン、ア、ンッンッ!」 倫子はそれを飲み込んだ瞬間、気が遠くなるのを感じた。口中を穢す強烈無類の男臭さが、まるで脳髄を圧迫するようだ。その影響で、閉じた瞼から一瞬白眼が見え隠れする。 不思議なもので、そうなってくるといつしか肛門へのいたぶりも性戯の一環と理解するようになる。そもそも、筋肉と神経の集中する箇所だけに、独特の感じが得られることはあるわけで。 「どや、ケツがオメコみたいになってきたやろ」 牛滝は言いながら、中指をさらに押し進めた。既に第二関節辺りまで隠れている。加えて、彼はそこと陰唇の間の、いわゆる会陰と呼ばれる個所をさすり始めた。 (ケツがオメコ……ああっ、わたし……もう……) とっくにエクスタシーは極まっていたものの、それから気が遠くなったりやや近く戻ったりして、倫子の精神と気力はもはや危うい状態を往来していた。それはそうであろう、口と膣を犯され、さらに肛門までも……。並大抵のことではない。 「ぼちぼちなあ、入れよう思うねん」 それは宣言なのか了解を求めているのか、誰に言うともなしに言って、牛滝はその準備に取り掛かりだした。彼の頼みで男たちは一旦離れ、倫子は体を浮かされ、その下の岩場に彼は寝そべるように位置した。つまり、牛滝の体の上に倫子は仰向けに寝そべる格好となったわけだ。すると、ちょうど彼女の尻の谷間に肉棒が挟まるようにべったりとくっつく。その剛直は、まるで彼女の体を押し上げるかのようだった。 さて、体勢が定まると、別所と赤石は再び倫子へ近寄った。ところが、口へと向かう別所は良かったが、下半身を目指す赤石は止められた。 「ちょっと待ってや。先こっち入れてからな」 赤石は制止されてちょっと恥じらったが、牛滝の言葉を聞いて、素直にそれを見守った。彼とてこれから始まることには興味津々である。そんな彼の目の前で、牛滝のいきり立った肉棒が倫子の尻の下から現れる。 それはピーンと立って、そのまま陰唇に突き入りそうだったがそうはならず、持ち主の手によって制圧されて下腹との間を鋭角に設定されるのだった。その先端は、迷いなく膣の下を狙って、ロケットのように発射を待っている。 「入れるでぇ」 彼はその言葉とともに、一気にそれを進発させた。皺の凝縮するその中央へ赤黒い突起がぶち当たり、やがてそれは皺の中に埋もれていく。確実に、埋もれていく。まだその棒の先は長いが、全部埋まるのも時間の問題だろう。 それを見ていた宇川が言う。 「うわあ……ほんまに入ったある」 そしてさらに、 「ようやるわ」 と苦笑しながらつぶやいた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時十五分 「おお、入る入る。柔らかいさかいどんどん入る」 牛滝の言葉とともに、彼の剛直はまっしぐらに肛門の内へ突き進み、そのたわんだ穴筋を次々と一直線に伸ばしていった。 「ほんまに入るねんなぁ。初めて見たわ……」 顔を近づけて見ながら、湊山は感心する。少年たちにしても、それは同じ思いだろう。 「そやで」 それに応じるべく牛滝が言う。 「ケツの穴もなあオメコやねん女は。チンポの穴やねん。そやし、入るようになったあんねん」 いかに無知な少年たちといえど、それを素直に認めることは普段ならなかったろうが、こうして目の前で実演されてみると、そうだったのか、という気にもなってくる。 ところが、それに水を差すように宇川が言う。 「まあしかし、ボクはエエわ」 手を顔の前でひらひらさせて言う。 「なんでやねん」 牛滝はこれを認めない。 「食わず嫌いやで。一遍やってみぃて。癖なるさかい」 さらには、 「自分らも後でやってみ」 と少年らにも勧める。彼らは否定も肯定もしなかった。それに代わって湊山が問う。 「気持ちよろしいの?」 「そらもう」 大仰にうなづく牛滝。 「めちゃくちゃ締まるしねぇ、ごっつぅエエ具合や。奥さん、あんた名器やね」 倫子はそれに答える代わりに咳き込んだ。むせるような、あるいは吐き気のような感じがある。彼女はそれを、咳で何とか回避しようとしたものだ。 と、そこへ、ようやく許しを得て、赤石が再突入してくる。倫子は悶絶した。 「ンゥッヒィッィッ!」 強烈だった。男の上に寝そべり、下の彼は尻の穴へ、そして覆いかぶさってきた彼はその上の膣の穴へ……。上下、いや前後というべきなのか、とにかく性交の穴と排泄の穴、両方を同時に男根で塞がれてしまったのだ。想像だにしない衝撃、非常識な行い。 倫子はイッた。イッたという言葉通り、完全に意識がイッてしまった。あるいはイカれてしまった。恐るべき性感が全身に充満すると、人は狂わずにはいられないのである。 「ア、ア、ア、ア、ア、アアア……」 体内に二本、――いや違った、三本だ、口腔にも入っている、――そう、三本もの男根が倫子の体内に同時に入っているのである。もはや、気持ちいい、などとおさまり返って感想を述べている段階ではない。この状況に至りなば、アダルトビデオなどの所詮作りごとの女優の反応が馬鹿みたいに思えるほどだ。本当に絶頂を超えると、全身これ無に等しくなったようになるものである。 「どや、おっちゃんのが中で当たるやろ」 牛滝は赤石に問うた。 「気持ちの悪いこと言いないな。おっさんのチンポなんか当たりたないなあ?」 傍から宇川も赤石に問う。 「ちゃうがな、オメコとアナルに一遍に入れたら、お互い擦れて気持ちエエんやがな。アーもう、分からんかなあ」 宇川の否定的な台詞に、じれったそうに牛滝が言う。彼の指摘通り、膣に入った肉棒と直腸に入った肉棒とが、その仕切りの内壁をゴリゴリと行き来して擦り合っているのは事実だった。 赤石にもそれは実感できている。彼は二人の問いかけには答えそこなったが、自分の道はしっかりと押さえている。だが、いささか押さえ過ぎた。いや、経験の乏しさの故だろうか。窮屈になった膣内に、牛滝の腰つきに気を使いながら五、六遍も突き入れた頃、彼はそれ以上を望むことができなかった。 「オーなんや、出てもたか。分かるわ、出てんの」 赤石の脈動は、しっかりと牛滝にも確認できたようだ。両穴挿しの一方が射精する脈動は。 と、その時、湊山がにわかに声をひそめて叫んだ。 「誰か来たんちゃうか!」 言うが早いか、脱衣所の扉が開く。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時十八分 その人物は、呆気にとられて固まっていた。だがそれも、宇川が声をかけるまでの一瞬の間だけだった。 「吉野はん! 吉野はんやないか!」 「お、おお……!」 長四角の顔には縦に深い皺が刻まれ、そのてっぺんに申し訳程度に髪の毛が乗っている、まるでそれが野菜のヘタのように見える、そんな男だ。やはり宇川らの一行の一人で、名を吉野(よしの)という。 「な、なんや……どういう……?」 だいぶ酔っているらしくそれは赤くなった顔にも明らかだったが、さすがに目の前の状況を見ては、酔いながらも戸惑わざるを得ないよう。 「いやあ、ここで知りおうた奥さんでな、ほんでこの子らもここでおうたんやけど、まあ折角やしみんなで仲良うしょうか、いうことで」 宇川が言えば、湊山も、 「そうですねん。混浴やさかいに、色々出会いがありますわ」 と、ほのぼのした調子で説明する。それを聞いて吉野は、 「へえ……そうか、混浴か……」 と、基本的なことに感心しつつもまだ心おさまらぬ様子で、しかし口元は明らかに俗な興味で緩ませながら、湯船の中へ入ってきた。 「えらい仲良なったもんやなあ」 言いながら、吉野はついに満面をほころばせた。それと同時に、彼の股間の肉棒は早くも持ちあがりだす。 「そやで。どスケベな奥さんでなあ、一人で混浴風呂にマワされに来とんねん」 牛滝がそう話す途中で、吉野はあることに気づいた。 「いやっ、牛ちゃん! エラいとこに入ってるやんか」 そう指摘したのは、牛滝のペニスが倫子のアナルに入っていることである。 「どこから声出してんのかと思たら」 吉野の指摘を受けて、牛滝は答える。 「へへ、ケツや。ケツでしてんねん。混浴に奥さん一人やさかいな、女手一つでは穴が間に合わんねや」 まるで、混浴風呂に入ったら女はペニスを入れられるのが当たり前といったような口ぶりである。さらに、 「この奥さんも、ケツの穴つこてくれ、言いよるさかいな。見てみぃ、後ろから前から挿されて、ずっとあの世に逝きっぱなしやわ」 相変わらず勝手なことを並べ立てていく。もっとも、倫子の気持ちが昇天し続けているのは事実だ。 そんな彼女を取り巻いてずらりと残りの男根が居並ぶ。彼女にとっては、もはや男たちというより男根たちといった方がイメージしやすい。彼らという存在を、男根だけで認識しているのである。その部分だけが意味を持つと。 ここは彼女にとって天国なのか地獄なのか。快楽が精神を凌駕した今となっては、彼女に聞いてみてもはっきりしないだろう。 さて、吉野は彼ら男根たちを見まわして言うよう、 「これ、みんな?」 全員が倫子とまぐわったのかという意図である。 「そや、兄弟や」 宇川がニヤニヤと言う。その上、 「この子らなんかもう二回したで」 と、赤石と別所を指した。 「そや、自分の番やんか」 牛滝が気づいて、栃尾に言う。栃尾は待ってましたとばかりに倫子に挿入した。再びの二本挿しである。 「次、しまっか?」 宇川が吉野に聞いた。 「へへっ」 吉野は笑ってはっきり言わなかったが、その意思はもう明白だった。 「あ、別に焦らんでもエエねんで」 次が控えていると知って慌てないようにと、宇川は栃尾を気遣った。だが、栃尾にはそう言われようが言われまいが関係なかった。彼はあまりにもあっけなく射精を終えてしまっていたからである。 引きさがる彼、それと入れ替わりに、吉野が前に進み出た。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時二十一分 「へへへぇ」 笑みを浮かべた吉野は、陰茎の先を迷いなく倫子の膣に押し込んでいった。そこにはさんざっぱら男たちの精液が放出されていたが、それらは何ら彼をためらわせるものではなかった。 「おお……具合ええ……!」 彼は湯に浸かるのと同じようにため息ついて、その快感を表現した。 一方、彼がすっかり倫子の内にその身を埋めると、牛滝は彼女ごとおもむろに起き直った。 「ちょっとこう、挟んでしょうか」 彼が言うには、倫子を二人の間で持ち上げ、その前後から挟み撃ちにしようというのである。すぐにそれは実行され、二人は男根を挿入したまま倫子の体を宙に持ち上げた。 「サンドイッチや」 牛滝は言った。やや不自由な体勢ながら、両者はカクカクと腰を振りだす。するとそれにつれ、倫子の足がブラブラと揺れた。 彼女にとっては、たとえ相手が一人でも初めての体位である。もし気が確かなら、それなりの心の動きがあっただろう。だが、生憎今は、 「アウアフ……」 などと、意味不明な声を微かに上げ、口辺からよだれとザーメンを垂らすだけだった。 その口を吉野が吸う。そうすると、密着する二人の間で倫子の巨大な乳房がつぶれ、さらに余った脂肪が隙間からあふれた。それは、彼女の体が上下する度に、吉野の胸板の上でツルツルと滑る。 吉野はその感触を楽しみつつ、深々と肉棒を彼女の前の穴に挿し入れた。二人の縮れ毛が入り口で絡み合う。他方、後ろの穴の入り口にも縮れ毛はへばりついていたが、それは牛滝もまた深々とその穴に肉棒を挿し込んでいたからだった。 「どないでっか、吉野はん」 彼は問う。 「ええ具合や、こんなん初めてや」 吉野は答えた。ユッサユッサと二人は倫子を抱え揺する。しばらくそうしていたが、やがて牛滝が言った。 「もうぼちぼち出そうやわ。どない? 一緒に出しまひょか?」 「そうやな」 吉野は彼の意図をすぐに汲み取って、その申し出を受けた。すなわち、前後で同時に射精しようというのである。二人は申し合わせてラストスパートのピストンを行った。 「アウフウゥヒエヘエェ……ッ!」 倫子は白目をむいてだらしなく二人にもたれかかる。本来なら前の男にしがみついてでも体を安定させたいところだが、もはやそんな防衛意識すら放棄してしまうほどに、彼女は手いっぱいだった。もしも二人が一気に手を引いたら、そのまま湯の中にドボンである。 その様子を指さして、宇川が笑う。 「重そうやなあ。こら重労働やで」 その指摘は当意即妙で、確かに今の倫子はすこぶる重そうだった。普段なら決して太っては見えないのだが、大の大人の女ひとり、こうやってだらけきった格好で抱えあげられていると、たとえ二人がかりでも重そうに見えた。 もっとも、労働中の男達が音を上げることはなかった。彼らが宣言したのは、むしろ仕事の完遂である。 「ああっ!」 「うっ!」 口々に快感の叫びを上げて、前後の両者は倫子の体内に精液を吹きあげた。 ――同時射精。膣内と肛門内に、一斉に熱いスペルマがほとばしる。生殖行為としては概念上ありえないことだ。そもそも二人の男と同時に性交渉することもだが。 「うわあ、すごいなあ」 湊山が感嘆の声を上げた。まるで二発同時の打ち上げ花火を見たようだった。 ひとしきり脈動を終えた所で、まず吉野が肉棒を抜く。すると、栓が抜けた穴ぼこから、ツーッと白濁液が流れ落ちた。 続いては牛滝の番だ。だが彼は大股開きに倫子を抱え上げたまま、容易に男根を抜こうとしなかった。 「このままお風呂でブリブリされたらかなんからなあ」 意外な彼の心配りだった。もしものことを心配し、彼は彼女を抱えたまま脱衣所の方を目指す。 「おいおい、どこ行くねんな」 宇川が尋ねる。すると、牛滝はそれに答えて、 「ん? トイレ、トイレ」 そう言って、男性の脱衣所の方へ入って行った。 「なんや……、そやからアナルはめんどくさいねん」 宇川はいささか不満そうである。 「……しかしあんたら、ずっとここおったんかいな?」 ふと吉野が問う。 「そやねん」 宇川が応じる。 「さすがにのぼせてきたわ」 彼はそう言って笑った。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時二十六分 主役が一旦抜け、浴場が静けさを取り戻しつつあった頃、脱衣所では一つの動きがあった。これまでの例によって、新たな仲間が加わったのである。彼とは牛滝が倫子とともに便所から出てきた所で出くわした。 「オー、誰か思たら」 声をかけてきたのは須賀谷(すがたに)という男、やはり牛滝らの連れである。二人は談笑しながら、憔悴しきった風の倫子を連れて浴場に入った。 倫子ときたら、輪姦された上に便所の世話までされて、もはや人心地がしていない。浴場に連れ戻された彼女はは、まず真っ先に“ウォシュレット”と称してシャワーで股間を洗い流された。 「アーきれいなった。これでいつでも使えるで。ケツの穴準備万端や!」 牛滝は嬉々として言った。 その直後、当たり前のように倫子はまた新しい男、須賀谷に犯された。自然な段取りだった。 「こんなエエことできる思わへんかったわ」 須賀谷は言って、洗い場に四つん這いにさせた倫子の膣を後ろから突きまくった。さらに彼女の口を、湯船から上がった吉野が男根で塞ぐ。勃起はしていないが、性欲は満々だ。 「ほんまやで。こんななんもない宿で、こんなお得ななあ」 吉野は言う。それを聞いて、牛滝がまた例によって、やれ淫乱だの、やれ変態だのと倫子のことを勝手に解説して聞かせる。須賀谷も吉野も、それを聞いて何の不審も抱かなかった。むしろ目の前の肉欲が全てだった。 やがて、須賀谷は倫子の体内で果てる。これまた何の違和感もない膣内射精。彼の肉棒が抜かれると、ドロドロと白い汁がこぼれ落ちる。次々と入れられて飲まされて、まるでミルク飲み人形のような膣だ。 それを目で追いながら、牛滝は言う。 「おしっ、次誰や。自分らまだヤりたいやろ」 彼は少年たちに問いかける。しかし、三人が答える代わりに発言したのは宇川だった。 「そのことなんやけどな。さっき話してたんやけど、ええ加減のぼせてきたさかい、ぼちぼち上がろかちゅうてんねん」 「エー上がる?」 牛滝は不満そうだ。続けて須賀谷も、 「今来たとこやのに……」 と、冗談混じりながら本音を漏らす。 「うんまあ、お風呂は入ったらええねんけどな。ボクらはもう十分浸かったし、一遍上がってやな、ほんで、奥さんと一緒に上行こか、上行ってみんなで続きしょうか言うててん」 宇川がこう説明すると、牛滝らも納得した様子だ。すると、須賀谷が、 「あ、そう言うたら、渡瀬さんと榊原さんもこっち来る言うたはったし、どっちみちここにしばらくおりますわ」 と申し出、彼だけはまだ浴場に残ることになった。 こうして彼らの今後のプランは決まった。この輪の中心人物ともいうべき倫子の意見が聴取されることもなく。 「ええやんな? 奥さん。まだまだ夜は長いし」 宇川がささやく。すると牛滝も、 「チンポは仰山あるさかいな、一晩中犯してまだまだイかせまくったんで」 湊山も、 「奥さん、忘れられへん夜にしましょか。思い出づくりですわ」 口々にささやく。 「思い出づくりっちゅうか、子づくりちゃうか」 牛滝の言葉に皆笑った。 (ああ……) 倫子はどうしていいか分からないままに、そのまま男たちに連れ去られていった。足は地面に着いていたが、現実に歩いているものかどうかも分からなかった。それでも、これから起こるのがどれほどとんでもないことかというのだけは肌で感じられた。大変な大仕事をまだまだしなければならないのだと。 もっとも、その大仕事の前に、彼女にはまだ一つ二つこなさなければならない仕事が残っていた。その一つが、早速に脱衣所に出た彼女を待ち受けていた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時三十七分 男性用の脱衣所に、倫子は男らに連れられるままに入った。そして、そこでまた新しい男根を入れられた。 渡瀬(わたぜ)という、さっき須賀谷が言っていた男の一人だ。一行が脱衣所に出た時、ちょうど外から入って来た所をはち合わせた。そしてそのまま、ほぼ出会いがしらにセックス。無論、周りの男たちの誘導によって。 「アア~、最高やなあ」 後ろから倫子の尻を引き寄せて、その密着状態のまま膣内に射精しつつ渡瀬は言った。 「一杯飲んで、美味しいもん食べて、次は女やなあて、ちょうど思てたとこやねん」 と、満足そうである。肉穴から明るみに帰ってきた肉棒は、ピクンピクンと跳ねて、まるで彼の喜びに同調しているかのようだった。彼はその後須賀谷の待つ浴場へと入っていった。 他方、倫子は浴衣を着せられていた。無人の女性用脱衣所から持ってこられた、彼女が脱いだものである。外での移動にはさすがに全裸はまずかろうとの宇川の判断だった。 但し、下着は着けさせられなかった。誰が提案するともなしに、そういうことになっていた。男たちにとっては遊び心である。 「ごっついブラジャーやなあ!」 手に持って広げながら牛滝が言った。確かに大きなカップではあった。持ち主の胸の豊かさを想像するに余りある代物であった。 「どスケベな乳にぴったりやで」 彼はそれを倫子の胸に合わせてみた後、傍にいた栃尾の方へ放り投げた。それを見て宇川が言う。 「持って帰り、記念に」 冗談とも本気ともつかない言葉に、栃尾は赤石と顔を見合わせる。彼らは仲間内でちょっと譲り合ったりしたが、その場には捨て置けないので、結局上下の下着とも栃尾が持って出ることになった。 ぞろぞろと脱衣所を出る。宿泊客の少ない館内は静まり返っている。途中の売店も閉まっている。ただ自動販売機だけが変わらぬ営業を続けていた。その前を抜け、奥のエレベーターへ。誰にも会わない。倫子はひそかに胸をなでおろしていた。 また脱衣所から出ると外気が心地よく、その冷たさは彼女の神経をなだめた。一方でそれは現実に立ち戻らんとする空気でもあった。彼女は嫌な予感がした。これから起こる変態的痴情事への恐れ? どこまでも堕ちてみたいという自身の破滅的性向への恐れ? いな、それよりももっと直接的で具体的な恐れだ。 小規模な館内にエレベーターは一台だけで、一行はその前でしばらく待った後、降りてきた箱の中に順々に乗り込んでいった。倫子は気づかなかった。彼女の前には男たちの背中。だから見えなかった。開いたドアから出てくる人々の顔が。 「お母さん!」 その声は鋭い切っ先でもって倫子の胸を貫いた。 「お母さん!」 もう一度呼びかけられる。倫子は凍れる背筋のままに振り返った。既にその身は男達に囲まれて、箱の中に踏みこんでいた。 「あっ……!」 目で追うまでもなかった。最も近しい者の顔はどこにいても見分けられるものだ。エレベーターを出てすぐの所、そこに娘がいた。倫子の娘である。予感は的中した。決定的な事実、身内の者に遭遇するということ、しかも最も見られてはまずい相手に。 それでも、倫子の脳はフル稼働し、それにともなってある表情が形づくられる。母親の顔、である。どんな境遇を経ていようとも我が子の前では母でいなければならぬと考える、それが母親というものだ。 「あら」 浴場での痴貌から一転、凛とした顔になる。しかし、さりげなく浴衣の前を引き締めるあたり、動揺はうかがえた。 倫子は思った、このままエレベーターはもう上がってしまうだろう、あるいは、上がってしまえばいいと。これを機会として降りるという選択もありえたが、穢れてしまった体で娘の前に出るのは気が引けたし、それに、男達がどういう態度に出るか懸念がないではなかった。 とにかくエレベーターはもう出発する、それでとりあえずこのいたたまれない状況からは解放される、それでいいのだ、その後のことはそれから考えればいいと、見た目は取り繕えてもとても得策を練れるような心境ではない彼女は必死で念じた。 彼女は一瞬待った。扉が閉まりかけ、娘に何か言葉をかけ損なう演技を想定しながら。ところが、扉は閉まらなかった。室内の誰かが、気を回して“開く”のボタンを押していたからである。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時四十四分 「もう、待ってたんだよ! ずっとお風呂にいたの?」 娘は唇を尖らせて母に詰め寄らんとする。 「ええ、まあ……」 母は焦っていた。左右を視界の端で窺って落ち着かない様子だ。 それを見て娘も周囲の人々を意識する。と同時に、母がこちらに出てくればいいのにと思いつつ、こう言った。 「これからみんなでカラオケに行こうって言ってるんだけど、お母さんも来てよ」 彼女は後ろの方を指さす。見ると、向こうの方に見覚えのある後ろ姿が幾人か歩いていた。 「ええそうね……でも……」 倫子は言い淀む。と、彼女の懸念を見澄ましたかのように、なんと彼女の体、それも股間の辺りに触れるものがあった。偶然手が当たったという程度ではなく、明らかにまさぐるような感じで。 (うそでしょ!?) こんな堂々たる痴漢があるだろうかと、倫子は疑った。だが現実にその手は彼女の股間、浴衣の中にまで侵入してくる。さらに驚くべきことには、後ろから彼女の浴衣の裾をまくり上げさえし始めたのだ。 (ちょっと! いくらなんでも!) 倫子は動揺した。しかしさすがに母である。娘の前では表情を崩さない。たとえ下着を着けていなくとも、その恥部を男にまさぐられようとも、その上恥穴に指を入れられてさえも。 誰とも知れぬ男の指は、秘唇を無茶苦茶にかき回して、母たる女を容赦なく辱める。濃厚な粘液が肉襞から指の腹を濡らす。女の穴は彼女の分別に反して、もうメスの役割に専念しだしていた。 それでも倫子は耐えなければならない。火照りきった肉体はいまだ燃焼状態にあり、ちょっと気を抜けばメスの悦びに乗っ取られていまいそうだ。 だが、今さら指で責められたとてどうということもないのも事実だ。さんざっぱら種付され続けた後なのである。あまつさえ、この期に及んで貞操の呵責にさいなまれることもない。 と、一瞬でもたかをくくったのがかえっていけなかった。 「お母さんね……」 そう言いかけた時だった。ベッタリ、と尻の間に、あのすっかり慣れ親しんだオスの重みが乗っかったではないか。倫子はそれまでうまく演じきるつもりだったが、あまりにびっくりしてちょっと声を裏返らせてしまった。 幸いにそれを怪しまれることはなかった。が、いつばれるとも分からない。倫子の前にも男が乗っており、彼女は彼らの間から顔を出して娘と会話していたのだが、下半身まですっかり隠れているかどうかは、大いに疑問であった。 「お、お母さんね、一回お部屋に……」 (お、お願い! お願いですから、ここではやめて!) 表と裏で言葉が分離していく。 男の肉棒はますますいきり立ち、そして彼女の尻の下へ潜り始める。 (うそよ……さすがに……それはまさか……) 彼女はうたぐりなからも、既に本心では諦めざるをえないことを知っていた。彼女の性器はキュンと引き締まり、中からじんわりと汁を湧き出させてくる。それは悦びの証か、それとも条件反射か。 肉棒は盲目的に甘い水を求めてその入り口を行き来していたが、ようやく探り当てたと見えて、そこからは一遍にその頭を潜り込ませてきた。 (入って……くる……は、入る!) 「お、お部屋に、入る、から……」 彼女は言っていたが、それは“帰る”の言い間違いだった。 「エー! いいじゃん、このまま行こうよ!」 娘は言い間違いには気づかなかったが、なおも食い下がった。 「あ、でも、ね、一回帰ってから……」 (お願い許して……!) 娘にも男にも向けて彼女は願う。しかし、どちらも聞き届けてくれない。男の腰はじわじわと動いて、肉竿は穴の中でピクピクと脈打つ。 「なんでなんで? めんどくさいじゃん!」 娘はいつになく聞きわけがない。なんとしてもこれを説得しなければならぬ。そうして、この場を早く終わらせなければ。 「お化粧、直したいし……、ね? すぐに……イ……行くからぁ」 妙に色っぽい声で倫子は言う。認めたくはなかったが、この常識外れの状況において、妙にゾクゾクと肉体が感じるのである。先ほどまでの浴場という、ある種隔絶された空間での場合とは違う、現実的な緊張感がそうさせるのだろうか。 ともかくも、娘はようやくのことで納得してくれた。 (ごめんね……お母さん……お母さん……イく、から……) 「イくから……先に、イッてぇ……」 言った刹那、倫子は歯を食いしばった。それと同時に、膣肉も食いしばる。その時、後ろから咳払いに似せた呻きが一つ聞こえた。瞬間、熱いほとばしりが体の芯にしみ込んでくる。 それと、扉が閉まるのとどちらが早かったかは分からない。だが事実として、倫子は娘の目前で見ず知らずの男にペニスとザーメンを入れられたのである。 (最低……わたし……) 風呂場では忘れかけていた、あるいは気づかないように努めてきた罪悪感が心に充満していく。 「ハア~良かった。こういうシチュエーションはたまらんな。全然モたへんかった。そうか、あの子娘やったんか」 それは今回彼女を新しく犯した、榊原(さかきばら)という名の男。娘たちと一緒に降りてきたエレベーターに乗っていたところを、仲間たちと合流し、そのわずかの間に倫子の事情を知ったのである。 「無茶するなあ、あんさんは」 「そやけど、娘の前でチンポ突っ込まれて、どえらい感じとったやん奥さん。もうほんまチンポ狂いやな」 宇川と牛滝が口々に囃したてて笑いを誘う。そんな状況とはつゆ知らず娘は先へ歩いていたが、ふと後ろでエレベーターが再び開いたので振り返って見た。ちょっと見ただけだったが、そこに母の顔は見いだせなかった。 母はその時その場ににしゃがみ込んで、自分を犯し終えた榊原のペニスをフェラチオしていたからである。 <つづく> 現在時刻21:47(1時間54分経過) 挿入された男根=11本 射精された回数=15発(膣14・尻1) (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時五十四分 天井が回る、空間が歪む、流されるままに流されて、ぼんやり映る視界の中で、彼女は揺らめいていた。 エレベーターを出て、移動して、それからほんの五分も経っていないというのに、体の中にはまた男が入っている。大浴場での一件以来、かれこれもう慣れっこになってしまった感覚、それがまた……。 およそ信じがたい成り行きだった。あの後、中年グループと向かった先は、ある一室。そこには、先に上がったあの三人の少年達も待機していた。そう、そこは彼らの泊まる部屋だったのだ。 さらに、そこには別の少年達もいた。やはり先の少年らと同様、部活動の合宿でこの施設に宿をとっていたそうである。聞けば、三人の後輩ということであった。すなわち、二年生が四人、一年生が二人……。 宇川ら中年達は、いい加減なことを言いつつ、勢いで彼ら新参少年達をも巻き込んでいった。既に一味と化した三年生達にも、もはやためらいはなく、毒を食らわば皿までとばかり、後輩達を消しかけた。 そして、その結果が今の状況だ。 「かまへん、かまへん! 今晩でみんな童貞卒業や」 牛滝の煽りを受け、早速に二年生の一人が倫子の中に入った。三国(みくに)という子だった。もっとも、倫子には、この期に及んで彼らの一人ひとりの同定など不可能であった。 彼女はといえば、部屋に入る時から妙に高揚した気分で、わずかに浴衣の前を押さえることで自意識は保っているつもりながらも、促されるままにただ単に足を運びゆくだけだった。一種の諦めの境地とも言えたが、むしろそれを盾にとっている風でもあり、少なくとも後悔や恐怖などは心に追い付いていない情況であった。 (これから、どうなるの?) まるで他人事めいたそんな思いが、ぼうっとした頭に繰り返される。混乱、それが彼女のよりどころであった。ひたすらストーリーを追うだけの人になった気持ちで、肩を抱かれ、背中を押されて進みゆく。女にままありがちな破滅への憧憬を、現実のものとでもしたいかのように。 一度は冷めかかっていた頭も、娘の前で犯されてから、再び熱してしまっていた。そうしてまたしても家族という日常の傍を離れてしまっては、後はもう夢の中の旅路だ。旅の恥はかき捨てというが、この夢幻の境遇は、あまりにも世の常識とは懸隔があり過ぎた。今もまだ酔いは生きているのだろうか、この狂乱の渦中で、それは誰にも分からなかった。 狂乱は健全な精神を瞬く間に蝕んでいく。後輩少年達は、決して浮ついた心で時を送ってきたわけではない。それが、見知らぬおじさん・おばさんの登場で、大いに驚かされたものである。このあまりに唐突な椿事を僥倖と判ずるか否か、その判断も全くままならなかった。 しかし、彼らも男だったのである。どんなリスクをも乗り越えていく、オスの欲求というものを備えていた。かつはまた、そういった本能というものは、えてして鋭敏な計算を行うものである。そうして導き出された答えは明快であった。 「す、すっげ、気持ちいいです……!」 三国は言い、濡れた肉棒を震わせた。その肉棒の膨張度合が、彼の言葉を立証していた。 「そうやろ、そうやろ」 「イきとなったら、そのまま出したらええで」 「何発でもヤらしてもうたらええねんからな」 吉野、湊山、榊原といった面々が口々に囃したてる。 そのわずか数秒後だった。榊原の“何発でも”の言葉に心をくすぐられたようで、三国は急速にこみ上げたものを一気に挿入口深く放出していた。これが、彼の本能が出した答えだったわけである。 すぐに別な二年生が取って代わる。今度は白峰(しらみね)という者であった。彼は、布団の上に仰向かされて方々から親爺達に押さえつけられている倫子の股の間に入り、そのまま彼らの指導に従って分身を潜り込ませていく。 白峰も、三国同様の答えを求めていた。彼だけではない。後に控えている者も皆。 確かにまだ動揺はしているし、不安もある、それは少年達全員だ。しかし、既に賽は投げられたのだ、今さら一人だけ勝負を降りることなどできない。それは返って勇気の要ることだったし、それに、性を通じての男の連帯意識みたいなものもあった。結果、一同揃って順番に倫子と性交していくという掟が形成されたのである。 「ゆっくり腰動かして、チンポこすってみい」 「自分の気持ちええように動いたらええねんで」 「初めてでも、ヤることはわかったあるわなあ」 口々に忠告を行うのは、須賀谷、吉野、渡瀬。初体験でついつい焦りがちな腰使いをなだめた。白峰はそれらに一々応え、淫汁の海に肉竿を押し沈めていく。女体を共有することで、世代を超えた繋がりを感じる男達である。 劣情に支配された現場は異様な空気感だ。頭に血が上っている面々は、平生なら躊躇すべき点も難なく乗り越えていく。すなわち、たった一人の婦人に群がり、これを大多数で犯し尽くすということ、隣人が種付けし終えたのを見てなお、自分も交合しようとすること。あまつさえ、性交自体未経験かつ純情な者達にとっては、強烈過ぎて気持ちが萎えてもおかしくない状況でだ。 そもそも、白昼堂々と会っていれば、若者達はこの女に不埒な衝動を覚えたりしなかったであろう。彼らにとって倫子は“おばさん”であり、そしておばさんは性愛の対象となりえないのが常だからだ。ところが、このような形で出会い、ひと度“抱ける女”と認識してしまえば俄然話は別である。 加えて、倫子自身は知ろうまいが、一時に複数の男を入れた女体は発情しきっており、湯気のようにその身からは色香が立ち昇っている。それを些かでも感じてしまえば、もはやその女を憐れだとか、そういう風には思えないものだ。本当に色情狂の熟女が、わざわざ輪姦されに来ていると合点して、若者達は彼女をためらいなく犯していくのである。 (天井が回る……) 倫子はされるがままになって、彼らの性の相手を務めていく。 いつしか白峰も仕事を終え、三人目の二年生がそれに入れ替わっていた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後十時三分 「これで自分らも、今日から晴れて男やで」 浪花節よろしく、牛滝が豪快に笑いながら少年らをねぎらう。果たして彼の言葉通り、倫子の体を経て、続々と“男”が誕生していった。 三人目は大牧(おおまき)、四人目は関(せき)、そういう名前だったが、名前どころか、彼らの特徴すら倫子にはもう特定できなかったし、またする気もなかった。ただ自分を刹那的に通り過ぎていく男達、そういう自覚が辛うじてあっただけである。 それは、まさしく“通過”であり、間違っても本来の子作りではなかった。そこに目的などはなく、たまたま陰茎が勃起していて、それを手近な女穴に挿し込んだという、たったそれだけの行為の繰り返しであった。倫子がこれまで営んできた、どのセックスとも違う。 もっとも、おかげで少年らは性を学ぶことができたので、その意味では、生産的側面も否定はできなかった。性的に成長した男性が、膣を経て産み出されるという訳で。倫子は自らの性器から、こうして次々と機械的に“男性”を産み落としていったのである。 「どうや、女の体は最高やろ」 宇川が、終わった者達に話しかけている。問われた方は、それぞれ熱に浮かされた表情で頷き返す。誰しもまだ興奮冷めやらない。股間を中心にして熱く血をたぎらせ、また来たるべき時に備えている。 生産の過程は、二年生から一年生へと移り変わっていった。二年生と一年生とでは、年は一つしか違わないのに、体格には不思議と大きな隔たりがあるもので、一年生の外見には、やはりまだランドセルを背負うイメージこそ似つかわしかった。 このことは、今さらながらに一種衝撃的な情景を現出させた。巨大な胸のせいもあり大柄に見える倫子に、いかにも未完成で華奢な骨格の、これはもうはっきり言って子供にしか見えない者が、挑みかかっているのである。情を知らない者の目には、子供が母親に甘えているように見えたであろう。しかし、実はペニスで繋がっているのだから尋常ではない。 思えば彼らは、人間の長い一生からすれば、まだ本来の意味でのこの世への誕生から幾ばくもない年齢の者たちである。言うなれば、つい先日その穴から産声を上げて出てきた子が、早くも繁殖のためにそこへ里帰りしたようなわけだ。 「オ、オオゥ……!」 立派になって帰ってきた息子達の姿に、母親は泣かされる。大きく、逞しく成長した彼らは、もうすっかり男であった。たといその腰回りが、まだ彼女の太もも程しかなかろうとも、男は男、生殖に不都合はない。むしろ、大女とも見まごう相手に小人のようななりでセックスを挑む様子は、勇壮にすら見えた。 「ウンッ……ウゥッ……!」 山椒は小粒でピリリと辛い、小人の肉棒でも確かな硬度でグリグリとえぐられれば、否応なしにメスの感度は反応してしまう。年齢はもちろん身長も体重も自分に及ばない相手なのに、それにのしかかられてペニスをハめられてしばうと、倫子はもう彼に仕える者、すなわち妻として服従を誓ってしまうのだった。女の哀しい性である。 とはいえ、年が年だけに、そもそも相手の子たちは自慰すらまだ経験していないのかもしれず、だとすれば、倫子はまさしく性の性たるものを、いきなり実技をもって伝授したことになる。もちろん、自慰とは性の擬態であるのだから、性交こそが本来なのではあるが、これが果たして現代社会の通念上許容されうるかどうかとなると、話は別である。 それでも性交は続く。真実親子程に歳の離れた者同士の生殖行為である。さらに厳密に言えば、倫子にとっては、実は自分の子供よりも年下の男子との性交なのだ。 「ウゥフゥ……ン……!」 彼女は我が子よりも若い子を夫として認め、彼とセックスし、女の声で媚びている。彼女の冷静な部分が、相手の素性に気づかないわけはない。それでも受容できるのは、気づかないふりをしているからだ。ちょっと油断すれば、娘の顔が頭をよぎりかねない所を、わざと自らを煙に巻いて、混乱を継続させているのである。 確かに、立て続けの性器の酷使で、意識が朦朧としているのは真実だ。だが、ふとした瞬間に、ぽっと気分的落ち着きが生まれて、その間に我が甦ることはあるのである。 もっとも、肉竿を現にハめ込まれている彼女の乱れようからは、果たしてそういう受容的な立場だけで説明がつくものか、傍目に疑問視されかねない所があった。 「ウッ、ンッ、ンッ……!」 少年と腰をすり合わせながらも、明らかに彼女は性的に喜悦の体であった。たとえ相手が我が子以下の年齢であっても、れっきとした固さと膨らみがある限り、そうしてそれで女穴を埋めてくれる限り、不足はないとでも言う風に。 おそらく、肉体的に常に欲情のピーク状態にある彼女には、もはや選択の余地などないのであろう。少年達が“おばさん”倫子のことを一転“ヤれる女”と認識し、ただただ欲望のままに彼女の膣へ勃起したペニスを挿していったように、倫子もまた彼らのことを、女としての満足を与えてくれる道具のごとく、いわばペニス単位で把握するようになっていたわけである。 そんな彼女に向かって、一年生達も続々と精を放出していく。まずは一人目、西浦(にしうら)。その後、二人目、伊東(いとう)。こうして、この部屋で最後の“男性生産”が終わった。 しかし、まだまだ男根は控えている。何しろ全十六本だ。一旦終わったものも、誰かの番の間にはまた復活している。そういうものが倫子を取り巻いて林立しているのだ。現場は異様なムードである。その中にあってまばゆく輝いて見える熟女の淫肉が、また男根達を奮い立たせてしまう。 この豊富で絶倫なる男達に対して、女体はたった一つ、いわば多夫一妻である。妻はその身一つで、彼ら夫達の飽くことなきセックスに、まだまだ応え続けなければならないのである。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 (101)05:52~(110)07:07、(111)07:15~(120)08:35 目次へ |