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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

「青き山、揺れる」(12)

目の前で、ゴムの帽子が亀頭にかぶせられ、その口の輪っかが幹部に沿ってコロコロと転がされていく。たちまちピンクの棒が出来上がった。祐子は思わず生唾を飲み込む。

(早く、早くぅ……)

それが股の間へ移動するのさえ待ち切れずに、祐子は下半身をくねらせた。そこに剛直が押し当てられた時には、既に陰裂は洪水状態で、布団の上に染みすら作っていた。

黄本は黙って膝を前へ進めると、いきり立った男根の根元をつかんで角度を固定し、確実にそれを割れ目へと侵入させていく。

「アッ! アハアァァ……ッ!」

祐子は感動的に喘ぎながら、男根のために股を開ける歓びに酔いしれた。何日も何日も、待ちに待った男根のお出迎えである。

(来たっ! 来たぁぁ……っ!)

陰茎の太さだけで、己が性器を広げられていくのが分かる。女として最高の喜悦の瞬間である。祐子は、ふくらはぎを黄本の尻に引っかけ、両手を彼の脇腹に回して、この悦びを早くも噛み締めにかかった。言うまでもなく、クマのぬいぐるみの比ではない心地よさである。

「ンーッ! ンンーンハァ……!」

祐子の中の悦びが止まらない。クマのぬいぐるみがいくら代用品だからといって、あれのなんとちっぽけなものだったろう、それで満足せねばならなかった日々のなんと惨めだったことか、祐子は自らの暗い日常を憐れんだ。そして、現在の幸せを謳歌した。

この重量感! これだ! これこそ望んでいたものだ、と彼女は胸を弾ませた。どんなに大きかろうが、ぬいぐるみでは出せないのがこの重み、そして温かさ、これぞ男の体なのだと。

(アン……すごい、すごいっ! 男の人すごい!)

祐子はさらに男をしゃぶり尽くそうと、彼の汗のにおいを鼻腔一杯に吸い込む。そのにおいは、これ以上ない位に彼女を興奮させ、そして淫らに狂わせていく。

「ンフゥッ! アハン……アーン、アーン……!」

自分でも少し大袈裟と思うほどに啼いて、祐子は淫乱を愉しむ。積極的に淫性をさらけ出すことによって、もっともっと性を満喫したいのだ。

彼女は肘と腿に力を込めて、黄本のことを引き寄せる。もはや彼の動きだけを待ってはいられない、自分から動いて、彼のことを深く感じたいのである。その姿は、力士とがっぷり四つに組んで、まさしく“女の相撲”だった。祐子は今、女の務めとして、女にできる相撲を取っているのである。

祐子の尻が地面から離れる。より股をこすり合わせようとして、自然に腰が浮くのである。するとそんなしたたかさを罰するかのように、その時黄本の巨大な尻が高く持ち上がり、なんとそれが祐子の股間目がけて一気にたたき落とされたのだ。

「ヒイィィィ……ッ!」

強烈だった。強烈に重い一撃だった。祐子は布団の上に叩きつけられて、一遍に伸びてしまった。

「ウゥ……!」

これまでの、フェラチオも含めての祐子からの責めが、ことごとく姑息なものに思えてくる、まるで力の差歴然といった感じの一撃だった。もう気をやったのかなんだかもよく分からない、ただ分かるのは、完全に勝負に負けたということだった。そして、彼女はそれに満足していた、男根に敗北することに。

これぞ、あの晩垣間見たセックスである。いづ美の赤貝を猛襲していたあの鉄槌、あれを今、あの時のいづ美の位置にいる祐子が喰らっているわけである。あの時夢想した恐ろしいほどの重力が、現に彼女の膣にかかっているのだ。

(おチンポ……すごい……!)

黄本の肉茎は、決して人並み以上というわけではない。図体はでかいが、そちらのサイズは平均ぐらいである。だが、そのでかい図体から繰り出される鉄槌の破壊力たるやすさまじかった。それを含めての評価となると、世の男性の大抵はかなわないと彼女は思う。

それが無論一発ではない。二発、三発、四発、五発……続けざまに打ち込んでくる。何度抱かれても、この迫力はこたえられない。

「ンッ! ハ……ァ……ッ!」

祐子はイッた。ちょうど黄本が腰を引いて、再び大振りしようしたその刹那のことだった。今度は確実にイくのが分かった。ただ、最大の衝撃点から少し時間が遅れてくる感じだった。そして、後はもう、一突きごとにイッた。それは実際に毎回イッていたのか、一回が分散した波となって押し寄せていたのかは分からないが、とにかく延々アクメだった。

(お、おマン……コ……すご……い……こわれ……る……!)

柔らかい膣の奥の壁を、鋼のように硬直した男根が、重力にまかせて乱れ打ちする。祐子は最初こそ黄本のどてっ腹にしがみついていたが、終いには力が抜けて、ただ仰向けになり犯されるままになっていた。

その有り様を見てというわけではないが、大きな高低差の腰振りをしていた黄本が、ふいにそれを抑えて祐子に言った。

「祐子さん……」

体位を変えたいという、彼の申し出だった。


<つづく>




<目次>
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(51)~(60)

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