おことわり
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。 >googleでほかのページを検索する< なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。 |
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。
小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。 ■連続作品 ◆長編作品 ▼「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」 ◆中編作品 ▼「大輪動会~友母姦戦記~」 ▼「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」 ◆オムニバス ▼「母を犯されて」 ◆短編作品 ▼「育てる夫」 ▼「最後の願い」 ▼「ママの枕」 ▼「ブラック&ワイフ」 ▼「夏のおばさん」 ▼「二回り三回り年下男」 ▼「兄と妻」 ■一話完結 ▼「ふんどし締めて」 ▼「旧居出し納め・新居出し初め」 ▼「牛方と嫁っこ」 ▼「ガンカケ」 ▼「祭りの声にまぎれて」 ▼「シーコイコイコイ!」 ▼「サルオナ」 ▼「母の独白」 ▼「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」 ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」 ★作品一覧 |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時九分 汚辱感が尻から突き上がってくる。それがどうしてなのかは、いかに平常心から離れた心境とはいえ、倫子にも知ることができた。 (ど、どこを触って……) セックスなのだから、日常触れることのあり得ない相手の部位、典型的には胸などに触るのは当然としても、およそ性とは無関係と思しき場所も肉体にはあるわけで、そこに触れられることがあろうとは、ちょっと考えられないことだった。 すなわち牛滝は、倫子の肛門に指の腹をグリグリと押し付けてきたのである。 (や、やめて……) たまらなく不安な気持ちが心に押し寄せる、これからどうなってしまうのかという不安が。汚らしさしかない場所をわざわざ触るとは! 確かに、性交の器官と排泄の器官は近い所にある。しかし、両者は絶対に別物だ。決してどちらかの最中に他方の存在が意識されるようなことがあってはならないはずだ。倫子はそう信じてきた。 それなのに、牛滝はまるで前戯のように肛門をいじくるのである。きつく集約する筋肉を揉みほぐすように、穴の入口を押したり、撫でたりする。 「ウゥ……」 倫子は目を閉じて口を歪ませた。彼女にとっては、膣に陰茎を挿入されることよりもやるせない瞬間だった。 「奥さんは、こっちも普段使いはんの?」 牛滝は聞いた。 「ええ? どやねんな、あるんか? つこたこと」 まさに拷問のような仕打ちだった。倫子は、とてもそんな卑猥な詰問には応じられなかった。彼女が黙っていると、それに代わって湊山が応じた。 「いやアナル経験のある人て、普通そんなおらんでしょ」 それに続けて宇川も、 「そやで、世の中あんさんみたいな変態ばっかりちゃうで」 と指摘する。それを聞いて牛滝は笑いながら、 「そうかなあ」 と言いつつ、しかし一方で反省することはなく、 「ほなら奥さん、あんたアナルは処女かいな」 と、むしろ現在の状況を肯定的に評価するのだった。そうして、とうとう中指を倫子の肛門に潜り込ませる。 「ヒッ! ゥヒィッ!」 (ア……ナル……? 処女……?) 倫子は混乱していた。だが、これからどういうことになるのかはもはや明らかだった。倫子はその運命から逃れるべく、これまでにないほど腰を跳ねさせた。 「おっ、しっかり押さえてや」 肛門に挿した指をクニクニ動かしながら、牛滝は別所に指示する。今倫子の膣と合体しているのが別所なのである。彼は、牛滝が肛門をまさぐる間に、栃尾から早々に後を譲られていたのだ。 「はい。……あっ……うっ……!」 彼は牛滝の指示通り倫子の腿を押さえにかかったが、その後なぜか軽くうめいた。その理由について、牛滝がいち早く気づいて言う。 「締まりが良うなったやろ?」 彼の言わんとするのは、ヴァギナが収縮して、よりペニスを締め上げるようになったということである。 「ケツの穴ほじられたらな、オメコ締まりよんねん」 (ケ、ケツの穴……) 倫子には、とても自分のことを言われているとは思えない話だった。しかし、事実、自分の“ケツの穴”の話なのである。 一方、無知な別所はただただ感心していた。ただ、大人しく感心している場合ではなかった。膣の締め上げが、彼には刺激的過ぎたのである。とうとう彼は、栃尾らのように次へバトンタッチすることができなかった。 「うぅっ……」 別所はまた小さくうめいた。それとともに、精液を垂れ流していた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時七分 「おう、そや、自分もこっち来て挿しいや」 繰り返す交互挿入の途中で、ふと牛滝は気が付いて赤石に声をかけた。そもそも、少年たちに先に二周目をやらせる過程だったのである。 「そうやがな。悪いなぁ、ボクらばっかり」 宇川も気づいて言う。 「い、いえ……」 赤石は恐縮しながら、倫子の口を離れ二人の傍へ回った。彼の肉茎は、反り返らんばかりに充実していた。それを見つけて、牛滝が言う。 「なんやちょっと大きなったんとちゃうか」 すると、湊山がそれをフォローする。 「やっぱり、女とヤることで、格段に成長しまっさかいなぁ。オナニーとはちごて」 それを聞いて、大いにうなづく宇川。そんな彼に促されて、赤石は本日二度目の挿入を開始した。 「ンハァ……!」 倫子は空っぽになった口を開いて、大きく息を吸い込んだ。その唇には粘液が貼りつき、ふやけたようになっている。 と、そこへ、別所が自身の男根を持ち込んできた。赤石が去って空いたポジションにスライドしてきたわけである。 倫子は逆らうことなく、それを流れのままに受け入れる。さっき終えたばかりだというのに、これもまた赤石のと同様固くなっていた。それには彼らが若いのと、前の射精が早過ぎたための両方の理由があるだろう。 他方、胸に残っていた栃尾は、宇川に招かれて股の方へ移動した。そうして、宇川と牛滝がやったごとく、赤石と交替して膣に肉棒を差し込む。彼のそれももうすっかり気力充実である。 「また後でおしゃぶりもしてもうたらエエからな」 宇川は彼を気遣って言った。栃尾だけがフェラチオを経験していないことを、彼はちゃんと覚えているのである。 「そやけど、気持ちエエのは絶対オメコやで」 牛滝が力強く説く。そう言っておいて、彼は倫子の尻の方をまさぐり始めた。 「こっちもぼちぼち気になんねんけどなぁ」 湯と尻たぶが共にバチャバチャと彼の手の中で震える。上半身は湯から上がっているというものの、下半身はこれまで常に湯と接する位置にあり、今もまさに倫子の垂れた尻の肉や膝から下は湯の中に浸かっている。いわば半身浴しているようなものだ。ここへ入って一時間以上、一度も完全に湯船からは出ていないわけで、倫子の体はさすがに全体にふやけてきていた。 牛滝は、そうしていつも以上に柔らかくなった彼女の肌、とりわけ尻肉を撫で、何やら目論見のある様子である。 「こっち? こっちて?」 彼の思惑に薄々気づいてはいるのだろう、少しニヤつきながら宇川が尋ねる。一方、彼は別所と栃尾を交替させ、栃尾に念願の口淫を経験させるという手配も行った。 それを見て、牛滝が少年らに呼び掛ける。 「そないして代わりばんこでもエエし、イきとうなったらイッてもエエねんで」 そうした上で、先ほどの宇川の問いに答えた。 「こっちいうたら、ここしかないがな」 口元を緩ませながら、牛滝は肩にぐっと力を入れる。 「ンッ!」 途端に、倫子の腰がちょっと浮いた。湯の中に下ろした手で、牛滝が何かしたのである。 「え、そっちて、牛滝さん、そっちもヤりはんの?」 湊山が興味深そうに聞く。それに答えて、 「まあなあ。こっちも、一遍やったら癖になるねん」 牛滝はニヤリとほくそ笑んだ。 「そろそろエエ感じにふやけてると思うねんけど……?」 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53、(051)23:54~(060)00:20 (061)00:24~(070)00:50、(071)00:24~(080)01:36 (081)01:45~(090)03:59、(091)04:12~(100)05:46 (101)05:52~(110)07:07、(111)07:15~(120)08:35 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後九時三分 「えっ、もうすんの?」 牛滝が、それまで自分の言いかけていたことも忘れて尋ねる。 「うん、そやで」 無邪気に、ある種かわいげのある様子で頷く宇川。 「あっ、ほんまや、もう元気になったはるわ」 横手から湊山が宇川のコンディションに太鼓判を押す。ちなみに、彼自身は生憎とまだ本調子に帰っていない。 「ほな入れるでぇ」 掛け声つけて、宇川は陰茎の挿入を始めた。精液のつまった膣に、肉棒がブチュブチュ音を立てて埋まっていく。 「ハア~、ただいまぁ」 再びの挿入という意味で、彼はそう言った。彼が最初に入れた時はまだ一人分の精液しか溜まっていなかったのに、いまや自分の分も含めて、七人分の精液が垂れ流された膣である。いくら精液を流し込む穴だからといって、さすがに一度にこんな複数回注入されるとは、この器官の設計者も想定していなかっただろう。それは、妊娠のための器官というより、もう精液の掃き溜めそのものだった。 「ンハッ……! ンムゥ……」 口にもほおばり、これで上下の穴をペニスで塞がれて、おまけに乳首は吸われ、とうとう四人がかりで一つ体を犯されながら、永久の絶頂という対価のおかげで、倫子は問答無用で満足させられるのだった。その満足とはまさに絶対で、文句のつけようもない究極の肉体的快楽である。限界の壁を超えたエクスタシーを、ずっと掘り返され続けるのだ。精液便所に成り下がっても、それに甘んじていられるのはそのせいである。 とはいえ、どんなにオーガズムの境涯をさ迷い続けようとも、人間それで完全に意識が飛ぶなどということはありえないわけで、彼女の思惟は常に現在の境遇に直面し続けているのである。さっきあからさまに蔑まれていた時も、それに対する心情の動きは実はなくなっていなかったわけだ。それでもそれに抗せず、いまだ輪姦されているということは、それら全てを彼女が自覚しつつ受け入れているということになる。 どうあがいても、自分自身を偽ることなどできない。だから、彼女がどう言い訳を考えようとも、結果として多数のペニス、未知の性的悦楽を求めたのは、真実彼女自身なのである。 「牛ちゃん、替わろか」 ふいに宇川が言った。 「え? もうエエんかいな」 呼ばれた牛滝が、嬉しげに寄ってくる。彼の勃起も既に回復していた。 「そや、一遍にイくまでせんと替わりべんたんにヤろうや」 と、宇川の提案に、牛滝は大賛成である。 「おっ、なるほど、エエね。そないしてヒイヒイ言わしたんねんな」 「うん、奥さんの波が引かへんようにし続けるんや」 「ハハハ、そらエエわ。イかしまくって、チンポ狂いにしたろやないかい」 牛滝は面白そうに笑いながら、早速牛滝と交替して倫子の中に挿入した。 「ほれ奥さん、チンポ浸けや!」 言いながら、彼は激しく肉竿を突き動かす。だが、しばらくそれをやると、すぐに抜き出してしまう。その代わりに宇川がまた挿入を開始する。彼らは宇川の提案通り、こうして素早く交互の挿入を繰り返しだした。 二本の肉棒が抜き差しされる度に、肉穴からは白濁液がビシャビシャと溢れ散る。 「ンッ! ヒィッ!」 彼らの言葉通り、イき続けて引かない波に、倫子は狂い悶えた。 (チンポ狂い……チンポ浸け……) さっきの台詞が頭の中に踊る。もう自分はそれらの状態にすっかりなっているのではないか、そう彼女は考えていた。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後八時五十七分 何といっても乳房だ、童貞少年の興味の矛先は。それは憧れの存在、夢にまで見た感触、乳房こそ女性の象徴であり、そこに触れることこそがセックスとさえ思われるのである。 そういう少年の心理をよくわきまえた上で、牛滝がニヤつきながら尋ねる。 「どや?」 「はい、や、柔らかいです……」 別所は倫子の乳肉をやんわりとつかみながら答えた。 ばっと開いた手を線対象に並べ、指を柔肉に突き立てつつ、その球体をつまみ上げるようにじわじわと動かす。おそらくこんな手つきは、こういう猥褻な場面以外で使用することもないだろう。まさに乳房を揉むための手つきである。 「めちゃくちゃでかいやろ?」 「そ、そうっすね」 「巨乳やなぁ」 「巨乳っすね……」 共通の卑猥な興味で、牛滝と別所はすっかりつながってしまったらしい。まるっきり、悪いことを吹き込む先輩とそれにそそのかされる後輩といった構図だ。 「乳首もいじったれ」 牛滝は指示を出し、別所はそれに従って倫子の乳首をつまんだ。ゆで上がったように濃い紅色の乳首は、その土台の乳輪からぷっくりと盛り上がって、とても素通りできない存在感を放っていた。 「ンフゥ……」 酔いつぶれて眠った者が寝言を言うような調子で、倫子は卑猥なため息をつく。乳首を刺激されたことは、たとえ気をやっている最中でも感じられるようだ。また、それに反応するということは、彼女がこれまで培ってきたセックス経験における流儀であり、かつ、実際にそうされることに心地よさを感じるからでもあった。彼女は、その特大の乳房に似つかわしく、それを弄られることに性的快感を得るたちだった。 「こないしてな……」 別所は自分なりの間で倫子の乳首をつまんでいたが、それにもどかしさを感じたのだろうか、牛滝は黙って見ていられず、とうとう手ずから乳首いじりを始めた。 まずは膨れ上がった乳輪をきつくつまんで引っ張る。乳房ごと引っ張る。大量の脂肪の塊が、凝り固まった乳首ごと引っ張られて伸びる、伸びる。 それを見習って、別所も真似をする。 「ヒッ……!」 若干の痛がゆさがあり、倫子は短く息を吸い込んだ。彼女の乳房は今、左右両方とも引っ張り伸ばされている。伸ばされている中間の乳肉は、下方にたわんでポチャポチャと揺れた。 ある瞬間で、牛滝はそれをぱっと手放す。すると、伸びていた巨乳が一瞬で地上に縮こまる。続いて、乳首を指先で小刻みにはじく。立ち上がった乳首が、指の先で激しく往来する。 別所はそれも真似した。牛滝が先導し、それを別所が追う。左右それぞれの乳房を、二人は競うように弄んだ。 やがて最終的に、そこへ口を持っていく。本日三度目、またしても倫子は二人の者に同時に乳房を吸われることとなったのである。 さらに牛滝は、他の少年二人を振り返って呼ぶ。彼らにも同じことをしろというのだ。彼は、自分のしゃぶっていた乳首に湯を浴びせてそれで清めたこととし、自分の場所を栃尾に譲った。別所も見習って赤石に譲る。 譲り受けた二人にとっても無論憧れの乳房、そして初めての乳房愛撫だ。彼らも別所のように以前より少しく大胆になって、各自思い思いにその脂肪に吸い付き、またそれを両手でこね回したりした。 「イ……ヒャァ……」 倫子は艶やかに啼いた。その声音には、ややもすると幸福感がにじんでいるように聞こえた。彼女の巨乳は虫媒花よろしく、その豊満さという蜜でオスたちを群がり寄せつけていたが、花とはそうして蜜を吸われることに満足感を覚えるものなのである。 一方その頃、別所は静かに果てていた。彼は始める時は余裕ぶっていたが、実際には思い通りにコントロールするまでいかなかったのである。射精先はもちろん膣内。 別所が終わったのを見届けて、宇川が言った。 「自分ら、もっぺんヤりいな。一回では物足りんやろ」 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後八時五十五分 「……ンッ……! ハアッ……」 激しいめまいを覚えて、倫子は昏倒した。一瞬間頭が真っ白となり、人々の声も遠ざかる。それは強烈なオーガズムだった。今までにもかなり高感度の快感はずっと続いていたが、かねて予期していた通りやっぱりそれを超えるレベルは存在したのである。 感度の天井を突き抜けたそのエクスタシーはまさに想像以上のもので、倫子にとっては久しぶり、いや生まれて初めてかもしれない感覚だった。セックスで気を極めるのは初めてではなかったが、思えば複数人と立て続けにまぐわうこと自体が初体験なわけで、それから得られる感覚というのがこれほどのものとは、到底事前に想像できるものではないのであった。 (気持ちいい……!) もうそれしかなかった。倫子は全身これ官能となり、夢うつつの境を満足げに漂うのだった。 (イッた……イッてる……わたし……) 倫子はそれを自覚し、しかしうわべにはほとんどそれらしさを表わさずに、ただ恍惚となりながら静かに静かにその身を横たえるばかりだった。 だが、これだけ男が居並ぶという中で、その変化に気づく者が一人もいないはずはなかった。 「どないしたん、奥さん。気持ちよかったんかいな?」 察しのいい宇川が、早速倫子の傍に寄ってきた。彼は彼女の前髪の下に手を這わせ、指の甲で額を優しく撫でる。 「気持ちエエの?」 倫子はその時、自分でもどうしてそうしたのかは分からぬが、何のこだわりもなく素直にそれに頷き返していた。極めて素直に、可愛らしくかすかに顎を引いて。 おそらく、肉体的に満たされたという結果が、それだけ彼女の全身を支配していたということなのだろう。 宇川はその様子を見て、額に置いていた手を頬から顎の下へと移動させ、愛おしげにほほ笑んだ。その手に、彼女の汗がべったりと染みつく。 「おばちゃんもイッたて。よかったなあ」 牛滝が栃尾を振り返って言う。別に栃尾一人の頑張りによるものではなく、たまたま栃尾がその瞬間に居合わせただけだということを中年達のいずれもが分かっていたが、そこはあえて触れず栃尾に花を持たせてやったのである。 栃尾がそれを真に受けたのかどうかは分からぬが、照れ笑いを浮かべて彼は後進に身を譲った。射精を終えたことですっかり安心しきっている彼なのである。 さて、続いての順番は、ついにこの場で唯一の童貞となった少年、別所である。彼は、ひょろ長い体を押して、栃尾と持ち場を入れ替わった。 「おう、最後や、がんばりや!」 牛滝の声援に、はにかみながらも気さくに愛想を返す。既に三人目ともなると勝手も分かっているし、幾分緊張も取れているようである。 彼は栃尾のような失敗はせずに、いともあっさりと倫子の中に身を沈めた。 倫子は相変わらず静かに横たわったままで、新たな男が侵入してきたことにも殊更の反応を示さない。男たちもそれにはお構いなしである。彼女がイこうがイくまいが、男たちはただ彼女の体を利用するのみだ。 「……おあ……すっげ……」 挿入した別所は、思わずつぶやいた。それを聞き逃さず、牛滝が尋ねる。 「エエやろ。ほんまもんのオメコは」 ニヤニヤしながら聞く。すると、同じようにニヤニヤしながら別所も返す。 「い、いいっすね」 知っている者だけに通ずる秘密を、共有しているといった体だ。彼自身やはり初めてのこととて緊張はしているのだろうが、この点、いささか他の二人よりは余裕を示せていた。 「好きなようにしたれ」 「はい」 牛滝の指令に返事し、彼は思い切って倫子の乳房に手を伸ばした。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後八時五十二分 「イッたん? もう?」 ほどなくして牛滝も気づいた。聞かれて、赤石は心底恥ずかしそうに頷く。それを見た中年男達に、一様に温かい笑みが広がる。 「早いナ~、自分」 牛滝がからかって言うと、湊山が、 「いやいや、最初はそんなもんや」 と言ってフォーローし、宇川もそれに続けて、 「牛ちゃんよりマシやがな」 と言い、赤石をかばった。牛滝がそれに言い返して、場にまた和やかな笑いが広がる。 そんな中、赤石は顔を紅潮させながら、そそくさと陰茎を抜こうとしていた。すると、湊山がそれを押しとどめて言うよう、 「まだ出てるやろ? 最後まで全部出させてもらい。おばさんみんなオメコで飲んでくれはるから」 この彼の独自の判断で、赤石は陰茎の躍動が終わるまで膣内にとどまることになった。 「良かったなあ。初体験で生中出しやで? うらやましいわ」 改めて湊山が言う。赤石以上に、彼はその感動に価値を見出しているようだった。 「女も中出しされた方が気持ちエエからな。このおばちゃんも喜んどるで」 牛滝も話す。無知な少年たちは、熱に浮かされてぼんやりとしながらも、初めて接する生のその知識に単純に感心するのだった。 「次は?」 やがて、ほとぼりの冷めた赤石が倫子から離れると、宇川が少年二人を振り返って問うた。 すると、顔も体も丸こい線の、栃尾がのっそりと進み出る。彼はこめかみから汗の筋を流しながら、中年達を窺い窺い倫子の前に近づいていった。 「おっ、自分か。がんばりや」 牛滝が声をかける。栃尾は、何を言われるのか、といった風でビクビクしながらそれを聞き、小刻みに浅い会釈をしてそれに応じた。牛滝はそれを見てニヤニヤしている。 栃尾はいかにも緊張した様子で自分の陰茎の根元を持った。ちゃんと勃起はしていた。だが赤石と違い、亀頭の下の方が包皮にくるまれたままだった。それを目ざとく牛滝が見つける。 「まだ剥けとらへんねんなあ。入れる前に剥いたらどうや」 「えっ?」 といった感じで、栃尾は硬直する。牛滝の言う意味が分からないのだ。そこへ、宇川が助け船を出した。 「いやエエてエエて。オメコしてる間に、自然に剥けるわ」 この一言のおかげで、栃尾は行為を継続することができた。彼は、さっき赤石のを見た通りに、陰裂を亀頭で探りながらそこにあるはずの入り口めがけて腰を突きだした。 だが、入らなかった。ツルリと的を逸れて、陰毛の茂みの上にスライドする。もう一度やってみる。すると、またしても失敗してしまった。膣口はすっかり開いているし分かりやすいはずなのだが、問題は彼がそこをよく確認しないことである。よく確かめずに、勢いで腰を押し付けようとしてしまうのだ。 ついに見るに見かねた湊山が、情け深い表情で彼のもとへ寄って行った。 「大丈夫、落ち着いてしよな? エエか? ここの穴やで。よう見てみ?」 栃尾に語りかけながら、倫子の膣を指し示す。そしてさらに、その入り口を人差し指と親指で押し広げてさえみせた。 「ここやで? よし、こうして開けといてあげよ」 彼の言葉が終らぬうちに、穴からはドロドロと白濁液があふれ出てくる。栃尾はそれを見ながら、しかしそれに対して何らの感慨も抱かずに、ただもう目的の達成ばかりを考えて、指示通り陰茎をそこに当てた。 亀頭の上に、他人のザーメンがまぶさる。 「よっしゃ! おっちゃんも手つどうたろ」 急に牛滝は言って、倫子の左足を抱え上げた。それにより、股間の位置が一層明らかとなる。こうして、まるで分娩さながらに、人々の介助によって股間をさらされた倫子であった。 そんな介助の甲斐あって、栃尾はようやくのことで性交に成功した。彼の亀頭が、包皮もろとも倫子の膣内に埋まっていく。 「オオ~、おめでとう。入ったなあ。童貞卒業やで」 湊山は彼を祝してやった。 「はい……」 とりあえず所期の目的を達せられたことで一挙に緊張が解けたのか、栃尾はほっとして頬笑みを湊山に向けた。全身の力まで抜けたようだ。肩もだらんと下げている。そして、それは彼が性交を終了したことをも意味していた。 彼の終了は挿入開始とほぼ同時だった。既に入り口から精液を発射しながら、肉の間を分け入っていたわけだ。 「もうイッたか!」 大笑いしながら牛滝が言った。栃尾はそんな彼の言動にも、もうびくついたりしなかった。それぐらいほっとしていたということだろう、挿入という彼にとっての大挙をなしえたことに。 一方、この時深い感動を味わっていたのは、栃尾ばかりではなかった。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後八時三十分 湊山は、つながったままで倫子ごと湯の中に入った。しかし、対面した体位ではおかしかろうというので、自分だけ時計回りに、九時の方向へと回転する。すなわち、湊山の足の上に倫子の足が交差するような格好になった。それでも、妙にくっつき過ぎているのでまだおかしいのだが、彼としてはどうしても抜きたくないらしい。あわよくばこのままやりおおせようという気が見え見えである。 彼が腰骨辺りをつかんで逃がさないおかげで、気力を消耗している上に発情してしまっている倫子は、その場から動けず、ただ座して事態の推移を見守ることしかできなかった。 扉の向こうの声は次第に大きくなった。 「男やな……」 牛滝がつぶやく。確かに、男子の脱衣所の方が騒がしいようだ。 ――と、思う間に、ガラガラと扉が開く。 瞬間、大浴場はシーンと静かになった。 新たな入浴客は、年若い少年の三人連れであった。彼らはさっきまで仲間内で盛り上がっていたようであるが、先客の倫子たちがいたので、ちょっと気まずくなって態度を改めたのだった。 三人は、そそくさと洗い場の方へと移動していった。三人揃って、まずは体を洗う段取りらしい。 洗い場の蛇口は、浴場の壁に沿ってずらりと並んでいる。三人は、入り口から右手の列へ陣取った。そうして、倫子たちに背を向けてゴシゴシとやりだす。 居並んだ彼らの背中は線が細く、まだ完全に出来上がっていないような、明らかに大人のそれとは違って見えるものだった。肇の体格と比べても、幾分幼い感じだ。筋肉がないのじゃないが、骨格そのものが未完成ぽいのである。この場にごつい中年親爺達がいるものだから、余計それらと対比されるのもあるだろう。 一方、中年親爺達は各々しばし薄らとぼけて退屈そうにしていたが、湊山がとうとうしびれを切らして行動を再開した。彼は腿をトントンと小刻みに上下して、倫子のことを揺さぶりだす。 (あっ……!) すぐに気づいた倫子が、焦ると同時にかゆいような切なさを覚えて身悶える。 「まだ途中やった、奥さん」 湊山は囁いて、倫子の乳房の下に手を入れた。湊山の膝に乗っているので倫子の上背は平常よりも高くなっており、他方で乳房はただでさえ湯に浮かぶため、その乳輪は上から見えるか見えないかの境界線上でプカプカ揺れていた。 それを持ち上げるべく手を入れるというのであるから、わざわざ見てもらおうとするようなものだ。情を知っている宇川と牛滝は、早くも気づいてニヤニヤとこちらを見ている。 少年たちが今は後ろを向いているとはいえ、振り返れば彼らにもバレバレであろうし、そうでなくとも彼らの前面にある鏡越しにいつ気づかないとも限らない。倫子の位置からは、鏡の中の彼らの顔が窺えるのだ。彼らからも当然見えるだろう。 そんなスリルを楽しむつもりか、はたまた気づかれることなど端から気にしていないのか、湊山は腰と手の動きをどんどん活発化していく。 さらにあろうことか、宇川と牛滝まで近寄ってきて、倫子の体に触れ始めたではないか。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後八時二十六分 「フ……ア、アァアァ……!」 倫子はめまいを感じながら、肉欲に同調していった。肉体のテンションが上がるにつれ、肉の悦び一筋に心が開いていく。自意識は消失しないまでも、かなり成り行きに柔軟にはなってきた。 不思議なもので、見ず知らずの男たちでありながら、もう今や他人のような気がしなかった。自分も含めて一個のグループのように感じる。この現場が、まるで一つのレクレーションのようなのだ。 「うう……奥さん、もうイきそうやわ。奥さんは? イかへんか?」 牛滝が、倫子の乳房を引っ張りながら問いかける。彼の快感は最高潮に達していた。 一方、倫子ももうずっと快感の波の上を漂ってはいたが、まだまだ大きな盛り上がりへの期待がある感覚だった。したがって、彼の言ういわゆる“イく”境地にはもう少し間がありそうだった。 「ハアァー……奥さん、もう……もう……!」 やや息苦しそうな調子で、牛滝は激しく腰を打ちつける。彼の我慢は限界だった。ノンストップで最後のピストンを打つ。もう何の気兼ねもない。これでイくつもりだ。 「ウ……ウンン……ッ!」 倫子にもそれは分かった。また中に出されることは。入れ物として使われて、三人目の中出し。その三人目の肉棒も、いよいよ膣内で突っ張る。 (アッ……! ハアァ……ッ!) 出た――。反り返るほどに肉の天井を押し上げる剛直棒から、勢いよく汁が噴射する。穴の奥の壁にそれはぶち当たり、先達の汁に継ぎ足しされる。 牛滝は出しながら、なおも余勢を駆って腰を三、四度も振りぬいた。だがやがて、大腿部を痙攣が襲い静かになっていく。 「……出た?」 一呼吸置いて、湊山が牛滝に問うた。 牛滝は呆けたような顔で彼を振り返る。 「うん、出た……」 先ほどまでのギラギラした様子から一転、急に付きものが落ちたようだ。彼は急速に形を失っていく肉竿を、まだしばらくは挿入したままでいたが、ようやく思い出したようにゆっくりと取りだした。 柔らかくなった肉塊を引き抜くと、それに誘われてドロリと白濁液が漏れる。それを見た湊山が言った。 「出たなあ」 牛滝もそれに応じる。 「出たわ」 倫子は、頭越しに交わされる彼らの会話を遠くに聞きながら、自分はただ昇り詰めていく肉体の熱に捕らわれて手いっぱいだった。完全に体は肉欲に支配されている。しかし、本当はこんなことがあってはならないはずだった。 彼女は一面被害者ではある。だが、そればかりとも言いきれず、複雑な境遇だ。 (旅先だし……酔ってもいるから……) この期に及んで白々しいそういう言い訳を、それでも建前として頼りにしつつ、しかし性向は淫ら、どこまでも堕ちてみたいと考えている。ある種の破滅的傾きだ。それは、女独特の被虐願望とでも言おうか、男を内に迎え入れるという身体構造に発する、一種の諦めにも似た寛容の精神と言えた。 ただそれにしても、何人もの男を夫たらしめる興趣は、これを果たして貪欲と言うだけで足りるのか、常軌を逸したものである。狂っていると言っていい。しかし、狂っていようがいまいが、彼女と現場は成立しているのである。 「ほな……」 湊山が前に進み出た。当然の進行だった。 倫子の視野にも、とうに彼の存在は入っている。彼女の肉欲は、余裕を持って彼の到来を待ち設けてすらいた。 「うわぁ、すごいな」 湊山は倫子の小陰唇をめくった。白いよだれがツーッとこぼれ出る。 「精子いっぱい入ったあるわ」 三人分のそれである。 「奥さん、こらぁ妊娠しまっせ」 彼が述べると、宇川が、 「ちょっと高齢出産やな」 牛滝も、 「奥さんて、アレはまだあんの? ひょっとしたらもうでけへんのとちゃう?」 などなど、下品にも言いたい放題だ。 一方、倫子には余り気にかかる内容ではなかった。牛滝の言う“アレ”はまだあったが、周期からいって大丈夫だろうとは思ったし、それに何故だか現実味のない遠い話に感じられたのだ。 (わたしが妊娠?) 四十路という前提も手伝って、何だか滑稽味すら感じる話だった。加えて、男たちの明るい語り口である。 「子供出来たら、僕らで育てますさかいに、奥さん、みんなで結婚しょうか?」 湊山はそう言って笑い、それにつられて他の男も笑う。そうして彼は、 「とりあえず僕の子供も孕んでや。奥さん、僕も中出ししますよってな」 先にそう宣言してから、 「ヨーシ、このままで……」 ペニスをヴァギナにあてがった。このまま、つまり先行者の吐き散らかしをそのままに、自分も挿入するということだ。 言葉通り彼は開始した。直立した男根が埋まっていく。すると、その縁から白いあぶくが湧き起こる。 「ああっ、エエわぁっ!」 彼は感動の声を上げた。 と、その時だった。急に脱衣所の方が騒がしくなる。誰か来た――、一同に緊張が走る。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
子宝混浴 『湯けむ輪』 ~美肌効姦~ こだからこんよく ゆけむりん びはだこうかん ――午後八時二十三分 「よかったんかいな?」 既に聞いたことを牛滝は今一度宇川に確認する。そんな彼の股間には、ギンギンに膨張した陰茎が立ち上がっていた。 「ああ、よかったでぇ」 改めて宇川が答えると、その返事を聞くか聞かないかのうちに、牛滝はもう動き出していた。倫子の手を持ち上げ、自身の勃起をそれに握らせる。 「よかったんやて、奥さん」 そのまま倫子に語りかける。 「わしも、こないなってんねん」 そして、宇川を振りむいて言うよう、 「構へんか?」 本来それは倫子から得るべき許可のはずだが、彼が気にしたのはむしろ宇川だった。宇川の見つけた女だから、という配慮がそこにはあったらしい。 宇川は笑顔で頷き返す。こうして倫子は譲られたのだった。 「奥さぁん、ヘヘェ、チンポ交替やぁ」 下卑た笑いを浮かべながら、牛滝は伸びる倫子の股の間に立ち入った。 「ヤらしてやぁ。このまま入れるでぇ」 牛滝はそう言うと、彼女の承諾を待ちもせず、何のためらいもなく隆起した陰茎を相手の陰裂に押し当てた。そうしてそのまま、簡単にそれを割れ目の中へと挿入した。 (う……あ……また……) ある種想定通りではある。男たちの勃起に感づいて以来、こうなることは予定調和だったのであり、倫子としては、その大いなる惰性に屈したというわけだ。 彼女は、己の淫らな冒険心を恐れた。しかし、それは刹那のことであり、すぐさま肉欲と好奇心がそれを更新していった。結果、彼女は抵抗めいた態度も示すことなく、前の男と同じに秘穴を明け渡したのである。 「ああ……、入る入るぅ、エエわぁ」 膣肉もまた何の抵抗もなく牛滝の陰茎を受け入れていく。前任の二本によってそこはすっかりほぐされているらしい。牛滝の肉茎は、その彼らの残していったザーメンの海を押し戻して奥へと突き進んでいく。 「ものすごエエで、奥さん。ええオメコやで、奥さん」 彼は語りかけながら、いよいよ肉棒を蜜壷の中でこすりつけ始めた。 「ウウフゥー……!」 眉根を寄せて喉を伸べる倫子。 それをうかがって牛滝が、 「奥さんもエエか? わしのチンポもエエか?」 と言って喜ぶ。 (チ、チン……イヤ、そんなじゃない……) 倫子のキザな部分が、彼の問いかけを否定する。だがそれと裏腹に、体中の神経を総動員して、肉壁は相手の特徴を捕捉しようと努めていた。 「どんな感じでっか?」 結果的に一人取り残されることになった湊山が、横合いから牛滝に尋ねる。 「おお、ええオメコやでぇ、吸い付いてきよるわ。このベッピンさん、ボインだけちゃうわ」 牛滝が答えると、湊山は、 「ほんまか!」 と、身を乗り出さんばかりに興味津々だ。 倫子はそんな彼の様子に、自ずと来たるべき展開の予兆を感じていた。彼女は無意識になりたいと願いながらも、いまだしっかりと意識を保っているのだった。 「ああ、気持ちエエ、チンポ止まらへん!」 牛滝は叫んで、実際にペニスの摩擦を激しく連続する。擦られた部分からは白い泡が立って、それが倫子の尻の方へと流れ落ちた。 「こんなんすぐイッてまうで」 言いながら、彼は宇川に同意を求めた。 「そうやろ」 宇川は笑い返す。現在の彼は、一仕事終えた態でゆったりと岩場に座っている。淫猥とは無縁の、悠々自適とでもいった風情だ。 そんな彼の足もとに、牛滝の膝が巻き起こした波が押し寄せては砕ける。牛滝の盛んな腰振りに合わせて、湯船の上はやかましかった。 「ああ、エエ体や!」 思い切り腰を打ちつけつつ、牛滝は貪欲に倫子の乳房を揉みしだいた。両手を広げて、それぞれの乳をまさぐる。 「ンフッ……!」 鼻息を荒げる倫子。乳房は感じる帯域だ。紅潮した肌に玉の汗を浮かべて、彼女は身をよじる。 「これもう……これ、アカン……アカン」 牛滝も汗だくになりながら、陶酔したように腰を突きだし続ける。オートメーションみたいに、その動きは止まらない。 <つづく> (001)19:53~(010)20:15、(011)20:18~(020)20:44 (021)20:47~(030)21:07、(031)21:09~(040)22:03 (041)22:22~(050)23:53 目次へ |
佐藤美紀さんといえば近年意欲的に新作を連発し、いつの間にやら熟女AV界において不動の人気を獲得した女優さんですが、熟女としてデビューする前は「鈴木志帆」という名前で活躍していたことは有名な事実です。
そもそも私は、この鈴木志帆さんのファンでした。初めて注目したのは「美人教師 生徒の前で」(クリスタル映像、1999)という作品。豊満なバストと可愛いお顔に惹かれました。 この作品では、おしっこまでぶっかけられるというハードな挑戦もしています。メガネもよく似合ってます(メガネ作品としては「女教師の知的まんこ2」(稀女)もおススメ。メガネ付きの顔射シーンが良かった)。 その後、彼女の作品を数々チェックしました。が、多くのAV女優がそうであるように、彼女もいつしかひっそりと新作市場から姿を消していました。単体アイドルとしては知る人ぞ知るレベルであったが故に、なおさらひっそりと…。もっとも、コアなファンは結構いたようで、ファンサイトはありましたが。 [参照]ShihoHitoMIX(鈴木志帆ファンサイト) |