おことわり
R18
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(21) 20:47

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時四十七分


少年たちは、まんじりともしないで倫子の痴態を見つめていた。そんな彼らに宇川が尋ねる。

「自分ら、童貞か?」

品のないことをあけすけに聞くものである。

三人は困ってしまって、互いに顔を見合わせた。そういうことについて、ちょうどデリケートになりだす時期である。仲間内でも、あまり打ち解けた話はしていないのだった。

「恥ずかしがることないがな。自分らぐらいの歳やったら、そら童貞でもおかしないわ」

宇川はこう言って、告白のハードルを下げてやる。どうあっても答えなければならないらしい。

三人は渋々告白した。三人とも童貞だった。

「おっちゃんかて、その頃まだ童貞やったわ」

湊山が明るく言う。恥じ入る少年たちに加勢するつもりのようだ。

ところが牛滝は、

「ワシ、その頃もう彼女おったけどなあ」

と、せっかくまとまりそうな輪を乱すようなことを言う。これをとりなすのは宇川の役目。

「まあまあ、人それぞれや」

彼は持ち前の柔らかな物腰で、既に少年たちから一定の信頼を勝ち得ていた。

「そやけど、今日はほんまラッキーやで」

感慨を込めて宇川が言う。すると、これには牛滝も大賛成で、

「そや! こんなボインとオメコできんねやからな! 中々ないでぇ、それもタダで」

湊山も笑顔で、

「うらやましいなぁ君ら。こんなベッピンさんとやでぇ?」

中年男達の煽りに、少年たちの興奮も高まらざるをえない。場は和やかなムード一色となっていった。そんなムードを象徴するように、宇川が皆を笑わせる。

「ただ、ちょっとトウはたってるけどな」

すかさず牛滝も口を挟む。

「ひょっとしたら、自分らのお母さんよりも年上か分からんで」

倫子の正確な年齢のことを男たちは誰も知らないわけだが、ただ少なくとも二十代前半までの若い感じではないとの判断から、男性によくありがちな女性の年齢に対する揶揄を行ったものであった。

倫子はいわゆる美人の部類に属していい容姿だったが、実年齢と比較して殊更に若く見えるというタイプではない。ふくよかな胸のせいもあるだろう、母親的な雰囲気が前面に出るからである。

もっとも、少年たちとの歳の差が親子ほどもあるのは事実だった。倫子はぼんやりしていたが、平常なら即座に判断していたはずである、自分の娘と彼らが同年代であると。

宇川との伸び伸びとしたトークによって、少年たちの素性は次第に明らかとなっていった。

彼らはいずれも中学三年生で、この温泉にはクラブ活動の合宿としてやって来たということだった。

「卓球部か! そら温泉にはぴったりやわな」

牛滝らは茶々を入れたが、実際には部の監督とのつながりでここの宿泊施設が選ばれたのである。ちなみに、倫子らも一員の伝手でここに来ることになったのであり、結局そういう知り合い筋しか客が来ない所なのであろう。

少年らの名は、それぞれ、赤石、栃尾、別所といった。

赤石(あかいし)は利発そうな外見で、三人の中ではリーダー格のようだった。聞けば部長ということであり、それも頷けるほど頼りがいのありそうな雰囲気だった。

ほかの二人は、彼に比べればおっとりとしており、栃尾(とちお)は横幅の広いぽっちゃりとした丸い体型、別所(べっしょ)は背が一番高くひょろりとした体型だった。

三人は同級生ということで一緒にいることが多いらしい。ほかにも部員はいるが、彼らだけが抜け出してきたのだという。

「まあ、とりあえずラッキーやったなぁ。こんなチャンス滅多にないで」

牛滝は言った。これを受けて、湊山が言う。

「よっしゃ! もうちょっと待ってや。おっちゃんももうすぐ終わるさかいな」

彼は言いながら、倫子の尻により強く腰を打ちつけ始めた。宇川がそれを指さし、

「お手本や思て、よう見とき」

と、赤石らに促す。


<つづく>



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[2010/07/19 20:47] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(22) 20:48

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時四十八分


湊山は倫子の腰を引き寄せ、また自身も腰を突きだして激しく接合を繰り返した。その度に肌と肌のぶつかり合うパンパンいう音が、風呂場ならではに大きくこだまする。

少年たちは宇川の号令で二人に近づいていき、その結合部周辺を取り巻いて顔を並べた。

「ほら、なあ? 入ったあるやろ?」

そこを指さしながら彼が振り返る。

「は、はい……」

赤石を筆頭に、三人は生唾を飲み込んで答えた。

彼らの目前には交尾するペニスとヴァギナがあったが、ペニスは先端をうずめているので幹の部分しか見えない。他方その先端を覆い隠しつつ脇へと盛り上がる肉土手には、黒い縮れ毛が伸びやかに群生していたが、三人の目からはその毛一本一本までが確認できた。

「見えるかぁ? ほれ、チンポがなぁ、出たり、入ったり……」

湊山は一同を見まわしながらちょっとペースを落として、肉棒をギリギリまで抜き出したり、逆に根元まで押しこんだりして、性交の機能が見物しやすいように気を遣ってやった。そうやると、陰茎が膣に挿入されていく一部始終が少年たちにも非常に分かりやすく、まるで、理科の実験教室のようだった。湊山は教師よろしく、倫子という教材で彼らにセックスのレクチャーをしているわけである。

(アアァー……)

倫子は見られているのを意識して羞恥に震えた。いくら感性が狂っているといったって、全てを忘却しているわけではない。ちょっと気を抜けば、素顔の自分が顔を出すこともある。まじまじと間近で見られているのが分かればなおさらのこと、倫子は自分のセックスが、そういう知識のない少年らにまで観察されていることを恥じ、モジモジと身悶えた。

股間の花弁からは、それにつれ背筋を通ってゾクゾクとかゆいような感覚が伸びあがってくる。それは脳に到達するかしないかでぼやけていき、その不確かな感じが倫子の口をだらしなく広げさせた。もし手が使えたら唇に触れて確かめたかった所である。

「奥さん、ちょっと足上げてくれるか」

湊山はそう言いながら、といって別に彼女がそうするのを待つでもなく、倫子の右の膝の裏をつかんで自らそれを持ち上げた。すると、犬が小便をする時みたいに、彼女の股間は丸見えになる。

「ヒ……ヒィヤァァ……」

倫子はか細い声で啼いた。

女は女の建前として性に対して積極的に振る舞えない習いがあるが、そういう自覚を発動しなくても、今の倫子は芯から抵抗を覚えていた。セックスの場所を公開することには、何か恐れのようなものを感じずにはいられないのだった。

湊山は、さらに大陰唇の肉厚をめくってみせる。

「どうや? ちゃんとオメコにチンポ入ってるやろ?」

問われるまでもなく、少年たちにもその様は明らかだった。

「この穴に入るんやで」

念を押すように言う湊山の言葉に、三人は興奮して頷いた。その反応に納得しつつ、湊山は言う。

「よっしゃ。ほんなら終わり方もぼちぼち教えといたらなな」


<つづく>



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[2010/07/21 20:48] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
湯けむ輪(23) 20:49

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時四十九分


「やっとイくんかいな、長かったなぁ。ワシなんか一瞬で済んでもてアホみたいや」

牛滝がわざと情けなさそうに言って笑いを誘う。

「いや、長いことないて。途中でこの子らが入ってきてやなぁ」

湊山はそう弁解する一方、肉茎の出し入れを一層激しくした。その摩擦で小陰唇の襞に白く泡立った汁が生じる。

少年らは顔の直前でそれを目の当たりにしていた。もしここが温泉でなければ、そこの匂いまで如実に感じられただろう。

「アッ……ウ、ウゥ~ッ……」

倫子は絞り出すような声で唸る。体の芯がジンジンとうずき、全身の肌が熱っぽい。汗はその上をくまなく覆い尽くし、頭の地肌までその例外ではないために、栗色の髪はそれと水蒸気とでペッシャリとウェーブを沈めてしまっていた。

その様子は股間の毛においても同様で、しかもそこにはさらに白濁した粘液がまぶさって、渦を巻く縮れ毛をベッタリと下腹部に張り付けていた。その合い間にある割れ目の中はなおさらグッショリと濡れそぼって、普段の乾いた状態を想像できないほどだった。肉棒で突かれるとバチャバチャと水音が鳴るのだ。もはや絶頂は近かった。

(ああ……っ! イヤッ、ダメッ……! もうダメだわ……、わたし……)

いよいよ昇りつめようという段になって、もう衆人の視線などに構ってはいられなかった。いや、正確にはそれらを全部受け入れて、あらゆる熱量とともに絶頂に達しようというのである。倫子は本気にさせられていた。

ところが、こうして彼女がとうとうオーガズムに届こうとするより前に、ほんのタッチの差で先にエレクトしたのは湊山だった。

「イくでぇっ! 出すで、出すでぇっ! 見ときやあ、中出しやでえっ!」

言いざま、彼は一気に射出した。高く掲げた倫子の右膝を抱いたまま、その付け根の先にある穴にザーメンをドロドロ流し込む。

「ああ……出てる出てる。分かるか?」

彼は少年たちに問うた。問われた三人は見た。陰嚢が引き締まってその先の竿がピクピクと脈動している様子を。出ているものまでは見えないが、きっと中では精液がドクドク噴射しているだろうことは容易に想像できた。接合する性器の周りに中年男女の濡れた陰毛が生い茂り、それが交尾の生々しさをより引き立たせているように見える。

動物本来の機能としての繁殖行為、生きた精子と卵子のやり取り。それを円熟した大人がやると、その場はもう猥褻物そのものだった。既に母親としてベテランの域に達しつつある女ながら、こうして新たに子作りされて啼かされて、おまけに童貞少年たちにさらされて、これを猥褻と呼ばずして何と呼ぼう。

膣はめくれながら太々とした陰茎をくわえ込み、度重なる受精の悦びに潤んでいる。その縁どりはねずみ色に近く、使い込まれた風合いを表していた。男たちのギラギラした黒光りの肌に比べれば、倫子の生白い肌とのコントラストは全体的に鮮明だったが、性器だけは例外で、陰嚢ほどのずず黒さではないにしても、経年変化による色の沈着は隠せないのだった。

「ア……オォー……」

そんな風に隅々まで観察されているのも忘れて、倫子はかすかに首を横に振りながら、膣内に流れ込んでくるスペルマの熱を噛み締めていた。

首を振ったのは、彼女自身が絶頂を逃したためだった。彼女はまだまだ快感をむさぼれるのである。

そんな彼女の貪欲さに呼応するように、宇川が言った。

「ヨーシ、ほな、君らもいこか」

湊山がそれを引き受けて、

「おお……お先やで」

そう言いながら、陰茎を膣から抜き取った。途端に、トロトロトロ……、白い汁が流れ落ち湯の中に混ざる。

(次……)

倫子は頭の中がグルグル回るように感じた。それが、まだ酔いが醒めないためなのかどうか、もう自分でもよく分からない。


<つづく>



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[2010/07/22 20:49] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(24) 20:50

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時五十分


「お先、お先」

胸の前辺りに手のひらを立てながら、湊山は軽く言って倫子の傍を離れた。一仕事終えた男根は、濁った糸を垂らしながら斜め下方を指している。

それがブランブランと行き過ぎるのと入れ違いに、赤石はおずおずと前へ進み出た。

「おっ、いよいよデビューやな」

牛滝が横から声をかける。

「ボクらがつこた後のお古で申し訳ないけど」

宇川も声をかける。中年親爺お得意の、年少者への冷やかしである。

赤石は彼らのそういう言葉に、顎を軽く引くようにして浅い会釈で応じながら、若干きまり悪そうに倫子に近寄っていった。

「自分からか?」

牛滝が問う。

「……っす」

ごく自然な形で譲られて、三人の内では赤石が一番手に行くことが決定していた。

彼は、倫子の背中あたりに触れようとする、が、勝手が分からない。本来ルールなど無用だからやりたいようにやればいいのだが、大人たちの手前、どうしても段取りがあるのではないかと思ってしまい、遠慮してしまうのだ。

そう彼がためらっている間に、ちょうど宇川が思いついて言った。

「前向きでしぃ」

彼はそれと同時に行動していた。すぐに倫子に近寄って、彼女を仰向けにし浴槽の縁の平たい岩の上に寝かせる。“前向き”とはすなわち、互いに向かい合って合体する意味らしい。

「せっかく“男にしてもらう”ねんから、ちゃんと相手の顔見てあいさつせなあかん」

すっかりセッティングを終えて、彼は赤石に訓示する。すると、傍から湊山もそれに賛意を示した。

「そやそや、初めての人やねんからな。ほんで、わざわざヤらしてくれはんねんから」

他方、牛滝は別の方向から注釈を加える。

「このおばちゃんかて、顔見ながらしたい思てはるわ。チンポしてもうてる男の子の顔をな」

倫子はそうして勝手に内心を解説されながらも、それには一切の無反応を決め込んでいた。ただ彼女の蜜壷から、大粒の濁り汁を一粒漏らしただけだった。

赤石はいよいよそんな倫子の腿の間に立った。彼の怒張は精一杯に膨れ上がり、今にもはじけ飛んでしまいそうである。見るからに若いペニスだった。それを縮れ毛の割れ目に密着させていく。

「分かるか? さっき見た穴やで」

股間を覗き込んで、宇川が脇から世話を焼く。それに対して、大丈夫、のリアクションを返しながら、赤石は膣口に亀頭を沈めていった。鮮烈な桃色の先端が、肉の襞の中にその身を隠していく。

「気持ちエエやろう?」

牛滝が聞いたが、聞くタイミングが早すぎて、赤石にはまだ実感はなかった。彼は反応を示せないまま、とにかく進路に沿って奥へ奥へと亀頭を進めていくだけだった。

「ンフゥン……」

少年赤石が男になると同時に、倫子もまた女になっていた。子作りの筋道が、彼の剛直に一直線に占拠されていくのが分かると同時に。

太さや長さはまだ成長途中と思われたが、その固さは倫子のメス肉も十分に満足のいくものだった。彼女はそれがために、彼の腿の裏にひそかに足をひっかけたりもしたものだ。そうして少年を引き寄せ、肉壁にコリコリと当たる剛直を体感する。既に盛り上がっている彼女の気は、もはや天まで上り詰めそうだった。

「ウッ、エェ……アェゥイー……!」

目と口を共に半開きにして倫子は喘ぐ。

「見てみぃ、おばちゃんも気持ちいい言うてはるわ。チンポ気持ちいいて、なあ?」

牛滝が倫子の顔を示しながら口を挟む。彼の解説は相変わらず倫子の許可を得ないものだったが、しかし今度ばかりは当たっていた。ほとんどその台詞をきっかけにして、彼女の心は性の悦楽一色に染まっていく。

(気持ちいい……! ああっ! 気持ちいい! 気持ちいい!)

彼女は心に叫びながら、けた外れのエクスタシーをただもう一心に追い求めていた。ある意味もうずっと快楽の頂点を極め続けてきたような感覚ではあったが、もう一つ天井を超えた快感が確かにあるはずなのだ、その境地にもうすぐ達せられる、倫子はそれを信じて待った。

一方、赤石は行ける所まで行った後、そのまま動かなかった。そうして倫子の腹や腰のあたりに頼りなく手を添えたりしていた。その手つきは恐る恐るといった感じで、まだ遠慮のある様子がはっきりと窺えた。

「そのまま動いてみ」

隣で見ている牛滝が、じれったそうに促す。宇川はそれをいささかうっとうしく思ったようで、

「かまへんで、ゆっくりしいや」

と、赤石に優しく加勢した。

赤石はそんなギャラリーたちに気を使ってか、ちょっと腰を前後しだした。だが、それもちょっとのことですぐにやめてしまう。そうして、さりげなく宇川の方を見、なぜかきまり悪そうにしだした。

「ん? どないした? 気持ちええか?」

宇川がやんわりと尋ねる。それに対し、赤石は下腹をかすかに痙攣させて、ただただ困った表情を浮かべていた。

彼がなぜ困っているのか、それに真っ先に気づいたのは倫子だった。彼女の股間には、本日もうすっかりお馴染みとなった、例のあの熱さが一遍に広がっていたからである。


<つづく>



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[2010/07/25 20:50] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(25) 20:52

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時五十二分


「イッたん? もう?」

ほどなくして牛滝も気づいた。聞かれて、赤石は心底恥ずかしそうに頷く。それを見た中年男達に、一様に温かい笑みが広がる。

「早いナ~、自分」

牛滝がからかって言うと、湊山が、

「いやいや、最初はそんなもんや」

と言ってフォーローし、宇川もそれに続けて、

「牛ちゃんよりマシやがな」

と言い、赤石をかばった。牛滝がそれに言い返して、場にまた和やかな笑いが広がる。

そんな中、赤石は顔を紅潮させながら、そそくさと陰茎を抜こうとしていた。すると、湊山がそれを押しとどめて言うよう、

「まだ出てるやろ? 最後まで全部出させてもらい。おばさんみんなオメコで飲んでくれはるから」

この彼の独自の判断で、赤石は陰茎の躍動が終わるまで膣内にとどまることになった。

「良かったなあ。初体験で生中出しやで? うらやましいわ」

改めて湊山が言う。赤石以上に、彼はその感動に価値を見出しているようだった。

「女も中出しされた方が気持ちエエからな。このおばちゃんも喜んどるで」

牛滝も話す。無知な少年たちは、熱に浮かされてぼんやりとしながらも、初めて接する生のその知識に単純に感心するのだった。

「次は?」

やがて、ほとぼりの冷めた赤石が倫子から離れると、宇川が少年二人を振り返って問うた。

すると、顔も体も丸こい線の、栃尾がのっそりと進み出る。彼はこめかみから汗の筋を流しながら、中年達を窺い窺い倫子の前に近づいていった。

「おっ、自分か。がんばりや」

牛滝が声をかける。栃尾は、何を言われるのか、といった風でビクビクしながらそれを聞き、小刻みに浅い会釈をしてそれに応じた。牛滝はそれを見てニヤニヤしている。

栃尾はいかにも緊張した様子で自分の陰茎の根元を持った。ちゃんと勃起はしていた。だが赤石と違い、亀頭の下の方が包皮にくるまれたままだった。それを目ざとく牛滝が見つける。

「まだ剥けとらへんねんなあ。入れる前に剥いたらどうや」

「えっ?」

といった感じで、栃尾は硬直する。牛滝の言う意味が分からないのだ。そこへ、宇川が助け船を出した。

「いやエエてエエて。オメコしてる間に、自然に剥けるわ」

この一言のおかげで、栃尾は行為を継続することができた。彼は、さっき赤石のを見た通りに、陰裂を亀頭で探りながらそこにあるはずの入り口めがけて腰を突きだした。

だが、入らなかった。ツルリと的を逸れて、陰毛の茂みの上にスライドする。もう一度やってみる。すると、またしても失敗してしまった。膣口はすっかり開いているし分かりやすいはずなのだが、問題は彼がそこをよく確認しないことである。よく確かめずに、勢いで腰を押し付けようとしてしまうのだ。

ついに見るに見かねた湊山が、情け深い表情で彼のもとへ寄って行った。

「大丈夫、落ち着いてしよな? エエか? ここの穴やで。よう見てみ?」

栃尾に語りかけながら、倫子の膣を指し示す。そしてさらに、その入り口を人差し指と親指で押し広げてさえみせた。

「ここやで? よし、こうして開けといてあげよ」

彼の言葉が終らぬうちに、穴からはドロドロと白濁液があふれ出てくる。栃尾はそれを見ながら、しかしそれに対して何らの感慨も抱かずに、ただもう目的の達成ばかりを考えて、指示通り陰茎をそこに当てた。

亀頭の上に、他人のザーメンがまぶさる。

「よっしゃ! おっちゃんも手つどうたろ」

急に牛滝は言って、倫子の左足を抱え上げた。それにより、股間の位置が一層明らかとなる。こうして、まるで分娩さながらに、人々の介助によって股間をさらされた倫子であった。

そんな介助の甲斐あって、栃尾はようやくのことで性交に成功した。彼の亀頭が、包皮もろとも倫子の膣内に埋まっていく。

「オオ~、おめでとう。入ったなあ。童貞卒業やで」

湊山は彼を祝してやった。

「はい……」

とりあえず所期の目的を達せられたことで一挙に緊張が解けたのか、栃尾はほっとして頬笑みを湊山に向けた。全身の力まで抜けたようだ。肩もだらんと下げている。そして、それは彼が性交を終了したことをも意味していた。

彼の終了は挿入開始とほぼ同時だった。既に入り口から精液を発射しながら、肉の間を分け入っていたわけだ。

「もうイッたか!」

大笑いしながら牛滝が言った。栃尾はそんな彼の言動にも、もうびくついたりしなかった。それぐらいほっとしていたということだろう、挿入という彼にとっての大挙をなしえたことに。

一方、この時深い感動を味わっていたのは、栃尾ばかりではなかった。


<つづく>



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[2010/07/26 20:52] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(26) 20:55

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時五十五分


「……ンッ……! ハアッ……」

激しいめまいを覚えて、倫子は昏倒した。一瞬間頭が真っ白となり、人々の声も遠ざかる。それは強烈なオーガズムだった。今までにもかなり高感度の快感はずっと続いていたが、かねて予期していた通りやっぱりそれを超えるレベルは存在したのである。

感度の天井を突き抜けたそのエクスタシーはまさに想像以上のもので、倫子にとっては久しぶり、いや生まれて初めてかもしれない感覚だった。セックスで気を極めるのは初めてではなかったが、思えば複数人と立て続けにまぐわうこと自体が初体験なわけで、それから得られる感覚というのがこれほどのものとは、到底事前に想像できるものではないのであった。

(気持ちいい……!)

もうそれしかなかった。倫子は全身これ官能となり、夢うつつの境を満足げに漂うのだった。

(イッた……イッてる……わたし……)

倫子はそれを自覚し、しかしうわべにはほとんどそれらしさを表わさずに、ただ恍惚となりながら静かに静かにその身を横たえるばかりだった。

だが、これだけ男が居並ぶという中で、その変化に気づく者が一人もいないはずはなかった。

「どないしたん、奥さん。気持ちよかったんかいな?」

察しのいい宇川が、早速倫子の傍に寄ってきた。彼は彼女の前髪の下に手を這わせ、指の甲で額を優しく撫でる。

「気持ちエエの?」

倫子はその時、自分でもどうしてそうしたのかは分からぬが、何のこだわりもなく素直にそれに頷き返していた。極めて素直に、可愛らしくかすかに顎を引いて。

おそらく、肉体的に満たされたという結果が、それだけ彼女の全身を支配していたということなのだろう。

宇川はその様子を見て、額に置いていた手を頬から顎の下へと移動させ、愛おしげにほほ笑んだ。その手に、彼女の汗がべったりと染みつく。

「おばちゃんもイッたて。よかったなあ」

牛滝が栃尾を振り返って言う。別に栃尾一人の頑張りによるものではなく、たまたま栃尾がその瞬間に居合わせただけだということを中年達のいずれもが分かっていたが、そこはあえて触れず栃尾に花を持たせてやったのである。

栃尾がそれを真に受けたのかどうかは分からぬが、照れ笑いを浮かべて彼は後進に身を譲った。射精を終えたことですっかり安心しきっている彼なのである。

さて、続いての順番は、ついにこの場で唯一の童貞となった少年、別所である。彼は、ひょろ長い体を押して、栃尾と持ち場を入れ替わった。

「おう、最後や、がんばりや!」

牛滝の声援に、はにかみながらも気さくに愛想を返す。既に三人目ともなると勝手も分かっているし、幾分緊張も取れているようである。

彼は栃尾のような失敗はせずに、いともあっさりと倫子の中に身を沈めた。

倫子は相変わらず静かに横たわったままで、新たな男が侵入してきたことにも殊更の反応を示さない。男たちもそれにはお構いなしである。彼女がイこうがイくまいが、男たちはただ彼女の体を利用するのみだ。

「……おあ……すっげ……」

挿入した別所は、思わずつぶやいた。それを聞き逃さず、牛滝が尋ねる。

「エエやろ。ほんまもんのオメコは」

ニヤニヤしながら聞く。すると、同じようにニヤニヤしながら別所も返す。

「い、いいっすね」

知っている者だけに通ずる秘密を、共有しているといった体だ。彼自身やはり初めてのこととて緊張はしているのだろうが、この点、いささか他の二人よりは余裕を示せていた。

「好きなようにしたれ」

「はい」

牛滝の指令に返事し、彼は思い切って倫子の乳房に手を伸ばした。


<つづく>



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[2010/07/29 20:55] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(27) 20:57

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時五十七分


何といっても乳房だ、童貞少年の興味の矛先は。それは憧れの存在、夢にまで見た感触、乳房こそ女性の象徴であり、そこに触れることこそがセックスとさえ思われるのである。

そういう少年の心理をよくわきまえた上で、牛滝がニヤつきながら尋ねる。

「どや?」

「はい、や、柔らかいです……」

別所は倫子の乳肉をやんわりとつかみながら答えた。

ばっと開いた手を線対象に並べ、指を柔肉に突き立てつつ、その球体をつまみ上げるようにじわじわと動かす。おそらくこんな手つきは、こういう猥褻な場面以外で使用することもないだろう。まさに乳房を揉むための手つきである。

「めちゃくちゃでかいやろ?」

「そ、そうっすね」

巨乳やなぁ」

巨乳っすね……」

共通の卑猥な興味で、牛滝と別所はすっかりつながってしまったらしい。まるっきり、悪いことを吹き込む先輩とそれにそそのかされる後輩といった構図だ。

「乳首もいじったれ」

牛滝は指示を出し、別所はそれに従って倫子の乳首をつまんだ。ゆで上がったように濃い紅色の乳首は、その土台の乳輪からぷっくりと盛り上がって、とても素通りできない存在感を放っていた。

「ンフゥ……」

酔いつぶれて眠った者が寝言を言うような調子で、倫子は卑猥なため息をつく。乳首を刺激されたことは、たとえ気をやっている最中でも感じられるようだ。また、それに反応するということは、彼女がこれまで培ってきたセックス経験における流儀であり、かつ、実際にそうされることに心地よさを感じるからでもあった。彼女は、その特大の乳房に似つかわしく、それを弄られることに性的快感を得るたちだった。

「こないしてな……」

別所は自分なりの間で倫子の乳首をつまんでいたが、それにもどかしさを感じたのだろうか、牛滝は黙って見ていられず、とうとう手ずから乳首いじりを始めた。

まずは膨れ上がった乳輪をきつくつまんで引っ張る。乳房ごと引っ張る。大量の脂肪の塊が、凝り固まった乳首ごと引っ張られて伸びる、伸びる。

それを見習って、別所も真似をする。

「ヒッ……!」

若干の痛がゆさがあり、倫子は短く息を吸い込んだ。彼女の乳房は今、左右両方とも引っ張り伸ばされている。伸ばされている中間の乳肉は、下方にたわんでポチャポチャと揺れた。

ある瞬間で、牛滝はそれをぱっと手放す。すると、伸びていた巨乳が一瞬で地上に縮こまる。続いて、乳首を指先で小刻みにはじく。立ち上がった乳首が、指の先で激しく往来する。

別所はそれも真似した。牛滝が先導し、それを別所が追う。左右それぞれの乳房を、二人は競うように弄んだ。

やがて最終的に、そこへ口を持っていく。本日三度目、またしても倫子は二人の者に同時に乳房を吸われることとなったのである。

さらに牛滝は、他の少年二人を振り返って呼ぶ。彼らにも同じことをしろというのだ。彼は、自分のしゃぶっていた乳首に湯を浴びせてそれで清めたこととし、自分の場所を栃尾に譲った。別所も見習って赤石に譲る。

譲り受けた二人にとっても無論憧れの乳房、そして初めての乳房愛撫だ。彼らも別所のように以前より少しく大胆になって、各自思い思いにその脂肪に吸い付き、またそれを両手でこね回したりした。

「イ……ヒャァ……」

倫子は艶やかに啼いた。その声音には、ややもすると幸福感がにじんでいるように聞こえた。彼女の巨乳は虫媒花よろしく、その豊満さという蜜でオスたちを群がり寄せつけていたが、花とはそうして蜜を吸われることに満足感を覚えるものなのである。

一方その頃、別所は静かに果てていた。彼は始める時は余裕ぶっていたが、実際には思い通りにコントロールするまでいかなかったのである。射精先はもちろん膣内。

別所が終わったのを見届けて、宇川が言った。

「自分ら、もっぺんヤりいな。一回では物足りんやろ」


<つづく>



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[2010/08/03 20:57] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(28) 21:00

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後九時


宇川の台詞に、少年たちは一見無感動に見えたが、よく見ればその微かな口元のほころびに、隠しきれない内心が満ち溢れていた。やはり一度ならずまたヤッてみたい、そう思うのは自然であり、そんな彼らにとって宇川の誘いは渡りに船だったわけだ。

「そやかて、もうできんのかいな?」

湊山が彼らの股間を見ながら聞いた。確かに、射精してまだそれほど間を経ていない彼らにとって、いくらなんでも再びの挿入は早すぎると思われた。しかし、それは杞憂に過ぎなかった。

「ああ……こら、できそうやね」

赤石の股間を確認した湊山は、すぐに認識を改めた。宇川がそれに言葉を足す。

「そやで。若いねんから、すぐ復活するわ」

「へえ、こらすまんかった。……若いてすごいねんなぁ」

感心する湊山。赤石の陰茎はもうすっかり勃起して、ビクビクと上下に脈動していた。

「まあでも、いっぺん口でしてもうたらどうや」

ふと思いついたらしく、牛滝が提案する。

「そやな、したことないねんしな。よし、口でもっと大きしてもらい」

宇川もそれに賛同する。

赤石はそれまで栃尾と揃って乳を吸っていたが、彼らの勧めによって、倫子の頭部の方へと移動した。空いたポジションには別所が、これまた勧められて陣取る。

赤石は倫子の頭の傍に立ち、牛滝の方を見た。牛滝は、それに応えて言う。

「かまへん、そのまま口に突っ込んだらエエ。口に入れたら、おばはん勝手にしゃぶりよるわ」

ひどい言われようである。だがそれが事実であることを、倫子は自ら証明してしまうのだった。赤石が倫子の口におずおずと陰茎を挿し入れると、彼女は歯を立てることもなく、それをチュウチュウ吸い始めたのである。倫子はもはや条件反射以上に、むしろ積極的に開放的な性に適応するようになっていた。

「ほれみい、もうおばはんケツまくってチンポ吸いつきまくりや」

“ケツまくって”とは、開き直ってという意味である。確かに倫子の態度はもう、開き直り以外の何物でもなかった。されるがままに輪姦を受け入れて、自ら口淫までするのだから。

「ほんまや、吸い付いてるわ。よっぽどチンポが好きなんやなあ」

赤ん坊が乳を含むように一生懸命肉竿を吸う倫子を見て、宇川が感心して言った。それを受けて、牛滝は彼と軽妙な掛け合いを始めた。

「好き過ぎるやろ。ドスケベ女やでこれ。……そやけど、熟女て皆こんな飢えとんねやろか?」

「そうちゃうか。アンタとこの嫁はんかて、今頃どこで何してるやら分からんで」

「ハハッ、そらないわ。あんなドブス、金もろてもかなんわ。そんな奇特な男がおんねやったら、もうそいつに譲ったるわ」

「そら分からんで。人のもんや思たら良う見えることもあるやろ」

「ほな、ウーちゃんにやろか? あれ」

「いや、そやなしにやな」

「そやろ?」

二人は笑いながら、もはや現状から離れた世間話に興じ出した。すると、それを引き戻そうとするかのように、湊山が倫子の方へと話題を戻す。

「まあでも、人妻はよろしいね。人妻ちゅうか、ちょうど熟れ頃食べ頃の体の時に、たまたまみんな人のもんになっとるっちゅうか。こんなエエ体しといて、それが一人のもんやっちゅうねんから、そらもったいない思いますわ」

「そらそうや! ほんで、これはまた特別上物やさかいな」

“これは”の所で倫子を指さしながら、牛滝は湊山に激しく同意した。それに調子づいて、湊山はさらに言う。

「しかし、この人も、六本チンポ入れて六発中出しさせんねやから、やっぱりとんでもないねえ」

彼は知ろうまいが、真実は“七本・七発”である。もっとも、どちらにしろ驚異的な数に違いない。ソープ嬢であれば、中々に優秀な稼ぎ頭になるところである。

「アホやね。もうこないなったら」

牛滝が湊山に応じて言う。

「チンポでパンパンされてアホなっとんねん。そらそうやわな、こんな牛ちち女、男がほっとかへんわ。きっと若い時分からオメコばっかりしとんねんて」

まるで罵るような口ぶりである。可哀想に、倫子はとんだ淫乱女のレッテルを貼られてしまった。彼女がこれまで経験した人数は、本当は今日経験した人数の半分にも満たないというのに。

牛滝はまだ決めつけ続ける。

「栄養がみんな乳の方に行っとんねん。ほんでアホやからオメコばっかりしよる。オメコしか能がないねんな。乳のでかい女なんかそんなもんやで。結局犯されに街歩いとるようなもんや」

途中から少年たちが耳を傾けているのを察して、彼らに教えを説くように話す牛滝。彼が妙に熱くなっているのを見て、笑顔ながらそれをやんわりとたしなめるように宇川が言った。

「エラい言われようやなあ、奥さん」

すると、それにまた牛滝がかぶせようとしてくる。

「いや、ほんまやて」

宇川はちょっとそれを遮って、倫子の股の間に立った。

「ちょっと自分らの前に、もいっぺんさして。おっちゃんもまた元気なってきてん」

彼は赤石らに断って、肉棒を倫子の股に当てた。彼の肉棒は、確かにまた直立していた。


<つづく>



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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[2010/08/04 21:00] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(29) 21:03

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後九時三分


「えっ、もうすんの?」

牛滝が、それまで自分の言いかけていたことも忘れて尋ねる。

「うん、そやで」

無邪気に、ある種かわいげのある様子で頷く宇川。

「あっ、ほんまや、もう元気になったはるわ」

横手から湊山が宇川のコンディションに太鼓判を押す。ちなみに、彼自身は生憎とまだ本調子に帰っていない。

「ほな入れるでぇ」

掛け声つけて、宇川は陰茎の挿入を始めた。精液のつまった膣に、肉棒がブチュブチュ音を立てて埋まっていく。

「ハア~、ただいまぁ」

再びの挿入という意味で、彼はそう言った。彼が最初に入れた時はまだ一人分の精液しか溜まっていなかったのに、いまや自分の分も含めて、七人分の精液が垂れ流された膣である。いくら精液を流し込む穴だからといって、さすがに一度にこんな複数回注入されるとは、この器官の設計者も想定していなかっただろう。それは、妊娠のための器官というより、もう精液の掃き溜めそのものだった。

「ンハッ……! ンムゥ……」

口にもほおばり、これで上下の穴をペニスで塞がれて、おまけに乳首は吸われ、とうとう四人がかりで一つ体を犯されながら、永久の絶頂という対価のおかげで、倫子は問答無用で満足させられるのだった。その満足とはまさに絶対で、文句のつけようもない究極の肉体的快楽である。限界の壁を超えたエクスタシーを、ずっと掘り返され続けるのだ。精液便所に成り下がっても、それに甘んじていられるのはそのせいである。

とはいえ、どんなにオーガズムの境涯をさ迷い続けようとも、人間それで完全に意識が飛ぶなどということはありえないわけで、彼女の思惟は常に現在の境遇に直面し続けているのである。さっきあからさまに蔑まれていた時も、それに対する心情の動きは実はなくなっていなかったわけだ。それでもそれに抗せず、いまだ輪姦されているということは、それら全てを彼女が自覚しつつ受け入れているということになる。

どうあがいても、自分自身を偽ることなどできない。だから、彼女がどう言い訳を考えようとも、結果として多数のペニス、未知の性的悦楽を求めたのは、真実彼女自身なのである。

「牛ちゃん、替わろか」

ふいに宇川が言った。

「え? もうエエんかいな」

呼ばれた牛滝が、嬉しげに寄ってくる。彼の勃起も既に回復していた。

「そや、一遍にイくまでせんと替わりべんたんにヤろうや」

と、宇川の提案に、牛滝は大賛成である。

「おっ、なるほど、エエね。そないしてヒイヒイ言わしたんねんな」

「うん、奥さんの波が引かへんようにし続けるんや」

「ハハハ、そらエエわ。イかしまくって、チンポ狂いにしたろやないかい」

牛滝は面白そうに笑いながら、早速牛滝と交替して倫子の中に挿入した。

「ほれ奥さん、チンポ浸けや!」

言いながら、彼は激しく肉竿を突き動かす。だが、しばらくそれをやると、すぐに抜き出してしまう。その代わりに宇川がまた挿入を開始する。彼らは宇川の提案通り、こうして素早く交互の挿入を繰り返しだした。

二本の肉棒が抜き差しされる度に、肉穴からは白濁液がビシャビシャと溢れ散る。

「ンッ! ヒィッ!」

彼らの言葉通り、イき続けて引かない波に、倫子は狂い悶えた。

(チンポ狂い……チンポ浸け……)

さっきの台詞が頭の中に踊る。もう自分はそれらの状態にすっかりなっているのではないか、そう彼女は考えていた。


<つづく>



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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[2010/08/05 21:03] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(30) 21:07

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後九時七分


「おう、そや、自分もこっち来て挿しいや」

繰り返す交互挿入の途中で、ふと牛滝は気が付いて赤石に声をかけた。そもそも、少年たちに先に二周目をやらせる過程だったのである。

「そうやがな。悪いなぁ、ボクらばっかり」

宇川も気づいて言う。

「い、いえ……」

赤石は恐縮しながら、倫子の口を離れ二人の傍へ回った。彼の肉茎は、反り返らんばかりに充実していた。それを見つけて、牛滝が言う。

「なんやちょっと大きなったんとちゃうか」

すると、湊山がそれをフォローする。

「やっぱり、女とヤることで、格段に成長しまっさかいなぁ。オナニーとはちごて」

それを聞いて、大いにうなづく宇川。そんな彼に促されて、赤石は本日二度目の挿入を開始した。

「ンハァ……!」

倫子は空っぽになった口を開いて、大きく息を吸い込んだ。その唇には粘液が貼りつき、ふやけたようになっている。

と、そこへ、別所が自身の男根を持ち込んできた。赤石が去って空いたポジションにスライドしてきたわけである。

倫子は逆らうことなく、それを流れのままに受け入れる。さっき終えたばかりだというのに、これもまた赤石のと同様固くなっていた。それには彼らが若いのと、前の射精が早過ぎたための両方の理由があるだろう。

他方、胸に残っていた栃尾は、宇川に招かれて股の方へ移動した。そうして、宇川と牛滝がやったごとく、赤石と交替して膣に肉棒を差し込む。彼のそれももうすっかり気力充実である。

「また後でおしゃぶりもしてもうたらエエからな」

宇川は彼を気遣って言った。栃尾だけがフェラチオを経験していないことを、彼はちゃんと覚えているのである。

「そやけど、気持ちエエのは絶対オメコやで」

牛滝が力強く説く。そう言っておいて、彼は倫子の尻の方をまさぐり始めた。

「こっちもぼちぼち気になんねんけどなぁ」

湯と尻たぶが共にバチャバチャと彼の手の中で震える。上半身は湯から上がっているというものの、下半身はこれまで常に湯と接する位置にあり、今もまさに倫子の垂れた尻の肉や膝から下は湯の中に浸かっている。いわば半身浴しているようなものだ。ここへ入って一時間以上、一度も完全に湯船からは出ていないわけで、倫子の体はさすがに全体にふやけてきていた。

牛滝は、そうしていつも以上に柔らかくなった彼女の肌、とりわけ尻肉を撫で、何やら目論見のある様子である。

「こっち? こっちて?」

彼の思惑に薄々気づいてはいるのだろう、少しニヤつきながら宇川が尋ねる。一方、彼は別所と栃尾を交替させ、栃尾に念願の口淫を経験させるという手配も行った。

それを見て、牛滝が少年らに呼び掛ける。

「そないして代わりばんこでもエエし、イきとうなったらイッてもエエねんで」

そうした上で、先ほどの宇川の問いに答えた。

「こっちいうたら、ここしかないがな」

口元を緩ませながら、牛滝は肩にぐっと力を入れる。

「ンッ!」

途端に、倫子の腰がちょっと浮いた。湯の中に下ろした手で、牛滝が何かしたのである。

「え、そっちて、牛滝さん、そっちもヤりはんの?」

湊山が興味深そうに聞く。それに答えて、

「まあなあ。こっちも、一遍やったら癖になるねん」

牛滝はニヤリとほくそ笑んだ。

「そろそろエエ感じにふやけてると思うねんけど……?」


<つづく>



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(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46
(101)05:52~(110)07:07(111)07:15~(120)08:35

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[2010/08/06 21:07] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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