おことわり
R18
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

>googleでほかのページを検索する<



なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



官能文書わーるどAdult Novels Searchアダルトクリエイターズ官能小説セレクション
妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「青き山、揺れる」(36)

「チンポォ、入れて下さいぃっ!」

しまいには悲壮な声で叫んで、彼女はカメラに哀願した。もしこの映像をいつもの番組出演時と比較したら、何も知らない人は、その落差を信じられないだろう。ニュース番組のレギュラーを務めている彼女は、日頃、いかにも落ち着き払った風で上品に振る舞っているからである。

ところが今はどうだ。必死の形相で、狂ったように“チンポ、チンポ”と叫んでいるではないか。なんと浅ましい姿だろう。よくそんな人間が社会情勢を口にできたものだ。確かに人には色々な顔があるが、彼女が秘めていた肉欲の顔が、これほど激しいものだとは、一体誰が想像できただろうか。

「ハッハ――! こいつバカだ!」

破顔一笑、それまで監督ぶっていた緑川は、祐子を指さしながら笑い転げた。

「もうカメラの前とか関係ないんだ? でかい声で“チンポ入れて”だって。どんだけ変態なんだよ」

「チンポ……チンポォ……」

うわ言のようになおも言って、祐子は破廉恥にねだった。その視界に、ふと白木が映る。彼はじっとこちらを見ていた。その目は、軽蔑しているようにも、また憐れんでいるようにも見えた。

(ああ……)

恥じらいと嘆きが、心から出ていく。それは、そこに残っていたそれら全てであった。もう彼女には、何も恐れるものなどない。白木の視線を浴びたことで、返って吹っ切れた。それを象徴するかのように、秘裂から透明な蜜がドロリとこぼれ落ちる。

「どうしようもない女だな――おい、してやれよ」

緑川は白木に合図を出した。すぐさま白木が祐子の中に入ってくる。

「ン、ア、ア、アア――!」

彼女にとっては、これ以上ない褒美である。何もかも捨てた甲斐があったというものだ。その快楽に緩みきった頬をペチペチと叩いて、緑川が尋ねる。

「おい、どうだ。チンポ入ったか」

祐子は答えられなかった。なぜなら、入ったと感じた瞬間に、彼女は軽いアクメに達していたからだ。そうとは知らず、重ねて彼は聞いてくる。そこで我に返って、ようやく彼女も答えた。

「は、入っ……た、チン……ポ……!」

「気持ちいいか」

「気持ち、いい……!」

本当にアダルトビデオよろしく、実に下らない問答を行う彼らである。祐子はしかし、それを下らないとは判別できず、まるっきり夢見心地のような腑抜けた発音で、破廉恥な答えを並べていくのだった。

「気持ちいいってよお」

緑川は白木に教えてやった。わざわざ教えられなくても、白木にも聞こえている。彼は、このお節介な先輩を持て余すように、曖昧に愛想笑いで返した。祐子からは、その表情は見えない。だが彼女にははっきり分かっていることがあった。

「固ぁい……!」

思わず口に出して、彼女は言っていた。白木の肉棒は、彼がどういう心境かは分からないが、とにかく無類の固さを発揮していた。膣にとって、固い陰茎ほど嬉しいものはない。

「アアッ! アアッ! かたっ! かたいぃぃ、ィイイ! イイッ!――」

祐子は、闇に閉ざされた将来も忘れて、ただやけくそのように身も世もなく喘いだ。それを見て、呆れた振りをした緑川、

「こいつどんだけ淫乱なんだよ。ちょっとひくわ」

と、笑う。その言葉は、もはや祐子にとって、罵りにも当たらなくなっていた。

「いいか? イくか?」

彼に問われて、

「イくっ! いぃ、イくっ!」

気の置けない友にでも言うように、彼女は素直に返事した。その言葉通り、たちまち尻から脳天へと、凄まじい快楽の稲妻が駆け抜ける。

「イヒィィー……ッ!」

刹那、口角を横に引きのばして、祐子は悶え狂った。


<つづく>




<目次>
(1)~(10)(11)~(20)(21)~(30)(31)~(40)(41)~(50)
(51)~(60)

関連記事



テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

[2010/11/26 22:00] | 「青き山、揺れる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<「青き山、揺れる」(37) | ホーム | 小説系リンク>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://jeezlee.blog.2nt.com/tb.php/162-da1f9aba
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |