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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「青き山、揺れる」(25)

が、彼も祐子も、これで終わる気はさらさらなかった。しばらくすると、避妊具を取り替えてまた当たり前のようにまぐわいを始める。

「上手ぅ、上手よ」

祐子は言って、彼の運動を褒める。実際にはそんなにすぐに上達するものではないが、相手と自分の気持ちを高めるためである。それに乗せられたのかどうかは分からないが、白木はカクンカクンと不器用な動きながらも尻を振っていく。

“何回でもしよう”ふと前に言った言葉が、祐子の頭を巡った。

(そうだ、回数をこなして……)

そう彼女は画策した。と、その刹那だった。白木はあっさりとまた果てた。

(……何回でも)

祐子はちょっと自信を失くしながら、改めて念を押すように心に言い聞かせた。ペタペタと、彼女は相手の背中を叩いて労わってやる。彼はまだまだ頑張る様子だ。

今度は体位を変えて行うことを、祐子は申し出る。白木を寝かせ、自分は彼の上へ。正直なところ、この体位に自信があるわけではなかったが、白木の慣れない動きよりは上手くやれるだろうと思った。その裏には、自分も愉しみたいという欲がある。

「入れるね」

一声かけて、直立した肉棒を秘裂に割りこませていく。段々と積極的な振る舞いにも慣れてきた。

「ウフゥン!」

一息に全部入れる。ゾワゾワと腿が総毛立つ

(おっきいわ)

進入角度が変わると、感じ方も変わる。これも騎乗位の魅力の一つだ。祐子は彼の腹の上に手を置いて、ゆっくりと尻を縦に振り始めた、初めの内こそ、相手を慮りつつ。

しかし、彼女が自分の世界に没頭しだすのに、それほど時間はかからなかった。たちまち激しい腰使いに変わる。和式便器のように踏ん張って、尻を上げ下げする。この摩擦に、初心者の白木が付いていけるわけはなかった。すぐに彼は暴発した。

「アッ、ヤンッ!」

祐子は残念がる。肉棒から熱が上昇する様子が膣に伝わる。それはそれで快感だが、今はもっと固い棒でゴリゴリと突かれたかった。そこで彼女は、あえてすぐには抜かず、ただゆっくりと彼の腹の上に倒れ込んだ。

(このままで立つかも)

これまでの経験から、彼の復帰が早いことは承知している。ならば、このまま抜かずの連発も可能ではないか、彼女の浅はかな目論見だった。祐子は彼に密着したまま、尻をじんわりと水平に回転させ、合わせて乳房を相手の胸に擦りつけた。

するとどうだ、彼のエンジンが再び掛かり始めたではないか。白木は自分から腰を微動させだしたばかりか、思い切って眼前に垂れ下がった祐子の乳にも手を出してきたのだ。

「アン、そう、おっぱいも揉んで」

祐子は悦んで許可を出してやる。彼女の作戦は図に当たったわけだ。コンドームを取り替えなかったことにも、一応の計算があった。さっきのを外した時、もう既に精液の量が減っていたのを確認済みだったのである。

とはいえ、その回が終わり、また新たな体位になると、白木は新しいコンドームに交換するのだったが。彼の中では、イくのと交換とは、一連の手続きであった。もっとも、もう祐子の指示は待たず、自分から勝手に新品を取りにいくようになっていた。

彼は次々に性交を行った。それをし続けなければいけないと、思い込んでいるようだった。いや、実際にはもう理性は飛んでいて、何も考えず獣のようにただ男根の抜き差しを行うだけだったのかもしれない。突いて終わって交換して、突いて終わって交換して、ただただその連続。

「アッアッ――」

断続的に侵入し続ける肉棒によって、ようやく祐子は感じ始めていた。彼女は気づいていなかったが、白木の持続力が次第に長くなっていたことも、彼女に影響を与えていた。

また、入れられては出されての繰り返しの中で、いつしか膣肉が射精の感覚を覚え、それを察知すると痙攣するようになっていた。その瞬間、キュンと陰裂が締まるのだ。

「ンッ、アッ、そこ……!」

ついに女の声を上げて、祐子は彼にしがみつく。もはやセックスマシーンと化した白木は、言われなくても肉棒の挿入を繰り返し続ける。今日初めてセックスを経験した者とは思われぬほど、その腰使いは飛躍的に上達していた。

「アアウ! そう、そうそう! アァ、いい……」

祐子にも意外なことながら、なんと彼によって絶頂に導かれそうな自分がいた。一時はほとんど気持ちよくなることを諦めてすらいたというのに。

「アン! イく! すごっ! 白木君、すごい! イくっ! イくぅっ!」

とうとう彼女はオーガズムに達した。少年の成長は実に早い。祐子は彼を誉めてやろうとした。が、彼の方がその間を与えてはくれなかった。続けざまにピストンを送り込んでくる。

「ヒッ! ヒイィッ……!」

思わずメスの啼き声を上げて、祐子は寝返りを打った。その肘に、使用済みのコンドームがくっつく。彼女の周りには、だらしなく伸びきったそれらが、肉欲の形跡を証明するものとしていくつも散乱していた。既に一ダースは超えている。だが、まだ増える予定だ。

この情事を始めたのはまだ朝方であったが、いつしか辺りには夕闇が迫り、電灯が欲しい時刻となっていた。それでもまだ終わらない。白木は機械的に祐子の肉を突きさし続ける。次第に大胆になり、体位の変更も率先して行うようになっていた。

「アウ……アウゥ……!」

祐子はイき狂った。完全に力関係は逆転していた。もう白木は、頼りない童貞ではない。立派な男だ、女を犯す男だ。祐子はただ彼の欲望のはけ口として、ペニスに酷使されるだけである。

彼女はついにその日一日、白木のダッチワイフだった。


<つづく>




<目次>
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