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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「青き山、揺れる」(26)

――と、以上が祐子と白木の初体験の顛末である。その日以来、二人は何度も体を重ねてきた。白木もまた、黄本と同じように、祐子の肉欲メイトとなったわけである。

彼の性のテクニックは、めきめきと上達していった。それはちょうど、彼が角界になじんでいき、体が相撲取りとして出来上がっていくのと同じく、目に見えて分かる成長ぶりであった。

祐子は、そうやって一人の男が逞しくなっていく過程を段階的に追うことによって、これまでに経験のない感覚、保護者的な感覚で彼との交尾を愉しむようになった。矛盾しているようではあるが、母親ないし姉的目線で彼の成長を悦びながらも、性的に彼の肉体を貪っていたのである。

それは、彼の初めての女になったという意識のほかに、二回り以上も離れた年齢差というものからも生じるものだった。いくら祐子が今をときめくキャスターであり、若々しいイメージであっても、事実として白木とは親子であってもおかしくない年齢差なのだ。

それは、実際に彼女の立場に位置してみないと味わえない独特の感慨であろう。息子でもおかしくない世代の男と、子作りにいそしむというのは。たとえまだギリギリ三十代で、決して年寄りだという自覚はなくとも、相手が十代で、しかも中学を出たばかりとなれば話は別である。

だが、いくら歳が離れていようとも、いざセックスとなれば男女は対等であるのもまた現実だ。相手が十代であろうと口づけを交わすし、彼のペニスも受け入れる。セックスの前で男女は平等であり、祐子もまた白木の前では、彼の愛人として、そして一人のメスとして、純粋に交尾に酔いしれていた。

「アウアウアウ――」

獣じみた声で、彼女は啼く。いや、近頃は啼かされてしまう。白木は性交にすっかり慣れ、また祐子の体にも慣れて、もういつぞやのように、やみくもに暴発することは全くなくなっていた。その結果、彼は祐子を弄び、彼女を男根でよがり狂わせる術を身につけたのである。

これは、祐子の側にも原因のあることだった。彼女の肉体もまた、白木の男根を覚えてしまったのである。そうして一度覚えてしまうと、そのペニスに仕込まれた女の体は、次から条件反射的にそれで感じやすい体になってしまうのだ。

おかげで祐子は、彼のペニスに散々イかされることになった。それはもう、初めの日にダッチワイフよろしく使われてしまったことで決定づけられていた。膣がもう、彼を常連として歓迎するようになっていた。中の肉が、彼の侵入とともに、彼用の形に整うのだ。

結果、彼女は白木に屈服させられた。もはやイかされるのは当たり前、最近ではすっかり彼のいいようにされ放題である。アクメの回数は、会うたびごとに増えた。完全なる彼女の敗北である。

(すごい、すごいわ、この子……!)

今や諸手を上げて、祐子は彼を称えるようになっていた。そのペニスは確実に満足をもたらしてくれたし、頼もしくすらある。彼女は甘んじて女として啼かされることを選んだ。肉体が白木のペニス入れとなることを望んだ。自分の人生の半分も世の中を知らないペニスだということを忘れて。

もっとも、彼女が認めたそれは、決して彼女のためだけに使用されるものではなかった。それは、祐子以外の女を既に知っていたのである。

いづ美だ。なんとなれば、いづ美の方が圧倒的に使用頻度が高いぐらいだった。日常一緒にいるのだから当然ではある。たまに来るだけの祐子とは違い、普段の性処理は専らいづ美の仕事なのだ。彼の技術が向上したのも、実は彼女の指導によるところが大きい。

それに気づかぬ祐子ではないが、とりあえずは、自分を負かすまでに立派になり、これからもますます育っていくであろう白木の様子が、今はただただ嬉しいのであった。


――今日ここへ来る時も、黄本とは違った視点から、すなわち白木の成長ぶりを確認するところから、期待が高かったものである。

そして、黄本に愉しませてもらった後、続いて彼の番を迎えたのであった。


<つづく>




<目次>
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