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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

大輪動会-プログラム#35-


 彼をこれまで躊躇わせていた存在、それはまだそこに居る。何も語らない瞳で、しかし大いに熱気を迸らせて、じっとりとしつこい目線をこちらに送ってくる存在。佳彦だ。

 バスからこの部屋まで、一団の最後尾に付いてきて、そのまま今も入り口付近に座っている。どうして佳彦が居残るのか、比嘉にはいまださっぱり分からない。狂気の沙汰だと思った、そう仕向けた人間も、素直に従っている彼自身も。

「ワッ、フゥ……」

有紀が軽い呻きを発して前に倒れる。服部が気を利かせて仰向けになってくれたのだ。おかげで比嘉は挿入しやすい位置に女体の背を眺め降ろすことが出来た。合体中の服部に覆いかぶさって、有紀の臀部から背中にかけての曲線が鮮烈に艶めかしく映える。もう辛抱堪らんと、比嘉はその尻に手を掛けた。

 いつだったか、学校の階段で、彼女の尻を下から眺める機会があった。バレてはまずい、そうは知りながらも、彼は盗み見ないわけにいかなかった。網タイツの奥、ショッキングピンクに黒いラインの入ったテカテカした下着。そしてその脇からあり余る脂肪の丸み。鮮明に記憶している。これで彼の中のオカズは、さらにリアリティを増したのだ。

「ンウヴンンフ……ッ!」

排泄器官にまた硬いものが逆流してきて、有紀は口の中に居る同種のものをモゴモゴしながら呻った。

 三つの内二つまで埋まっていたから、比嘉が選べるプレイスポットは一穴しかなかった。もっとも、彼にとっては端から望むところである。アナルファック、初めての体験。

 熱い熱い圧迫が握り締めてくる。進ませると、思いのほかスムーズに入った。むしろ、あれよあれよと言う間に引き込まれていく感じ。気がついたら、根元までいっていた。モジャモジャした陰毛で、桜色に縁取られたおちょぼ口がすっかり隠れてしまう。今、彼の全部が彼女の中に居た。

「ああ……」

声が出ていた。廊下で幾度となく見送った、プリプリ揺れるあの尻。ハイヒールの靴音高く、その度左右に触れていたあの尻を、妄想ではなく現実に征服したのだ。

 それは、これまでの躊躇が嘘みたいに小さく感じられる程の感動だった。息子の眼前で犯す禁忌の所業、いや、彼だけでなく、それ以外の生 徒だって居る前で、しかし踏み出したこの一歩は大きかった。きっと、何か大事なものを失っただろう。教師として、人間として。いずれ後悔する日が来るかもしれない。だが今は悩まない。素直にクズだと認めよう。性欲に支配された、ただの獣でいいじゃないか。

「ああ……くっ……」

されている方以上に気分を出して、比嘉は肛虐を愉しんだ。教え子らの前で、保護者を犯すことを。否、決して背徳が彼の心を昂らせているのではない。もっと純粋に、快楽への探求心が勝ったのだ。立場も理性も吹っ飛んだ。

「ンボヘ……エ……ッ!」

人並み以上にサイズの大きい剛直で、しかも遠慮なしに激しく摩擦を繰り返され、有紀は背筋をピーンと硬直させて震えた。ブベッ、ブボッ、と肛口の縁から粘り気を伴った空気が漏れる。

 この激しさは、下で頑張っていた服部にも影響した。壁越しに伝わる振動と熱、さらには自分が使っている穴自身の悦び方にも圧倒されて、射精してしまったのだ。

「おほぉ……気持ちよかった……」

しばらく待って、全部出しきった後、服部は女肉の下から這い出た。

 彼に代わってその場所を受け持つのは藪塚である。比嘉は服部がしてくれたように、今度は自分が仰向けに体勢を変えて、藪塚が入れやすいようにしてやった。

「ンンミイィー……ッ!」

前倒し状態から一気に反り返させられる有紀。この頭の遠心移動は地味に体力を消耗する。加えて、移動後にすぐ口を塞がれるのもこたえた。どんな体位になろうと、袋田はすぐ付いてきて口腔に収まるのだ。

「ンブッ、ンゴッ、ブヒッ、ウヒッ……!」

前よりもっと高い位置へ快感の水位が上がったのではないかと思われる程、有紀は意識を高みへ飛ばした。キーンと耳鳴りするような緊張感か、逆に一切の力みを失った弛緩か、まるで自覚出来ない体調。だがもやは混乱もしない。ただされるがまま。

「フン、フン、フン……ッ!」

上の藪塚は相手のふくらはぎを高々と肩に乗せて、一気呵成にリビドーをぶつける。下の比嘉といい、どうもこの二人は速くて大きなグラインドに方向を見出しているようだ。おまけに両者とも体格が良く、そうして剛直も並より太く長い。

「グフィイィー……ッ!」

有紀はすっかり正体を失って、宇宙を彷徨うかのよう。その下半身にて、発火しそうなまでにドスドスと叩き込まれる二本の肉棒。これらが発動機となって、彼女を果てまでぶち上げる。

 彼らが剛だとすると、こちらは柔とも言うべき袋田、強い振動を受けながらも静かに我が事を終えた。

「可愛いもんだ」

頬に張り付いたほつれ毛を直してやりながら、自分の汁を飲む女を撫でてやる。ただその顔を見た何人の人が、彼同様に“可愛い”と讃えるかどうか。かつて傍若無人に取り澄ましていた彼女も今は昔、現在はあの世へ逝ったかのような目つきである。

 袋田はすぐさま矢板にバトンタッチ。矢板は笑顔で友人の排泄し終えた口に性具を挿し入れた。まるで小便器の順番待ちをしていたかのようだった。有紀は呆けた口を開いたまま、勝手に男根を頬張らされる。外からは、くわえる相手の変わったことに気付いていないようにも見えた。

 比嘉は下から乳房を鷲掴みにして揉み回した。ちょうど雅也がそこで淫ら遊びを終えた直後である。だから、乳房を握る手にも、青くさい吐き終わりが付着した。だがそれでも構うことはない。教え子の精液に触れようと、彼の目に己の痴態を焼き付けようと、もうどうでもよかった。それ程までに、良かった。

 過去に“無能”とまで罵られた憎むべき敵。比嘉の歪んだ欲望は、彼女を否定しながらも妄想で凌辱することで調和を図ってきた。だが今はどうだろう。不思議と憎しみはなかった。逆に憐みもない。袋田ではないが、愛おしさのようなものだけが湧いてくる。

 彼女のみならず、男達の方でも心境に些か変化が見られだしていた。一つには長丁場のせいであり、また一つには一体感のせいであり。情とは千変万化、流転し続けるものらしい。

 ここに一人、新たな具体的行動に出る者も居た。すると、目ざとくそれに気づいた者達が傍へ寄ってくる。

「何してんの、金光君?」

佳彦はビクッと肩をこわばらせて、手の動きを止める。その手は股間の上にあった。被服越しではあるが、彼は初めての自慰を試みていたのである。誰に教えられたわけでもなく、本能的に、興奮を鎮めようと。

「オナニー、してたの?」

祥吾が言った。

「お母さん見ながら?」

雅也も言った。二人は立ったまま、床に座り込んでいた佳彦を見下ろしている。その表情に感情の起伏は見えなかった。

 佳彦は答えない。ビクビクしながら尋問に耐えている。彼は初めての自慰を同級生に見つかったのだ。

「おばさん、レ イプされてるんだよ。いいの?」

「自分のママがセックスしてるの見て、興奮出来るんだ?」

同級生達は口々に言った。責めているようでもあり、尋ねているだけのようでもあった。またその顔は、笑っているようでもあり、軽蔑しているようでもあった。

 わずか数分前にも、子種汁を女に発射した二人。雅也は乳に、祥吾は頭髪にそれぞれ擦り付けて発散した。そしてその足で、女の息子のもとへ来た。

 佳彦は沈黙を守っている。

「変態だね、君」

「マザコンってさ、ほんとに母親とセックスしたいんだ」

普段と力関係が逆転した。顎で使ってきた二人に、何も言い返せない。虎であったはずの母から、もう借りられる威は無い。

 祥吾と雅也は、佳彦を挟んで座った。

「金光君のおばさんさ、すっげえ気持ちよかったよ」

 実のところ、二人にはまだ戸惑いがあった。急に力を得てしまって、まだ使いこなせている気がしないのだ。ただ彼らを支えていたのは、相手との圧倒的な経験の差、そしてそこから来る自信である。男と少年の違いだった。

 彼らは自分達の実力を、一つ一つ確信していけるように、とつとつと言葉を紡ぎだす。

「金光君もさ、おばさんとヤりたい? ヤッてみたら?」

 この時、もしこのまま何事もなければ、この審問会に何らかの結論が出たかもしれない。しかし実際には、最後の発言と、それを聞いて佳彦が顔を上げたのと、慶介が注進を告げたのとはほぼ同時であり、会話は中断されることになった。

「旦那さん来たよ」


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼中広間
有紀、佳彦、慶介、浩樹、竜二、小林、比嘉、祥吾、雅也、服部、藪塚、矢板、鎌先、羽根沢、森岳、沼尻
▼大浴場
前原
▼廊下
金光、花村、猪瀬、舛添、村本、袋田
▼玄関前
松倉、七里川
▼移動中
島田、鈴木、浪岡
▼帰宅
高橋、俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


輪姦記録〉
挿入男根:28本
射精回数:83発
(膣51・口14・尻10・乳5・顔1・髪1・外1)


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