おことわり
R18
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

大輪動会-プログラム#53-

 *

 前原はタクシーの車内にいた。佳彦を送り届けた浪岡に拾われたのだ。固辞したが親切を押し売りされた。どのみち線路沿いを歩いてもどこまでいけるかは自信がない。ままよ、とやけ気味になって乗車した。これが前原にとって、今日唯一の好判断となった。車は町を出ていった。

 *

 大広間での大輪姦はグルグルとまだ続いている。三つの穴は常に満室。膣は松倉から沼尻、尻は浩樹から森岳、口は小林から雅也へと連なっていき、さらに右手と左手にも男根を握らされ、両の乳房は手すきの者によってそれぞれ玩具にされている。

 男達は口々に「気持ちいい」「たまらん」「最高」などと言い合い、その内に「かわいい」とか「イイ女だ」などという称賛も増えていった。彼らの率直な欲望は、居並ぶ勃起群が証明している。そしてとうとう「有紀」という彼女の名前を呼ぶ声が出始めた。これまで“金光の嫁”でしかなかったのが、ようやく彼女そのものを認めだしたのだ。

 ピクンッと体が反応する。心の敏感な部分に触れられたようなこそばゆい感じ。有紀はまるでつきものが落ちたように無垢な表情で、ピクンピクンとしなやかに体を跳ねさせた。

「有紀」「有紀さん」「有紀ちゃん」……

 老若ないまぜの男らが自分を求めている。性欲の器として自分を欲している。林立する男根の狭間、そこに己の居場所がある。社会も倫理もない。ここにはセックスする為だけに一人の女と無数の男がいるだけ。慰み者となっては自由も利かず、ただいいように消費されるが、返って責任を負わされず、何も決めなくて良い。そして、ここで彼女は絶対的に主役だ。

「これは……?」

 有紀はなんだか分からなくなってきた。集団で強 姦されているはずではなかったか。それを飽きもせず、日が暮れても続けられている、もはや人間扱いもされていないような、異様な境遇ではなかったのか。それは間違いではないし、そんなことは分かっている。それなのに……?

「アア……ッ!」

のけ反って両穴に射精を受ける。

「気持ちいい……有紀……マンコ……」

誰かが囁いた。

「マンコ……? わたし……マンコ……」

そうかもしれない、自分は女と思っていたが、もはや“マンコ”そのものかもしれない。正気なら愚にも付かない説だが、今は言い得て妙な気がした。人格ではないのだ。この居心地はもう性器ゆえなのだとでもいうような実に馬鹿々々しい境地。

 誰かが耳たぶを亀頭で弾いている。そうかと思えば振り返らされ、別の陰茎をしゃぶらされる。

「有紀ちゃん、チンポ食べて」

待ちきれないとばかり差し出された三本目に彼女は吸い付く。いつしか右には島田、左には鎌先、そして正面には高橋がいて、彼女は渡り鳥のように三本を交互にしゃぶらされた。

「いい子だ」

そう言って島田が髪を撫でれば、鎌先、

「素直に仕上がったね」

高橋は、

「かわいい顔にぶっかけてやろう」

と、毒気の無い笑顔で言った。

 尻の森岳が射精すると体を前に倒され、新しく矢板を迎えやすくする。逆に膣の沼尻が済めば今度は後ろに倒され、新たに比嘉を受け入れていく。ギッコンバッタンと前後に忙しなく動いてはペニスの為に尽くすのだ。これが性の器なりの役目。誰でも当たり前にこなせるものではない。

 だからこそ男達がやる気を失わない。どうしてここまで彼女一人にこだわって、その身をむさぼり尽くそうとするのか。尋常ではない。彼らが継続することこそが有紀の非凡さを証明していた。

 鎌先がかつて評したように、輪姦向きの肉体という特質。故障もせず、使い減りもしないばかりか、時を経て益々艶を増し、男達の血を熱くたぎらせる。そうでなければとっくに使い捨てられていてもおかしくないのだ。今なお酔ったように男らは女肉をむさぼろうとするではないか。

 花村が再合流して口腔に射精した。諸々の用事を片付けてきた袋田が尻穴に収まった。チンポは続々と列をなしている。沢山あるので充電も余裕だ。人がしている間にまたやりたくなる。

「ゾーン入ったな」

竜二の一言がしっくりきて、周りの若者が笑った。やがて、彼を膣に、薮塚を尻に挿して担がれ、マンコは宙を泳ぎながら次の会場へと場所を移していく。その周りをブラブラとチンポが続いた。

 夜は更けて早日付を跨いだ。金光は既に就寝している。もっとも、彼のことなど皆忘れていた。妻である有紀さえも。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼大広間
有紀、藪塚、鎌先、高橋、矢板、慶介、浩樹、竜二、羽根沢、森岳、沼尻、松倉、七里川、服部、祥吾、雅也、小林、鈴木、島田、比嘉、花村、袋田
▼客室
金光
▼車中
浪岡、前原
▼帰宅
俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂、佳彦、村本、猪瀬、舛添


輪姦記録〉
挿入男根:35本
射精回数:119発
(膣62・口21・尻23・乳7・顔4・髪1・外1)


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[2021/04/03 22:00] | 「大輪動会」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
我が子の誕生日に新たな種を孕まされた母
ショートオムニバス・シリーズ 『母を犯されて』


ケース8
母・マリ子 47歳


 マリ子はキリの良い所で作業を止めると、腕をピンと上げて背筋を伸ばした。そうして視線をカラフルな紙袋に落とす。味気ないデスクにはちょっと浮いた存在感だ。息子への誕生日プレゼントである。

 息子といってももう社会人二年目の大人。それでもまだ同じ屋根の下に住んでいるし、何より親から見れば子 供はいつまでも子 供。誕生日祝いは毎年欠かさず行ってきた。今日は早めに仕事を切り上げ、家でささやかな会を開く予定である。

「わっ、びっくりした」

席を立った時、ふと研究室の入り口に人影を見つけ、マリ子は驚いた。

「ええっと……」

すぐに名前が出てこないのは年の所為か。だが顔は覚えている。インターンとしてこの間から来ている学生の一人だ。すると、彼は物も言わず、ズカズカと室内に入ってきた。それも足早に一気に間合いを詰めて。

「ちょ、ちょっと!」

あっという間に白衣の肩を掴まれ、訳も分からぬうちに揉み合いとなる。そのまま体勢を崩され、押し倒されてしまった。

「松浦君だ」

やっと名前を思い出したが、今それどころではない。松浦は今や馬乗りになってマリ子を組み敷いている。

 彼女は一瞬笑顔を作り相手をなだめようかと反射的に試みたが、それは面へ完全に現れる前に立ち消えとなった。命の危険へと考え至ったからである。動機に全く心当たりはなかったが。

 他方で現実はまるで予想だにしない方向へと展開していった。松浦の手はスカートの中へと潜り込み、パンティストッキングの上を粗雑に滑々と遡っていく。

「嘘でしょ!?」

まるっきり想定外の行動だった。自分が性の対象となることも、会社という空間と性が結びつくことも彼女には想像つかないことだった。

「ちょっと!」

必至に押しのけようとするも、青年の力は思うより強い。

「そうだ、名村さん!」

警備員の名村は心やすい老人である。彼に駆け付けてもらうほかない。マリ子は声を上げようとしたが腕で口を塞がれた。暴れた手足が当たって、書類やらトレイやらが落ちるがそう大した音にはならない。名村は何をしているのか。彼女の脳裏に、警備室で大口を開けて寝ていた、いつかの姿が思い起こされた。

 松浦は尋常とも思えぬ器用さで既に欲棒の塊を露出。股間のストッキングは破かれ、下着の縁に指が掛けられる。

「イヤッ!」

この時になって初めて、マリ子は女としての恐怖を実感した。生まれてから初めてでもあった。思い返せば、これまで出会ってきた男性はたまたま優しい人ばかりだったのかもしれない。それだものだから、ついこの時も最後の奇跡を漠然と信じずにはいられなかった。

 しかし、希望は簡単に砕かれた。松浦はマリ子に入ってきた。

「悟史さん……!」

夫の顔が浮かんだ。それとは別物の男が、ゴツゴツとした憎たらしい塊が、体の芯をえぐっていく。さっき顔を合わせてから実にあっという間の出来事。これがレ イ プ。正真正銘、自分はレ イ プされたのだ。

 間もなく、松浦のエキスが膣内に迸り始める。マリ子は顔を背けた。腹の中に種汁が注ぎ込まれるのと反対に目から出た雫が床に落ちた。彼女は己の意思に反して泣いたことも悔しく、また腹立たしく、しばし動かぬ男に向かって、

「もう気が済んだでしょ?」

そんな言葉を吐き捨てようとした。

 が、彼にはまだ続ける意思があった。萎まぬ肉塊は硬さをいや増し再動を始める。

「ええっ!?」

信じられぬ気持ちだった。マリ子は確かに射精を感じた。それは認めたくない恥ずかしさながら、確かに感知したのだ。だが松浦にとっては終わっていないというのである。

 肉棒はゴリゴリと壁を削り、穴をこじ開け、ただ単調にズンズンとえぐり込んで打つ、打つ、打つ。今度は先程よりか長く続いたが、それも間もなく終わった。つい今しがたの再現とばかり、二発目が入ってくる。勢いと量は先程よりあるのではないか。

「ウウゥ……」

マリ子は相変わらず横を向いたまま、勝手にされる屈辱に耐えた。なんて惨めなのだろうか、そう感じながら彼女はこの後のことに思いを馳せ始めた。

 その時である、三回目が始まったのは。休憩といってもごく僅かの時間だったろう。そんなに深く物思いに沈んでいた覚えはない。それなのに、松浦はまた、始めた。

「嘘……!」

とても信じられない現象だった。少なくとも夫の若い頃でもこんなことはなかった。あるいは隠していただけだったのか。男はみんなこうなのか。異常な興奮状態にある男の心情がマリ子にはまるで分からない。

 分からないといえば、なぜ彼が自分を選んだのかもそう。申し訳ないが、彼女には松浦の印象があまりない。口数も少なく、影も薄かった。好意を寄せられていたなんて考えるのは、自惚れも甚だしいだろう。だけど、親子ほど年の離れたおばさんを性の対象に選ぶだろか。どうせなら若い方が。いや、おばさんだから気安く犯せると思ったのだろうか。

 そんな答えの出ぬ堂々巡りをしている時、視界にプレゼントの袋が映った。

「親子ほど……」

思わず、彼女は目をつぶった。インターン生、松浦。社会人二年目、息子の亮。ちょうど同い年か、あるいは、年下……

「こんな……」

松浦は三発目も中に出した。

「こんな日に……」

マリ子の涙は止まらない。もはや名村も来てほしくない。こんな所を見られたら終わりだ。彼女は自分で口元を覆った。

 さて、彼女の家ではさすがに母の帰りが遅すぎるということで、夫が苛立ちを見せていた。既に何度も電話を掛けているが一向に出ない。会社に掛けてみようかと言ったが、それは息子が止めた。勤めに出るようになって仕事の辛さを知った彼である。だが夜も八時を回る頃、さすがに待ちきれぬとなって、とうとう二人で食事を始めた。その途中でようやく電話が繋がる。

「今どこ?」

「ア、 ええ……」

「会社?」

「ンンン……」

「もしもし?」

「ア、 大丈夫、ウゥ……あの、ちょっと、ね……」

要領を得ない返事だった。電波が悪いのではないか、と息子。父はスピーカーホンにして会話を続けた。何とか聞き取れた所では、どうしても外せない仕事が増えてしまったという。

 マリ子は必死の思いで正気を維持していた。何度も掛かってくる電話。松浦がそれに勝手に出たのだ。声を聞けばすぐ家庭の母に戻る。たとえ、他人の男根が挿さっていても。今も今とて彼女はうつ伏せに抑え込まれ、背後から不倫合体を強いられていた。

 もう何度精液を注がれただろう。その何発目かの時に彼女は気づいてしまっていた。

「これは……ダメ……イ……ッ!」

忘れかけていた感覚。新婚の当時、若かりし夫によって僅かに味わわされたアレがまざまざと身内に蘇ってくるのを。

「来ちゃう……!」

アクメ。絶頂。オーガズム。これは一度来ると癖付く。

「今日、誕生日会だって言ったじゃんか」

「ウン……ごめんね……」

夫の非難は最もだ。その後ろから遠く、

「いいよいいよ、無理しないで」

と、息子の気遣う声。夫もそれ以上責めはしなかった。

「あんまり根詰めんなよ。まだ遅くなりそう?」

「ウウン……もう、もうすぐ、出……!」

松浦に精子を出された。いまだ濃く若い精子が子宮にまで侵入してくる。優しい家族に代わって責めるのは絶倫男の役割とばかり、精子を悶絶女の不貞穴、それも奥へ奥へと追い込んでいく。電話口の向こうへ聞こえぬかと案じられる位、粘り汁の摩擦音が鳴る。

「イ……ク……から……!」

恥も外聞もなく、母はエクスタシーを家族に報告。ついに「おめでとう」の一言も言いそびれて電話は切れた。

 その後も散々“残業”は続き、気が付くと時計は午前零時を越していた。

「とうとう終わっちゃった……あの子の誕生日……」

 嵐は去り、後には出がらしのような女の肉が残された。シャツのボタンは幾つか弾け飛び、剥かれたブラジャーの中身も露に。そして、ブクブクと泡を吹く性器。ピクピクと時折筋肉が引き攣り、かろうじてそれがまだ生きていることを知らしめた。

 時は流れ、マリ子は新たにまた人の親となったことを知った。よりにもよって息子の誕生日に孕んだ種。確実にあの夜の受精だと、女の体は言っていた。


〈おわり〉


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[2021/04/02 22:00] | 「母を犯されて」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
入学式直前に裏口から入れられた母
ショートオムニバス・シリーズ 『母を犯されて』


ケース7
母・理恵 32歳


「大丈夫ですか?」

隣の人が思わず声を掛けずにはいられない程、理恵はひどく息苦しそうにしていた。

「あ、ええ、大丈夫です。ちょっと走ったもので」

息も絶え絶えに答えると、なおも早口に付け足す。

「急に暖かくなりましたねえ」

そうして、取って付けたように愛想笑いを浮かべた。まるで、それ以上何かを追及されないようにとでもするかのようであった。

 幸いにして隣人はそれにすんなり同調して前方に向き直った。式典は間もなく始まろうとしている。

 理恵は式に間に合ったとは言うものの、着席した途端に噴き出したのが大量の汗だ。慌ててハンカチで拭うも、頬は桜色に染まり、襟首からは蒸気が立ち昇るよう。また、先程来の出来事で動悸はいまだ鎮まらず、体の芯にも妙な疼きが残っている。そんな調子なので、具合を心配された。

 もっとも、その親切な人だっていつまでも彼女に構ってはいない。今日は我が子の入学式。理恵の息子もまたこの私立小に入学する晴れの日だ。

「そう、こんな晴れの日に……」

祝辞を聞きながら彼女の心は沈んだ。

 そのほんの五分前まで、彼女の身は体育倉庫の暗がりにあった。小窓からの陽射しが彼女の肌に浮いた雫をきらめかせる。うなじからふくらはぎまで露に剥かれた白い肌。垂れ下がった乳房は、しかし重力にまかせて自由にはならない。なぜなら後ろから伸びた手が鷲掴みに支えているからだ。

 武田は無言でそれを揉みしだきつつ、ヌラヌラとねちっこく男根を揺さぶった。それは理恵の尻の間にすっかり接続されている。

「……ンッ!」

理恵は軽く呻いた。が、それ以上声は上げない。彼との交渉ではいつもそうだ。夫との時だって無闇に喘いだりしないが、それとこの場合とでは違う。彼女にとってこれは屈辱であり、且つ己に課した試練なのだ。

「ふぅ……」

武田は前後に出し入れせず、平面的に円を描いた。すると、棒がねじれて穴の中を攪拌するかのようになる。彼なりの愉しみ方であった。

「ウウゥ……!」

理恵は歯を食いしばった。

「イイんですか? お母さん」

相手の陰湿な問いには応じず、彼女はギュッと目をつむる。が、直後にまた開く。目を閉じると接続部に意識が集中してしまうのだ。彼女はそれを恐れた。どうしても耐えきらねばならないのである。

「“裏口”?」

初めての時、理恵は意味が分からなかった。いや、その本来の意味というべきか、自身の選んだ手段についてなら分かる。約三カ月前、彼女は息子の為にその決断をした。いわゆる“裏口入学”。

 夫は全く育児を分担してくれなかった。そのくせ外づらだけにはこだわる。彼の家もそうだ。虚栄心が強く、重圧だけをかけてくる。大した家格ではない。金もコネもない。だから、理恵一人で背負った。これはもう意地だ。女のプライドを賭けた闘いである。

 とはいえ、持ち掛けてきたのは先方、窓口となった武田からである。彼の要求は単純で、彼女の肉体。呆れ果てた下劣さだと思った、が、我が身を犠牲にする不思議な高揚感に我知らず嵌まりながら、理恵はその身を捧げたのである。

 武田は変態だと、程なくして彼女は知らされた。彼の言う“裏口”それは……
「ンフゥ……ッ!」

膣の奥が痙攣し、ジンジンと震える。空洞の穴ぼこ、その奥ひだが、だ。実際にこすられているのはそこと皮一枚隔てたと感じられる通路、元来外から差し込まれる物などないはずの道筋。

「そろそろ慣れてきましたね、お母さん」

男根は丸々とくり抜いた穴に隙間なく収まっている。鶏が卵をひり出すように無理矢理開いた口。理恵は肛門に陰茎を挿入されていた。そこが彼女の裏口だという。

「変態!」

口惜し気に理恵は心で叫んだ。何度やっても同じだ。初めての時も、今も。

「慣れてくるとたまらんでしょう」

アナルは既に何度も性交の用に供されてきた。それまで処女だったのに、“変態”武田は余念なく彼女の裏口を拡張していき、いつしか挿入の引っ掛かりも徐々に少なくなっていった。だが、それを当然に認める彼女ではない。

「ンッ……クッ……ンンッ!」

「イイですよ、光君のお母さん、いい具合ですよぉ!」

「息子の名前を出すな」

会話をしたくないから口に出しこそしないが、こういう一言は案外堪える。あの子は今頃、他の児 童と共に集まっているだろうな。そんな現実がちらつくと目まいがする。同じ校内にいて、こんな恥ずかしいことを……

 しかし、どんな複雑な心境も肉体的衝撃が打ち消していく。理恵は、これが自分の体特有のことなのかどうか判断できなかったが、尻穴を犯されている時、膣穴が無性に疼くのである。痛みというよりむず痒い感じ。いじらしくもある切なさ。

「ああ、そんなにきばらないで、締まる! 締まりのいいケツ穴ですよ、光君のお母さん!」

 少し桃色がかっても見える丸々とした尻。その輪郭が波打って揺れる。武田はいよいよ激しく肉棒を出し入れしだした。もう最後が近いのだ。それと同時に極め付きとばかり、剥き出しのクリトリスをひねり上げた。

「ンヒッアァアッ!」

遂に彼女は悶絶した。

――そんなことが直前まであって、ようやくたどり着いた式場である。

 チクチクと乳首が痛む。ブラウスに直接触れているからだ。折角今日の為に下ろしてきたジャケットとスカートのセットアップも式の前に一度全部脱がされたのもさりながら、事後には下着を武田に没収されてしまった。

「ほらほら、早くしないと間に合わないですよ」

そう言って急かされ、仕方なしに飛び出した。どこまでも下劣な男である。

「ママ!」

一連の行事が終わって、光が一目散に駆けてきた。この子の為にやったこと、結果が全てだ。そう思えば成功である。理恵は目を細めて息子を抱く。

 と、そこへ、

「お帰りは裏口の方が近いですよ」

声を掛けてきたのが武田だ。厚顔無恥なこの男、そこは“裏門”と言うべきではなかろうかと心に突っかかりつつも、笑顔で会釈し、理恵は息子の手を引いて校門へ向かった。

 その締まりない肛門から出た白濁汁が内腿を伝ってツーッと流れ落ちていくことに、幸せな親子は全く気付いていなかった。


〈おわり〉


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[2021/04/01 22:00] | 「母を犯されて」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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