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このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。 >googleでほかのページを検索する< なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。 |
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。
小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。 ■連続作品 ◆長編作品 ▼「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」 ◆中編作品 ▼「大輪動会~友母姦戦記~」 ▼「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」 ◆オムニバス ▼「母を犯されて」 ◆短編作品 ▼「育てる夫」 ▼「最後の願い」 ▼「ママの枕」 ▼「ブラック&ワイフ」 ▼「夏のおばさん」 ▼「二回り三回り年下男」 ▼「兄と妻」 ■一話完結 ▼「ふんどし締めて」 ▼「旧居出し納め・新居出し初め」 ▼「牛方と嫁っこ」 ▼「ガンカケ」 ▼「祭りの声にまぎれて」 ▼「シーコイコイコイ!」 ▼「サルオナ」 ▼「母の独白」 ▼「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」 ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」 ★作品一覧 |
十二歳 ひとみは地域の剣道大会に来ていた。理生の応援である。彼の親も来ていないのに、隣人だけ来るのは妙なものだ。完全に育ての親のような顔で席に座っていた。 理生は運良く勝ち進み、遂に決勝まで来た。が、そこで惜敗。試合前に先生から、 「よくここまで頑張った。負けることを気にせず楽に行け」 などと声を掛けられ、これは肩の力を抜いてやろうという配慮だったのだが、そういう甘いことを言われると、 「あ、負けてもいいんだ」 と受け取ってしまうのが彼なのである。とことん楽な方へ流れようとする。 こうして試合では空振りだったが、寝所での竹刀は冴えに冴えて、勇猛果敢に相手へ攻め込んでいく。 「スゴい! ああ、スゴいわ、リオ君」 鋭い切っ先に懐深く突きまくられて、ひとみは立て続けに一本を取られた。 それまでは専ら正常位だったのが、使える体位を増やし、今はバックで挿入している。ベッドへ四つん這いにならせた相手の大きな尻を掴み、上手に腰を叩きつける。性具には毛も生え、貫禄すら窺えた。 精通を経て以降も、彼の訪問が絶えることはなかった。何のためらいもなく、何となれば次の日には普通に来ていた。理生にとって、ひとみの家は、彼にとってのいわゆる楽な方だったのである。何の不安もなく、ただ優しい気持ちで居られることが出来た。 悩んだのはひとみの方である。一人前となった男性を相手にする以上、これまで同様の自由奔放な交わりを続けるわけにはいかない。そこでまずは、精子や性交の意味などを改めて説明した。男児にとってそれは、学校より早い性教育であった。 理生はまず驚いた、これまでしてきたことが子作りだったことに。しかし、それ以上に、ひとみとそれを出来ていることに感動していた。彼女に自分の子を産ませたいとまでは、自分が子供だから現実的に思いも付かない。ただ、大人として対等の立場になれた気がして、それが嬉しかったのだ。これはもう恋人とか、いっそ夫婦と呼ぶべき関係ではないのか。 「気持ちいいだけじゃないのよ」 ひとみは諭すように、且つはまた寂しそうに語る。この結果、彼との関係を解消することになっても致し方ないことだ。ただ、自分から突き放すことはしなかった。 「もう出来ないの?」 すがるような目で、理生が問う。それを見ると、ひとみの心は一層揺れ動いた。体の欲を満たすばかりでなく、彼と過ごす時間そのものが、既に彼女の中で大きな意味を持っていたから。 「そうねえ……」 避妊という手段を取ればいい。ことセックスに限れば答えは簡単だ。それは最初から目の前にちらついているが、それへ安易に飛びついて良いものか。これまで散々、ありのままに言えば、若い性を食い物にしてきたくせに、ここまできて今さら彼女は真剣に悩みだしていた。 「イヤやっ!」 理生はいきなり飛びついてきた。そのまま相手を押し倒そうとする。 「待って! ダメ。今日は、ダメ」 ひとみは、まだ結論も出ないままに、とりあえずそれを押しとどめる。見れば、理生は薄っすらと目に涙を溜めていた。彼女は励ますように明るく笑う。 「別に、もう会えないわけじゃないんだから」 この子に判断を委ねるのは酷だ。何より卑怯だ。そう思った。 「今日はお口で我慢して。お口でしてあげるから、ね?」 ひとみはそう言うと、彼のブリーフを脱がし、既に半勃起状態のペニスへ唇を寄せていった。 「今日も精子出るのかな?」 わざと冗談めかして言い、上目遣いに相手を窺う。理生はいつになく落ち着かない様子だったが、口淫が始まると次第にそちらへ気を取られていった。 「ンフ……」 今までより男らしい匂いを感じるのは先入観の所為だろうか。男根をしゃぶり上げながら、ひとみは思った。舐める程に先端から汁が溢れ出す。確実に成長の跡が見られる。 亀頭回りを段差に沿ってベロベロと舌で転がし、そこをすっかり濡らしてテカテカに光らせる。性に供する道具にしては美し過ぎる、無垢で鮮烈なピンクである。裏へ回って、縫い目から筋に沿って下降。竿は血管も浮いていず、これも清純なたたずまいだった。 精嚢はどうか。溌溂とした弾力があり、今は引き締まった状態。玉を口に含んで舌上に転がせば、本格的に稼働を始めた為か、心なしか重たく感じられた。 ひとみはさらに股の奥へ顔を突っ込んで、玉袋の付け根、肛門の手前辺りを味わう。 「ああ……」 焦らされているようで、理生はもどかしかった。早く肉竿をくわえてほしい。やはり気持ちいいのはそこである。 散々外周を散策して、ようやく上に帰ってきた。唇をすぼめて、ひとみは亀頭から根元まで、ゆっくりゆっくり隙間なくずり下がる。ビクビクッと震える相手の反応が愉しい。あとは上がり下がりを繰り返し、口をまるっきり膣に見立てて、男根と交尾した。 「ハア、ハア……」 男児の呼吸が荒くなる。絶頂というより、出したいという感じ。精通以前とは明らかに違う、射精欲求ともいうべき感覚が、彼のフィニッシュを急に早めていった。 「ン、ンッ!」 前触れもなく、突如として口中に熱いものが迸る。一撃は喉にぶち当たって、ひとみは悶絶した。 「すごい」 とめどもない量が次から次へと放出されてくる。射出砲はビクンビクンと暴れ、それ自体が口を圧迫するのに、その度に発射されるザーメンで、たちまち内室は満杯になった。 「ンン……!」 たまらずに、ひとみは勢いのまま飲み下していく。形の崩れにくい塊が、ドロリと喉を通る。精液を飲まされたのは、夫が死んで以来早九年ぶり程になる。懐かしい。 彼女はたっぷりと時間をかけて子種汁を味わうと、うっとりして彼が治まるまでそのままくわえっぱなしでいた。そうして、最後にストローのイメージで、尿道に残った分をチュッと吸い出してからようやく離してやった。 「ビックリした」 事後、ニッコリ笑って言う。 「もう、イく時はイくって言ってよ」 「ごめん」 反省する男児を見て、ひとみはまた笑顔を向けた。 そんな日があった後に、彼女の姿はあるクリニックの中で見られた。避妊について相談する為である。ひとみはまだ、月のものがあった。 そういう所に顔を出すのは気が引けたが、女性医師は別段詮索することもなく、心安く応じてくれた。先方とて仕事である。検査を受け、経口避妊薬を処方されて帰った。 これが、ひとみにとっての覚悟だった。あの子に責任は取らせられない。そしてまた、引き込んだのは自分である。彼はただ、手近な快楽に溺れているだけだろう。今から将来を考えられる年でもあるまい。いつかは自然と離れていく。その時まで準備だけはしておこうと。残りの時間は、そう長くもないだろうから…… 避妊の方法としてコンドームも考えたが、いくら成長しているといっても当時はまだ小さく、着けてもブカブカで彼の用には足らなかった。それが合うようになってきたのは、ここ最近である。四年生になって性毛が生えだした時点でも、まだ使えなかったのである。 理生の性欲は年々、いや日を増すごとに激しくなっていった。性の、いわばエリート教育を受けてきた彼。ましてや、性的好奇心もぼつぼつ強まっていく年頃だ。もっとも彼の場合、周囲より遥かに早熟ではあったが。 ひとみの生理周期についても、自然とわきまえるようになっていった。何しろ、サンプルが身近にあるのだ。実践による理解が一番早い。いわゆる安全日などという概念も自ずと知るようになった。休みの日に安全日だと分かると、もう歯止めが利かない。 四年生以降、理生は週二回、進学塾へ通うようになっていた。母親の意向で中学受験を課せられたからである。それでも寸暇を惜しんで、ひとみの家へ駆け付ける。 夏休みに入るとそれは顕著で、ラジオ体操へ行ってから一発、プールへ行ってから一発、友達と遊んでから一発、などと一日中種付けを挟んで行動した。おかげで、ひとみは日に何度もシャワーを浴びねばならず、ただでさえ潤いの少なくなってきた肌をケアするのが大変だった。男性はその場だけ考えておればよいが、女性は何かと気を遣うものだ。 もっとも、肉体の欲求が充実している所為か、女としての色香は衰えを見せなかった。若さに触れ、そのエネルギーを吸い、あるいは彼に見合うようにと気を張っていることが功を奏しているのかもしれない。 もう五十路に入っており、理生はとっくに興味を失うものと思っていたが、どうしてどうして、彼の慕い方は強まる一方。五十歳が、男性一般の性の対象から外れる指標だと考えていた頃も遠い昔で、彼はひとみという女を、とことんまで研究し尽くしたいようだった。 理生はある時、家から一本のビデオテープを持ってきた。父親が隠し持っていた物だという。それは、無修正のアダルトビデオだった。 「イヤらしいわね、こんなもの見て」 ひとみは揶揄した。ちらりと隣を盗み見たのは、彼がこれを使って、一人でしている姿を疑ったからである。しかし、実際には、理生はまだ一度もオナニーをしたことがなく、製造する精液は全て、ひとみに提出していた。 二人してキャッキャと画面を見る。熟年夫婦でもあるまいし、無論こんな猥褻な映像を見ずとも気分は盛り上がるわけで、実際二人は、まだ作品の途中からイチャイチャとし始めた。元よりそのつもりで集っている。 ひとみは理生の薄い胸板を撫でまわし、勃起した乳首を甘噛みした。すっかり背の伸びた彼で、その身長は彼女に迫る勢いだが、骨格がまだまだ未熟の為、全体としては小さく見える。まさに少年という形容こそ相応しい。痩せ型で、贅肉など一切ない体は羨ましくもあった。彼女も、理生に言わせれば、十分痩せているのであったが、二十代の時に比べると何となく丸みを帯びている。 その特に丸く膨らんだ双丘を、理生は下から支えるようにして揉み回した。ひとみがリードする一辺倒だったのに、この頃は彼も能動的となり、今では主導権の奪い合いだ。程なくして、互いの性器を舐め合う形となった。 陰茎は大きくなり、もう陰嚢と同時に頬張ることが出来ない。代わってくわえごたえの出てきた竿が、むしろ正統な満足を与えてくれる。ひとみは溢れるよだれをベトベトにまぶして、逞しい怒張を頬張った。 腹側から見る角度こそ、いつも彼が見ている光景なのだろう。そう思うと、女だけが見られる裏側からの視点とはまた一味違った趣きがある。 「ステキ」 彼女はくわえながら顔を横に寝かし、腿の上につけた。ポコリと亀頭の形が頬に浮き出る。 一方理生も、正対するのと天地逆転した女陰を、これはもう見慣れた形なのだが、いまだに飽きることなく愛でていた。いたずら心を起こして、丸見えのアナルをペロッと舐める。 「イヤン、そこ違うでしょ」 即座に叱るひとみの、この反応が可愛くて好きだ。恥ずかしそうに紅潮したおちょぼ口も愛しく見える。その穴が汚いこととはどうしても結びつかなかった。彼女の尻は引き締まってこそいないがあざもなく、少年は当たり前に見ているが、かなり綺麗な白い肌である。 その白さの中だから、陰部の色素は相対的に目立つ。目印のようなその凹みの内部は、まるで洪水のように愛液で浸水していた。こちらが舐める前からである。その貪欲な洞穴は、今でも難なくフィストを受け入れるが、理生も緩急を覚えてきて、闇雲にはやらない。 彼は、彼女の股の間から、テレビ画面へちらりと目をやった。彼にとってそれはオナニーの道具ではない。セックスの教材だ。これで学んだことを、ひとみで実践するのである。 中指と薬指を下向きに挿し込んで、中で折り曲げる。そして、そこにある壁を、連続して刺激した。腕が疲れるのも厭わずに、細かく細かく動かす。クチャクチャと水音が轟いた。 「アアン」 足元から嬌声が聞こえる。感じているのだ。彼は自信を持って、一層壁面をこそばした。 「ダメ、来ちゃう!」 程なくして叫んだ瞬間、ひとみは盛大に噴き上げた。潮である。理生は顔中にそれをかぶった。 「ヤだぁん」 体位を崩した彼女は、己のぶっかけた汁でグショグショに濡れている彼の顔を見て恥じた。相手はそれでも得意げに笑っている。 理生はコンドームを準備した。六年生になった今では手慣れたものだ。初めて装着法を教えてもらった時、それはひとみの手ずからであったが、着けてもらっている最中に射精してしまったのもいい思い出である。その時彼女は、ペシリと彼を叩いて大笑いしていた。 潮まみれの痴穴に狙いを定め、ゆったりと男根を挿入していく。 「アアン!」 と女の喘ぎ声が響くが、これはビデオの中のこと。女優らしく作り込んだ声で派手に騒いでいる。だが、ひとみも負けてはいない。こちらは心からの悦楽で淫らに鳴く。 「アッ、ア、ア……アアッ!」 女と女の声が交錯する中、実際の方がやはり実力は上である。 ひとみは、挿入後間もなくイッていた。といっても、男と女では態様に相違があるから、イき始めたといった方が適切かもしれない。あえて男的な感性で言えば、女は何度でも昇天出来るといったところであろうか。男には羨ましいコストパフォーマンスである。 「イくぅ、イッてるぅ!」 蕩けた瞳で少年を探して、彼女はペタペタと相手の腕や腋に触った。 理生は女を支配する悦びに震えながら、グッと耳元へ近づいて言った。 「ねえ、顔に出していい?」 「え……?」 よく分からないといった様子のひとみ。重ねて理生は言った。 「顔に……お顔に、出し……精子、かけてもいい?」 彼は如実に教材の影響を受けていた。 「ええ……?」 ひとみは戸惑った。彼女は家に居ても、きちんと化粧を絶やさない女性だ。化粧自体得意で、その美貌もこれによって倍化されている面は否めない。理生と逢う時はなおさら気を遣って念入りにやってきた。 だから、それを台無しにするというのは、些か不本意である。これも若さ故の好奇心だろうか。そういえば、遠い昔に夫からされたこともある。あの時は自分も若かったが…… 彼女は迷ったが、切なく懇願してくる少年の希望を、冷徹に退けることは出来なかった。現に今愛されている彼の顔を見ていると、何でも許してやりたくなる。 「……いいわよ」 一度位は、という気持ちで、彼女は受け入れた。 「顔に……いいの?」 ウンと頷いてみせる。理生は喜んで男根を抜くと、手早くゴムを外して、ひとみの顔の上へ寄っていった。 ひとみはギュッと目を閉じる。近くに熱気を感じる。ちょっとした緊張感があった。 「ンッ!」 白濁汁が迸る。狙った以上に正確で、それはピューッと顔の上に筋を作った。先頭は額左寄りの生え際に落ち、そこから斜めに顔面を横断して落ちた。そこから何本も何本も、次第に距離を短くしながら、ある線は眉間から唇へ、またある線は右目蓋から頬の下部へ、ほかにも両唇を跨いだり、こめかみに沈んだりしていった。最後の方は鼻回りに掛かり、さらに搾られると、一滴がボタッと鼻の頭に落ちて終わった。 理生にとって、それはお漏らしのような解放感だった。出してはいけない所で出してしまう感覚。それに似ていた。女の人の顔に精液を排泄することは、物を知らない彼でも、背徳的な気がしたのである。 「終わった……の?」 目を開けられないから、ひとみには状況が分からない。喋ると、唇を伝って粘液が流れ込んできた。それはあぶくとなって、会話を妨げる。鼻の穴にも入ってきて、呼吸がしづらい。汁は元の場所にとどまっていないで、次々と耳の方や首の方、髪の中まで流れ落ちてくる。総じて、顔中が熱い。 口内に射精された時を思い出す。あの時も、何しろ沢山出たイメージだ。あれと同様か、あるいはそれ以上の量がぶっかけられたことになろう。言いようのない落ち着かなさがあって、彼女は早く拭き取りたかったが、理生はまだ見ているようで動かない。 小鼻の左右や目蓋の窪みに、白濁した水たまりが出来ている。見慣れた顔が一面汁だらけに汚れている。理生はじっくりと観察した。何度も間近に見て、その度に見とれることも多かったが、今はゾクゾクする程、芸術的な造形美に感じる。加えて、やっと彼女を我が物に出来たような感動もある。 「ねえ、もういい? ティッシュ取ってくれる?」 女の声がその感慨を破ったが、彼は答える代わりにペニスをその口へ持っていった。 「ン、あ、ちょっと……」 頼みと噛み合っていなかったが、ひとみはすぐ意図を察し、差し出されたものを素直に口へ収める。射精後にフェラチオしてやるのは、大抵いつもやっていることだ。唇周りのザーメンも一緒に流れ込み、口の中で肉竿にまぶさる。いつものように、まだ硬さを保ったままだ。 やっと終わったと思ったら、理生はガバッと覆いかぶさってきた。股の間に戻っている。 「ねえ、もう一回」 「え? え?」 ひとみが戸惑うのをよそに、言うが早いか彼は再び挿入を開始していた。 「もう一回って、ちょっと……ン、ね、ねえ、ちょっと……」 乳房を鷲掴みにしながら、ゴリゴリと男根を摩擦する。 「顔射……顔はもう、ダメだからね」 聞こえているのかいないのか、理生はひたすら腰を振る。数分後、また絶頂の波にたゆたっている頃、結局ひとみはまた、したたかに顔面シャワーを浴びせられるのだった。 テーマ:エロ体験談・告白・官能小説 - ジャンル:アダルト |
九歳 三年生になってクラス替えを経験すると、理生はにわかに友達が増えた。放課後に友人の家へ遊びに行ったり、逆に自宅へ招くようになった。 昨年からは地域の剣道クラブにも所属し、週一回体育館に通っている。これは親戚の何某がやっているのを見て、自分もとなったからである。 こうしてようやく日常生活を充実させ始めた彼であったが、同時に隣人との密かな関係は続けていた。それは彼にとってオアシスであり、何もかもさらけ出せる大切な場所だった。 「アアン、ダメェ」 夕暮れになると、その家では女の悶え声が寝室に響く。独り身であるはずの家主が、何者かに股を開いているのだ。 理生はすっかり能動的な腰使いを会得していた。ひとみの腰に手を添え、自ら肉茎を抜き差し出来る。およそ小学生の動きではなかった。 「イイッ! 上手よ」 指導の甲斐があるというものだ。褒めて伸ばすタイプの彼女の気遣いも手伝って、彼は性のテクニックをメキメキと上達させていた。若い脳みそは吸収も早い。 よく使う器官は優先して発達するようで、陰茎は加速度的に大きくなっていった。それでなくても成長期。殊に余所の子の成長は早い。近頃では、陰嚢とセットの丸呑み口淫も難しくなってきた。 背も伸びて、クラスでは常に後ろから数えた方が早く、以前は通り抜けられた生垣の抜け穴も、今では通るのが困難である。それで最近は、上から乗り超えてやって来るようになった。玄関から来ないのは、周囲の目を気にしたひとみの助言による。 とはいえ、ひとみの背丈にはまだまだ及ばない。同世代では割合高身長な彼女は、ヒールを履くと優に百七十センチを超える。 今しも、そのスラリと長い手足に絡み取られて、男児はもがくように欲棒をひたすら打ち付けていた。その激しさは、乳房の躍動にも如実に表れていた。 「イく!」 自ら宣言して昇天する。すっかり慣れていた。ビリビリする衝撃が脳天を突き抜ける中、最後までしつこくピストンする。 そうしてしばし落ち着くまで待つと、ぐったりと胸に倒れ込んで、相手を隙間なく抱きしめた。そのまま二人で余韻に浸る。 これは、ひとみの所望だった。以前彼は、自分が終わってすぐに感想めいた言葉を口に出したことがある。これが彼女には不評だった。その内容はともかく、男が絶頂した後は、ただ静かに抱きしめてほしかったのである。そこに言葉は蛇足だ。男の満足をその身に受け止め、恍惚とまどろむ時間こそ、女にとっては至福なのである。 ようやく解き放つと、ひとみはうっとりしながら、頑張った彼に口淫奉仕した。何度も交尾する内に、いつの間にか陰茎の包皮は剥けていた。痛みすら感じぬ内に、女の肉の中でいつの間にか。 「ウフフ、硬いなあ」 わざと淫らに言って、ひとみは目を細める。こういう明け透けな発言を、昔からよくやる。セックス中でなくても、猥褻な冗談には耐性がある方だ。 「エヘヘ」 理生は照れ笑いを浮かべながら、玉の方の奉仕をせがんだ。言われなくてもやるつもりで、ひとみは首を傾け、ハムハムと袋の皮をはんだ。まだ毛は一本も生えていない。それでいて亀頭を剥き出しにしているのだからマセたことだ。 玉袋を二つとも一気に吸引すると、そのまま伸び上がり、彼女は手で竿を無理矢理折り曲げるように向かせ、もはやお約束となっている、竿玉両呑みに挑んだ。 「ファアァ……」 切なげに呻いて、男児は目をパチクリとさせる。何年か前より窮屈で、引っ張られる時に軽い痛みさえある。だが、己の全てを女の口の中に納める充足感は何物にも代え難い。この歳で、それも一人しか女を知らない癖に、偉く達観したものだ。 顎が外れるのではないかと心配になる位思い切り口を開け、奥まで一杯にチンポとキンタマを頬張ってくれる。その所為で日頃の美人が台無しとなり、すっかり不細工に相好を歪めさせられた熟女を見ていると、彼は愛しさにたまらなくなって、その髪をよしよしと撫でまわした。歳の差を鑑みれば、まるで立場が逆である。しかし、彼女も満更ではない。 「これ、いつまで出来るかしら」 相手が小児でなければ思いつきもしなかった行為。夫にもしたことがなかった、彼だけの為に編み出した技術。成長すれば、いつかは当然出来なくなる。 いや、それ以前に、こんな関係をいつまで続けられるだろうか。終わりは、きっと、いつか来る。 そんな煩悶も、しかし何の不安もない彼氏によって一瞬で断ち切られた。 「ねえ」 彼の申し出で、いわゆるシックスナインの体勢となる。すなわち、二人は天地逆さまとなって、ひとみは仰向けに寝そべった理生の顔面に跨り、前方にそびえる彼の股間へと顔を沈めた。互いの性器をむさぼり合うのである。言うまでもなく、彼女が教えた体位だった。 子供は覚えも早い。おまけに好奇心旺盛である。教えたことはすぐに吸収し、自ら研究もする。好きなことなら尚更だった。今しも理生は、ひとみの急所を的確に責め立ててくる。もう一々確認することもない。彼女は小学生の彼にすっかり感じる部分を知り尽くされていた。 「アアン、ダメったら、理生君」 ペニスから口を離し、鼻に掛かった声で甘えるひとみ。男児はヴァギナに口を付けたまま、クイックイッと腰を浮かした。しゃぶってくれというのである。仕方なくフェラチオを再開するが、どうにも集中しきれない。 理生はクリトリスをしゃぶりつつ陰唇を広げると、穴の中へ遠慮なく指をねじ込んだ。この中の構造も経験で熟知している。まだまだ小さな彼の手だから、指といわず、手の甲、果ては手首まですっぽりと膣内へ収まってしまった。 「ハアアァ……ン!」 ひとみは露骨に喘いだ。未熟な陰茎よりも、こちらの塊の方が空洞をはっきりと満杯にする。彼女は寄る辺もなく身悶えた。精々小肉棒に掴まって耐えるのみだ。 理生は無慈悲にも、肉穴の中をゴリゴリとかき回す。手首を回転させ、時にスナップを利かせながら、したい放題に弄ぶ。次から次へと滴り出てくるラブジュースは、クリトリスごと吸引した。一体にこれが子供のやり方だろうか。英才教育を受けた者こそ恐ろしい。 穴の奥では指を展開し、闇雲に動かす。それぞれの指を折り、あるいは伸ばして、壁面のひだというひだをこすり続ける。これに腕の回転も加わるからたまったものではない。 「ヒイッ、ヒイイッ!」 ひとみは遂に泣き出して、懇願した。 「ダメェ、もう許してぇ、死んじゃうぅ」 理生は、しかしすぐには許さない。言葉とは裏腹に、彼女が悦んでいるのを分かっているからだ。末恐ろしくも、女のやり口に気付き始めている彼だ。もっとも、ひとみしか知らない男児のことだから、女のひとかけらも真に理解しているとは言えなかったが。 「イきそう?」 気の大きくなった男児は、生意気にも煽るように問う。 「うん、イきそう。おばちゃん、イッちゃう!」 その淫らな告白を聞くと、理生は満面の笑みでニコニコとしながら、グチャグチャになった肉穴を、とどめとばかり激しくほじくった。 「イヤン、イくぅ! イ、イ、イくぅっ!」 踏ん張っていた膝を硬直させたかと思うと、一瞬後にはすぐ崩して、ひとみは倒れ込んだ。その際目の前に立っていた肉棒に、したたか顔面を打ち付けたものだ。 「おばちゃん、大丈夫?」 体位を解いた理生は、仰向けに寝かせた彼女の顔に近寄って、優しく尋ねた。目の前にぶら下げられたイチモツを、お返しとばかりパクリとくわえながら、 「ひゃいひょうぷ」 と、ひとみは答える。それを見て理生は可笑しそうに笑いながら、 「ねえ、もっかい入れていい?」 とねだる。 「え……」 ひとみはちょっと躊躇した。が、次の言葉を聞いて、にわかにホッとする。 「チンポ」 「ああ……」 今の今でまた腕をねじ込まれたら、さすがに負担が大きいと感じていたのである。このフィストファックは、理生が期せずして独自に発明した、凶悪なテクニックであった。 彼は許しを得て、そそくさと腿の間に移動する。ひとみの影響で、このところ“チンチン”から“チンポ”に呼び方を改めていた。それを痴女穴にスッと挿し込む。 「ンウン……」 また余裕を戻して、あやすようにひとみが呻く。嵐のようなフィストファックに比べれば、ペニスは凪のような穏やかさに感じられた。 それにしても、彼は今日既に何度かイッているが、元気なことである。明日が休みだといっても頑張り過ぎではないか。あるいは、射精をしないと、何回もイけるものかしらと、ひとみは漠然と考えていた。 理生は肉茎をはめたまま自分の尻の裏へ手を回し、玉袋もまた膣内に押し込んだ。広がった肉穴は、難なく男性全部を丸ごと呑み込んでしまう。こうすると、ひとみが悦ぶのだ。 「アアン、ヤダァ、タマタマも入ってきたぁ」 案の定嬉しそうに、彼女は可愛い男児の頬を撫でて歓迎する。彼も、エヘヘと笑う。この技は、元々彼女から仕込まれたものだ。最初はあちらの手ずから始められたが、覚えた今はこちらで挿入するようにしている。 せっせと腰を振る理生。陰嚢が抜けないようにするのにも慣れてきた。少し動きづらいが快感の度合いは変わらない。むしろ全身が熱くて好ましい。 「上手、上手」 その気遣いを見抜いて、ひとみは微笑ましそうに相手の背をさする。このまま昇天してきたら、その手をぐるっと回して、背中をギュウギュウと抱きしめるつもりだ。肉欲的にはもう満足させてもらえたから、後は客人をもてなすことに注力する。 やがて、その時は来た。 「おばちゃん、イきそう。イく!」 「うん、おいで」 声変わり前の高い声が切なげに告げるのを聞いて、ひとみは優しく頷いた。 が、その時である。違和感はすぐに彼女をハッとさせた。心なしか、いつもより躍動する精嚢。ビクンビクンと不穏な跳ね方をする陰茎。そして何よりも、胎内に広がりゆく熱…… それはどんどんと急速に体の奥へ広がっていく。 ひとみはパッと理生と合体を解いた。例によって抱きしめるつもりだった彼は、突然のことにびっくりして固まる。 「あらっ!」 彼女は見た。そして、思わず口元を覆った。理生の亀頭に白い汁が付いている。自分の膣からも、同じく白濁した汁がはみ出ている。 「いつから?」 と訊こうとして、ひとみはやめた。相手も不審そうに驚いていたからである。その顔には疑問符が沢山浮かんで見えた。初めてだったことは明らかだった。 理生は、ひとみの膣で精通を迎えたのである。 「これ、何?」 男児はようやくその年頃に相応しい素朴さで、おどおどしながら尋ねる。セックスのことで、久しぶりに不安になった。初めて気をやった、あの日以来の衝撃だ。 「ああ……」 ひとみは言葉を探した。やはり、性交を繰り返し行うことで、著しく成長が早まったのだろう。もっとも、息子のいない彼女には、精通それ自体の知識が浅かった。だが年長者として何かしら言葉を掛けてやり、まずは安心させてやらねばならぬ。 それで口をついて出たのが、 「おめでとう」 の一言だった。咄嗟のことで、この場合に正しいのかどうか分からない。だが言葉に出してみて、ひとみは返ってそれに心を引っ張られ、本当に嬉しくなってきた。 「おめでとう! リオ君」 改めて、自信を持って言う。当人は呆気に取られており、まだ意味が分かっていない。ひとみは出来るだけ自分を落ち着かせて、諭すように話した。 「これ、精子よ」 「セイシ?」 「そう。精子。大人になった証」 理生は恐る恐る白濁液を摘まんでみる。ネバネバとしていて、何で出来ているのか全く想像つかない。 「大人の男の人しか出ないのよ。リオ君、おめでとう」 彼女もうっかりしており、これがどういう役割を担うのかの説明をすっ飛ばしていた。やはり唐突な事件で、舞い上がっていたのである。 とはいえ理生も理生で、今は驚きの方が勝っていたから、詳しいことは追々また教えてもらうこととして、この時はそれで無理矢理に納得した。 二人して浴室へ移動しシャワーを浴びる。 彼を洗いながら、ひとみは考えていた。理生も成長し、射精出来る体になった。片や自分は来年五十の節目を迎える。 「そろそろ潮時かな」 寂し気に彼女は俯いた。 テーマ:エロ体験談・告白・官能小説 - ジャンル:アダルト |
七歳 小学校に進学した理生は、無邪気で活発というより温和で大人しい子という雰囲気に成長した。新しい環境の影響と、元からの性質もある。クラスでは目立たない方で、他方知識の吸収が早く、相対的に頭の良いイメージが付いていった。四月生まれで、学年でも年長な点が、多少有利に働いた面はある。そして、同級生にはない経験も。 ひとみの家には相変わらず訪れていた。世間では口数が少なく見られていた彼だが、ここではまだ元のあどけなさが健在であり、たとえ家族の前でも表さない幼さを、有りのままに発揮してみせる。それ程家主に心を許していたわけだ。 「新しいお友達は出来た?」 「ウーン……」 たまにそんな質問を投げかけてみても、理生は言葉を濁すばかり。彼の内気な性格は、ひとみもとうに察していた。彼女は外向的で友人も多くいたから、そういう悩みには疎かったが、一方で男故の孤独さには惹かれる部分もあった。 ともあれ、理生はここへ人生相談に来ているわけではない。いわゆる鍵っ子で学校から帰ると一人で夜まで過ごさなければならず、且つ親の放任気味な主義もあったから、ひとみが半ば保護者的な役割も担っていたが、それにとどまるものではない。 彼のひとみへの懐きようは尋常でなかった。それはそうであろう、何せ既にただならぬ男と女の関係になっていたのだから。 二年前の春以来、二人は何度も混浴を重ねた。そしてその度に、理生はおばちゃんの股で快楽を得た。彼はもう性の快感を自覚している。自ら求めてもいる。今では逢瀬の場がベッドの上にまで発展していた。 「おばちゃん」 子犬みたいに鼻を鳴らさんばかりの甘ったるい声で寄り掛かりながら、理生は欲棒を陰裂に挿す。股の間でこするのではなく、穴の中に入れることを彼は既に知っていた。風呂で何度も交わる内には、さすがに真実を視認したのである。 「入ってる!」 初めての時は、見てもどういう状況かはピンとこなかった。オチンチンはどこに入っているのか。入っていいものなのか。疑問だらけだ。ましてや、これが子供を作る方法だとは夢にも思わない。それはもっと不思議な奇跡で、いつの間にか母の胎内に宿っているものだと、彼は何となく信じていた。 理解力には限界がある。それでも、例えば子供の見る特撮番組で、最近の話は昔と比べて複雑過ぎるなどと批判する向きが久しくあるが、彼らが子供の頃に見ていたものを大人になって見直した時、果たして内容の全てを当時から理解出来ていたかというとそうでもなく、結局子供はいつの時代も自分の分かる範囲を自然と絞って、その中から勝手に楽しみを見つけていることに気が付く。 この場合の理生がまさにそれで、おばちゃんの凹んでいる所にオチンチンを入れると気持ちいいという、この事実を覚えたことだけがとりあえず重要なのだった。精々、女の人はオチンチンが無い代わりにそこが凹んでいて、そこへちょうどオチンチンが入る、位に認識出来きたのは、この年頃で上々と言えよう。 とにかく欲望に素直な男児は、日を置かずに訪ねては快楽穴にペニスを突っ込みズボズボとやる、それを繰り返すばかりだった。 片や、ひとみはというと、もちろん分別のある大人であるから、ひと度社会に出れば常識人を装うのであるが、この家という閉鎖空間で一対一になると、理生への愛着も相まってつい体面を等閑にし、劣情のまま状況に甘んじてしまう。そうして夏を生き、秋を過ぎ、冬を越して、一年が経ち、と日々をただ重ねていったのだ。元来楽観的な性格もある。 彼女にとって理生は不思議な存在だった。年齢差が大きいだけに恋愛対象なわけはないし、いまだに子供に欲情する趣味もない。色気はあるが誰彼構わず発情する女ではないのだ。それがどうした訳か特別な関係へと進んだ。単に勃起を見せられただけで、ここまで深みにはまりはしない。その後のこちらのいたずら心から、あちらのそれの受け入れ方、互いの性格、距離、時期、あらゆる展開が見事にしっくりきたのである。 「ねえ、もっといいことしてあげようか」 ニヤニヤと悪だくみする目で、ひとみはさらなる淫靡な世界へといざなう。ベッドに横たえた理生の下半身から、舌なめずりして上目遣いする。屹立した怒張が、潤んだ瞳に映った。 「お、おばちゃん」 その行為を初めて目の当たりにした時、理生は驚愕した。オチンチンがおばちゃんに食べられたのだ。 「汚いよ」 第一に懸念した。想像だにしない遊戯だった。 「大丈夫。男の子のオチンチンはキレイなのよ」 そう説明されても実感がない。オチンチンはあくまでもオシッコを出す所だ。セックス経験者ながら自覚が無い、そこはそんな絶妙な立場だからこそ抱けた感想である。 「女の人は、オチンポ舐めたいの。舐めるのが仕事なのよ」 フフンと鼻で笑って、ひとみは半分冗談、半分本気で言った。無知な者に独善的知識を授けるのは大いに面白い。理生はまだ半信半疑ながらも、とりあえず納得することにした。 「気持ちよくない?」 意地悪い質問も正直に受け止める。ペニスの上を舌に這いずり回られて、気持ちよくないわけがない。 「嫌かしら?」 理生はブンブンと首を振った。その反応を予め確信していたくせに、ひとみはあえて謙虚に出る。 「ちょっとだけ、させてね」 その面長な輪郭をさらに長くし、鼻の下を伸ばして、ズズズッと小さな雄しべを吸い上げる。垂れ目がちな目の形は普段から親し気な印象を与えているが、細めたそれはこの時もいと楽しそうに見せる演出に一役買っていた。軽口の多い気さくな日頃とも相まって、まるっきり遊んでいるように見える。 理生は、股間にある大きな顔をそわそわしながら見守った。平均より余程小顔な彼女であるが、大人と子供では比較にならない。女の人の仕事だというのなら、ママもこんなことをするのだろうか。ふと思ったが、あの険しい顔が股間にうずまる姿をどうしても想像出来なかった。 左目尻の泣きぼくろは、ひとみの昔からのチャームポイントである。理生は好奇心でそこを押したこともあるが、それが今は上がり下がりしているのをじっとりと見つめた。動きにつれ、ジュッ、ジュッと粘ついた唾液の音が鳴る。 「ハァ……」 時折口から吐きだして、うっとりと肉棒を見つめるひとみ。それを頬に摺り寄せ、愛し気にため息をつく。また下部に潜って、玉袋の皺を舌先でねぶる。あるいは舌の腹で睾丸の形をベロベロと捕捉する。 「すごい」 これは両者が同時に抱いた感想であった。片や行為の意外さとめくるめく快感に、片や健気な雄々しさとこちらを悦ばせる食感に。二人して恍惚となりながら、口唇遊戯に興じた。 ひとみはフェラチオが好きである。男を喜ばせたい思いやりもあるが、それよりも自身愉しみでやっている。おしゃべりらしく大きな口は、男根を頬張る時にこそ使いたいものだ。その威力を遺憾なく発揮し、例によって竿と袋の丸呑みを実行する。 「あ……あ……!」 理生は細い首をコクコク動かして、たちまち腰を跳ね上げた。その膝をひとみがやんわりと抑えつける。 「ああん、もっとしてあげたいのに」 そんな風に思っても始まらない。理生は果てていた。ひとみは得意満面で彼の顔を窺いつつ、名残惜しそうに、しばらくはじっとして口の中の肉塊を吐き出さなかった。 「イッちゃったのね」 ツヤツヤに濡れた唇で、ひとみは微笑む。コチョコチョと陰嚢をこそばしても、彼はうっとりと呆けていた。理生はこの時点で既に、イくという現象を知らされていた。だからもういつかのように怖がったりはしない。 とにかく、ひとみからもたらされる知識と経験は多かった。偏ったジャンルのものが、ほとんどまっさらな素地へ雑多に積み上がっていく。 「ここは何ていう名前?」 ヴァギナを指さして、理生は問うた。男の子がオチンチンであるなら、女の子はどう呼べばいいのか。素朴な疑問だった。 ひとみは、自分に卑猥な単語を言わせたいのかと勘繰ったが、これは大人びた発想である。いずれにせよ、答えてやるしか選択はなかった。 「オマンコ」 「オマ……?」 「オ・マ・ン・コ」 口の動きを見せつつ復唱させる。まさに言語学習である。案外これ程正式に俗語を伝授される例も世の中少ないのではないか。 「マンコに“お”を付けて、オマンコよ」 彼女にはちょっとしたこだわりがあって、“お”という接頭語を付けるのは相手の物と決めている。従って、自分のを指すときは単に“マンコ”という。逆に相手のを呼ぶときは“オチンポ”である。“チンポ”という呼び方は夫から仕込まれたものだ。今は子供の目線に合わせて“オチンチン”と言うことが多いが、本性が出ると“オチンポ”呼びが出てしまうこともあった。 「関西ではなんて言うんだっけ」 相手の方言に合わせて教えてやった方が良いのだろうかと、彼女は余計なことまで思案したが、“オメコ”という呼び名をこの時は思い出せなかった。 「でも、普段人前で言っちゃダメよ」 物静かな彼のことだからさほど心配はなかったが、念を押しておくに越したことはない。 「分かった」 物分かりの良い男児は素直に聞き入れる。さすがの彼も何となく憚るべき事柄をわきまえていた。ひとみとの逢瀬の中で、この快楽に伴う淫靡な影を薄々悟る内、それは以前から彼女との特別な関係について、二人だけの秘密にしておかなければいけないと教えられてから備えた処世である。 理生は興味津々で股の間を覗き込み、遠慮なく次々と疑問を質す。ひとみは脚をМの字に開いたまま股間をさらけ出し、一々解説してやった。といっても、細かいことを説明するのは面倒だし、何より恥ずかしかったので、曖昧に濁す部分も多かった。 「ここが、クリちゃん」 「クリちゃん?」 「女の人の、オチンチン」 「え? 女の人にもオチンチンがあるの?」 「ウーン……」 人体進化の歴史めいた話を聞いたことがあるが、そんなあやふやな知識をひけらかして、この子に伝わるとは思えない。余計なことを付け加えると面倒なことになる。これは子供と対する時にままあることだ。 教えながら、ひとみはいつしか顔を真っ赤にしていた。自分の発言がひどく馬鹿々々しいものに思えてくる。おまけに一々聞き返される度、それが助長されるようだった。 そんなこととは露知らず、理生は無邪気に教えを請う。女の股間は謎だらけ。この際よく調べたいわけである。次から次へと疑問が湧いてくる中、特に思いついて彼は訊いた。 「ねえ、男の人はここを舐めるの?」 「え……」 女がオチンチンを舐めるならばと、自然に湧き出した仮説である。ひとみはどう答えていいか一瞬戸惑った。舐めてほしい本心が後ろめたい。自分から言い出すことは恥ずかしいし、それに、この子にそれを強いるのは申し訳ない気がした。 「ねえ、舐めちゃいけないの?」 「えっと……ねえ……」 逡巡する間にもジワジワと蜜の溢れるのが分かる。 「舐めて……みる?」 「いいの?」 言うが早いか、理生は唇を陰唇へ近づけていった。フーッと息が吹きかかり、薄い陰毛がそよぐ。 ひとみはコクリと頷いた。 「舐めて……」 そのまま後ろに倒れる。舐められるところを見るのも恥ずかしかった。 「ここ? ここ?」 理生は一々尋ねてくる。それが非常にもどかしい。される方とする方では勝手が違うし、何分にも初めてだから正解を知らない。それで彼が指示を仰ぐのは当然であったが、気持ちは分かっていても訊かないでほしかった。試したことはないが、物言わぬ犬ならば本能だけでペロペロとやるのだろうから、今はその方がいいと彼女は思った。 大人が曖昧に濁すので、理生は結局実践で学ぶしかなくなった。とりあえず、女のオチンチンと教えられたクリトリスを中心にしゃぶってみる。それは自分の陰茎と似ても似つかぬ形に見えたが確かに突起はしているので、ひとみがしてくれたように、それをペロペロと舌で弾いたり、唇の間に挟んでくわえるような格好を試みた。 「ハッ、アァ……」 ひとみは顔を赤らめて見悶える。久しぶりのクンニリングスを、まさか小学生にされるとは思わなかった。それでも体は正直で、恥も外聞もなく愛液を分泌する。 理生は夢中になって舐めしゃぶる内、知らず知らず陰核の包皮を剥いていた。 「アアッ!」 直接の刺激を受け、ひとみは思わず声を上げる。その反応に驚きつつ、彼は生まれて初めて女に問うた。 「気持ちいい?」 それはひとみの受け売りであったが、期せずして彼女にやり返す結果となったわけだ。 うんうんと頷くひとみ。目を手の平で覆っている。やり場のない恥ずかしさである。 理生は勢いに乗って夢中で口唇愛撫を続けた。そういえば彼女が玉袋も舐めてくれたことを思い出し、陰核から下の方へ下りていく。こちらの方こそどう扱っていいのか分からない。それでも相手の反応を見つつ、大陰唇のひだから順番に舌を這わせていった。 「イヤァ……」 狂いそうになりながら、ひとみが囁く。それは羞恥から出た声だったが、理生は嫌がっているのかと勘違いして、大陰唇から一旦口を離した。実のところ、間違ったことをして怒られるのを恐れている彼である。代わりに、より内側の方へ向き、小陰唇の粘膜へと唇を滑らせた。 返って感度の高い部分を責められ、ひとみの興奮は一挙に高まった。小さな顔が鼻まで女陰に埋めて奉仕してくれている。 「気持ちいい?」 「き、気持ちいい」 今度は言葉に出して答える。彼女は刹那的に我を忘れて、その頭を掴み自らの股間へ押し付けた。 「フゴッ!」 ヴァギナの粘膜で鼻も口も塞がれ、息が出来なくなって、理生は横向きに逃げる。すると、彼女の濡れた土手が頬に温かかった。そこでまた、ひとみがペニスに頬ずりしていた光景を思い出す。男児は今や顔中愛液まみれでベトベトになりながら、淫乱穴の入り口でズリズリと顔面をこすった。抜けた縮れ毛がその幼い肌に貼り付く。 そうだ、竿も玉も丸呑みにするのだった。ほかに手本を知らないものだから、それが当たり前だと信じて、理生はクリトリスと陰唇を一口にカバーすることに挑戦しだした。しかし、それは困難というものだ。小さな口を目一杯に広げ、上唇を突起に引っ掛けると、辛うじて小陰唇の上部まで覆う。もがいている内に、舌は膣口をコチョコチョとほじった。 「イッ……アア……イく……!」 ひとみはとうとう降参して、小学生のクンニに屈服した。小さな頭を抑えつけたまま、さながらマスターベーションを愉しむが如き格好で、奔放に絶頂する。 理生はキョトンとした顔でアクメした彼女を見ていた。まだ女もイくことを知らない彼であった。 テーマ:エロ体験談・告白・官能小説 - ジャンル:アダルト |