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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

ブラック&ワイフ(8)依存

電光石火、騒ぐ暇すらも与えられなかった。彼の準備は万端。まるで、あの最後の瞬間からそのまま飛んできたかのようだった。

野太い腕、分厚い胸板、そしていきり立つ男根。セカンド・レイプはいとも易々と実行された。

「ングェ……ッ!」

床に押し付けられ、後ろからねじ込まれる。陽子は白目をむいて痙攣した。再びの屈服。誰が支配者か、改めて思い知らされた形だ。

「(ごめんなさい)」

そんな言葉が脳裏に浮かんだ。

「(ごめんなさい)」

死んだような表情が、濡れた床の冷たさの上でひしゃげる。タイルの継ぎ目で乳首が摩擦される。

ロクンはガツガツと女体を貪った。一言も発せず、ひたすらに女体を喰らう。そして彼の先端は、やはり子宮の的を射抜いたまま外れなかった。巨大な彼は届き過ぎる。一度筋道が付いたから届きやすいとかそういう次元ではない。なぜなら、今後夫がこの同じルートをたどったとしても、今彼のいるゴールには一生到達できないのだから。

陽子が知っている生殖行為とは明らかに違う。否、ロクンのそれはセックスではないのだ。彼がどんなに子宮へ精子を直撃させようと、彼のやっていることはむしろマスターベーション。たまたま陽子という女体を使って、己の性欲を吐き出しているに過ぎない。

「ガッ……アッ……ングフ……ッ!」

家畜のように、あるいは道具のように意思も認められず消費される陽子。ロクンはそんな彼女の中に、これまたたっぷりと濃い精液を注ぎ込んだ。

「ウゥー……フウゥー……」

半開きの陽子の口から息だけが漏れる。体の芯に広がった熱いものは全く漏れない。栓が抜かれた後も出てこなかった。

その栓は、外に出た後も全く衰えず勃起したままだった。彼はそれを抱え去っていく。そしてトイレへ小便をしに行った。元々そのために起きてきたのであった。陽子レイプは、いわば排泄と同列というわけだ。

彼が去って、陽子は力なく起き上がった。すっかりしょげて、再び股間を洗おうともしなかった。なんのことはない、精子を洗い出すために起きてきたのに、返ってまた量を増やされてしまったのである……。

――翌朝も、当たり前のようにレイプされた。もちろん警戒はしていたし、前以上に抵抗もした。テーブルや棚の上にあったものがそこら中に散乱した。だが、どこかで諦めてもいた。

「(ごめんなさい)」

結局ペニスを突っ込まれて、彼女は屈服した。彼とのことは、既にトラウマになっていた。ドメスティック・バイオレンスの被害者が等しくそうであるように、分かっていても逃げられないのである。また、本来なら夫にまず相談するべきだったのに、それをしないで今を迎えたのだから、やはり彼女の非は否定できまい。

今日もまた、朝から夕方まで。ロクンは飽きもせずに続ける。一切の感情を表すことなく、淡々とする。まるで工場労働でもしているかのようだ。ひたすら陽子を犯す。ただそれだけ。

変わったこともしない。ただ単に膣へと陰茎を挿すだけ。そしてこするだけ。それ以外のことはしない。乳房すら揉まない。彼の興味は膣穴だけだ。そこさえ使えれば良いのである。本当のところ、相手が陽子でなくても良かったとすら言えただろう。

それのどこが楽しいのか。いや、実際のところ楽しいからやっているというより、義務的にやっている感じである。無論、快感を求めてはいる。が、淫らな気持ちというものはそこにないのだ。つまり、彼にとってのこの行為は、食事や睡眠と同じく、生きる過程でこなさなければならない仕事の一つなのである。

合体のさ中、陽子はそのことに気が付いた。

「ンゴッ……オッ、オッ、オッ……!」

獣の啼き声で応える。そう、獣。ロクンは動物なのである。"純然たる性欲"というものがあるなら、彼にこそ存在するものだ。そういう、人間としては少しく雑に過ぎる構造が、純粋無垢な静志には好ましく映るのであろう。そして、その点は陽子にも影響を及ぼしだしていた。

「アグ……ンフッ、ウフッ、フッ……!」

なんのてらいも、駆け引きもない行為の連続の中で、彼女は真実を突き付けられた気がしていた。"男"というレベルではなく、"オス"というレベルとして。それに従うメスとして。

感情というより衝動。思えば、人間は生きる上で物事を複雑にし過ぎる。それらを全て取り去って、生存に必要な最低限度のみを残した状態、それこそ最も頼りがいのある力と言えるのではないだろうか。泰然とした男根の猛威の中で、陽子はそんな感覚に憑りつかれだしていた。

「ウー……ウグフゥー……!」

ひたすらペニスだけでイかされる。小賢しい技術など無意味とばかり、本来の交尾だけで向かえる絶頂。そこにメスとして感じるものが、微かと云えど事実としてあった。

あまつさえ、昨日からの精液がまだ胎内に残ったままでの交尾。火照りの覚める暇もない状況。そこへ持ってきての果てしない子宮摩擦。

「ゴッ、ゴッ、ホゴッ、オグォホッ……!」

唸る。むき出しの力は強い。飾りを要せぬ威厳は微動だにしない。比較の対象は、自然夫へと向かう。彼らの対峙において、メスとして、すなわち生存・繁殖に有利な方を選び取る立場として、理性以上の力で判定を下さんと欲する。

夫は、いわば日常の代表でもある。今居るのは非現実の境。あるはずのない境遇、初めての経験、それらが混沌とする所。その中で燦然と輝きを放ち、王者の気風で導き給うは彼、ロクンだ。その偉大さの前に、あらゆる日常は矮小に見える。就中、夫。

「ヒイィィー……ッ!」

引き出されていななく。残る巨大な風穴は専用の証。誰の? よもや矮小の類のとは、世の何びとも思うまい。

倒錯。もはやレイプではないのかもしれぬ、と陽子。力でメスを得るのがオス。そして、強いオスの子を欲するのがメス。であるならば、今の二人の関係が正統ではないか。

愛、とは何であろうか。ロクンは勃起し、その精子のやり場として陽子を選んだ。片や、陽子はまだ発情していなかったつもりだが、その発情を促すのが、愛か。ならば、事後・最中の発情ならばどうだ。いつからの愛が正しい?

愛液ダラダラの陽子。恍惚とする陽子。足を絡める陽子。忘れゆく陽子。時間を、場所を、夫を、息子ですらも、忘れゆく陽子。逃げる陽子。行き場もなくて、天に召される陽子。満足する陽子。求め出す陽子。陽子。陽子。交尾。陽子。交尾、陽子。陽子交尾。

来る日も来る日も交尾交尾。大学の合間を縫って、繰り返される野獣の営み。力の発動。力にすがるほかないメス。心地よい方へ流されるのはサガ。強い力に頼るのは心地よいこと。よってメス陽子は、ロクンを頼る。

「アアンッ! ンアッ、アッ、アグァッ、アハァン!」

いつの間にやらオスに媚びた鳴き声を上げながら、陽子はロクンに抱かれ続けた。いつしか、その時間だけが現実のものとなりだしていた。それと反比例的に、日常は益々色あせてゆく。

陽子はロクンへと、いや彼との交尾へと、なし崩し的に依存の度を深めていった。


〈つづく〉


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[2014/01/03 22:00] | 「ブラック&ワイフ」 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top
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コメント
相互リンク お願いできないでしょうか?
突然のメール申し訳ありません。
ジーズリー様、はじめまして。

私は、『羞恥の風』というブログを管理している、とっきーさっきーという者です。

このたびは、相互リンクのお願いで参上いたしました。

まだ立ちあげて一年にも満たない駆け出しのブログですが、どうか、あなた様のリンクの末端に加えていただけないでしょうか?

主に、羞恥、自己犠牲、露出をテーマに、下手な自作小説を掲載しています。

出来れば、一度、私のブログを訪問していただければ幸いです。

その上で、リンクの件、ひらにひらにお願いいたします。

ブログ羞恥の風
http://stu6589.blog.fc2.com/
[2014/01/11 18:32] URL | とっきーさっきー #- [ 編集 ]
相互リンクのお手続き ありがとうございました
ジーズリー様、相互リンクのお手続き、ありがとうございます。

このたびは、私、とっきーさっきーの無理なお願いを聞き入れてもらい、誠に感謝しています。

これからも、あなた様のサイトにブログ名が乗った以上、それに恥じぬように、がんばって執筆していきたいと思いますので、どうか温かい目で見守ってください。

尚、年始の慌ただしい中、お手数をお掛けしたことお詫び申し上げます。

ジーズリー様の益々のご活躍を心よりお祈り申しあげます。

ブログ 羞恥の風      とっきーさっきー

[2014/01/14 19:21] URL | とっきーさっきー #- [ 編集 ]
相互リンクのお誘いありがとうございました
とっきーさっきー様

この度は相互リンクのお誘い、誠にありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
[2014/01/15 22:01] URL | ジーズリー #- [ 編集 ]
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