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このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。 >googleでほかのページを検索する< なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。 |
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。
小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。 ■連続作品 ◆長編作品 ▼「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」 ◆中編作品 ▼「大輪動会~友母姦戦記~」 ▼「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」 ◆オムニバス ▼「母を犯されて」 ◆短編作品 ▼「育てる夫」 ▼「最後の願い」 ▼「ママの枕」 ▼「ブラック&ワイフ」 ▼「夏のおばさん」 ▼「二回り三回り年下男」 ▼「兄と妻」 ■一話完結 ▼「ふんどし締めて」 ▼「旧居出し納め・新居出し初め」 ▼「牛方と嫁っこ」 ▼「ガンカケ」 ▼「祭りの声にまぎれて」 ▼「シーコイコイコイ!」 ▼「サルオナ」 ▼「母の独白」 ▼「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」 ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」 ★作品一覧 |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前六時三十九分 折しも、倫子はサウナ室に連れ込まれるところであった。疲弊したオス達であったが、性への執着は消えなかったのである。彼らに介助されて部屋に入るのと入れ違いに、娘らは大浴場に入ってきたのだ。 「あ、お母さん……?」 娘はもう一度呼びかけたが、今度の声は前より格段に小さかった。大きな声を出して、にわかに注目を集めたことに恥らったからである。 それでも母の姿を見つけ、駆け寄らないわけはない。彼女はサウナ室のドアの前まで行った。が、入ることはせず、曇ったガラス戸の前で一心に手を振って相手を招いた。というのも、ざっと見た限りで、部屋の中が満室に見えたからである。 一方、倫子は招きに応じなかった。ちらりとそちらに一瞥をくれたものの、腰を上げるには至らない。もとい、腰は立たない彼女だ。だが、それだけが理由ではなかった。 (会わせる顔がない) それが最たる理由である。 「倫子ちゃん、娘さんが呼んでまっせ」 そう囁きながら、背後の一段高い所に座る湊山が、うなじの下に陰茎を押し付けてくる。それは硬くそそり立っていた。 彼女の周囲には先ほど湯船にいた面々が勢ぞろいしていた。そして、右手には矢板の、左手には榊原の男根が握らされている。おまけにそれぞれの手が陰裂をまさぐっていた。愚劣な男達は、背徳的昂揚感の到来で一躍活気を取り戻していた。 (最低……!) 倫子は呆然として虚空を見つめた。そうして覚束ない頭で思いを巡らせる。なぜ娘は来たのかと。普段なら叩き起こしても起きない時間のはずだ。それが今日に限ってなぜ、しかも風呂にまで入りにきたのか。これだから、人間の気まぐれとは予測不能なのである。 扉の外はすぐに静かになった。サウナに入ったばかりの母であるからには、きっとすぐ出る気もないのだろうと、あっけなく諦めて立ち去ったものである。 だが、それだけのことにも邪推せずにいられない母だ。 (バレた?) 額からとめどなく汗がしたたり落ちる。それは暑さのためではなかった。何となれば、そのムッとする熱気にも彼女は気づいていないのだ。とにかく気が気ではない。だから、榊原が体を求めてきた時には、必死で抵抗した。恐らく、これまでで一番の反抗だったろう。だがいかんせん消耗しきった体力だ。いかんせん一対七だ。 「おとなしせえや」 ついには渡瀬に口を抑え込まれて、後ろから榊原の合体を許した。その有り様は、これまでで最も強姦的であった。ただ彼女の性器は、哀しいかな何のストレスもなくペニスを受け入れてしまう。開ききった穴は、挿入癖ともいうべきものが染みついてしまったらしい。 「娘の前でもお構いなしやもんなあ、お母さんは。知ってるでえ」 犯す榊原が囁く。 「言うてみいな。“お母さん、チンポ大好きなの”て」 「イヤッ! やめてぇっ!」 はっきりと拒絶の意思表示をする倫子。その前で、渡瀬がドアノブに手を掛ける。 「開けたろか? 外出て見てもらおか?」 「やめてヤメて! お願い! お願いします!」 必死の倫子、続いて注文通りのセリフを言う。 「お、おお、お母さん、チンポ大好きなの。チンポ好きなの。チンポ好きなのぉ! ほら、言った。言ったから!」 いつになく鬼気迫る彼女の態度に、卑劣漢どもは返って嗜虐心を煽られた。 「ハハハ! 母は強しやな、倫子ちゃん。よっしゃ、あの子に弟か妹プレゼントしたろ」 興奮した榊原は、一気に急騰した熱を倫子の産道目がけて注入した。 「イッヤアァーッ……!」 書き替えられる家族計画。強き母は唇を噛み、枯れたはずの涙をひと筋流した。その頬を撫で、牛滝が話しかける。 「湯けむ輪やで、お母ちゃん。まだまだマワしたるさかい、頑張って子作りしいや」 そう言い様、すぐさま向き直って、 「しっかし暑いなあ。はよしてくれぇ」 と榊原の後を継いだ湊山に呼びかけた。 片や湊山、マイペースで尻たぶを引き寄せ、相手の手を扉横の壁に突かせて後ろからガシガシとやる。その上で囁く。 「あの子はどっちがええやろねえ。妹やろか、弟やろか。どない思う? 倫子ちゃん。聞いてきたろか」 「イヤッ! イヤァ……」 ぶんぶん首を振る倫子。その豊満な脂肪球も揺れる。するとその先端から、まるで母乳のように水しぶきが飛び散った。 それを浴びたのは傍にいた榊原。用事を終えた彼は、手持無沙汰この上なかった。もはや待っていても仕方がない。そこで彼はドアノブに手を掛けた。今度は脅しのためではなかった。 「暑い! 暑うてかなわん」 そうぼやくや、一目散に外へ飛び出していった。それへ渡瀬も続く。さらには、鎌先も音を上げた。 パタパタと扉が開閉される度、輪姦女は気が気でない。外気の冷たさで肝まで冷やされる思いだ。だが輪はまだ解けない。残った四人。いずれもしぶとい。 しかし、暑さは暑し、いかに性欲の猛者といえど衰えた体力には限界がある。 「もうかなわん! ケツで! ケツでさしてえな」 牛滝はそう叫ぶと、強引に女を奪って腰かけの下段まで押していった。そうして、自分はどっかと腰を下ろすと、その膝の上へ座らせた女の肛門に自らの剛直を挿しこんでいく。肛門も挿入癖があり、やはりすんなりと受け入れてしまう。 「倫子入ってんの分かるか。ケツにチンポ入ってるか?」 牛滝がやや焦り気味に尋ねる。倫子は依然恐怖から、すかさず答えた。 「うぅ、入ってます、チンポ――」 と、その時、いきなり入り口のドアが開いた。そこには見ず知らずの小柄な老翁がぎょっとした面持ちで立っていた。彼の目に飛び込んできたのは、男の股の上で大開脚して大きな乳房を揺らす尻穴姦通婦人。 「入ってますぅ……」 発言を取り下げるには遅かった。ただアヌスの満室を告げる彼女。 老翁はそっと扉を閉め、そそくさと去って行った。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 (101)05:52~(110)07:07、(111)07:15~(120)08:35 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前五時五分 「あ、はい。朝の走り込みがあるんです」 湊山に問いかけられて、赤石は答えた。 「へえ~、大変やな」 湊山は感心して言った。と、そこへ袋田が時間を告げに来た。 「今、五時ちょっと過ぎたところだね」 それを聞き、湊山が再度問う。 「何時からや?」 「ええっと、七時からです」 赤石が朝練の開始時間を答える。それに玉造が補足した。 「まあ、準備とかその前にしとかなきゃいけないけど」 「それじゃあさ――」 そこへ口を出してきたのは松倉である。彼が何をしに寄ってきていたのかは、その勃起を見れば一目瞭然であったが、その口から出たのは別な提案であった。 「学生さん達に先にヤらしてあげたらいいんじゃない」 そう赤ら顔をして言ったものだ。それに湊山、袋田が賛成し、それに伴った布陣が敷かれることになった。すなわち、膣に関、肛門に東郷、胸に大牧、顔に三国の四人乗り体勢で、女は寝そべった関の上にまたがって上体を起こす姿勢となった。 湊山と同じ子宮姦を試みていた関だったが、もうそんな悠長な時間は取っていられないということで、やむなく従来型の二穴挿し型へと移行したものである。それでも、膣の中に様々な快感スポットがあると知った今は、なんとかそこに当てようと一生懸命に奥を突き上げ続ける。 それに負けじと豪快な出し入れをするのは、無類の尻穴ずき東郷だ。一度だけ膣も使ったが、元来全ての精を肛姦に捧げて良いと考えている彼なのだ。 そんな彼が愛おしそうにアナル女の背を撫でまわしだすと、そこへ“どけどけ”とやって来たのが川棚である。 「お前、ほんとアナルばっかりだなあ」 そう揶揄しながら彼自身はというと、そそり立つものを女の背中でスライドさせ始めた。汗と水蒸気でじっとりと濡れた白い地平の上を、テカテカ光る赤黒いペニスが滑り踊る。 「お前こそどこでヤッてんだよ。変態だな」 東郷がやり返す。ただ“変態”という意味では彼もまたその部類に入りうるのではないだろうか。彼の入っている場所は、本来の性交用部位ではないのである。 そんな批判に応えるように、東郷は言った。 「アナルファックは普通だろ。そういう言葉も昔からあるぐらいだし。ケツマンコはマンコなんだよ。チンポ入れる穴なの」 強引な言い方ではあったが、要するに女の体は全部生殖器だという話である。となると、結局川棚が犯す背中もまた性器だということなのである。 代わって、こちらは顔の性器を犯す三国。いや、初めは顔面を弄んでいた彼なのだが段々と位置を上昇させ、今はほとんど頭部にまたがる格好になっていた。したがって、陰嚢も陰茎も濡れそぼった頭髪の中である。彼自身を覆う縮れ毛と、しっとり濡れた長い毛髪が、今では親しく交じり合う関係だ。 すると、これに泡を食ったのが大牧である。三国が頭部にまたがるということは、女は勢い前傾姿勢となるわけで、結果胸部が十全な状態で愉しめないというわけである。 それでも健気に乳性器を寄せてズリズリやって、性感は高まっていたところへ、にわかに彼を焦らせるセリフが耳に入った。 「おい、早くイけよ。後がつかえてるんだぜ」 それは川棚の言葉であった。実はこれは、犯される尻肉に亀頭をめり込ませながら、アナル交尾中の東郷に向けて彼が放ったものだったが、大牧はこれを妙に意識したものである。 もし独り占めでパイズリをしていたならばもっとじっくりと時間をかけただろうが、この焦りの所為で彼は計画を早めざるを得なかった。そんなわけで、退出した彼の跡を栃尾が継ぐ。 一方、関の後は赤石が継いだ。手慣れた手つきでポジションに入り込む。つい数時間前まで童貞だった人間とは到底思えない手際の良さだ。もっとも、こんな尋常でない複数姦の段取りを身に着けたって今後の役に立つわけでもないし、そんな異常ケースが初体験では彼のこれからの性生活にどんな影響を及ぼすかも知れないが。 それは他の少年達にも言えることである。ここでまた輪に入ってきた別所は、もうすっかり尊厳ある女性を相手にする気遣いなど念頭にない行動に走っていた。彼のポジションは三国の裏、すなわち後頭部である。彼は後ろ髪の中へペニスを埋もれさせて、ベトベトの肉茎に毛髪を絡ませながら、その奥の温かい地肌を亀頭で犯すのだった。 こうして頭で二本の男根と性交する女。これで、六人乗りとなった。俗に“3P”“4P”などという言い方になぞらえるならば、“7P”ということになる。しかも、女が“1”の男が“6”の“7P”である。一体彼女の積載容量は何本なのだろうか。とにかくその限界を更新し続ける今宵である。 “6”は間もなく“7”にも“8”にもなる。白峰が大牧を伴って横乳にこすり付けにきたし、西浦と伊東も腕やら手に迫っていた。時間制限が彼らを大胆にし、一時は卓球部全員が群がる結果となった。こうなると、“12”対“1”の“13P”である。 「ハハハ、エラいがっついとんなあ」 実はちょっとウトウトしていた宇川が、ふっと目を覚まして言った。隣の吉野は完全に眠りに落ちている。他の大人達はようやく飲食も無くなってきたこともあり、話題もなげにぼんやりと卓球部一行の活動を見ていた。その内の何本もがいずれに控えて硬く持ち上がっている。部員らが去れば、また彼らの出番なのである。 そんな中、三国がイッた。 「ハア~」 最後はまたがった額に肛門を接着し、勃起を前髪に絡ませての射精だった。生え際でこすれる肛門が気持ちよかったらしい。 さあこれで大人も参入かというとそうではない。まだまだ時間いっぱい、貪欲な少年達はがっつきたいのである。さっき射精したばかりの関が、素早く口の方に回っていた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前四時四十一分 別所は瞬間我を忘れていたが、次の番の者達が来たのでその場を明け渡さないわけにはいかなかった。行く者来る者それぞれに、一つ女体が男の交差点である。 宇川が膣門に入った頃、それと前後して沼尻がコトを済ませて去った。すると、 「ウーちゃん、ちょっと裏返って」 と注文をつけてきたのが牛滝である。彼の言うには、宇川が下になり、その上に倫子をまたがらせて尻穴を上から見やすくするということだった。 「なんや、めんどくさいなあ」 宇川はぶつぶつ言いながらも言われた通りにする。 牛滝はそれを見届けてから、伊東を呼び寄せた。この体勢は伊東のためだったのである。 「ほれ、よう見えるやろ。この穴や」 牛滝は少年の肩に手を置いて倫子のアヌスを指し示す。彼は先ほど少年らに約束した通り、膣と肛門の二穴挿しを体験させようと企画しているのである。 「しっかしまあ、ようパックリと開いとんなあ」 彼は自分で指しておいて、改めて見た輪姦妻の尻穴に驚いてみせた。彼女の肛門は確かにまん丸く、大きく開いていた。そこにこれまで入ってきた数々をありありと表す形に。その暗さは、その洞穴の深さを物語っており、見る者を飲み込まんとするようであった。 「なんやなんや、自分もケツか」 これまた面倒くさそうに宇川が声を掛ける。 伊東はそれに曖昧に応じながら、期待に膨らんだ肉茎をそのまま穴の中へと進ませていく。大きな穴はいともすんなりと異物の侵入を許し、少年の下腹部にはたちまちムチムチした尻肉の弾力がぶち当たった。 「全部入った」 指導者を見上げて、伊東がつぶやく。 「おう、全部入ったなあ。もうガバガバや」 少し残念そうに牛滝は言った。それを見て、伊東が励ますように返した。 「あ、でも、気持ちいいです」 快感があるのは確かなのだ。彼は小さな腰を振って、少しずつ出し入れを始めた。内壁にこすりつけて、アヌスの味をむさぼる。 その様子に力を得て、牛滝は宇川に呼びかけた。 「前と後ろでこすり合わしたらもっと気持ちええねんで。なっ、ウーちゃん」 宇川はまた面倒そうに答える。 「そやなあ……。よっしゃ、ほんな動くでぇ!」 半ばはヤケ気味な彼である。下から膣穴を突き上げる。 「あっ、う、動いてる。アッ、アッ……!」 牛滝に問われて感想を実況する伊東は、もはや呆けて言葉を発しない倫子に代わって喘ぎ声めいたものまで織り交ぜる。彼の高い声は時折女のようなのだ。 「動いてるてか? おっちゃんのが」 ちょっとにやつきながら、宇川が突き上げに拍車をかけていく。どことなく嬉しげである。 その様子を見下ろして同じ様な笑みを浮かべつつ、自分は自分で新境地の開拓に勤しんでいたのは川棚だ。彼はさっきから口性器を占拠していたが、今度はそこから下部へと移動し、閉じさせた腋への挿入を試みている最中だった。 それを見つけて、宇川が話しかける。 「なんや、えらい渋いとこでヤッとんなあ」 「へへ、腋マンコっす」 川棚は歯を見せて答えた。盛り上がった二の腕、そして巨乳の間にあって、閉じるとぷっくりと出来た小山の中に重なった筋――、確かにそれは、陰裂に見えないこともないから不思議だ。彼は正対した向きから犯したので、背中側の腋から赤い亀頭の見えたり隠れたりするのが伊東の方から確認できた。 「奥さんちゃんと腋処理してるからツルツルで気持ちいい」 彼はそう評価してペニスを滑らせた。倫子の腋処理は、この度の温泉旅行に際して念入りになされたものであった。無論このような使い道は想定外であるが、そこへ粘液まみれのペニスはよく映えたものだ。 「ああ、入れてるみたいにいい」 川棚は思い切りよく“腋マンコ”で腰を振りぬいた。睾丸が二の腕に当たってパチパチ鳴る。彼の振動と宇川、そして伊東の振動の所為で輪姦女は揺すられ放題だ。喘ぐことすらしない彼女だが、男達の関心はもはやそのリアクションになぞなかった。 「いいねえ、それ」 いつの間にか矢板も加わり、彼もまた反対の腋を犯しだす。さらに彼はそれに飽き足らず、腕の間や首筋にもこすり付け始めた。ダッチワイフは全身が性欲処理機なのである。 「おおっ、イきそうや。一緒にイこか? ボク」 メインホールを使う宇川が伊東に呼びかける。ところが、この誘いは不発に終わった。伊東は応諾したのだが、彼はイけず、宇川だけが終わってしまったのである。 「おっさんと一緒なんか気持ち悪いなあ?」 牛滝が意地悪を言う。宇川はちょっとすねて見せながら退散した。互いに本気でないことは、その後の両者の笑顔で明らかだった。 代わって牛滝が入る。すると、それと入れ替わりで今度は伊東が終わってしまった。 すかさず呼ばれたのは西浦である。ただ彼の道具でもまた、穴に栓をするにはちょっと足りなかった。 「だいぶ広がっとんなあ」 苦笑しながら牛滝が漏らす。憐れ人妻の肛門は、在りし日の姿も思い出せぬほどに変形させられ、極太の男根の挿しやすい形に無残にも拡張されつくしてしまったのだ。 「そう言うたら、前も緩なっとるもんなあ」 今度は膣をそう評価する。膣はさすがに専門職だけあって修復力に一日の長がありはしたが、それでもこれだけ犯され続けて何の変化もないはずはなく、輪姦された女性器ならではに、昨日とははるかに違う形になっていた。もはや彼女に、元通りの夫婦生活はないであろう。 そんな変わり果てた女の、あの世を見る目、力なく開いた口の、その横を矢板の男根が往来する。様々な場所での性交を模索していた彼だったが、遂に行き着いたのは女の顔の上だった。 「顔マンコってやつですか」 そう言って笑いかける矢板に、川棚は去りながら笑い返す。川棚は“腋マンコ”の中に“中出し”し終えていた。ぐっと押し込んだ腋の深奥、亀頭を寸分の隙なく腋肉で覆い隠した状態からの射精だった。 そんな川棚と入れ違いで寄ってきたのは栃尾で、彼は来るなり倫子の乳首に吸い付いた。赤ん坊のようにチュパチュパと吸う。ただ、母はやはりそれでも無反応であった。 これはもう子育てのものではなく愛欲のためのものである、そう証明せんとでもするように、ここで帰ってきた森岳が乳肉へと男根を突き立て始める。その段になって、 「狭いなあ」 と、牛滝が苦笑しながら言った。胸に群れが集まると、どうしても下に寝る者との距離は近くなる。これは致し方のないことだった。皆々最優先は自分の快楽である。 そして最劣後に回されるのは犯され女の尊厳である。今しもチュパチュパと倫子の顔周りから汁を吸う音がするのは矢板が彼女の顔でファックしているからだ。その濡れた頬はペニスを吸着し、まるで頬がフェラチオしているかのようだった。あるいは、性器同士による性交というべきだろうか。精液や愛液、さらには小便で濡れた顔は、まさに陰門同然だからである。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前四時十二分 吉野と入れ替わったのは袋田である。“サービス”の功績を讃えられ、急遽譲られたのだった。 尻穴には東郷が入った。やっと念願叶ったわけである。つい先程エレクトしたばかりの彼だったが、こと肛門となると凄まじい勢いでリバースしていた。 一方、口の“ソーセージ”はそのままそこで肉汁を吐いて萎れた。だが数には事欠かないわけで、次々と新しい肉棒が差し入れられる。松倉、榊原、鎌先と順調に白濁汁を放出していった。一度に三本同時にしゃぶらされる瞬間もあった。 「奥さん、ウインナー大好物だね」 と松倉が言えば、 「フランクフルトと言いなさいよ、あんた」 と鎌先が返し笑い合う。 倫子の口はすっかりふやけてしまって、硬くて太い肉棒でかき混ぜられても、もはやミルク飲み人形ほどの吸引力もない。だがペニス容器としては十分だ。むしろそのための穴だとすら言っていい。 「ンア……フハ……」 休みなく勝手にモゴモゴさせられながら、倫子は次第に酸欠状態になって意識が朦朧としてきた。 しかもそこへ、渡瀬が余計なことまでしだしたから大変だ。 「どや倫子ちゃん、倫子ちゃんも一杯どうや」 そう言いながら、彼がよこしたのはお猪口である。そこになみなみと注いだ酒を、なんと彼女の口の隙間から流し込んだのである。 わけの分からぬままに何でも飲み干してしまう倫子。おまけに酒をまぶした陰茎までしゃぶらされる。これも渡瀬の仕業である。 「こういうのなんて言うのかね。“松茸の酒蒸し”かな」 羽根沢がそんな命名をし、自身もそれをやってみる。 こうして倫子は精液の連射に続いて、清酒、そして清酒の沁みた陰茎、さらに精子と清酒の混合液、そしてまた清酒、また陰茎、と前代未聞のチャンポン飲みをさせられることになった。 さらに、さらに、だ。 「ああ、酒入ると近うなってかなわんわ」 と言い様、渡瀬が次に飲ませたのは小便である。彼はなんとあろうことか、倫子の口の中で放尿を始めたのだ。 「ビールやビール。生ビールや、へへ」 彼はそう茶化しながら、悪びれもせずに笑った。 「おや、奥さんはビールもいける口ですか」 そう言いながら、何も知らずに寄ってきたのは浪岡である。すっかり出来上がっている彼は、持っていた缶ビールを傾けて、彼女の口にこれまた流し入れた。 「ゴホッ! ゴホッゴホッ!」 大いにむせながら、しかしどちらもちゃんと飲み干す倫子。冷たいビールも、そして“温かい生ビール”も。たとえそれが小便であっても、彼女の喉は支障なく潤されていく。 もちろん浪岡は、“つまみ”を出すのも忘れない。ビールのあてはウインナーである。ただ今の場合、つまみは大量にあるので彼のものだけが食されるわけではない。先の羽根沢の分もまだあるし、後からは別所もこれに加わった。 「搾りたての生ビールは格別でしょう、奥さん」 羽根沢はそう言って、彼もまた“生ビール”を飲ませた。事情をわきまえている彼のものは、もちろん温かい方だ。倫子はゴクゴクと飲んでいく。飲みきれない分が、大量に喉を伝って流れ落ちる。精子の残滓の混じった、濁った液体である。黄味はあまりなかった。 「うわぁ、ちょっと勘弁してぇや」 下にいた須賀谷が、その液を下腹にしたたか浴びて苦言を呈する。彼は袋田の後を継いでいたのだ。 「ひどいことするねえ」 女体の裏からそう感想を吐いたのは、東郷の後を継いでいた沼尻である。後ろにいる彼は、幸い被害を免れていた。 倫子は今、湯船のへりに座って前後を挟み撃ちされつつ、仁王立ちした男らから口淫を強いられているのだ。数あるワイフの中でも、ダッチワイフはとりわけ忙しい身分なのである。 一方、男達の方はというといい気なもので、自分の出番でない間は離れて談笑したり飲食したりし、そうしてまた気分が出てくると、女に寄っていく気ままな生活である。酒席でちょっと席を立って用を足しに出ていき、また戻ってくるような感覚だ。 さて、羽根沢、浪岡が済むと、ちょっとの間単独になった別所は、なんと彼も口内放尿を始めた。 「こらこら、未成年のくせに“ビール”か」 下から須賀谷が苦笑いする。だが、無論飲酒ではないから、その意味で咎められる筋合いはない。 「へへへ」 当初に比べれば随分大胆になった彼は、諦めることなく行為を貫徹した。特に口を独占しているわけであるから、彼は倫子の頭をがっしりと押さえ、手で陰茎を支えることもなく、思い切り口内に小便を出した。 「オォ……」 尻をプルプルと震わせ、うっとりとため息をつく別所。 片や、飲尿妻は必死だ。むせ返りながら涙を流す。その半開きの目は、とうに何物をも見ていない。さっき須賀谷が袋田と交代し、そして射精したあたりから意識がなくなっていた。だから、素直に飲むというよりも、勝手に喉へ流し込まれているといった方が正しい。反射的にせき込みはするが、基本はされるがままである。彼女の喉は、尿瓶なのだ。 射精後の陰茎はまだ勃起していたが、それが次第に治まってくると、別所はどんどんと腰を前進させていった。それにつれ、海綿体が舌の上を滑って、奥へ奥へと侵入する。そして遂には、倫子の尿瓶喉へ直接尿が注ぎ込まれるという寸法だ。 別所は下界を見下ろして恍惚となった。女に小便を飲ませている。女の口に根元までペニスをくわえさせて、自分は女の口の中で小便を出している。深く挿入するが故に、彼女の唇はこちらの陰毛に覆い隠されているほどだ。彼の欲情は歪んだ快楽に目覚めていた。少年は女を支配する悦びを知ったのである。 すると、再び海綿体が硬直し始めた。別所は倫子の髪をつかんで、やや乱暴に腰を前後に振りだす。 「フゴッ! ングォッ!」 完全に目を裏返して、尿瓶女は断末魔の唸りを上げた。口辺からは泡を飛ばしている。様々な汁が雑多に混じった泡である。 別所は自分の出した尿の温もりの中で、ゴシゴシとペニスを滑らせる。性交に続き排泄、そしてまた排泄と、やりたい放題の彼である。人を人とも思わぬ所業だ。その穴は彼にとってただのオモチャなのである。 その強烈な飲尿イラマチオによって、彼は再び射精した。彼の性器もまた、放尿と射精を繰り返すだけのただのオモチャになっていた。 「フー、フゥー……」 快感に目を細めながら、荒い息をついて別所は口性器の舌を無理やり引っ張り出す。そうして尿道口をその先でほじくらせた。すると、粘っこい汁に続いてまたぞろ生温かい液体がチョロチョロと湧き出す。彼は震えながら、時にはビクンと大きく尻を跳ねさせながら、夢中で女の口をもてあそび続けた。 その様を見て、宇川が呆れながらつぶやいた。 「悪ガッキゃなあ」 彼は須賀谷の後を受けて、そろそろ自分も、と陰門に入らんとしていたのだった。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前三時五十九分 東郷が離れると玉造がそれにとって代わる。そうして始まったまぐわいをバックに、宇川が川棚へ話しかけた。 「君ら二十歳やったんか」 「そうですね、今年。僕はまだ十九なんですけど」 川棚は気さくに答える。 「お、ほな十代最後の思い出子作りやな」 脇から湊山が会話に加わる。羽根沢も参加した。 「十九か。じゃあ、言っても三国君とかとそんな歳変わんないっちゃ変わんないんだね」 それに対して異を唱えたのは須賀谷だ。 「いやあ、そらそんなことないで。この子らぐらいの時は、だいぶ歳の差感じるもんやで」 すると、それにやり返したのが沼尻である。 「こんな親爺達に言われたくないよなあ」 そう川棚に呼びかけた。これを受け、一本取られたという調子で笑う須賀谷。宇川は改めて言った。 「ええ成人式できて良かったなあ」 すると川棚は、 「はい。ありがとうございます」 と満面の笑みで応じた。和気あいあいとしたムードの一同である。 一方少し離れた輪では、別の話題に花が咲いていた。 「そやけど、そないにアナル好きか」 渡瀬が聞けば、まだ体の温まったままの東郷がそれに答える。 「そうですね。なんかあの独特の締め付け感がいいんですよ。特に根元までギュウッて絞られる感じが」 「ああ、確かにおもっくそ締まるな。“くそ”の穴だけに」 牛滝が応じる。彼は倫子の髪を集め、それでペニスをくるんで手遊びをしていた。 周りにいた伊東と西浦が不思議そうにその手元に注目している。その視線をこのアナル談義への興味と受け止めて、牛滝と東郷は一層濃く語り出した。 「――で、こっちの穴ってめちゃめちゃ熱くないですか」 と東郷が問いかければ、 「そうやな、腹ん中の熱が直接伝わってくるな」 と牛滝も同調する。それに力を得て、東郷はさらに持論を展開した。 「動物って、結局みんなアナルファックじゃないですか、それもバックで。だからやっぱ、こっちの方が実は本当なんじゃないかって、そんな気もするんですよ」 それを聞き、牛滝は大笑いである。 「ほんまや、確かにアナルファックやな」 だが、渡瀬は笑いながらも呆れながら反駁した。 「せやけど、子供はでけへんがな」 そう指摘されると、東郷に代わって牛滝がそれを受けて立った。 「ええねん。子供作る時は前ですんねん」 そうして無理やり議論を片付けておいて、彼は少年らに向かって呼びかけた。 「前と後ろと両方に挿してヤッたらなあ、目茶苦茶気持ちええねんで。後でおっちゃんとヤろか」 伊東と西浦は大きく肯き返した。 ――と、その時、いつの間にか席を外していた袋田と藪塚が、手に手に何かを持って浴場に帰ってきた。 「ハーイ、サービスですよ」 袋田が言い、彼が差し出したのは盆の上に乗せられたスナック菓子などの軽食であった。藪塚の方には、ソーセージやポテトフライなどが乗っている。 「こっちも差し入れです」 後に続いて入ってきた矢板は、熱燗のセットを持っていた。 「うわっ、ええんかいな」 牛滝が嬉しそうに立ち上がって、そちらの方に向かう。 「これ何? ほんまにサービス?」 宇川も寄っていく。 「サービスサービス。今夜は祭りだ!」 矢板は大仰に言って、大浴場にその声を響かせた。それを聞き、歓声を上げる者、手を叩く者、早速に食糧に手を伸ばす者、皆々大喜びである。 「よっしゃ、腹ごしらえして頑張ろか」 牛滝が近くにいた少年二人の肩にそれぞれ手を置いて号令する。三本の勃起が水面に並ぶ。二人は言わずもがなにやる気満々である。その手には缶ジュースが握られていたが、それは矢板に続いて入ってきた鎌先が、 「こんなのもあるよ」 と言いながら差し出したものなのであった。彼はほかにも、缶ビールを用意していた。 「どうぞどうぞ」 「や、すんません」 早速徳利を傾ける浪岡、受ける吉野。 「乾杯!」 ジュースとビールで乾杯する湊山と白峰。そういう光景が至る所で見られた。そうなってくると、メインの趣向に段々注目が集まらなくなる。 この間交わりを続けていた玉造だったが、彼が折角精を打ち上げても、誰の気も引かなかった。そういう彼自身、自分も食べ物にありつきたくて、終わるや否やポテトに駆け寄る。 それと入れ違いに榊原がソーセージを手に倫子に近寄った。 「ほれ倫子ちゃん。あんたにも食わしたろ」 そう言って手にしたものを彼女の唇の間に含ませる。しかし倫子はそれを噛むということを既に忘れていた。彼女の口はここ久しく性器なのであって、ペニスをしゃぶることしか思い出せなかった。そこでどうしたかというと、ソーセージをフェラチオし始めたのである。 「アハハ、しゃぶっちゃってるよこの女」 それを目ざとく見つけた鎌先が笑う。 「もう口マンコしかできないんだなあ」 松倉も同情するような調子で、その実冷やかしにかかる。 「ソーセージだったらこっちの方がいいだろう」 そう言ってずいって囲みを割って現れたのは森岳だ。彼は自身の“ソーセージ”を彼女の口に含ませた。倫子はやはりそれもしゃぶり出す。むしろこちらの方が落ち着くとでも言うように。 「あ~、いいねえ。口もいいよこの奥さん」 森岳は言った。ここにきてこれまでのルールはいよいよ破綻しだした。 次に膣に入ったのは、順序無視で吉野である。最年長だが関係ない。 彼のはめる後ろから、倫子の肛門をいじるのは東郷である。挿入こそしないが、人差し指で容赦なくそこをほじくる。その傍には、別所と関が陣取って、先生による解説に耳を傾けていた。 「気ぃつけな、この兄ちゃん、自分らのケツ穴も掘りよるか分からんで」 後ろから渡瀬が揶揄する。別所と関にはぞっとする話だ。さすがに東郷は、“それはない”と大きく手を振って否定した。 そんな中、肛門への刺激によって膣のゆがみに気付いた吉野が、 「おっ、なんや締まるで」 と、いささかこそばゆそうな声を漏らした。そうして彼は、そのまま精液も漏らしていた。 <つづく> 現在時刻04:12(8時間19分経過) 挿入された男根=35本 発射された精液=82発(膣55・尻12・口6・顔2・胸5・手2) 発射された小便=3発 (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 (101)05:52~(110)07:07、(111)07:15~(120)08:35 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前三時三十三分 「三年の――」 主役は粛々と次学年に移っていく。すなわち赤石・栃尾・別所の三名である。既に段取りをわきまえている彼らは落ち着いたものだ。おまけに、この集団で過ごした時間も長い。もはや古参といってもいい。すっかりくつろいだ様子で、各々用事を済ませていく。 「自分らもう何発した?」 真っ先にコトを終えた別所に向かって、牛滝が尋ねた。別所はちょっと考え込む風である。栃尾も答えない。すると、赤石が現に腰を使いながら器用に答えた。 「よ、五発。五発」 「まだ五発か」 牛滝は赤石の方へ向き直って言った。さらに訊く。 「ほんな、自分は?」 赤石は、以前にこの場でやった時よりもすっかり上手くなった腰使いに合わせて答えた。 「これで……五発です」 彼の言葉とともに、今宵四発目の種汁がその身から放たれていった。 「ンン、ヒイィー……!」 カエルのようにひっくり返った状態で、倫子はそれを受け入れる。もっとも、その不恰好さに接しても、周囲の人間はもう一々反応したりしない。淡々と会話を続けていく。 「五発。なんや、自分ら数揃えてんのかいな」 試合後の選手にヒーローインタビューでもするように赤石を呼び寄せて、にこやかに牛滝は尋ねた。 赤石は肩を抱かれながら、 「いやあ~……」 と照れ笑いである。言葉を濁したのはそういう意識が全くなかったわけでもないからだが、同時に、何やら大人の世界に足を踏み入れたかのような、そういう気恥ずかしさもあったからだ。一つの女体を囲むこの小さな集まりが、まるで前近代の村落におけるそれのように、一種のコミュニティ的機能を有しだしたものである。 ――さて、赤石ら三人組の後を受けたのはOBの川棚であったが、彼が後輩らにも増して悠々と自己紹介をして倫子に入った中、牛滝は宇川の方を見て尋ねた。 「これ、このパターンで行く?」 要するに、一人一人の自己紹介形式を続けていくのか、という意味であった。かれこれ九人は消化していたが、それでも残り十九人が控えているのだ。 問われた方はやや苦笑いしながら悩む風である。言いだしっぺの彼であったが、少年らを囲んで触れ合う下りまでしか念頭になかった彼は、今や残りが大人だけになった状況に接して、半ば興味を失いだしていたのだ。 また、理由はもう一つあった。 「そうやなあ……」 そうつぶやきつつ、宇川は吉野の方を顧みた。すると、吉野はうつらうつらと船を漕ぎ出していたのである。 「吉野はん、吉野はん」 牛滝もそれに気づいて笑いながら彼に呼びかける。 「お? おお、おお……」 吉野は鷹揚に挨拶を返した。みんな笑っている。 「まあ、おっちゃんら普段寝てる時間やからなあ」 須賀谷が言った。その会話に川棚が割って入る。 「スンマセーン、すぐ回しますんで」 彼はそう言うと、腰の刻みを激しく細かくしだした。 「ア、ア、アッ、アッ、ハッ、アッ……!」 一段と激しくなった肉穴の摩擦の中で、吉野とは別の形で船を漕ぎだす倫子。胸肉の地盤が揺れる。 「でも、吉野さんまでまだまだかかるな……」 湊山が言った。この場で最年長と思しき吉野まで順番が回るには、まだ多くの時間を要しそうなのである。 「吉野はん、先やらしたってくれへんかな」 牛滝が次に控える東郷に呼びかける。それを見て吉野は、 「いや、ええてええて」 と遠慮した。そんな中、交わり中の二人は、 「イッ、イッく、ヒぐ……ヒィぐぅ……っ!」 「アー、イくイく、出る……ウッ!」 と口々に言って同調し、そのシンクロのままに絶頂に達した。 「さあ、吉野はん」 なおも牛滝が勧めるが、吉野は頑として腰を上げなかった。結局、東郷が順番通り立つことになる。 「あのぅ、おれケツで……」 肛姦好きの彼はここでもまたアヌスを所望したが、今度ばかりはそれを許されなかった。 「アカンアカン、ここはオメコや」 なぜかそういうルールを設けて、牛滝が指定する。全員で“穴兄弟”という定義を厳密に守りたいというのが、彼の妙なこだわりであった。 「この人“前”もええんやで。いっぺんヤッときて」 慰めるように彼に言われ、東郷は仕方なしに正常位セックスをすることになった。ゴリゴリした突起で濡れ穴に入っていく。 「――あっ、そうだ、すんません」 挿入してから気づいて、慌てて彼は自己紹介を始めた。 「ハハハ、まあ、もうええような気もするけどな」 牛滝はそれを聞いて笑う。だが、東郷は半分冗談交じりで、律儀に挨拶を続けた。 「――二十歳です」 陰門への出し入れに合わせて話す。 「はいはい」 牛滝はそれを聞きながら、倫子の頬を撫でまわして話しかけた。 「アナルが好きなんやて、こいつ。後でいっぱいサしたってや」 それを受け、夢うつつの中で彼女は答えた。 「あ、後で、アナルもいっぱい犯してね」 東郷はそんな彼女を見て一層硬くなった剛直を、ズバンズバンと高角度から叩き下ろした。 「イ、イイィー……ッ!」 倫子はのけ反って喘ぐ。そんな彼女の後ろ側に回って、牛滝は股間の上に倫子の後頭部を乗せた。そのしっとりしたセミロングが、どす黒いペニスを包む。先端から漏れ出る粘液が彼女の頭皮にしみ込んだ。 「どや、オメコも悪ないやろ」 そのまま問いかける。 「あ、はい。気持ちいいです」 東郷は答えた。既に彼の中では発射前のムズムズした感覚が始まっていた。 「でも、まだアナルがええのん?」 横から渡瀬が問う。 「そ、そうですね、やっぱり」 東郷は照れながら言った。そうして彼は、周囲の笑い声の中で精を放出した。 「やっぱりアナルがええねんて、おばちゃん」 相変わらず後頭部を陰茎で突っつきながら牛滝が呼びかけると、細めた目で倫子は種付け主を誘った。 「わたしもアナル好きよぉ、――後でおばちゃんの使って、シましょうね」 ゴクリと唾を飲む東郷。その勃起は、穴を出てもまだ垂直立ちで脈動していた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前一時三十六分 かつては自分の下で弟子のように働いていた男が、時に母親代わりのようですらあった我が妻に対して欲情するなどとは微塵も考えつかない彼だから、亀山がこの場でわざわざ彼女のことを想像するような発言をすることが全く不思議でならなかった。 しかし、当の亀山ときたら、それどころか板橋の前で彼の妻を寝取ることを想定し興奮している位なのである。 そんな二人の前に割って入って、 「ほぅら、出てきますよ」 と、藪塚が倫子を抱え上げて目線を誘う。倫子は今後ろから大股開きで持ち上げられて、その股間を観客達に御開帳していた。 「うわぁ……!」 秘唇を目の当たりにして、亀山が感嘆の声を漏らす。 他方、板橋は再び冷淡である。事が一段落した今、改めてこの場を早く去りたいのだ。が、もはやここまでくればヤケとばかり、相方に引っ張られるまま、陰裂の前に座り込んだ。 そんな二人の鼻先で、割れ目からボタボタと白濁液が滴り落ちる。亀山だけのものではない。さっきまでいた彼の連れはもちろん、数多のオス達による無数の種汁のミックスジュースである。ただ一人、板橋の汁だけがそこに含まれていない。 「ンアアァ……」 繁殖妻は受精性器を開けっ広げにして、為す術もなく息を吐いている。いきまなくても勝手に白濁汁は出ていく。種付けにしても、これほどまでに沢山の種類と量を一遍に注がれる必然性はない。よってこれは、ただひたすらに精液を膣に注入してきたという遊戯の証なのだ。本来愛し合う間柄にのみ許されるはずの遊戯を、商売でもないのに一度に大量の男性と遊んできた、その証拠としての穴を、彼女はよりによって板橋の前にさらけ出したのである。 しかし、彼女はもはや拒絶しはしなかった。 (見てえェ~……!) 不可抗力によるものではなく、進んで開帳を受け入れていた。そうして、軽くイッた。羞恥心を解放する快感に酔った。 板橋も一応は見ていた。が、彼の脳裏には、眼前の女と我が妻を結び付ける線などやはり微塵も浮かばなかった。現に今見ている女陰は他人の精液を垂れ流しているし、それに形も知らないものなのだ。それもそのはず、何本も何本も男根で犯し抜かれた穴は、彼のベッドで見たそれよりもすっかり姿を変えていたのである。 変わったのはそこだけではない。 「こっちも入りますよ」 言い様、藪塚は後ろの穴に肉芯をねじ入れた。硬直はしていないが太ったままの海綿体が、アヌスにヌルヌルと埋まっていく。 「ほらご主人、見えますか? 奥さん、アナルもズッボズボ!」 こちらもまた、何本も何本も男根を突っ込まれ、拡張されてきた穴である。そこには既に排泄器としての面影はなく、もちろん板橋にも見覚えのないものだった。妻の股間はわずか数時間の内に、彼の知らぬ形に改造されてしまったのである。 「アア~、奥さんのアナル、いい締まりですよ。ご主人はなさらないんですか?」 妻の伴侶も知らない肛門の具合の良さを褒めながら、藪塚はズルズルと長い肉茎を引き出し、引き出してはまたズルズルと中に押し入れた。その度に腿をつかむ手が上下するので、タプタプと豊満な胸が揺れ動いた。 それにつれ、倫子は喘ぐ。もう男根が体に入るや否や、自動的に啼き出すようになっている。 「ア、オオホォ~……オ、オ、オホオォ~……」 板橋は顔をしかめながらそれを見ていた。目の前の者が誰かという問題ではない。ただ単にこの行為が趣味でないからである。 と、ここで助け舟が入った。店員の鎌先である。彼が傍に向かってきたのだ。 「おい、もう行くぞ」 板橋は焦りながら言った。この時ばかりは、さすがの亀山も素直に従った。何しろ店に内緒で勝手なことをしていると思っている彼らなのだ。 「ありがとうございました」 そんな二人に声をかけ、鎌先はともに出口へと向かい見送りに立つ。 少しほっとした板橋は、 「しかし、君があんなに積極的だったとは知らなかったよ――」 などと、亀山をからかいながら歩いていった。 「ありがとうございました!」 改めて礼を述べ、客を送り出す鎌先。その傍にはいつの間にか藪塚と、相変わらず彼とドッキングしたままの倫子が追いついていた。出口まで来れば、すぐそこに待つタクシーに、客達の乗り込むのが見える。 「気前いいね、あの旦那さん」 隣の藪塚に向かって、鎌先は手の中の紙幣を見せる。 「あ、金取ったんすか?」 藪塚は笑いながら応じた。 「ま、商売だからね。――二人分。おごりだってさ」 鎌先は淡々と言って、ふいに倫子の乳房を撫で上げた。 「この人の旦那さんなんだって? ほんとに?」 すぐ後に判明したことだが、この店で金を支払ったのは、板橋ただ一人だった。 「あの若い方の人は、この人が誰だか気づいてたんじゃないかな」 言いながら、鎌先は倫子のマスクを取った。閉じ込められていたロングヘアーが一気に広がり出る。彼らの視線の先で、タクシーのドアが閉まった。 「オーイ、いつまでヤッとんねんな。もう行くで」 牛滝が店の外から大音声で呼びかける。彼のもとにはもう一台のタクシー。 「次が控えてるよォー!」 横から矢板も呼ぶ。それに対して、鎌先が言った。 「オレもちょっとさぁ、ちょっといいかなぁ」 店内の三人は揃って外に出た。二人は靴を履き、一人は素足。異なる音を鳴らして夜の路面を踏み進む。ちょうど、前の客のタクシーが発車する直前のことだ。 「忙しいでぇ、これから」 走り去る車のすぐ後ろで、牛滝は倫子の左乳首をつまんで一旦引き寄せた。男から男へ引き渡されていく全裸の女。家畜同様にあしらわれる彼女の勤めは、まだまだ終わりそうもない。 <つづく> 現在時刻01:40(5時間47分経過) 挿入された男根=30本 発射された精液=64発(膣37・尻12・口6・顔2・胸5・手2) (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 (101)05:52~(110)07:07、(111)07:15~(120)08:35 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前一時二十三分 隣を向いて、やかましいBGMにも負けない大声で呼びかける。呼ばれた方は、もう浴衣を直して立ち上がろうとしていたのだが、仕方なしに中腰のまま止まった。 そこへさらに念を押すべく、藪塚はまた呼びかける。 「ご主人、奥さんはオレのデカチンが好きなんですよ!」 その声の大きさに、他の客も振り返った。既に鶴巻や新木は席を立って出口の方に向かっており、亀山もそれに続かんとする所であったが、皆一様に立ち止まった。 「ははあ、そうですか」 いささか厄介そうにしながら、適当に相槌を打つ隣人。彼の中では、“奥さん”という“設定”の商売女がどんな嗜好を有していようと知ったことではなく、あくまでも他人事なのだ。だから、酔客の楽しい気持ちは分からぬでもないが、少々もてあまし気味である。 しかし、それを意に介する様子もなく、藪塚は言葉を続ける。 「旦那がフニャチンなんですって。可哀そうですよね」 悪意に満ちた笑みが、その辛辣なセリフを包む。名宛人は、そうと知らずに苦笑した。“面倒な人にからまれてしまった”、彼の胸にあるのはそんな懸念ばかりである。振り返って、亀山に同意を求める。その時点で鶴巻と新木はもう店を出ていたが、彼だけはまだその場に残って、状況を見守っていたのである。 二人の目の前で、藪塚は倫子にも話しかけてみせる。 「フニャチンの旦那じゃあ満足できないんですよねえ、奥さん。旦那の隣でも、ほかの男のチンポ欲しくてたまんないんでしょ?」 倫子の目玉がギョロリと右方に動く。が、間髪入れずに彼女は大きく肯いていた。さっきの延長上でもあり、また自覚的でもある同意だ。今やその首肯に焦りは微塵もなかった。虚を実が上回ったのである。藪塚の胸に頬寄せて、仲睦まじさをアピールしてもみせる。求められれば堂々と接吻し、舌を絡め、唾液を交換する。下品極まる誓いのキスである。 さらにその尻の穴へ、彼の指が挿入される。 「グッ……! ヘ、アァ……!」 舌を伸ばし、よだれを流し、犬のように口を開けながら、倫子は喘いだ。 「ほら、ご主人――、奥さん、もうアナルもズボズボですよ」 言いながら、藪塚は両手で倫子の肛門を開いてパクパクさせ、また小器用に人差し指を中に突っ込んでは、内部を自由にいじくってみせた。男の腿ににまたがる彼女の後ろ姿からは、その排泄の穴もまた性交中の穴も周囲からばっちり丸見えである。 それを見て、呼びかけられた方の見物人は眉をひそめた。彼の趣味ではなかった。それこそ、この人妻が今日までアナルバージンであった所以である。同時に、彼女がますます妻の像から乖離する所以ともなった。実際には、処女喪失にとどまらず数多の掘削工事を経ての完全開通にして、今ではひっきりなしの交通量を誇る名スポットとなっているというのに。 現に倫子は、ここへきて初めて純粋に尻穴で性的快感を得られるようにまでなっていた。それがあくまで膣の補助的快感なのかどうか、まだ自分では詳細に説明できかねたが、少なくとも悦びの内に甘受できるまでにはなっていた。 「ンン、エ、ホ、オ、オォ……!」 目を裏返しながら、甘くしびれる快楽に酔いしれる。プリプリした脂肪を痙攣させる様子は、まるでかき回されている己の肛門を見せびらかすかのようである。膣門からは、白く泡立った愛液が滴り落ちた。 これにまんじりともしないで見入りだしたのが亀山である。初めは同行人を待つだけだったのが徐々に前に寄って、今では彼よりも前で成り行きを見守るようになっていた。熱心な彼の股間は、いつしかまた膨らんでいる。 そんな観客のリクエストに応じるように、藪塚は倫子に命じて、わざわざ体位を変えさせた。今度は彼女を裏返して背中側から膝の上に乗せ、亀山らに彼女の性器を真正面から見えるようにする。あまつさえ、その両腿を抱えあげて、肉棒の刺さる陰唇をよく確認できるように気を使った。 亀山はそのサービスにまんまと乗せられて、ますます食い入るように結合部を注視しだす。しまいには膝を折って、至近距離から男女の接合を視界に捉えた。 「ご主人も、もっと近くで見て下さいよ。その方が奥さんも興奮するって」 引いて見ているもう一人に、藪塚は亀山同様のかぶりつきポジションでの観覧を勧める。 「いやいや、もういいですよ……」 すっかり冷めきっていた彼は、辛うじて愛想笑いを浮かべながら手を振る。と同時に、仲間に対して早々の退店を促そうとする。 ところが、それを拒んで、むしろ彼のことを引き寄せたのが亀山であった。 「板橋(いたばし)さんも、ほら」 彼の名を呼んで袖を引っ張る。その名字は、倫子のと同じものである。引っ張られた板橋は、いまだ千鳥足だった為もあって、よろめきながら男と女の接点の鼻先に近寄った。板橋の配偶者、板橋倫子が生殖行為を行う恥部の真正面である。彼を観客に得て、妻にぶっ刺さる極太はいよいよいきり立ち、その出入りを頻繁にしていった。 「ああ気持ちいい! ご主人、入ってるとこ見えますか」 興奮の極みの中、藪塚が大仰に問いかける。 「ああはいはい」 板橋は面倒くさそうに答えた。彼がこれほど冷淡なのは、リンというホステスに意識のどこかで妻と似た体型を見ていたためかもしれない。藪塚はじめ他の男達が彼女に欲情するのは、これに比して耐性がなかったためと思われる。いい女は、他人妻である限り魅力を減じないのである。 「奥さん――、ご主人観てますよ、奥さんのマンコにオレのチンポがズボズボ入ってるところ」 「ウン、ウ、ウア、ア、アア、アアァ……!」 耳をかじりながら囁く藪塚と、彼のとめどない腰振りによって暴れまわる豊乳、それに同調してブンブン頷く人妻。剛直は白い愛液を飛び散らせながら、淫乱妻の浮気な産道をこれでもかと犯しまくる。その激しい営みを、文字通り目と鼻の先で鑑賞する板橋と亀山。 その眼前へ、ついに藪塚はとどめの一言を放った。 「ご主人! 出していいですか、奥さんの中に」 淫らな肉と肉がぶつかり合い、性交のクライマックスを告げる。オスがメスに種付けするのに、一体誰の許可を必要としようか。 「はあ、どうぞどうぞ、ご自由に」 板橋は呆れながら言った。本来ならば、もっと以前の行為からして否定しなければならないはずであるのに。 片や身も世もなく喘ぎ狂う妻。 「アアッ! アアアッ!」 喜悦の表情を浮かべる彼女の胸の内を占めるのは、板橋でも亀山でもない。ただただペニスである。受精に憧れる股間は、ひと際熱を帯びていく。 「ああイくっ! イくイく! 出しますよ中に! ご主人!」 藪塚は叫んだ。 瞬間、顔をしかめる板橋。目を輝かせる亀山。意識を飛ばす倫子。 様々な思惑の中、一つの狂乱の背徳がはじけた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前零時三十四分 時に、他の男達はこの様子をギラギラした目で見守っていたが、ルールを把握するや、自らもこの遊びに加わりだすのに時間はかからなかった。 「何本も……何本も、な、生のおチンポ……ぶっ込まれてっ! おメコも、おケ……ケ、ケ、ケツマンコもぉ……何発も何発も、中出しされてぇエェー……ッ!」 これは渡瀬からつけられたセリフだった。新たに脚本家に名乗りを上げた彼は、より一層下品な単語を言わせてやろうと躍起である。 「おメコもぉ、おケツもぉ、一斉におチンポ刺されてぇっ! く、口も、おメコにされて……もう……体中、わたし、体中おメコ……おメコォ……お、おメコのぉっ! おメコ女にぃっ、なりましたぁっ!」 彼の台本にも、倫子は忠実に従っていく。 すかさず藪塚もライター参入だ。さっき彼は、榊原に命じられて合体を解いた折、特に未練もなく素直にそれに従ったのは、実にこのような成り行きに期待感を持っていたからであった。 「わたし、肉便器です……。誰にでも……誰にでもおマンコさせる、変態です……!」 こうなってくるともう祭りである。三者こぞって彼女に猥褻な文句を言わせにかかる。 「うんと年下の男の子達にも、お、オオ、オホォッ! おチンポ入れさせて、あげましたぁ! ど、オッ、童貞の、こ、子供達に、はっ、初めての、マンコ……やらせて……みんな、中出しさせました!」 「い、いい歳こいた、おば、おばさんのくせに……ど、どスケベだから、おと、男の子達の精子、欲しくて、こっ、子供もいる、のに……あ、あの……こ……イヤァッ!」 娘を引き合いに出されるとさすがに拒絶したが、その抵抗もわずか一時的のことだった。 「あ、あの子よりも年下の……男の子の精子で……わたし、あ、赤ちゃん作りましたぁ……。さ、最低の母親です、わたし……」 タブーを乗り越えた母は、加速度的に壊れていく。 「お、おお、おチンポいいっ! 誰のおチンポでもいいのぉっ! あなたぁアー……もうあなたのじゃなくてもいい! おチンポならなんでも入れます! わたしぃ、誰とでも寝る女ですぅ! 誰にでもおチンポ入れさせてぇ、誰とでも子供作って……許して、あなた……」 母は強しというが、その母性までかなぐり捨てた今、夫に対する貞節などというものがもとより機能するはずもなかった。そもそも夫への愛情自体、平生より存在したかどうか疑わしい。夫婦とは大いにそういうものであろう。彼らを結び付けるものとは愛ではなく、つながりや形そのものなのだから。その本質が今、如実に顕現したわけだ。 「あなたぁ、ごめんなさぁい! わたしぃ、淫乱な妻ですぅ! 家族と一緒に旅行に来たのにぃっ、あなたの傍でも我慢できない位ぃっ、たくさんおチンポ欲しいのぉっ! あなたぁん、ごめんなさいねぇっ! スケベな妻を許してね」 言葉ではしきりに“ごめんなさい”を繰り返すが、そこに真実味は一切なかった。素晴らしく虚ろなものとして、右から左に流れていく。それどころか、一種恍惚とした表情で語り出しさえしたのだから、もはや意図が変わってきつつもあった。チュパチュパとペニスにしゃぶりつくアヌスが、かえって彼女の本心をさらけ出しているかのようである。 「夫のじゃないのに……ダメなのに、感じちゃう! アァ……あなたのチンポより気持ちいい! あなたよりギンギンで太くて硬くて、逞しくてぇ! あなたより気持ちいいのいっぱいしてもらいました! 許してねぇん、あなたぁ。だってぇ、気持ちいいから仕方ないのぉ!」 そう、それは、確かに彼女の本性であった。なぜなら、その後急に玄関の扉が開いて、例のタクシーの運転手が顔を覗かせた時も、彼女はこの淫らな戯れに、逆らう意思さえ見せなかったのである。 「アアァ~……ッ!」 言葉にならない声を発して、それでも倫子は運転手の顔に嘆いては見せた。 無論のこと度肝を抜かれた運転手、とっさには身動きもままならない。と、そこへ矢板が回り込んで、この状況についてあえて説明はせず、ただ電話で依頼した旨を伝える。かわいそうに運転手はその間もそわそわして、心ここにあらずだ。 そんな彼をよそに、狂乱の宴は続く。折しも、榊原がフィニッシュを迎えようとしていた。かなり早いペースだが、急ピッチで肉棒をピストンした報いである。 「アッ! ヤァッ!」 何度も横眼で入り口の方を窺いながら、倫子はしかし、もはやお約束のごとくやはり拒みきれずに、彼と彼の最後の指令を受け入れるのであった。 「アアーンン! 中にぃ、また中に出してぇん! おケツにぃ、ケツの穴の中に出してぇっ!」 終わりの方はもう傍観者の存在など忘れてしまったかのように再び恍惚の表情に戻って、彼女は恥ずかしげもなく叫んでいた。それを見聞きする未知の他人、実は彼は、このセリフを聞くまでこの結合がアナルファックであることに気づいていなかったので、結局自らアブノーマルな状態を告白したことになってしまった。 当然の如く、傍観者は結合部を凝視する。そこは今しも、パンパンに膨らんだ亀頭の先から、これまでさんざっぱら雁首でえぐり広げられてきた直腸へと、オスの欲望が注ぎ込まれるところであった。その最後のとどめとして、猛烈な摩擦が炸裂する。 「アアアー……ッ! あなたぁっ! わたしまた中出しされますぅ……ケツ穴にザーメン……アッ! アアッ! 入って来ましたぁ……っ! アンッ、すごっ、すごぉい……!」 つながったままで榊原がプルプル震えると、それと一緒に倫子もプルプルと震える。熟れた男女二人、揃って小刻みに震えながら快感に酔い痴れる。 それが終わらぬ内に、待ちかねた次の順番の男が寄って来る。藪塚である。彼の到来に押されて、榊原はその場を譲った。 以降、倫子は店の入り口の方に向かって再起動である。 「イヤァ~……ン! 見てぇ……またぶっといおチンポ入れてもらうのぉ。おチンポ好きぃっ、大好きぃっ! いっぱいパンパンして!」 目と目が合った運転手、彼の股間も高くわだかまっていた。 “ジャー……” その時、倫子らの背後で水洗の音がした。 <つづく> 現在時刻0:36(4時間43分経過) 挿入された男根=25本 発射された精液=56発(膣29・尻12・口6・胸5・顔2・手2) (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午前零時三十三分 「ハーイ、ちょっと待って下さいよ」 中からは気楽な声が返ってくる。 倫子は顔面蒼白となった。やっぱり怖かった。そんな風だから、言えと言われたことも余計に言えなかった。 すると、またしても渡瀬がドアに拳を伸ばすような仕草を見せる。有無を言わせぬ脅し。いや、脅しではなく、彼なら平気でノブまで回しかねないことは先刻承知である。そうなればいよいよご対面……。 一瞬の内にそう考えた刹那、倫子はたまらずに口走っていた。 「……チン、チン……気持ちいい、です……!」 低い声だったが、自分でも驚くほど明瞭に発音していた。こんな境遇になって、もうまともな言葉はしゃべれないのではないかと薄々考えていたのである。 ともかくも、これで急場はしのげたはずだった。が、その見通しの甘いことは、ほかならぬ彼女自身いやというほど思い知らされていたのである。 案の定榊原は納得しなかった。彼は藪塚を一旦離脱させると、その上で倫子の耳元に唇を近づけ、改めて次に言うべきセリフを囁きだした。しかも彼女が、 「言えない……」 と突っぱねると、彼女を押して前進し、なんとその両手を扉に突っ張らしさえさせたのである。なおかつ、後ろの肉棒の動きを活発にして。 その脅迫に、いよいよ倫子は追い込まれた。男と扉、否、夫との板挟み。完全に逃げ場はなくなっていた。そのことは、今しがた扉に手を置いた瞬間、カタン、と音の鳴った時に全て悟らされたことだ。もう動けもしない。 倫子は、震える顎で話し出した。吹き込まれるままに修正もしない猥褻な言葉を。それは、前にも増して長文で下衆なものであった。 「あなたぁ……わたし……わたし、今……おし、お、お尻の、あ、穴、に……おチン、チン入れられています……」 所々つまづきながらも、やはり確実に発音していく。我ながら憎々しいほどにはっきりと。 「アナル……広げられて……ズボズボ、ズボズボ……オォ……おかま、掘られました……アナル……アナ、ルゥー……」 額には汗、目には涙、心は寒々しい。一語一語吐き出す度に、心身ともに疲弊していく。いやもう信じられないほどの消耗ぶりだ。まるで熱病に侵されているかのようである。事実、顔が火照って仕方がない。 だがなぜだろう。一方で肩からスーッと力が抜けていくのである。まるで呪縛から解放されたかのような、ある意味心地よいほどの脱力感だ。その実体は、例えば我慢していた小便を漏らしてしまった後には、あらゆる抵抗が無駄と知った時の、あの投げやりな心境に酷似していたが、果たして、それだけで説明しつくせるとも思えない妙なものであった。 俗に言霊といい、口に出した言葉は真実味を帯びるというが、今の倫子もまさしくそれに引っ張られているような有様で、彼女は自分から屈辱的な語を発することによって、自分自身が暗示にかかりつつあったのである。こんなに幼稚で馬鹿馬鹿しいやり口といえども、侮れないものである。 それを無意識の内に察してか、自分を取り戻そうと内心では焦燥の懺悔である。 (ああ、あなたともアナ……したことないのに。あなた、ごめんなさい……。ごめんなさい!) しかし、無情な言葉は止まらない。一言一句違えることなく、榊原の言葉を復唱していく。今はすなわち、現在の局部の実況解説である。 「アッ! ね、根本まで、勃起した、お、おチンチン入って……あ、は、はい……っ! 入ってますっ! お、おお、奥までぇ、お尻の中、アァー……埋まって……。はい……。あ、あなた……、わたし、い、犬みたいに、お尻の穴で、交尾してぇ……、パコパコ、ハ、ハめられて、ますぅ……っ!」 時折監督への返事を差し挟みながら喘ぎ喘ぎ言葉を発する内、いつしか周囲の酸素が欠乏してきたような気になり、そのことも相まって、一層暗示の効果は増していくようである。今はもう、目まいを感じてクラクラしながらも、口が前のめりに動いている感じだ。 その間も、現にペニスの猛攻は続いている。倫子のアヌスはパックリとペニスをくわえ込んで、まるで鶏の産卵のように無理やりに太いものをひり出している。温泉でふやけて以来ほとんど休みなく男根を入れっぱなしで、それによって拡張され続けてきた肛門だ。 「ふ、太い、お、おチンチン、太いぃ……ので、お尻っ、お尻の穴大きくな……って、お、おチンチンの形にひ、広がっちゃ……ってぇっ、あなた、わたし、わ、わたしの肛門……おチンチン入れの穴に、な、なりました……っ!」 不思議なもので、一度口火を切ったら後は途切れることなく台詞が出てくる。今の今まで沈黙を貫いていた、そして、嫌々言うことを聞かされていたとは思えない唐突な成り行きである。もしも冷静かつ客観的にこの場面を見ることができる者がいたならば、にわかにこんな猥俗な単語を連呼するようになったことを、いかにも白々しいことだといぶかしむであろう。 しかし、事実なのだから仕方がない。事実として、彼女は急に口数を増やした上に、次々と卑猥な言葉を口にするようになっていったのである。無論、命じられてということではあるにせよ。 「あなたの傍なのに……お、おチンチン、ハめられて……さっきからずっと……オォッ……ずっと隠れて……エハァッ、オッ、オッ……おマンコしていましたぁ……!」 話は夫を辱める方向に傾斜していった。人の妻を寝取るということは、彼らにとって無上の興奮材料であるらしい。 (あなた、聞かないで……) 倫子は切に願う。が、狂気の告白をやめるわけではない。 「ここにいる男の人達、ぜ、全員に……おチンチン、入れられました……あなたの横でぇっ!」 こんな恥知らずな発言も、あふれるように飛び出してくる。もちろん平気でというわけではなく、苦しみながらであるに違いない。強制されなければ、吐露することもなかったに違いない。だが外面的には、徐々に舌が滑らかになっていっている事実もあった。 自分の声が自分の耳に入る度、強烈な気恥ずかしさと、一方で独特な満足感が同時に襲いくる。それは、先ほど来の洗脳の理では包含しきれない、もっと根深く本質的な、あるいは性的な意味合いを持っていたようであった。 倫子はいつしか胸まで板に押し付け、その膨らみを揺り動かしながら後ろからの突きに腰を合わせていった。これではセリフのみならず、結合中の音まで聞こえてしまうかもしれないというのに。 「許してぇっ! ビ、ビデオも、わたし、ですぅっ! 全部、ぜっ、全部わたし!」 とうとう重大な秘密まで暴露してしまう。その口辺からはよだれが流れ落ち、虚ろな瞳は妖しいきらめきを見せていた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 目次へ |