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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(86) 02:53

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前二時五十三分


浴場に入って倫子がまずさせられたのは自己紹介であった。男達に向かい、三つ指ついて挨拶する。全裸の年増女が行うそれは、女将が行うそれよりもむしろ土下座のような惨めな印象を見る者に与えた。

「……板橋倫子と申します。――四十二歳です。――スリーサイズは……分かりません……すみません……」

「なんや、分からんのかいな」

牛滝がちゃちゃを入れる。例によって、男らの指導の下にしゃべらされている倫子なのである。

「測るやつおまへんの?」

湊山が尋ねると、慌てて袋田がその道具を取りに出て行った。

その間も告白ないし尋問は続く。

「――結婚して、子供もおります……」

そう話す倫子の顔はぼうっと上気して、その眼は虚ろであり、彼女はまるで催眠下にあるような、全然正気の感じられない様子をしていた。だがどことなく微笑んでいるようにも見えるのは不思議なことだ。

「子供もおんのにチンポ我慢でけへんねんな?」

渡瀬が問う。

「はい。子供もいるのにチンポ我慢できません」

倫子が答える。

「今日かて子供らと一緒に来たのにオメコしてしもたんやろ?」

榊原が問う。

「はい。今日も子供らと一緒に来たのにオメコしてしまいました」

倫子が答える。

「旦那の隣でも犯されてイッちゃったんだよね?」

鎌先が問う。

「はい。旦那の隣でも犯されてイッちゃいました」

倫子が答える。

「どスケベなんだねえ、子供もいるのに。どスケベなお母さんだなあ」

羽根沢が感想を述べると、これにも倫子は答えた。

「はい。子供もいるのにどスケベです。どスケベなお母さんです」

このやり取りがあまりにも機械的だったので、思わず玉造が噴き出した。

「なんか、面白いっすね」

つられて周囲の学生らも笑う。驚いたことには、何と倫子自身も笑顔を見せていた。ただし、その表情には意志の力が見えなかった。ただただ熱に侵されたように上気した頬を緩ませているのだった。

「今日も散々犯されてまあ……。――結局何本入れられたんやろ」

湊山が宇川を見て言う。しかし、宇川がちょっと考え込むような様子を見せると、傍にいた須賀谷が答えた。

「ここにおんのが、とりあえず二十八人やわ」

「うちの店でも四人――」

鎌先もすかさず補助を出す。

「ほな、三十二人か」

湊山がまとめを出す。その言葉に、一同はちょっとざわついた。

「ドヒャー、三十二人て、一晩で!」

鎌先が大げさな声を出して、皆の意見を代弁する。それに続いて、矢板も言った。

「しかもほとんど初対面なんでしょ?」

湊山はじめ、何人もの中年男達がうなずき返す。中で、宇川が情報を足した。

「ここにおんのは、全員や」

それを受けて、羽根沢が隣の森岳に話す。

「オレらだって、会って数分で入れてたもんな」

すると、その向こうにいた沼尻が修正を入れた。

「“数分”じゃなくて、“数秒”じゃない? 会っていきなり中出ししてた」

「超ヤリマンなんすね、奥さん」

玉造が笑いをこらえながら問うた。すると、すかさずその期待に沿う答えをする倫子。

「はい。わたし超ヤリマンです」

それを聞くや、学生らはどっと笑った。

「スゲー、なんかロボットみたいになってる」

川棚が笑いながら言った。

倫子は笑われても、ただ虚ろな微笑を続けるばかりである。彼女はどうしてしまったのか。温泉の蒸気にさらされて、その額には水滴が浮かぶ。他方、それとは別な滴が、彼女の股間を急速に濡らしだしていた。

「マゾやねん、このおばちゃん」

渡瀬が学生らに教えた。そして、さらにその解説を展開しようとする。

――と、そこへ、袋田が帰ってきた。

「すいません、遅くなって」

彼は睾丸をブラブラ揺らしながら、全裸で土下座の女にメジャーをあてがい出す。

「なんぼや」

待ちきれないという様子で牛滝が湯船から出る。次いで、矢板も上がったが、これは袋田の計測を手伝うためであった。それを見て、慌てて藪塚も出る。

「ええっとね――」

袋田が頑張ってメジャーを倫子の乳首の線に引っ掛ける。矢板がそれ反対側から持って補助する。一方藪塚は立ち上がらせた倫子を後ろから支えていた。出ては来たが、結局手持無沙汰な彼である。そんな彼に役割を与えてくれたのは榊原だ。

「垂れとるから測りにくいなあ。ちょっと持ち上げた方がええんとちゃうか」

この一言で、藪塚は倫子の乳房を背後から抱え上げた。しかし、その持ち上げ方が急過ぎて袋田にたしなめられる。一方、

「えっ! 一メートル以上あるんちゃうか、これ」

牛滝が計測者らの発表を待ち切れずに覗き込んで叫ぶ。負けじと袋田は発表を急いだ。

「ええっと……百十センチちょっと――」

それを聞き、宇川が爆笑しながら声を上げた。

「百十て、そんなことあるかい!」

ほかの大人達も笑いだす。吉野も笑いながら言った。

「ちょっと持ち上げすぎなんとちゃうか」

それを聞き、藪塚は唇を尖がらせながら手元をやや直した。

「いや、でも、百センチは超えてそうですよ、確実に」

部下をかばうでもないが、袋田が言った。疑いの目を向ける大人達も、やや信じだす。

「エー、そやけど、百センチもあるやつなんかおるかぁ?」

宇川はまだ納得しきれない様子だが、計測班は早くも次の課題に移っていた。それは、

「百十やとしたら何カップあんねん」

という牛滝の問いに答えなければならなかったからである。

「え? カップ?」

これには、計測班の誰もが戸惑った。彼らのいずれも、その算出法を知らなかったのである。乳房に関心の強い牛滝だったが、彼もまたそれをわきまえていなかった。

すると、唐突に口を開いた者がある。白峰である。

「アンダーバストは何センチですか?」

彼の意外な発言に、皆が一斉に彼の方を見た。見られてからはっと気づき、少年は耳まで真っ赤になる。

「おっ、なんやなんや」

渡瀬が面白そうに絡む。白峰は一層顔を赤くしてうつむいたが、仲間らに励まされて、発言の意図を明かした。

「アンダーバスト……を測ったら……あの、カップが……。トップとアンダーの差なんで……」

「ちょっと前行っておっちゃんらに教えたってくれるか?」

須賀谷は白峰を優しく促した。白峰、言われた通りに湯船を横切って倫子らの方へ行く。その途中、東郷が言った。

「ていうかお前、なんでそんなこと知ってんだよ」

彼のツッコミに、一同はどっと笑った。

計測の場に着くと、白峰は肝を据えて、依然たどたどしいながらも計測法を説明した。それによれば、乳首を結ぶ線、すなわちトップバストのサイズと、乳房の直下の周囲、すなわちアンダーバストのサイズを測り、その落差により二.五センチ刻みでカップ数は決まるということであった。

それを受け、袋田が結果を発表する。

「ええっと……アンダーが七十三.五ぐらいだから……」

と、ここで白峰ら傍の人間に計算を助けられ、改めて袋田は発表を続けた。

「エ、エル、Lカップぐらいですかね」

それを聞いた途端、また宇川が爆笑した。

「なんやそれ! なんかもう話無茶苦茶なってきたな」

「まあ、絶対測り方間ちごうとるわな」

吉野も呆れながら楽しそうに話す。

他方、牛滝は結果を信じているのかいないのか、ただただガハハと大きく笑いながら話にオチをつけた。

「ええやないか、Lで。L! “LINKO”ちゃんの“L”や!」

その言葉を聞いて何人かの少年達の脳裏には、“頭文字はLじゃなくてRなのでは?”という素朴な疑問が浮かんでいた。


<つづく>




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(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
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