おことわり
R18
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「青き山、揺れる」(22)

「じゃあ、して……みよっか……」

祐子は消極的な調子で言った。もっと自信を持って言えばいいのであるが、どうしてもまだ気恥ずかしくてできない。

そういう態度は、余計に白木をためらわせる。彼から見れば、相手は大人の女性であり、片や自分は年下、しかも童貞。リードしてもらうのが当たり前だと思っている。

そんな彼の内心に気づかず、しかし彼を気遣っているつもりではありながら、祐子は、

「ちょっと待ってね」

と言いつつ、枕元のピンクのかごの方へと這っていった。中から、四センチ四方ほどの小袋を一枚取り出す。

自分への口唇愛撫は、もう略するつもりだった。これ以上股間に顔を寄せられるのは耐えられない。それにまた、肉棒のおあずけを喰うのにも耐えられない。

彼女は小袋の端を破きながら、正座するような姿勢で待つ白木と相対した。

(これも、わたし、着けるのよね)

何から何まで世話が焼ける白木である。祐子は袋から、ブルーのゴムの円盤をつまみ出した。自分に入るペニスのために、彼女はこれを今から装着しなければならない。自ら積極的にやるのは、初めての経験だった。普通は男の仕事だと思っていた。

(仕方ないわね……。きっと着けるの初めてよね)

祐子は、白木のことを思いやった。そして、肉茎を手に取る。それは、持つ瞬間にピクピクと跳ねた。まるで新鮮な魚を手にしたようだった。

(すごく元気)

祐子は頬笑みを禁じえない。固さもすっかり申し分なかった。これが若さというものかと、彼女は一つ学んだ気がした。

次にその先端にゴムを付け、輪っかを下に転がしていく。だが、慣れない手つきはどうにも危なっかしい。彼女としても探り探りである。ちゃんと出来ているものか、いまいち自信がもてない。

(意外と難しい……)

途中で皺が出来たり、空気が入ったりするのが気になってしまう。簡単にできると思っていたが、いざやってみると、普段どういう風に着けられていたかの記憶さえ曖昧に感じられだす。それでも、引っ張ったりひねったりして、何とか装着を終えた。

と、その時である。ふいに白木が、背中を伸ばし加減で一声喘いだのだ。

「んっ……!」

「ん?」

出来るだけ優しい調子を作って小首をかしげながら、祐子は彼の顔を覗き見る。と、その瞬間だった。コンドームに包まれた手の中の肉棒が、急に激しく脈動を始める。それは活発に動いて、彼女の手のひらから何度も離陸したほどだ。

「え? うそ……!」

今回ばかりは、祐子も思わず声に出してつぶやいてしまった。ブルーのゴムの中に白濁液が溜まっていた。

「すいません……」

白木は弱々しく呟きながら俯いた。

(あ……)

それを見て、祐子は何か悪いことをしたような気になった。彼は、見るからに恥ずかしそうにしょげていた。彼にとって、今日一番の失敗だったらしい。祐子の一言もこたえたのかもしれない。

「うん、いいのよ」

彼を勇気づけようと、祐子はなるべく明るく言った。何だか彼が憐れに思えてきた。コンドームを着けて、さあこれからという時に漏らすのは、それはショッキングなことだろう。それも女の前でだ。きっと無念であり、男のプライドが傷つくことに違いない、祐子は彼に同情した。そして、自身の言動を反省した。

「全然大丈夫よ」

気まずい空気になることを恐れて、間髪をいれずに会話を続ける。

「何回でもしたらいいから」

我ながら破廉恥な言葉が、勢いにまかせて口を出る。だがこれが功を奏した。その日初めて、白木が嬉しそうな顔をしたのだ。思わず祐子もほほ笑む。

「フフフ――」

その場は前よりも返って和やかなムードとなった。時間が経過して、その上三回も射精して、少しずつ白木の緊張も取れてきたのであろう。祐子はほっと安堵した。

「ずっと出そうなの我慢してた?」

尋ねると、白木は素直にうなずく。

(かわいい)

祐子は目を細める。と同時に、改めて彼の射精の早さについて思いを巡らせた。それは、十代という若さの故なのか、それとも、女性経験のなさ故なのか、彼女には分からない。少なくとも、包皮を剥いただけとか、コンドームをはめただけでイッた人を彼女は知らなかった。白木の扱いにはさらなる慎重さが必要なことを、彼女は肝に銘じた。

他方、彼の回復の早さには舌を巻いた。確かに射精の頻度は高いが、その分すぐに起き直るし、ピークの固さにも戻っている。本当に“何回でも”できそうな勢いだ。

「全部出たかしら。よいしょ――」

祐子は彼のゴムをゆっくりとはずした、中の汁がこぼれないように慎重に。外すのは容易だった。陰茎は、やや柔らかくなっていた。ふと、白木がその様子を見ているのに気づく。そんな彼に彼女は、自分でも思いがけない大胆さで、外したコンドームを目線の高さに持ち上げてみせる。

「ほら、いっぱい出てる」

白濁液の入ったブルーのゴムが、それ自体雫のような形に伸びてブラブラと揺れた。

「あ……」

それを見て、白木は照れ笑いを浮かべる。祐子も笑った。

「立って」

彼女は言って、立ち上がった彼の足もとに近寄る。そして、その肉茎をまた口内に収めた。


<つづく>




<目次>
(1)~(10)(11)~(20)(21)~(30)(31)~(40)(41)~(50)
(51)~(60)




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[2010/11/09 22:00] | 「青き山、揺れる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
「青き山、揺れる」(20)

(うっそ、また!?)

彼女にとっては考えられない早さだった。まったくの計算外である。彼女の感覚としては、それほど本格的にフェラチオをしたつもりはない。経験上、この程度ではイかないだろうという限度で止めていたはずなのだ。しかも、先ほど出したばかりでもある。

だが、彼女がどう思おうとも、現に男根は噴射を始めてしまっているのだ。祐子はとにかく、その流出を受け止めるしかなかった。生温かい汁は、とめどなく舌の上に広がっていく。

「ン、ングッ!」

奥に飛んできた一滴にびっくりして、思わず喉を絞る。続いてあれよあれよと言う間に汁はその先の管へと勝手に流れ落ちていく。精液はドロドロとした固まりがつながっていたりするから、そういうのが舌から咽喉へと長い線を保ったまま動いたりする。祐子はとうとう咳き込んだ。

「ゴホッゴホッ!」

「す、すいません……!」

気持ち良さそうに股間周辺をプルプル震わせながらではあるが、白木は心配そうに謝った。

「ん、ううん、ごめん……」

涙目になりながら祐子は言った。その口からよだれと精液がこぼれ出ると、慌てて手を出してそれを受け止める。吐いてしまって、みっともないことをしてしまって、ごめん、というのが今の気持ちだった。

祐子は手に受けた汁をためらうことなく口に戻すと、改めて肉棒をくわえ直した。再び口淫の始まりである。ただ、またここで漏らしてしまっては困るので、今度は軽く汁を吸いだしてほとぼりが冷めるのを待つと、完全に勃起する前にやめてしまう。

そうして肉茎を吐き出すと、ふっと一瞬気が抜けて彼女は立ち止る。

(ええと……)

劇的な射精を連続で目の当たりにしたせいで、いささか思考が停止してしまっていた。しかし、すぐに次の段取りを思いついてそれに取り掛かる。まだまだ“かわいがり”の手順は残っているのだ。

次の予定は、男から女への愛撫である。正直なところ、祐子は、これは飛ばしてしまいたい気分だった。だが、指導である以上教えてやらなければならない。彼がこれから巡り合うであろう女性のためにも。

そう思った彼女は、彼を起き直らせ、その目の前でひと思いに胸のタオルを外してみせた。白木はそれを見ていた。が、相変わらず何のリアクションもない。実に表情に乏しい男である。

その様子と、まだこれから踏まなければならない段取りがあることに疲れを覚えながら、祐子は頭を悩ませた。

(で、これからどうすれば……?)

おそらく何か命じなければ、彼は一生何もしてこないだろう。それに、困っているのは自分以上のはずだ、そう考えた祐子は、覚悟を決めて彼の手を取った。そして、それを胸へと導いていく。

白木は乳房に手をつけた。しかし、それ以上握ろうなどとはしてこない。

(ウーン……)

祐子は心で苦笑した。そして、こんな時いづ美ならどうするだろうと思案した。おそらくいづ美ならば、何かもっと言葉をかけるのではないだろうか。それも、かなり挑発的でエロスに満ちた台詞を。

そう思いついた、が、それは祐子にとってややハードルの高いものだった。まず言ったことがないし、それに、この反応の薄い白木が、そういう挑発的な言葉に乗ってきてくれるかも疑わしかった。いや、まず乗ってこないだろう。となると、自分ばかりがバカを見ることになる。

それは精神的に厳しい。特に、彼の二回り以上も歳の離れた身としては、その失敗はかなり屈辱的である。そういうこだわりを、いまだ捨てきれない彼女なのだ。

また加えて言うならば、そういう誘い文句というのは、相手が自分の体を切望しているという前提があって成り立つものだと思うが、祐子には、そこまで言い切る自信がどうしても持てなかった。もしそんなことを言えば、自分の中の冷めた人格が、途端に笑いだしそうだ。

(どうしよう……)

彼女は大いに悩んだ。色々考えたが、結局何か言葉をかけてみようという結論に達した。コミュニケーションをとることは、どの道必要だろうと思ったからだ。

「あの……」

祐子は口を開いた。

「触るの……初めて? その……お、おっぱい……」

恐る恐る聞いてみる。すると、相手もまた恐る恐る答えた。

「あ……はい……」

基本的に内面は素直な彼である。

「そう……」

言ったきり、黙ってしまう祐子。会話が止まる。これではいけないと、また話を振る。

「あのさ……もっと……あの……もっと、揉んでもいいよ。その……好きなように……」

彼女としては、かなり踏み込んだ発言だった。それにしても、我ながら随分とピュアなやりとりだと思う。まるで、人生で初めて付き合った恋人同士みたいな純朴さだ。どうも、白木に影響されてしまったらしい。

その白木は、おずおずと指を閉じたり開いたりしだした。その合い間に、一々こちらの顔を窺い見る。祐子はそれに対して、これまた一々鷹揚にうなづき返してやる。すると、彼もようやく安心したのだろう。少しずつながら大胆な手つきになっていった。

グニャリグニャリと形を変えてみたり、鎖骨の近くまで撫でてみたり、腋の方から脂肪を集めたり、乳首をつまんでみたり……。

(そうそ、いい感じ)

相手がやる気を見せだしたことを喜びつつ、祐子は次の指令を下した。

「す、吸ってみても……いいんじゃないかな……」

微妙な言い方だったので、白木はちょっと戸惑ってしまったが、やはり彼女の顔色を窺いながら、彼女がうなずくと、すぐに乳首に吸い付いていった。

「うん……そう。こっちも……」

逆の乳房も勧める。白木はすぐにそちらに移動する。まったく従順である。そんな彼は、初めの内は軽く吸う程度だったのが、次第にチュウチュウと強く吸うようになり、やがて舌でペロペロと乳首を転がすまでになった。

(やればできるじゃない)

そう思うと同時に、祐子はなんだか白木のことが可愛くなってきた。ふと彼の股間が目に入る。その中央で、彼のムスコもまた真っ直ぐ立って彼女を見つめ返していた。彼女の頬に笑みが広がる。

(いい子いい子)

姉のような、しかし淫らな目で白木を見つめながら、祐子は優しく彼の頭を撫でた。


<つづく>




<目次>
(1)~(10)(11)~(20)(21)~(30)(31)~(40)(41)~(50)
(51)~(60)



ひとみの内緒話
リアル官能小説



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[2010/11/06 22:00] | 「青き山、揺れる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
「青き山、揺れる」(19)

恐る恐る目を開けてみる。幸い目の周りにはかかっていなかった。飛び散ったのは、鼻から顎にかけてだ。それの生温かさが、ジンジンと肌を焼く。

(剥いただけなのに……!)

驚くほど唐突な射精だった。ちょっと触って、包皮を剥いて、それだけである。それだけで白木は漏らしてしまった。彼の興奮状態は、とっくに頂点に達していたのである。これで間違いなく、彼が祐子との性交に期待を持っていることが裏付けられたわけだ。

口元の粘液が、ゆっくりと顎の先へと流れていく。祐子はそれが落ちないように、慌てて手を下に添えた。と、目の前の陰茎からも白い滴が垂れそうになる。彼女はそちらにも急いで手のひらを伸ばした。両方の手を、それぞれ受け皿にして構える。

(すごく出てる……)

祐子はうっとりと、眼前の亀頭を見詰めた。その先端の口は普段なら黒い影になっているのに、今は白い汁が詰まって塞がっていた。まだまだその奥の管に、残り汁が溜まっているのだろう。十代の精子、童貞の精子、白木が女の前で初めて見せた精子である。

と、鼻から流れてきた汁が、唇の隙間に伝ってきた。祐子はそれを口内に導き入れる、それを肉棒を見ながら。まるで、絶景を肴に盃を傾けるような体だ。

(おいし……)

ムアッとしたむせ返るようなにおいが、口の内外に漂う。獣のオスのにおいだ。それは、女だけが感じることのできる、満足なにおいである。祐子はそれに満たされながら、舌先に乗せたザーメンの形を、上あごの裏で押しつぶす。そして味わう。

すると、味わえば味わうほど次が欲しくなる。彼女は、顎の下に添えた手のひらで口の周りの白濁汁を集めると、恥ずかしげもなくそれをすすった。ドロンドロンと、濃い固まりが口内に流れ込んでくる。それを歯の間に通して弄ぶ。

(もっと……)

まだまだ物足りない。味を占めると返って飢えてくる。どうしてこんなに美味しいのか、そう思いながら、祐子は続いてそれの出る蛇口本体へと狙いを定めた。それの下に構えていた手で、とうとう陰茎を引っつかむ。

「うっ!」

その刹那、白木が呻いた。はっとして祐子が見上げる。

「あっ、ごめん。痛かった?」

射精してすぐのペニスの扱いについて配慮が足りなかったと、彼女は反省した。といっても、彼女には射精後にそれがどういう状態になるのか、いまいち理解不足ではあったが。

「い、いえ……」

白木は平気である旨を伝えて、少し太ももに力を入れた。局部が敏感になって、切ないのである。

祐子は彼の反応を確認すると、改めて射精の大ごとであることを知った。彼女なりの理解では、射精とは、膨大なエネルギーを消費する崇高な儀式なのである。それゆえ彼女は、男根とそれが働くその仕事を尊敬してすらいた。

今しもそんな重労働を果たした男根を労わるように、祐子はそっとそれを揉みほぐし、やがて、唇を近付けていった、周囲をテラテラと光らせた口をあんぐりと開けつつ。

「うぅっ……!」

またしても軽く呻きながら、白木は二度、三度と立て続けに痙攣した。亀頭が祐子の口の中に埋まっていき、その裏側に柔らかい舌が当たった瞬間だ。初めて男根で感じる女の口は思いのほかに柔らかく、いつも手でしているより数倍優しい刺激だった。

祐子はちらちらと彼の様子を窺いながら、全ての精液をぬぐい去ろうと躍起である。といっても、包皮を剥いただけで発射した白木の陰茎は、全体に元々濡れていなかったので、彼女の口の中の精液が返ってまぶさってしまうのであるが。

祐子の口内は今、大変に精液くさいのである。それは、白木のペニス本体を上回るほどの臭気だ。元来彼の皮に包まれていた部分にも、相当なにおいが溜まっていたのだが、祐子はそれをものともせずに舐めしゃぶる。

(美味しい……あぁ、美味しい……)

鼻の穴を広げて、祐子は童貞少年の包茎ペニスを一心不乱に口淫する。一時下降気味だった肉棒も、その勢いに早くも再上昇を始めた。すると、祐子の動きは一層激しくなる。固くなればなるほどしゃぶり甲斐があるといった風で、口をすぼめてそれに吸い付くと、片時もその全貌を外に現させることがない。

「ン、フゥ……」

目をトロンとさせ、鼻息を荒げながら、くわえたままの口をモグモグと動かす。舌先で尿道口をほじって、詰まっている残り汁を出させようというのである。

(出して、出してぇ)

唇の締め上げも加えて、それを誘う。これできれいさっぱり精液は出尽くして、おまけに陰茎は勃起し再戦可能となり万々歳、というのが彼女の目論見であった。

が、それにしては彼女は張りきり過ぎた。その口淫は白木にとって容赦のなさ過ぎるものだった。彼は確かにまた勃起した。性交に申し分のない固さに復した。しかし、そのまま頂点にまで昇りつめてしまったのである。

(あん、出てきた! あっ、すごっ……あっ! あっ!?)

祐子はまた戸惑わされた。チョロリと漏れ出た液体に悦んだのもつかの間、それに続いて、続々と生温かい汁が舌の上にあふれ出てきたのだ。その量は、明らかに残り汁のレベルを超えていた。彼はまた射精したのだ。


<つづく>




<目次>
(1)~(10)(11)~(20)(21)~(30)(31)~(40)(41)~(50)
(51)~(60)




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[2010/11/05 22:00] | 「青き山、揺れる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(38) 21:44

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後九時四十四分


「もう、待ってたんだよ! ずっとお風呂にいたの?」

娘は唇を尖らせて母に詰め寄らんとする。

「ええ、まあ……」

母は焦っていた。左右を視界の端で窺って落ち着かない様子だ。

それを見て娘も周囲の人々を意識する。と同時に、母がこちらに出てくればいいのにと思いつつ、こう言った。

「これからみんなでカラオケに行こうって言ってるんだけど、お母さんも来てよ」

彼女は後ろの方を指さす。見ると、向こうの方に見覚えのある後ろ姿が幾人か歩いていた。

「ええそうね……でも……」

倫子は言い淀む。と、彼女の懸念を見澄ましたかのように、なんと彼女の体、それも股間の辺りに触れるものがあった。偶然手が当たったという程度ではなく、明らかにまさぐるような感じで。

(うそでしょ!?)

こんな堂々たる痴漢があるだろうかと、倫子は疑った。だが現実にその手は彼女の股間、浴衣の中にまで侵入してくる。さらに驚くべきことには、後ろから彼女の浴衣の裾をまくり上げさえし始めたのだ。

(ちょっと! いくらなんでも!)

倫子は動揺した。しかしさすがに母である。娘の前では表情を崩さない。たとえ下着を着けていなくとも、その恥部を男にまさぐられようとも、その上恥穴に指を入れられてさえも。

誰とも知れぬ男の指は、秘唇を無茶苦茶にかき回して、母たる女を容赦なく辱める。濃厚な粘液が肉襞から指の腹を濡らす。女の穴は彼女の分別に反して、もうメスの役割に専念しだしていた。

それでも倫子は耐えなければならない。火照りきった肉体はいまだ燃焼状態にあり、ちょっと気を抜けばメスの悦びに乗っ取られていまいそうだ。

だが、今さら指で責められたとてどうということもないのも事実だ。さんざっぱら種付され続けた後なのである。あまつさえ、この期に及んで貞操の呵責にさいなまれることもない。

と、一瞬でもたかをくくったのがかえっていけなかった。

「お母さんね……」

そう言いかけた時だった。ベッタリ、と尻の間に、あのすっかり慣れ親しんだオスの重みが乗っかったではないか。倫子はそれまでうまく演じきるつもりだったが、あまりにびっくりしてちょっと声を裏返らせてしまった。

幸いにそれを怪しまれることはなかった。が、いつばれるとも分からない。倫子の前にも男が乗っており、彼女は彼らの間から顔を出して娘と会話していたのだが、下半身まですっかり隠れているかどうかは、大いに疑問であった。

「お、お母さんね、一回お部屋に……」

(お、お願い! お願いですから、ここではやめて!)

表と裏で言葉が分離していく。

男の肉棒はますますいきり立ち、そして彼女の尻の下へ潜り始める。

(うそよ……さすがに……それはまさか……)

彼女はうたぐりなからも、既に本心では諦めざるをえないことを知っていた。彼女の性器はキュンと引き締まり、中からじんわりと汁を湧き出させてくる。それは悦びの証か、それとも条件反射か。

肉棒は盲目的に甘い水を求めてその入り口を行き来していたが、ようやく探り当てたと見えて、そこからは一遍にその頭を潜り込ませてきた。

(入って……くる……は、入る!)

「お、お部屋に、入る、から……」

彼女は言っていたが、それは“帰る”の言い間違いだった。

「エー! いいじゃん、このまま行こうよ!」

娘は言い間違いには気づかなかったが、なおも食い下がった。

「あ、でも、ね、一回帰ってから……」

(お願い許して……!)

娘にも男にも向けて彼女は願う。しかし、どちらも聞き届けてくれない。男の腰はじわじわと動いて、肉竿は穴の中でピクピクと脈打つ。

「なんでなんで? めんどくさいじゃん!」

娘はいつになく聞きわけがない。なんとしてもこれを説得しなければならぬ。そうして、この場を早く終わらせなければ。

「お化粧、直したいし……、ね? すぐに……イ……行くからぁ」

妙に色っぽい声で倫子は言う。認めたくはなかったが、この常識外れの状況において、妙にゾクゾクと肉体が感じるのである。先ほどまでの浴場という、ある種隔絶された空間での場合とは違う、現実的な緊張感がそうさせるのだろうか。

ともかくも、娘はようやくのことで納得してくれた。

(ごめんね……お母さん……お母さん……イく、から……)

「イくから……先に、イッてぇ……」

言った刹那、倫子は歯を食いしばった。それと同時に、膣肉も食いしばる。その時、後ろから咳払いに似せた呻きが一つ聞こえた。瞬間、熱いほとばしりが体の芯にしみ込んでくる。

それと、扉が閉まるのとどちらが早かったかは分からない。だが事実として、倫子は娘の目前で見ず知らずの男にペニスとザーメンを入れられたのである。

(最低……わたし……)

風呂場では忘れかけていた、あるいは気づかないように努めてきた罪悪感が心に充満していく。

「ハア~良かった。こういうシチュエーションはたまらんな。全然モたへんかった。そうか、あの子娘やったんか」

それは今回彼女を新しく犯した、榊原(さかきばら)という名の男。娘たちと一緒に降りてきたエレベーターに乗っていたところを、仲間たちと合流し、そのわずかの間に倫子の事情を知ったのである。

「無茶するなあ、あんさんは」

「そやけど、娘の前でチンポ突っ込まれて、どえらい感じとったやん奥さん。もうほんまチンポ狂いやな」

宇川と牛滝が口々に囃したてて笑いを誘う。そんな状況とはつゆ知らず娘は先へ歩いていたが、ふと後ろでエレベーターが再び開いたので振り返って見た。ちょっと見ただけだったが、そこに母の顔は見いだせなかった。

母はその時その場ににしゃがみ込んで、自分を犯し終えた榊原のペニスをフェラチオしていたからである。


<つづく>




現在時刻21:47(1時間54分経過)
挿入された男根=11本
射精された回数=15発(膣14・尻1)



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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[2010/09/06 21:44] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(32) 21:12

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後九時十二分


別所が離れると、それに替わって交接するのは赤石だ。彼は、もうすっかり慣れっこになったザーメンでグチャグチャのヴァギナに、ためらうことなくペニスを押しこんだ。

彼らの交代劇に、もはや中年達も一々反応しない。また、少年たちの方でも彼らに促されなくても自ら交替を行うようになっていた。

牛滝もまた、そんな彼らのことは放っておいて、自分の指使いに没頭していた。

「ああ、エエ感じでほぐれたあるわ。ズボズボ入りよる。だいぶ柔らかなっとるわ」

彼の中指は、倫子の尻穴に入るとその内壁をぐるっとなぞりつつ、らせん状にゆっくりとその身を沈めていった。穴をほぐし、さらに広げているのである。

「ウゥ……ウッ、ウッ、ウ、ウ……」

強烈な不快感に、倫子はいたたまれない思いだ。座薬を入れる時の違和感の、何百倍もの凄さがある。倫子の腰は常に浮き気味だった。

だが、それを自由にさせまいとするのが少年たちである。彼らとは今、性交の最中なのである。結合する陰茎が、重しのように倫子の腰を逃れさせまいとするのだ。

性交と肛門愛撫、その強烈な板挟みに遭って、倫子は身も世もなく震えた。かたやオーガズムのただ中なのである。その引かない波の中で、訳も分からない内に肛門をほじくられているのだ。

「ウヒァー……!」

開きっぱなしの倫子の口から、言葉にならない声が漏れる。するとその口へ、別所の肉茎が放り込まれた。宇川の手引きによるものだった。まだ固さを残している海綿体は全身精液まみれで、まっとうな心境で正視していたならば、とても口に入れようなどとは思い及ばない代物だった。直前の別所の精液のみならず、これまでの吐き溜まりの分も含んでいるのだ。

「ン、ア、ンッンッ!」

倫子はそれを飲み込んだ瞬間、気が遠くなるのを感じた。口中を穢す強烈無類の男臭さが、まるで脳髄を圧迫するようだ。その影響で、閉じた瞼から一瞬白眼が見え隠れする。

不思議なもので、そうなってくるといつしか肛門へのいたぶりも性戯の一環と理解するようになる。そもそも、筋肉と神経の集中する箇所だけに、独特の感じが得られることはあるわけで。

「どや、ケツがオメコみたいになってきたやろ」

牛滝は言いながら、中指をさらに押し進めた。既に第二関節辺りまで隠れている。加えて、彼はそこと陰唇の間の、いわゆる会陰と呼ばれる個所をさすり始めた。

(ケツがオメコ……ああっ、わたし……もう……)

とっくにエクスタシーは極まっていたものの、それから気が遠くなったりやや近く戻ったりして、倫子の精神と気力はもはや危うい状態を往来していた。それはそうであろう、口と膣を犯され、さらに肛門までも……。並大抵のことではない。

「ぼちぼちなあ、入れよう思うねん」

それは宣言なのか了解を求めているのか、誰に言うともなしに言って、牛滝はその準備に取り掛かりだした。彼の頼みで男たちは一旦離れ、倫子は体を浮かされ、その下の岩場に彼は寝そべるように位置した。つまり、牛滝の体の上に倫子は仰向けに寝そべる格好となったわけだ。すると、ちょうど彼女の尻の谷間に肉棒が挟まるようにべったりとくっつく。その剛直は、まるで彼女の体を押し上げるかのようだった。

さて、体勢が定まると、別所と赤石は再び倫子へ近寄った。ところが、口へと向かう別所は良かったが、下半身を目指す赤石は止められた。

「ちょっと待ってや。先こっち入れてからな」

赤石は制止されてちょっと恥じらったが、牛滝の言葉を聞いて、素直にそれを見守った。彼とてこれから始まることには興味津々である。そんな彼の目の前で、牛滝のいきり立った肉棒が倫子の尻の下から現れる。

それはピーンと立って、そのまま陰唇に突き入りそうだったがそうはならず、持ち主の手によって制圧されて下腹との間を鋭角に設定されるのだった。その先端は、迷いなく膣の下を狙って、ロケットのように発射を待っている。

「入れるでぇ」

彼はその言葉とともに、一気にそれを進発させた。皺の凝縮するその中央へ赤黒い突起がぶち当たり、やがてそれは皺の中に埋もれていく。確実に、埋もれていく。まだその棒の先は長いが、全部埋まるのも時間の問題だろう。

それを見ていた宇川が言う。

「うわあ……ほんまに入ったある」

そしてさらに、

「ようやるわ」

と苦笑しながらつぶやいた。


<つづく>



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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[2010/08/14 21:12] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
「師匠のお筆」 5-1-1

<登場人物>
枕必(ちんひつ)……有名書道家。須美恵の父。
須美恵(すみえ)……枕必の娘。書道教室を経営。
神雄(かみお) ……須美恵の生徒。鈴美と神雄の息子。
鈴美(すずみ) ……神雄の母。
瑞夫(みずお) ……神雄の父。
文子(ふみこ) ……枕必の古くからの愛人。

※この小説はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。


『師匠のお筆』


5-1-1



「ええ、そうです」

枕必(ちんひつ)は電話口に向かって、ごく優しい声で言った。電話の相手に対し、とても丁寧に思いやっている様子だった。

「楽しみにしています。では……」

彼は紳士的かつ爽やかにそう言うと、静かに受話器を置いた。そして見下ろした。彼の足元にいざり寄る一人の女を。

「鈴美(すずみ)さん? でしょ?」

女は、“鈴美”という名の記憶が極めて曖昧であるといった風を装いながら聞いた。実際、彼女が鈴美に会ったのは、枕必の書道教室での一回だけだった。女は文子(ふみこ)だった。

「あの人に随分ご執心なのね、近頃は」

文子は枕必の腿に頬をすり寄せ、腰をくねらせた。腰から背中にかけて脂肪の溝ができる。彼女は今、全裸だった。

「コレだって、こんなにして」

すすっと頬を上に滑らせて骨盤の横に密着すると、目と鼻の先にあるペニスを見つめて、文子は言った。文子の見つめるそれは勃起して上向き、少し白いものの混じった透明な粘液にまみれて光っていた。枕必も下半身には何も纏っておらず、服を着ているのは上半身ばかりだった。

彼がそんな状況になったのも、すべて文子のせいだった。さっきまで文子は、そのいきり立った怒張を散々もてあそんでいたのである。それは、枕必が電話をかけている間中ずっとであった。

彼が電話をかけだすとほとんど同時に、すぐさま文子はその足元にじゃれついていた。

文子はまず、亀頭から二、三センチ先に舌を出して構えた。その時彼の陰茎は、海綿体に多量に水分を含んではいたものの、まだぶらりと下へ垂れていた。というのも、彼はその前に一度射精していたのだ。つまり、文子との一戦を終えた後で、鈴美に電話をかけようと思いついたのである。

文子が舌を構えていると、ツーッと粘ついた雫が尿道の出口、すなわち鈴口から滴り落ちてきた。それは、射精時に出尽くさなかった精液の残りであった。その汁の本体は、今なお文子の膣内に大量に入っている。文子は体内のそれを感じながら、舌の上にその残り汁を受けた。

残り汁は、最初に大きな雫がぼたっと落ちた後は、わずかな量がだらだらと垂れるのみだった。粘性が強いので、細い糸ながら中々途切れない。落ちた粘液は舌の先のくぼみに停滞するが、次第に表面をなめらかに移動し、ゆっくりとその奥の方へと流れていく。やがてじれったくなったのか、そのか細い糸をたぐリ寄せるように先へ巻きつけながら、文子は舌をその出口へと上昇させていった。

そうして舌先でチロチロと尿道口を舐め、さらに手で陰嚢を揉んで残りの汁を誘い出す。射精時に一時引き締まっていた睾丸もやや柔らかみを取り戻し、伸縮する皮の中をコロコロと玉が動き回る。文子はもう片方の手で竿をしごき、睾丸の方の手もゆっくりとそちらの方へ移動させていった。精巣から尿道へと、今出る精液をすべて放出させようという考えだ。

その甲斐あってか、亀頭の割れ目からじわりと粘液が浸み出す。文子は唇を亀頭にかぶせて、ストローよろしくチュウチュウとそれを吸いだした。出なくなると、再び舌先を動かして鈴口を刺激する。外から見ても舌の動きは分からぬが、頬をペコリとへこませて唇をわずかに締めたり緩めたりしながら、何かしら口の中をもごもごとしているのは見てとれた。

文子は口に受けた精液をそのまま中にとどめておいて、そのまま陰茎に唇をかぶせていく。すると口内で精液と唾液が混ざり合って潤滑液となり、彼女の唇がなめらかにペニスの上を行き来するのを助けた。口内で生成されたこのドロドロのローションをまとった舌を、らせん状にグルグル回転させながら巻きつけ、文子はペニスを深く飲み込んでいく。

枕必は電話に夢中で、文子の行為を止めようとも続きを求めようともしなかった。電話しながらフェラチオをされているというのは、少なくとも先方の鈴美などには想像だにできない状況だったが、枕必はいたって冷静で平生となんら変わらぬ様子で会話していたし、文子に対しても一切無関心な風であった。

他方、文子も枕必の対応にはお構いなしといった調子で、ただただ気の向くままに彼の一物を弄び続けた。

枕必のペニスは射精後も敏感になり過ぎるといったことはなく、そのことは、夫よりも多くくわえ込んだ自身の実績に照らして明らかであった。彼と出会ってからもう長い年月が経つが、夫以上の回数彼と寝てきたし、ひょっとしたら彼の亡くなった妻以上に彼の体を知っているかもしれないのだった。射精した後の枕必の陰茎をしゃぶるのは、文子にとってありふれた出来事だったのである。


<つづく>



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