おことわり
R18
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

大輪動会-プログラム#46-


 *

「おっ、また動きだした」

画面の中の佳彦を見て、竜二が指をさす。

「やるねえ、“抜か二”か」

沼尻が言うと、森岳が、

「何、ヌカニって?」

と尋ねるので、それが“抜かずの二発”すなわち射精後も陰茎を抜き出すことなく次戦に挑む意であることを彼は説明した。

 そのやり取りを聞きながら、服部がスルメを噛む。袋田が持ってきた菓子やつまみを食べながら、一同は雑談しつつテレビモニターを見つめていた。さっきまでは立ち見であったが、今は皆座っている。

「コラ!」

缶チューハイに手を伸ばそうとして、慶介が島田にたしなめられる。酒やジュースも用意されていた。煙草を吸っている者もある。飲み食いしながら和気あいあいと集っている様は、さながら地域の祭りか何かのようだった。

 *

 一向に鎮まる気配のない肉茎を、佳彦は前後に微動させて快楽を探る。腰はまだ上手く使えない。だが、手本は散々見てきたわけで、やりたいイメージはつかめている。現に動かしだすと気持ちいいわけで。

 彼は夢中になって、眼下の蜜ツボをまさぐり続けた。集注するあまり、周りの状況も気にならない。

 そんな彼の背後では、すったもんだの末、ようやっと金光が重い腰を上げようとしていた。

「ヤッたことありますよね、複数プレイ?」

「そりゃあ、ある」

村本の挑発的な問いかけに、金光は即答する。今は一対一のセックスしかしないし、それしか興味がないが、若い時分は舎弟と結託して、何人もの女を無理やり乱暴してきた。ちなみに、村本にも学生時代にそういう経験がある。

 結局 金光は、なんだかんだでとうとう舞台に上がることになった。階段を上がりながら、ブツブツ言う。

「大体、プレイとかそういうチャラついた言い方じゃなくてだな、集団暴行とか、集団レイ――」

途中でふいに足元をふらつかせ、こけそうになる。咄嗟に鎌先が手を貸したが、彼はそれをうるさそうに振り払った。鎌先は肩をすくめて引き下がる。

「ウウー……ウ、ウ」

酒臭い息を吐きながらちょっと伸びをして、金光はノソリノソリと舞台中央へ向かった。

「イヨッ! 待ってました!」

客席の取り巻きが囃し立てると、

「うるせえっ!」

と言ってはにかみながら、右手を大きく掲げてから下ろした。

 佳彦の隣へ立つ。そして、彼の接続部を覗き込むも、少年はやはり全く気付かない。

 その間有紀は、努めて冷静に状況を見守っていた。彼女にとって、もはや佳彦を受け入れたこと以上の衝撃はないと思われた。と同時に、夫の登壇により、いよいよもって今日一連の悪夢に終止符が打たれるものと確信していた。

「(フッ……アハハ……これで終わり。何もかも終わり)」

心の中で自嘲しながら、彼女は静かにその時を待った。また、終わる時は呆気ないものだ、とも思った。

 それよりも今の関心は、佳彦が金光によっていかなる制裁を受けるかにある。間違いなくなんらかの鉄槌は下るだろうが、その時の佳彦が見ものだと思った。この坊主ときたら異様なまでに父親を恐れているのだから。

 暗い期待の高まりだけが、彼女の今の慰めだ。我が世界の崩壊に際して、もはやほかに何もない。夫――それは平生彼女が財布や金庫位にしか見なしていない物――が、どんな反応を示すかにも興味はあったが、もう想像するのは面倒だった。どうせもうすぐなるようになる。

「(みんな傷つけばいい!)」

家畜のように裸で縛られて、皆に交尾を見られて、しかも交尾相手が息子で、傍に夫も来て……そんな女の心の内は、茫漠たる荒野の如く荒れ果てていた。

「おい、ボウズ、そろそろ代われや」

金光が唐突に佳彦へだみ声を浴びせかける。“ドラマが始まった”と有紀は意地悪にほくそ笑んだ。一方、佳彦はこれでも無反応。そこで、金光がもう一度何か言おうとした時、村本が口を挟んだ。

「金光さん、後ろが空いてるじゃないですか」

「ん? 後ろ?」

言わずもがな、それは肛門のことだった。実は金光もそれは承知していた。知っていて、あえて“前”を選択したのだ。

「ア・ナ・ル!」

村本が指をさして念を押すように強く言う。その上で尋ねた。

「ヤッたことないんすか?」

「うん」

素直に頷く金光、この時ばかりは、いともあっさりと。彼は、汚らしいと思う肛門性交を、どうしてもやりたくなかったのである。

「てことは、アナル童貞なんすね?」

「いや、童貞っておかしいだろ……」

目下の者に自尊心を煽られて、金光はやや気色ばむ。

 そのやり取りを見ていた舛添がまた申し出た。

「あのぉ、ヤらないんだったら、わたしに先ヤらせてもらえます?」

場を和ませようという意図もないではないが、やはり本音は早くしたいのである。

 そんな彼に、ふと村本が問うた。

「舛添さんって、アナルヤッたことあるんすか?」

「おれ? あるある、もちろんある、好きよ」

答えを聞いて、村本が視線を移すと、それに応えるように猪瀬が自ら告白した。

「おれもあるよ」

直後に彼は、

「風俗だけど」

と付け足したが、それはこの際問題ではなかった。

 追い打ちをかけるように、薮塚が口出しする。

「オレもありますよ! あと、あっちのオジサンも」

薮塚が親指を立てて指し示した先で、袋田が“言うな”みたいな顔をして手の平を上から下に振っている。

「ねえ、普通ありますよねえ」

村本が真顔で言うと、花村もウンウンと頷いていたが、これはウソである。彼はまだ経験がない。

「ウーム……」

あまりにも皆が経験者だと知らされて、遂に金光は黙ってしまった。すると、彼の不安を鋭く察した鎌先が、やんわりとフォローする。

「意外と汚くはないんですよ。特にヒカルちゃんの場合は事前にしっかりと洗浄していますし」

ここで鎌先は有紀の黒い洞穴に指を向けて断言した。

「それ、もう完全に性器ですよ」

舛添も追加で後押しする。

「アナルヤらせてくれる女なんて、みんなじゃないからなあ。貴重なもんですよ」

それを聞いて村本の放った次の一言が、結果的に金光の背中を押す決定打となった。

「奥さんじゃ出来ないことをヤるからいいんじゃないですか」

「ウーン……そうかあ?」

金光の重たい足が、有紀の背後へとゆっくり動き出す。

「(え……?)」

有紀は呆然として固まった。夫がすぐ真相に気付く展開しか、彼女は考えていなかった。

「(なに……? アナ……ル?)」

夫がアナル。ついぞ考えたこともなかった。彼女だって今日まで処女だった。それはとりもなおさず、彼が夫だったからでもあるわけで。

「ここにか……?」

ぽっかり空いた口を見下ろし、金光はベルトを緩める。鎌先がさりげなく遠巻きに後ろへ寄ったが、特に手伝うことはしなかった。さっきの二の舞はごめんである。それに、穴に入れるだけのこと、馬鹿でも出来るだろう。

 やがて、金光はいちもつを取り出した。一応勃起していたが、まだ本調子ではなくブヨブヨしていた。その根元を握って、彼は覚悟を決める。

「よし!」

 その時になって、佳彦はやっと視界にその存在を捉えた。彼にとり絶対的存在、恐怖の権化、父の姿を。

 脇から支える薮塚と花村が、金光の入れやすいように有紀の角度を工夫する。何しろ、“前”の佳彦と親父とでは、かなりの身長差があり、“サンドイッチ”がしづらい。

 彼らの気遣いに押されて、佳彦は少し後ろへよろめき後ずさった。途端に、脇の両名も姿勢を崩しそうになる。それを見て、金光が声を掛けた。

「おい、しっかり立てよ、ボウズ」

期せずして、まるで父親らしい物言いになった。

 佳彦は思わず俯いて視線を逸らす。いつもとおんなじだ。気後れして逃げ出したくなる。先程まで愉しかったのが嘘のよう。ペニスも入っているのだか、なんだか分からなくなってきた。

 他方、有紀は有紀でゾーッと薄ら寒い気持ちを禁じえなかった。

「(親子で……この人ら、親子で何してんの? 親子……よね?)」

 彼女の尻の穴に、亀頭があてがわれる。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼大広間
有紀、金光、花村、猪瀬、舛添、村本、藪塚、前原、鎌先、佳彦、袋田
▼控え室
矢板、高橋
▼中広間
服部、羽根沢、森岳、沼尻、浪岡、松倉、七里川、慶介、浩樹、竜二、小林、島田、鈴木、比嘉、祥吾、雅也
▼帰宅
俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


〈輪姦記録〉
挿入男根:32本
射精回数:94発
(膣56・口16・尻14・乳5・顔1・髪1・外1)


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[2019/10/02 22:00] | 「大輪動会」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
大輪動会-プログラム#45-

 *

「なんだ、アイツ、もうイッてんのか?」

中広間で中継を見ていた竜二は、動かなくなった男女を見て拍子抜けした。

「仕方ねえじゃん、童貞ちゃんなんだから」

隣の浩樹が同じ画面を見つめながらフォローを入れる。手に持った袋からスナック菓子を取り出しながら。竜二もそこに手を伸ばし、映像を鑑賞しながら菓子を食う。飲食物は袋田が用意したものだ。

 部屋にいた残りの連中は、慶介や小林から説明を聞いて、ようやくこの性交が特別なものだと理解していた。

「ヘー……近親相姦って初めて見たな」

七里川が呟いたが、それはその場にいる全員に共通する事実だった。アダルトビデオの企画などではない、疑惑を差し挟む余地など微塵もない、正真正銘実の母子による相姦劇である。

「すごいな……」

謎の感慨が一同を包み込む。圧倒されて、ともすると正気付いてしまう。島田はそんな雰囲気に触れ、周りが事の重大さに気付いたものと思い、小さなため息をついた。罪深いことをしたものだと。

 だが、果たして他の者達は、そこまでの罪悪感は覚えていなかった。逆に、こういうシチュエーションに興奮を覚える趣味の者もたまたまいなかった。ただただ珍しい物を見た、という気持ちで、どちらかと言えばドキュメンタリー映像を見たような印象である。これは彼らが普段の親子をよく知らないから生じた現象だ。

 そこへ、彼らとは真逆の立場の者達がやってきた。比嘉、祥吾、雅也の三人である。廊下から部屋に帰ってきたものだ。三人はここに来る途中、一切言葉を交わさなかった。それは、有紀と佳彦に特別な思い入れがある故に、その強さ故に返ってであった。

「(アイツ、ヤりやがった)」

三人の脳裏に、在りし日のモンスターファミリーが浮かぶ。何故、彼は拒否しなかったのか、決して強制されたわけでもないのに。三人に佳彦の心情は分からない。いや、分からないからこそ、モンスターなのか。結局そう結論付けるほかなく、彼らはそんなトートロジーを暗澹たる興奮の中で反芻するのだった。

 *

「いや、おれはいいよ」

村本に参戦を勧められた金光だったが、言下にこれを退けた。だが、脈が全くないわけでもないことを、村本は太鼓持ちならではの勘で察していた。

「ヤッた方がいいですって。メチャメチャ気持ちいいんすから、この奥さん」

「おれは間に合ってるよ」

「いやホント。騙されたと思って。一発」

「しかしなあ……」

「何照れてんすか」

「照れやしないけどなあ」

金光にとって、村本のようにお祭り騒ぎするのにはまだ機が熟しきっていなかった。

「穴兄弟の契りを結んで下さいよ」

「ガハハ、なんでお前と兄弟にならんといかんのだ。いやだね、おれは」

 二人がそんなじゃれ合いを続けていると、横から舛添が会話に合流してきた。

「ああ、じゃあ、金光さん。わたし、先に行かしてもらってもいいですか。いやあ、恥ずかしながら、ヘヘ、こんなんなっちまって」

彼は膨らんだ股間を隠そうともせずに頭をかいてみせた。彼が先に行きたいのは駆け引きではなく本心からだった。

「ほらあ、どんどん先越されますよ」

村本は肘でつつきながら非難すると、一方で舞台上を指し示した。

「見て下さいよ。あんなガキだって、まだ粘ってんすよ」

一同が見れば、先程来のミゼットレスラーがいまだ股の間で頑張っている。

 佳彦はとうに一度射精していた。だが硬さは硬し、意欲はいまだ衰えずで、膣内から一歩も出ようとしなかった。射精して終わり、そういう常識が備わっていなかった為もある。

 周りの大人達も、少年の射精があまりに早かったこと、彼が初めてだったこと、そして有紀との特別な関係に配慮して、無理に引き剥がそうともしなかった。

「(コイツ、いつまで!)」

目を見開いて天井を睨んだ有紀は、一気に顎を引くと、息子を、否、前まで息子と思っていた男をキッと睨みつけた。恐怖、絶望から、嫌悪、憤怒を経て、憎悪へと感情が移り変わっていく。今や輪姦男達のこれまでの仕打ちも忘れて、佳彦への憎しみに心は支配されていた。

「(なんなの、コイツ!)」

助けもしない、拒みもしない。普通にペニスをおっ起てて、実の母親を犯す。

「(キ チ ガ イが!)」

そうじゃないかと、かつて疑ったことはあった。少し頭が足りないのではないかと。こういうことは、多くの母親が一度は危惧するものだ。だがまさか、こんな形でそれが証明されようとは思いもよらなかった。それと同時に、仮に世間一般よりは少なかろうとも、僅かばかりあったかもしれない母性愛が、この時完全に消滅した。

「(離れろ! この! このっ!)」

もしも足の自由が利いたなら、何度も蹴りつけてやっただろう。有紀は醜い獣を見るような目で、憎々し気に眼前の輩を蔑視した。

 だが、佳彦はそれに気づかない。なんとなれば、彼は両想いだと信じている。ムカデ競争のあの時、後ろにいた母が初めて言葉に発してくれたこと。あれが愛だと思い込んでいる。大輪姦劇を知った後にもかかわらず、むしろ美化さえして。

 *

 あの時何があったか、言うまでもない。

 スタートの直前、有紀は背後の高橋によって、さんざっぱら女穴をほじくり返された。それによって潮を吹かせられ、不本意にアクメする責め苦を負わされた。

 なおかつ彼は、である。号砲一下、己の分身をねじ込んできたのだ。

「ハッ! ンッ!!」

明るい日の光が有紀の瞼の上をグルグル回る。三人四脚の時と同様な、狭から広、陰から陽への極端な状況変化が、それに即応できなくなっている鈍い体の感覚を翻弄する。それ故に感じ方も体育館時代と異なって、あんなに挿入されまくってきたのに、まだ新鮮味のある鋭さで襲ってくる。

 高橋はピッタリと股間を密着させたまま前進する。憎らしい程器用な男だ。ジャージのゴムを玉袋の下に引っ掛けて、露出した竿をホットパンツの裾から潜り込ませている。手は縄ではなく、有紀の腰を掴んでおり、これはもう“立ちバック”ならぬ“歩きバック”プレイである。

「ヒッ! ハッ! ヒーッ! ハーッ!」

運動の呼吸が有紀は荒い。他のメンバーよりひと際大きい。彼女はその出っ張った胸を息子の背にきつく押し付けた。

「ちょ、そんなに押さないでよ」

即座に非難される。それに対し、ただ短く謝るのが今は精いっぱい。追い込まれた状況が、彼女の身も心も弱くしていた。

 そのまま直線で突きまくられ、コーンを曲がる所では、とうとう膝が耐え切れなくなり、その場にくずおれてしまった。将棋倒しになった間も、高橋はこれ幸いと突きまくってくる。有紀の尻にのしかかって、今度は“寝バック”だ。もはや隠す気もないとばかり、彼の腰は上下する。有紀の尻はブルルンブルルンと波立つ。

 息子の背に掴まりながら、母は産道を野太い棍棒でゴリゴリ削られ続けた。それは時間にして僅かの間だったが、弱り切った女にとどめを刺すには十分だった。もし彼女の顔を近くで見ることが出来たなら、その表情の著しい変化に誰もが気付いただろう。

「行くよ、ほら」

佳彦に手を取られた時、彼女は完全に女の顔で応えた。彼の背によだれを垂らしながら。

「やめて、もう……イ、イくから……イきます……アァ……」

そこに母親の面影はなかった。限界を超えた体は悲鳴を上げていた。もう女以上ではいられなかった。

 復路でも高橋の攻めは止まらない。おまけに彼の指示で、卑猥な台詞を言わされる羽目になった。従わなければどうなるか、考えるだに恐ろしかった。

「ごめんね、佳彦ちゃん、お母さん、おマンコ好き過ぎて、運動会中もガマンできないの」

一言一言、後ろから囁かれる言葉を、オウム返しに言っていく。その多くは、佳彦を意識したものだった。息子の後ろで母親を寝取っている、という状況が高橋にとって琴線に触れるポイントであり、彼はそれをさらに強調したいのだった。

 いくつかの台詞を言わせて、興奮の極致に達した高橋は、結局ゴールテープを切るより先に自分がフィニッシュした。たけり狂った男根が、膣内で跳ねる。

「佳彦ちゃんの背中で、お母さん今、中出しされてるの」

最後の言葉を言った後、有紀はまたしても絶頂した。オスの生命感あふれるたぎりに、女体が耐えられなかったのである。

 佳彦の愛する母は、こういう女である。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼大広間
有紀、金光、花村、猪瀬、舛添、村本、藪塚、前原、鎌先、佳彦、袋田
▼控え室
矢板、高橋
▼中広間
服部、羽根沢、森岳、沼尻、浪岡、松倉、七里川、慶介、浩樹、竜二、小林、島田、鈴木、比嘉、祥吾、雅也
▼帰宅
俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


〈輪姦記録〉
挿入男根:32本
射精回数:94発
(膣56・口16・尻14・乳5・顔1・髪1・外1)


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[2019/10/01 22:00] | 「大輪動会」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
祭りの声にまぎれて

「あの人、誰? あの、黒い服の」

俺はさりげなく連れに訊いた。目線の先には黒い細身のワンピースを着た女が立っている。ずっと気になっていた。祭りの本番である今夜は浴衣姿の女が多い中で、我が道を行く洋装。また、凡庸な主婦連中が並ぶ列にあって、明らかにヤンキーちっくな、あるいは水商売的な雰囲気が浮いて見えた。

「高木の母親だろ」

それは後輩の名だった。後輩といっても年はずっと離れているし、ほとんど口をきいたこともない。祭りに関わっている奴なので、かろうじて知っている程度だ。確か、聖也とかいう名前だったと思うが、それすらあやふやである。ぽっちゃりした、比較的大柄な奴で、今確か中坊だったか。

「ああ、アイツの……」

俺は口の中で言って、それ以上興味がない風を装った。高木の家は商店を営んでおり、通りに面した大型店舗はよく目にしている。そこの跡取り息子の嫁ということだろう。これまで見かけない顔だったが、今年から手伝いに出だしたのだろうか。

 それにしても、ケバい女だ。化粧を塗りたくった白い顔にかかる、ほとんど金髪に近い明るさの髪が夜目にも際立っている。おまけに昼間近くを通った時に見たが、薔薇の刺繍の入ったタイトなワンピースの背中はシースルーになっており、ブラジャーの紐がすっかり透けていた。欲求不満なのか。こんな晴れの場で自分を売り込もうとする魂胆が分からない。バッチリとオシャレを決めて、一体誰に対するアピールなのか。

 続いてその肢体を確認する。細い体のようだが、二の腕はムチムチして丸いし、ケツの肉づきもいい。胸は、Dってところか。それなりにある。そういうラインがよく分かる服だ。彼女の術中にハまったと言うべきか、まんまと俺は劣情を覚えだした。

 二十代後半……いや、息子の年からいってそれはないか。であれば、三十代。俺より一回り位上か。いずれにせよ、見た目からして抱くのに問題はない。そんなことを考えながら、俺は動き出した行列に歩調を合わせていった。掛け声と鳴り物が喧しく響きだす。

 ガキの頃は大真面目に祭りに参加していた。将来は主要な役をやるんだと決めていた。だが冷める時は一気だ。もうすっかり飽きて惰性で関わっている。今はそんなことより、女の方が一番だった。なんとかしてヤりたい、そう妄想しながら俺は股引の中を固く膨らませた。

 出発してすぐは走って進まない。俺は周りの奴と声を合わせながら、ノロノロと歩き、未練がましくも例の女の方を振り返った。すると、高木の母は早くも見物の列を離れて、後ろの路地へ入ってゆく。大方順路をショートカットし、路地の先の旧街道へ抜けて先回りするつもりだろう。そこへ行列がたどり着くのは、まだずっと先なのだが。

 と、ここで不意に企てを閃いた。旧街道は古い町屋が軒を連ねる細い道だが、その中に旧会所がある。今は使われていないが、ガキの頃から出入りしていた俺は入り方を知っている。小塚のババアがまだ鍵を管理しているはずだ。それを拝借して入れば、誰もいない空き家で……実は、以前にもそこへ女を連れ込む妄想をしたことがあった。

 一旦ムラムラしだすと止められない。俺は勢いで計画を立てた。もはやこの機会を逃すと次はないかもしれない。俺はのぼせた頭を自覚しながら、角を曲がるタイミングで密かに仲間から離れた。沿道の人垣に混ざり、路地の闇へと紛れる。そのまま小走りに小塚の駄菓子屋へと向かった。ほぼ開店休業状態の店だが、今日は祭りなので灯りを煌々と点けている。運よくババアは見物に行ったらしくいなかったので、俺は堂々と表から入り、上がり框から座敷に身を乗り出すと、入り口裏の壁に掛けてある鍵を首尾よく持ち出した。

 あとは偶然を装って女と合流すればいい。彼女の通ってきた道に出ると、果たして五メートル程先にその姿を見つけた。俺は旧街道に出た所で追いつくと、いかにも困った風を装って声を掛けた。

「あの、すいません」

「はい!?」

急に声を掛けられて面食らっている女。それはそうであろう、暗がりから出てきた男からいきなりだから。だが、装束を見れば祭り関係者だとは一目瞭然なわけで、怪しい人という程の印象もないことは表情の変化から見て取れた。

「いや、中のさらしがね、破けちゃって。ちょっと直すの手伝ってもらえません?」

「あ、ああ、はい。でも、あたし、縫ったりとか分かんないんですけど」

「いや、大丈夫っす。ちょっと、押さえててもらうだけでいいんで。一人じゃ出来ないもんで」

「あ、それなら」

「ほんと、すんません」

「いいえ、いいえ、全然」

本当はさらしなど破れていないし、仮に破れていたとしてもどうということはないが、そんなことは素人の相手に判断できないであろうことは察しがついていた。実は袢纏の紐を直してほしいと言おうか迷っていたのだが、裁縫が出来ないと聞いて結果的にラッキーだった。我ながら好判断である。

「そこに前の会所があるんで……」

俺は、明るい所で且つ新しいさらしがあると理由を付けて、旧会所へと誘導した。彼女も疑う様子なく付いてくる。その途上で俺は、今の会所へ戻るには遠いこと、こちら側へ来た方が行列に合流しやすいことなどを念の為説明した。すると相手は、自分も行列を先回りして待っていようとしていたのだと、分かり切ったことを言う。

「あの、高木……くんのお母さんですよね」

「ああ、はい」

短い会話の中でさらに距離を詰めていく。おそらくだが、彼女は地元の人間とあまり交流がないようで、俺と話すことで初めて祭りの関係者に近づけたと感じているらしい。それを察して、息子の話などを向けると、喜んでペラペラとしゃべる。自分が手伝いに出るのは今年が初めてだということ。まだ祭りのことがよく分かっていないこと。来年には次男も参加予定だということなど。

「聖也を宜しくお願いします」

その媚びたような目じりを提灯の灯りが照らし出す。やがて俺達は目的の家に着いた。




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[2019/08/23 22:00] | 一話完結 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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