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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

湯けむ輪(96) 05:05

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前五時五分


「あ、はい。朝の走り込みがあるんです」

湊山に問いかけられて、赤石は答えた。

「へえ~、大変やな」

湊山は感心して言った。と、そこへ袋田が時間を告げに来た。

「今、五時ちょっと過ぎたところだね」

それを聞き、湊山が再度問う。

「何時からや?」

「ええっと、七時からです」

赤石が朝練の開始時間を答える。それに玉造が補足した。

「まあ、準備とかその前にしとかなきゃいけないけど」

「それじゃあさ――」

そこへ口を出してきたのは松倉である。彼が何をしに寄ってきていたのかは、その勃起を見れば一目瞭然であったが、その口から出たのは別な提案であった。

「学生さん達に先にヤらしてあげたらいいんじゃない」

そう赤ら顔をして言ったものだ。それに湊山、袋田が賛成し、それに伴った布陣が敷かれることになった。すなわち、膣に関、肛門に東郷、胸に大牧、顔に三国の四人乗り体勢で、女は寝そべった関の上にまたがって上体を起こす姿勢となった。

湊山と同じ子宮姦を試みていた関だったが、もうそんな悠長な時間は取っていられないということで、やむなく従来型の二穴挿し型へと移行したものである。それでも、膣の中に様々な快感スポットがあると知った今は、なんとかそこに当てようと一生懸命に奥を突き上げ続ける。

それに負けじと豪快な出し入れをするのは、無類の尻穴ずき東郷だ。一度だけ膣も使ったが、元来全ての精を肛姦に捧げて良いと考えている彼なのだ。

そんな彼が愛おしそうにアナル女の背を撫でまわしだすと、そこへ“どけどけ”とやって来たのが川棚である。

「お前、ほんとアナルばっかりだなあ」

そう揶揄しながら彼自身はというと、そそり立つものを女の背中でスライドさせ始めた。汗と水蒸気でじっとりと濡れた白い地平の上を、テカテカ光る赤黒いペニスが滑り踊る。

「お前こそどこでヤッてんだよ。変態だな」

東郷がやり返す。ただ“変態”という意味では彼もまたその部類に入りうるのではないだろうか。彼の入っている場所は、本来の性交用部位ではないのである。

そんな批判に応えるように、東郷は言った。

アナルファックは普通だろ。そういう言葉も昔からあるぐらいだし。ケツマンコはマンコなんだよ。チンポ入れる穴なの」

強引な言い方ではあったが、要するに女の体は全部生殖器だという話である。となると、結局川棚が犯す背中もまた性器だということなのである。

代わって、こちらは顔の性器を犯す三国。いや、初めは顔面を弄んでいた彼なのだが段々と位置を上昇させ、今はほとんど頭部にまたがる格好になっていた。したがって、陰嚢も陰茎も濡れそぼった頭髪の中である。彼自身を覆う縮れ毛と、しっとり濡れた長い毛髪が、今では親しく交じり合う関係だ。

すると、これに泡を食ったのが大牧である。三国が頭部にまたがるということは、女は勢い前傾姿勢となるわけで、結果胸部が十全な状態で愉しめないというわけである。

それでも健気に乳性器を寄せてズリズリやって、性感は高まっていたところへ、にわかに彼を焦らせるセリフが耳に入った。

「おい、早くイけよ。後がつかえてるんだぜ」

それは川棚の言葉であった。実はこれは、犯される尻肉に亀頭をめり込ませながら、アナル交尾中の東郷に向けて彼が放ったものだったが、大牧はこれを妙に意識したものである。

もし独り占めでパイズリをしていたならばもっとじっくりと時間をかけただろうが、この焦りの所為で彼は計画を早めざるを得なかった。そんなわけで、退出した彼の跡を栃尾が継ぐ。

一方、関の後は赤石が継いだ。手慣れた手つきでポジションに入り込む。つい数時間前まで童貞だった人間とは到底思えない手際の良さだ。もっとも、こんな尋常でない複数姦の段取りを身に着けたって今後の役に立つわけでもないし、そんな異常ケースが初体験では彼のこれからの性生活にどんな影響を及ぼすかも知れないが。

それは他の少年達にも言えることである。ここでまた輪に入ってきた別所は、もうすっかり尊厳ある女性を相手にする気遣いなど念頭にない行動に走っていた。彼のポジションは三国の裏、すなわち後頭部である。彼は後ろ髪の中へペニスを埋もれさせて、ベトベトの肉茎に毛髪を絡ませながら、その奥の温かい地肌を亀頭で犯すのだった。

こうして頭で二本の男根と性交する女。これで、六人乗りとなった。俗に“3P”“4P”などという言い方になぞらえるならば、“7P”ということになる。しかも、女が“1”の男が“6”の“7P”である。一体彼女の積載容量は何本なのだろうか。とにかくその限界を更新し続ける今宵である。

“6”は間もなく“7”にも“8”にもなる。白峰が大牧を伴って横乳にこすり付けにきたし、西浦と伊東も腕やら手に迫っていた。時間制限が彼らを大胆にし、一時は卓球部全員が群がる結果となった。こうなると、“12”対“1”の“13P”である。

「ハハハ、エラいがっついとんなあ」

実はちょっとウトウトしていた宇川が、ふっと目を覚まして言った。隣の吉野は完全に眠りに落ちている。他の大人達はようやく飲食も無くなってきたこともあり、話題もなげにぼんやりと卓球部一行の活動を見ていた。その内の何本もがいずれに控えて硬く持ち上がっている。部員らが去れば、また彼らの出番なのである。

そんな中、三国がイッた。

「ハア~」

最後はまたがった額に肛門を接着し、勃起を前髪に絡ませての射精だった。生え際でこすれる肛門が気持ちよかったらしい。

さあこれで大人も参入かというとそうではない。まだまだ時間いっぱい、貪欲な少年達はがっつきたいのである。さっき射精したばかりの関が、素早く口の方に回っていた。


<つづく>




(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53(051)23:54~(060)00:20
(061)00:24~(070)00:50(071)00:24~(080)01:36
(081)01:45~(090)03:59(091)04:12~(100)05:46

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