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なお、掲載している小説はすべて虚構であり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。



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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

大輪動会-プログラム#16-


 *

 四人は揃って言葉を失っていた。前原を糾弾している最中、あまりに外が喧しいので窓へ集まったものだ。するとどうだ、女が一人、裸で担ぎ上げられて、運動場を行ったり来たりしているではないか。それも、ちょうど今まで話題にしていた女がだ。

 彼女を戴いた馬とそれを追う馬、会場は騒然となり、途中から動いているのは二騎だけになった。間もなく競技は中断され、有紀らはグラウンドの端から退場させられていった。

 それが視界から消えるのを見送った後、島田はブラインドに引っ掛けていた指を外し、おもむろに振り返って口を開いた。

「あれも、アンタの指図ですか」

 彼は、いかにもうろんな者を見る目で睨んだが、内心は今見た光景のあまりの突拍子の無さに肝を冷やしていた。そして、あの無鉄砲な悪だくみは、大方高橋の思い付きだろうとあたりを付けつつ、勝手な振る舞いに苛立ちを覚えていた。

 他の同士も同様だ。とりわけ、ことが大きくなり過ぎて、犯され女の身体の現状が露見してしまうことを恐れた。憎たらしい彼女がどんな災厄に見舞われようとやぶさかではないものの、我が身に危急が及ぶのはご免である。

「(幕引きを急がねばならぬ)」

島田は策士らしく念じると、前原の顔を一層鋭く見つめた。

「指図……?」

前原は呆気にとられて相手の目を見返した。ちょっと何を言っているのか分からなかった。

「指図? わたしが?」

脇の二人にもその意図を質そうと視線を移したが、彼らにはただ猜疑の目で突っぱねられるだけだった。動揺して島田に視線を戻す。

「わ、訳が分からない。わたしが、わたしが指図? 一体なんのことです」

なんとも突飛な推理である。素人が書く探偵小説でもこんな荒い筋書はないだろう。他所から来た男が、しかもたった一人で、一体何を企めるというのか。

「何を言って――」

「証拠があるんですよ」

前原が言いかけるのを遮って、比嘉が核心に迫る。

「証拠?」

「そう――」

比嘉の言葉を引き継いで、島田がジャージのポケットからスマートホンを取り出した。それは、慶介から預かったものだった。

「ここに……」

彼はそう言って操作をし始めたが、生憎慣れないもので上手くいかない。そこで、脇から鈴木が手を貸す。すると、途端にそこから大きな声がし始めた。

「『ア、アッ、アア……』」

明らかに性を享楽する女の鳴き声である。島田が向けた画面には、教室内で性交に励む男女の姿があった。すなわち、今朝の有紀と前原の情事である。

「あっ!」

前原が驚いて、とっさに手を伸ばす。それをかわして、島田が訊いた。

「これ、あなたでしょう」

「驚きましたよ」

鈴木も大仰に口を挟む。

 前原は思い出していた。あの後、不良が三人入ってきた時のことを。そうだ、そういえば撮られていたと。それが回り回って、今目の前にあるのだ。

「(流出させたのか)」

その拡散具合の速さに愕然となりながら、しかし、彼は考えた。

「し、しかし――」

“証拠”と言われたが、それは有紀との不倫現場のことであって、その後の事件に連なるものとは断定できないはずだ。

「た、確かに関係があったことは認めますが――」

「学校で? 教室で? あんなことを?」

比嘉が強く批難する。

「え、ええ、すみません。そんな所でシてしまったことは反省しています。ですが――」

「ですが?」

すかさず比嘉が詰め寄る。まるで自分の非道は忘れたかのような口ぶりだ。もっとも、真相を知らない前原は、ただたじたじとなるばかり。

「で、ですが! 本当に悪いと思っていますが、それとこれとは――」

「“これ”?」

今度は鈴木が追及する。

「こ、これ、その……あの、さっきの……」

前原は比嘉を見る。一緒に目の当たりにした“あの件”だと言いたいのだ。が、比嘉には通じない。

「だから、あの……集団で……“ああいう”ことですよ!」

前原はもうしどろもどろになりながら、それでも最後の力を振り絞って弁明した。

「あれとは一切関係ないんです! わたしはただ、彼女と浮気をしただけなんです!」

「ただ浮気をって」

鈴木が呆れ顔でつぶやく。

「そうだ!」

唐突に前原が思いついて叫んだ。

「あの三人! あの不良の三人ですよ!」

彼は島田の両腕に抱きついた。とっさに比嘉がそれから庇おうとするのを、島田が止めて尋ねる。

「三人?」

「そう、三人! その動画を撮った奴ら! そいつらがひどいことをしたんです、わたしの後で」

「“ひどいこと”? ……それを、あなた見ていたんですか」

「み、見ました」

「止めずにですか」

鈴木も横から訝しむ。すると、前原は今度はそちらにすがり付いて言った。

「止めました。止めたんです。でも殴られて」

「助けを呼びに行くとか」

比嘉も怪しむ。前原はもう鈴木にしがみついたままで言い返した。

「気を失っていたんです」

「気を失って、ねえ……」

比嘉の目は冷静であった。実は前原、気絶していたわけではなく、その振りをしていただけだったので、後ろめたさに一瞬ゾッとする。

「でも見ていたんでしょう?」

馬鹿にしたように鈴木が問う。何もかも見通したような口ぶりに、自分がとんだ狂言を演じさせられているような気持ちになる前原。

「信じて下さいよ!」

そう叫びながら、少しずつ考えを巡らせた。追い詰められて、返って落ち着いてきた感じだ。

「(どうもピエロだな、完全に)」

日頃から人情の機微に触れる仕事ではある。その中で揉まれ、駆け引きをしてきたのだ。どんな局面も切り抜ける自信はある。

「(この田舎者ども、なんでオレだと決めつけてるんだ)」

頭の悪い素人どもと見下している相手に言い掛かりをつけられ、まるで論破されたかのように馬鹿にされ、彼はイライラの極地であった。

 それに構いなく、島田があっさりと言ってのける。

「ま、これ以上わたし達から言うことはない。後は警察で話して下さい」

「警察?」

「はい。今日もちょうど来られていますから」

 *

「おおっ! いいね、こりゃ。母ちゃんとは全然違う」

服部は鼻息荒く、有紀の蜜穴で肉茎をしごいた。先程の騎馬戦で小林らと組んでいた彼。小林とは普段から心安い仲である。それで付いてきたらこういうことになった。

「いやあ、この乳! この爆乳だよ」

それは今朝来散々目で追ってきた脂肪球。妻に白い目で見られさえしてもなお劣情とは抑えがたいもの。今しも自身の欲棒を出し入れする度にタップンタップンと暴れ回る様を目の当たりにすれば、さながら徒競走時の体操服の中身を露わにしたような、まるで夢のような景色にウキウキとなる。彼の妻ではこうはいかないのだ。

「スゲーデカパイ。あんな揺れるかフツー」

横抱きに腰を打ちつけられる有紀を見下して、濡れた勃起を脈動させながら藪塚が言った。ついさっきまで自分がヤッていた。例の秘密の閨房、体育館の中に連れ込んですぐさま、辛抱堪らずねじ込んだものだ。そしてたっぷりと一発注いだ。それでもまだ興奮冷めやらぬ彼の勃起は、隆々と起って次回を期している。

「こういう淫乱は――」

腕組みして傍に立っている鎌先が言う。

「男の共有にしないわけにいかないね。こんなスケベな体ぶら下げて、ただの奥さんぶってるのがおかしい」

 すると、それを聞いた森岳がウンウンと頷く。彼は今、有紀の口に肉棒を頬張らせ、その髪の毛をグシャグシャにしながら無理矢理頭を前後させている。白く泡立つ彼女の唇から漏れているのは、先発した羽根沢の子種汁だ。

 上の口にも下の口にも休みなくペニス、ペニス。騎馬戦から引き上げるや即座に乱交セックス再開。もはや男と男の間に挟まれるのが定位置の共有女は、口も膣もズブズブに潤ませて、飽くなき欲求を受け止めている。潤んでいるのはその目も同じ。但し、悲しみの為ではなく、単純な苦しみの反動だ。

「ウゴッ、カハッ!」

森岳の射精が喉に粘ついて、有紀はむせ返った。

「ほら、歯立てんじゃないよ」

ペシペシと軽く頬をはたく口内種付け男。彼の手の平を苦悶の涙が濡らす。運動場このかた、頬を伝う筋は乾く暇がない。そこをペッコリへこませて、言われるがままネバネバ汁を吸い取る女。その口は女陰に等しく男根を包み込む型へすっかりしつらえられていた。

 森岳を吐き出してもぽっかり開いたままの口淫膣。アーンして、次の肉棒を受け入れる。次は沼尻だ。友人が終わると、当たり前にその跡地を使いだす。

「美人の口マンコはいいなあ。どうしてこう、顔かたちで気持ち良さが違うかねえ」

そんな感想を述べながら、彼は他人妻でイラマチオを愉しんだ。彼からしてみれば、有紀は年増の派手な美人妻という印象でしかない。羽根沢や森岳もそうだ。あまり詳しくは素性を知らないし、まして恨みなどなかった。ただ集団で辱められている淫乱女と出会ったというに過ぎない。

「思い出しますねえ、この奥さん見てると」

藪塚が依然活発な剛直をしごきながら言った。それは彼を含む新入り七名に共通の体験のことを指していた。

「ああ、そういえば、前にもマワしたことあるんすよね」

先程ちらりと話したことを勘良く思い出して、慶介が話を振った。

「そうそう、あれもいい乳マンコだったなあ」

藪塚は些か優越感に浸りながら、後輩達に語リ出す。

「デカかったんすか、その女も」

横から浩樹も話に加わる。

「おう、相当デカパイだったな」

「このおばさんと比べたら?」

「う~ん、甲乙つけがたいな。この奥さんも相当デカいからな」

「え? このおばさん位あったんすか。爆乳っすね」

三人が話していると、鎌先もそこへ口を出す。

「だから、こんな恥ずかしい乳ブラブラさせてる女はな、結局ヤりたくてヤりたくて仕方がないんだって」

「ハハハ、そうかもね。この奥さんもこんなヘンタイボディーじゃ、一本のオチンチンじゃ満足できないんだろうね。毎日オチンチン欲しくて仕方ないんだろうね」

友人の解説を受け、そう言ったのは矢板だ。彼は言いながら、そっと服部の方へと近づき始めた。次の順番を狙っているのである。

「いやハハ、恥ずかしいんだけど、いいよね」

誰に言うともなしに言って、笑いを誘う。

「いいよいいよ、ヤりなよ、おじさんも」

慶介が調子よく囃し立てる。

 そのやり取りに急かされたというのでもないが、服部がちょうどフィニッシュを迎えた。

「オウ、金光さんの奥さん……オウ、そんなにオマンコしゃぶりついて……オ、オゥフ、あ~、す、吸い取られる」

彼の印象によれば、有紀の淫穴は吸着し、また収縮し、淫棒から注入される精液を、一滴余さず抜き去ろうとしているという。やがて、彼が当面満足して離れると、時間差を置いて鈴口から溢れ出た白濁汁の残りが床に垂れた。これと同じものが、有紀の腹にたっぷりと残してゆかれたのである。

「ではでは、恥ずかしながら」

順番待ちの矢板が、これまた当たり前に連続生殖に挑む。彼が抑えるまでもなく、回され女はまるで解剖台の上のカエルのように仰向けで股を開きっぱなし、また指で開くまでもなく、女陰は男根の跡をさらしてスッポリくり貫かれっぱなし。簡単にその淫汁の海へ硬直をズブリと沈め込んだ。

「おおっ、これこれ。久しぶりだなあ」

矢板は感嘆しながら、そろそろと腰を振り下ろし始める。彼の痩せた尻のえくぼが、動きに合わせて時に影を濃くした。

 高かった陽もようやく落ちかかっている。騎馬戦も終わり、大会はいよいよ大詰めだ。

「もう少し早く気付いていればなあ」

袋田がボソリと呟いた。

 一方、彼の部下は後輩達相手に例の経験談を本調子で語ろうとしていた。

「その人、うちの温泉のお客さんでさあ――」

 しかし、その会話は突然扉を開けて現れた人物によって中断させられた。一瞬緊張の走った現場であったが、それが“身内”と分かると高橋、花村をはじめ、見知った一同に安堵が広がる。

 それは鈴木であった。鈴木は暗がりの中で目を凝らしつつ、しばしキョロキョロとしていたが、やがて目当ての人物を探し当てたと見え、ズカズカとその人の方へ近寄っていった。もっとも、また知らない面々が増えていることにギョッとしはしたが。

「服部さん、ちょっとちょっと」

彼は小声で呼んで、服部を手招きした。小林の手はず通り彼がここに来ているであろうことは、先程窓から見えた人馬の状況からも確かだった。島田もそれを見越して策を練ったものだ。すなわち、鈴木は島田との話し合いで浮上した策に従い、服部の本業を必要として来たのであった。


〈つづく〉


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