おことわり
R18
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妄想の座敷牢羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

◆オムニバス
「母を犯されて」

◆短編作品
「育てる夫」  ▼「最後の願い」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

■一話完結
「ふんどし締めて」
「旧居出し納め・新居出し初め」  ▼「牛方と嫁っこ」  ▼「ガンカケ」
「祭りの声にまぎれて」  ▼「シーコイコイコイ!」  ▼「サルオナ」  ▼「母の独白」
「童貞卒業式」 ▼「お昼寝おばさん」  ▼「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

作品一覧

父の知人と3Pさせられていた母
ショートオムニバス・シリーズ 


『母を犯されて』 ケース12
母・聡美31歳


「うん、そのうち……」

僕は言葉を濁しながら、素っ気なく電話を切った。もう何年もこの調子でやり過ごしている。独立してから僕は一度も実家に帰っていない。たまには顔を見せろと母は言うが、どうもそんな気にはなれないでいた。

 そもそも僕は、両親と馬が合わない。二人とも血のつながった実の親ではあるのに変な話だろうが、どうしても苦手である。というのも、幼い頃に経験したある出来事が関係していた。夢のようにあやふやながら、確かに事実であろうある出来事が……

 父の知人に岩本という男があった。仕事仲間なのか学生時代の友人なのか来歴はよく知らない。ただ父とはある程度親しくもあり、僕も何回か顔を合わせていた。

 その夜は彼を家に招いて共に夕食をとった。この客人がどんな人柄や外見だったか、僕に対してどんな態度だったかなど、全くといっていいほど覚えていない。何しろまだ保 育 園 児だった自分であり、記憶が曖昧だ。彼に興味もなかったのだろう。

 ともあれ、食事が済むと、

「もう寝なさい」

と母に言われ、僕一人先に床に就いたのは確かだ。母は僕を寝かしつけるために、しばらく付き添ってくれていた気がする。

 それからどの位の時間が経ったのか、夜中にふと僕は目を覚ました。真夜中のように感じたが、今の感覚でいうとそれ程遅い時刻ではなかったのかもしれない。とにかく僕は布団を出て、ふらふらと夢遊病者のように部屋を出た。尿意を催したのではなく、寝室に母も父も見当たらなかったからである。

 リビングに出ると煌々と灯りが点いており、テーブルの上には皿やら空き缶やら、まるでさっきまで宴会をやっていたままの状態に残されていた。が、そこにも人影はない。となると、当時住んでいた3LDKのもうひと部屋ということになる。話し声や物音など、人の居る気配は確かにそちらからしていた。

 その時、なぜだろうか、僕は胸がワクワクするのを感じた。これは大人になった今忘れてしまった感覚。夜には何か得体の知れない楽しみがあって、大人達は子 供にそれを隠しているのだと。無論夫婦の営みもその中に含まれるのだからあながち間違いではないが、そういう明け透けなものではなくて、その頃はもっと神秘的で幻想的な世界が広がっているように感じていた。多分そういう昂りでもって、僕は大人の世界を覗いたのだ。

 だが、世界の深淵はあまりにも深過ぎた。部屋には予想通り父と母がいた。それに岩本も。裸だった。三人とも裸だった。後になればその意味も分かるが、分かりたくないことだったし、克明に描写したくもない。しかし、あれを夢でなかったと認めるならば、その上で乗り越えなければならないならば、やはり記録するべきだろう。

 部屋の奥にこちら向きの岩本がいた。ちょうどその股間に母の頭がある。母は彼の腿を掴む体勢で、斜めになって奥を向いており、こちらから見ると体の左側面が後方寄りから見える格好。彼女は膝を床についており、その背後から父がくっ付いている。有り体に言ってしまえば、母は岩本にフェラチオしながら、父にバックで挿入されていたのだ。そういう視覚情報が、バンッと一気に僕の目に飛び込んできた。

 もちろん僕には、その時何が起こっていたのか分からない。それでもしばらくは見ていたのだろう、続きの記憶も僅かにあるから。

 父も母も斜め奥を見ているから僕の存在にはまだ気付かない。だが、岩本とは目が合ったと思う。彼は、しかしリアクションすることなく、悠然としていた。母の髪をまるで犬でも撫でるようにグシャグシャに撫でまわして、息子である僕に見せつけるかのように自分のペニスをしゃぶらせていた。

 そう、まさに母は犬のようだった。四つん這い気味で岩本の下半身にじゃれつき、右手で竿を握ってそれをペロペロと舐める。思い出すだに気持ち悪いが、その時は無知だから返って観察できたのかもしれない。

「ンーンー、ンーンー……」

母から定期的に発せられる、声というより喉から鳴る音のような唸りがいまだに耳にこびりついている。いやこれは、あるいは後から付け足された印象だろうか。それとも真実の記憶だろうか。

 目の前では狂った大人達が次なる展開を見せる。間もなくして父と岩本が位置を入れ替えた。“狂った”というのはこの時の父ゆえの表現である。岩本の位置に彼が来たということは、当然僕が視界に入るという意味だ。現に奴は僕を認識した。しかし行為をやめなかった!

 夫である奴が知人に妻を抱かせるということ。つまり、夫が許可しているわけで、これは浮気でないことになる。公認で妻をシェアし、さらにあろうことか二人一緒に妻とセックスを愉しむという。イカレタ野郎である。では、妻の方はどうなのか。

 イカレチ○ポが抜けた直後、穴を見た。僕は母と風呂に入っていても、そういう所はまじまじと見てこなかった。だからそこがどういう風になっているかなど知る由もなかったし、そもそもあまり疑問にも感じなかったと思う。その日たまたま見せつけられたそこは、なんとも不可思議で、それが何なのかも全く分からなかった。またご丁寧にも岩本は自分が挿入する前に割れ目を広げて観察してみせたものだ。

 その時、母は確かに言ったと思う。

「やだ、恥ずかしい」

媚びたような、じゃれ合うような調子。女、だった、と思う。女もイカレ野郎とグルで、二人の男に挟まれて、いや二本のチ○ポを一度に相手にして、愉しんでいたんじゃないだろうか……

 女は夫でない男に後ろからハめられながら、やっぱり、

「ンーンー、ンーンー……」

と繰り返し鳴きながら、さっきまでハめていたチ○ポをしゃぶり出した。もし僕が泣き出さなかったら、こんなことを代わる代わるずっと続けていったことだろう。

 そう、僕は気づくとワンワン泣いていた。目まぐるしく与えられる情報量に、とうとう頭がパンクしたような感じ。あるいは本能的にこれ以上見てはいけないと察知したのかもしれない。とにかく僕が泣き出したことで、母が慌てて服を着て飛び出してきた。父は動かず、笑っていたような気がする。岩本は知らない。

「お し っ こ?」

そう決めつける母によって、僕は行きたくない便所に無理矢理連れていかれ、そこを出た足で再び布団へ戻らされた。今度も母は付き添ってくれ、散々泣いた僕もいつしか眠りに落ちていた――

 翌朝、目が覚めると岩本の姿はなく、父もなぜか居なかった。いつもよりかなり早くではあるが既に出勤したらしい。母はけろりとした表情で、まるで昨日何もなかったかのよう。そうだ、それ故に、僕自身の幼さとも相まって、夢か現か分からないといった結論に至ったのである。

 だが本当は、夢であってほしかったとの願望なのである。成長するにつれて当然知識も増えてくると、返ってまざまざと記憶のリアリティが増してくる。これには散々困らされた。僕はイカレ野郎とは違う。少なくとも両親の3Pで欲情する変態ではない。気持ちが悪い。

 考えたくないことだが、あの晩はあれで終わったのか。あの厚顔無恥共はあの後も続けたのではあるまいか。息子さえダシに使って、コソコソと興奮していたのではないか。あの日以前も、あの日以降もヤッていたのでは? ひょっとしたら別の野郎とも? 考えたくないことだが。考えたくないことだが!

 夢と言い切っていいほどに昔の、それも人生における些細な出来事であったが、それでもいまだに親と必要以上に距離をとりたがるのは、やっぱりあの件が関係しているからだろうと思わずにはいられないのである。


〈おわり〉





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[2022/06/03 22:00] | 「母を犯されて」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
こどもの日にこどもチ○ポでこどもをつくった母
ショートオムニバス・シリーズ 


『母を犯されて』 ケース11
母・琴乃47歳


 五月晴れの中に遠く鯉のぼりが泳ぎ、新緑の薫りが窓から流れ込んでくる。琴乃は厨房に立ち、嬉々として料理の仕度に勤しんでいた。彼女の営む食堂は本日休業日であるが、これから訪ねてくる息子のためにもてなす準備をしているのだ。久しぶりの再会、しかも婚約者を連れてくる特別な日である。

 と、そこへ、裏口から珍客がやってきた。

「あ、あら、順くん……」

琴乃の顔がこわばる。それは、十一歳になる少年の順一だった。仕入れ先の店の子である。

「おばさん、おはよう」

彼は勝手知ったる様子でズカズカと中に入ってくると、一目散に琴乃へすり寄った。

「あ、あのね、順くん、今日大事なお客さんが来るの。だから今日は……ダメ」

軽く身をかわしながら彼女は諭したが、少年は聞き分けが無い。なおも追いすがって股をこすり付けてくる。

「何時に来るの?」

「何時って、もうすぐよ」

「こんなに早い時間に?」

この辺り、勘が鋭い。確かに、息子達の到着までにはまだ二時間以上ある。それだけ母は張り切っていたというわけで。

 順一は腰に手を回してきた。密着すれば、ちょうど琴乃の肩甲骨辺りに彼の鼻先がくる。背比べの結果は歴然である。それはちょうど二人の年齢差と比例するかのように。

 我が子よりさらに干支一回りも年下の彼とおかしな関係になったのはつい先日のことだった。そもそもは彼の父親と男女の関係があった。琴乃は独身であるが、相手は既婚者である。その不倫の情事を息子である順一に知られてしまったのだ。

 幼い心はさぞかし悲憤慷慨のことと察したが、彼の反応は予想外だった。

「ぼくの方がおばさんのこと好きなのに!」

少年は情熱的に言い放ったものだ。彼にしてみれば、意中の人を寝取られたような感覚だったのである。家族への裏切りよりも、むしろそちらの方が重大事であった。

「な、何言ってるの……!?」

意表を突かれて、さしもの年長者も困惑した。だが少年に駆け引きの意図など微塵もなく、裏表のない純情はただただ迸るばかり。その上中々に強情で、毎度押し倒さんばかりに詰め寄ってきては一向に諦める風がない。琴乃は、父親の方との関係は間もなく解消したものの、順一の方はといえば、元々配達についてきたりして知っていたし、なんとなれば息子の小さい頃と重ね合わせて可愛がってもきたので、そう無下にはできなかった。

「パパとは出来て、どうしてぼくとは出来ないの?」

「だ、だって、あなた……」

「ぼくもう知ってるよ、セックスしてたんでしょ?」

「コ、コラ! そんな言葉使うんじゃありません」

「ぼくもセックスしたいよ!」

順一は既に性に目覚めていた。自慰の習慣もある。彼の求愛は好奇心とも相まって過激さを増していった。

 片や、琴乃にも性欲はある。いや、強い方と云えた。でなければ、不倫を承知で一回りも年下の男と寝たりはしない。元をただせば、前の夫と別れたのも己の浮気が原因である。当時隣の部屋で一人暮らしをしていた青年を憐れに思って世話を焼いているうち、深い仲となってしまった。結果、それが露見して離婚。以来独り身となった。三年前の話だ。

「ああ、ダメよ、ダメ……」

押し切られるような格好にして、彼女は順一をとうとう受け入れた。もちろんハイリスクは承知している。だが実際にことに及んでしまうあたり、本当には理解できていないと言えよう。あるいは厚顔無恥、倫理観の欠落した大人である。

「ねえ、こんなおばさんでいいの?」

恐る恐る確認しつつも、あざとくも答えは確信している。少年の股間は自分のために勃起していた。とはいえ、あくまで未経験の彼。導くのは大人の仕業である。通常なら相まみえることさえないだろう二人の性具はかくして結ばれたのだった。

 さて、味を占めたが最後、一度で終えられないのが男の性である。今日も今日とて朝から出張ってきたのはそのためだ。他方の女も毎度後悔と罪悪感を仄かに感じながらも、つい流された体たらくでずるずると続けてしまう。

「ン……ンフ……」

琴乃は早くも跪き、剥き出しのペニスをフェラチオし出していた。口の中で包皮をめくり、僅かに残る恥垢を舌先で器用に絡めとる。亀頭は文字通り小便臭く、まるで朝立ちを継続したまま、ベッド、トイレ、そしてここまでたどり着いたのではないかと疑われた。

「ン……ンブ……」

大人のサイズには程遠いとはいうものの、形式は丸っきり遜色ない。何より硬い。最初は、この年齢でこういう具合に使えるというのが不思議に思えたものだ。琴乃の方にも好奇心はあったわけである。

「ア……ア……」

まだ声変わり前の高音で少年が喘ぐ。その感覚が次第に短くなり、やがて腰の激しい痙攣と共に終息した。琴乃の口の中へ排泄まがいの射精が行われる。

「ンフー、ンフー……!」

鼻から荒い息を吐いて、彼女は朝一番の搾り汁を飲み干した。たっぷりの量。まだ毛も生えそろわぬ子 供ながら、これだけは大人顔負けだ。それ故に琴乃には恐ろしい。こうして先に口内へ射精させてやるのは、後々の量を減らす計算もあるのだ。

 続いて琴乃は台に肘をつき尻を突き出す体勢となる。そうしてレギンスパンツを膝まで下ろされ、割れ目をじっくりと愛撫されるのだ。

「アアァ……ン……」

思わず口元を手で押さえる。つい声が漏れてしまう。

「(この子、ホントに小 学 生?)」

ましてや、ついこの前まで童貞だったとは到底思われない程の舌使いだ。実のところ、少年はこの行為に夢中であった。何しろ純粋無垢なもので、琴乃が喜んでくれると思うから熱心にやる。その結果、彼女にとっては今までにない位丹念な愛で方となったわけだ。

「オ、オホォ……!」

指入れなどは一切せず、ただひたすらに舐めしゃぶる。鼻先が肛門に刺さるこどなぞお構いなし。上から下、下から上、外から内、内から外と縦横無尽に、それでいて丁寧に、ひだというひだの一筋一筋を舐め上げていく。彼の好奇心にかこつけて、試みに指示してみた結果がこうだ。

「(イく! イッちゃう!)」

女に最高の悦びを与えながら、なおも彼は責め続ける。舌先が熱に冒され、ピリピリとしょっぱい感覚になるのも楽しい。しかし彼は今朝の場合少々時間をかけ過ぎた。

「こんにちは」

突如入り口のドアが開いて、客人が入ってきたのだ。

 咄嗟に起き直り、パンツをたくし上げる琴乃。反動で順一がひっくり返った。

「あっ、ゴメン」

振り返ると縮れ毛を顎に貼り付けた順一が倒れていた。だがそれが無事なことを確認すると、すぐに出迎えの方に向かう。

「いらっしゃい、早かったわね」

「うん、意外と道が空いてて」

見れば、懐かしい顔。途端に琴乃は母の顔に戻る。息子に続いて婚約者とも挨拶を交わす。まだ膨らみは目立っていないが、実は妊娠中である。いわゆる出来ちゃった婚とか授かり婚というやつだ。

「すみません、お休みだったのに」

「いいのいいの! さ、座って、今お料理出すから」

「途中のサービスエリアでちょっと食べたから、別に無理しなくてもいいけど」

「そう言わないで、折角だから食べてってよ」

母は明らかにウキウキとした様子で厨房へ戻っていった。その背を見送って婚約者が言う。

「ね、お母さんキレイだね」

「そうか?」

息子はやや苦笑い。確かに母は年の割に整った容姿をしているが、その魅力故に間違いが起こったわけで。もっとも、父の家庭内における専横ぶりを常々見て育っただけに、母には同情する点もある。それでも彼女が実際に、しかも自分とほとんど年の違わない若者と浮気をしたと知った時は驚いたが。もし、自分が思春期だったら非行に走ったかもしれない。既に成人していたから良かったと思う。

「コラ! お願い、今日は我がまま言わないで」

料理の仕上げをしながら、琴乃は順一を叱った。彼が再びいたずらを仕掛けてきたからである。幸いに、もてなしの下準備は情事の前に終わっていたので助かった。だが、母の声を聞きつけて息子がすかさず尋ねてきた。

「ねえ、誰か来てるの?」

なんとなく胸騒ぎがした彼である。その問いに答えるように、厨房の入り口へひょっこりと順一が顔を覗かせた。

「あら! かわいいお手伝いさん」

すぐに気付いた婚約者がにっこりとほほ笑む。琴乃も咄嗟に取り繕う。

「そうなの、仕入れ先の子がお手伝いに来てくれて。アハハ」

若干取って付けたような笑い方だったが、これは問題にならなかった。さすがの息子も、よもや母がこんな子 供まで性の対象としていようとは想像だに出来なかったからである。それからは順一も邪魔をすることなく、琴乃は準備していた料理をテーブルに並べることが出来た。

「あれ? あの子、帰っちゃったんですか?」

「え、ええと……」

「折角だし、あの子にも食べさせてやんなよ」

無邪気な若夫婦はニコニコと笑っている。もちろん順一は帰ってなどいない。ひたすらに会食の終わりを待っている。琴乃が見に行くと、あろうことか股間を露出し、期待満々の肉棒をシコシコと一人こねていた。

「もう」

琴乃は小さく叱りながら、手の平で相手の肩をはたくふりをした。この小さな不倫相手を今から息子らに引き合わせるという。妙な成り行きではあるが、この期に及んで致し方ない。我ながら恐ろしい恥知らずだと思う。

「わあ、カワイイ! 何歳?」

「十一」

「じゃあ、六年生?」

順一は言うより先に手で五を作って見せた。フィアンセは子 供好きらしく、

「そっかそっか」

と目を細めている。

「なんか付いてるぞ」

その時、息子が気付いて順一の顎に手を伸ばした。さっきのクンニリングスで付いた縮れ毛をまだ残していたのだ。息子は何気なくそれを摘まんで、ポイと捨てた。それが母の陰毛だとは知る由もなく。

 それからは若い二人の近況報告や将来を中心に会話が弾んだ。話が途切れると順一に話題が振られる。こういうとき、小さな子の存在というのはコミュニケーションの潤滑油になるものだ。琴乃は思いのほかスムーズに振る舞えた。順一の幼さが功を奏したといえる。セックス以外の彼ときたら全くの子 供なので、秘められた関係も現実味を失うのだ。

「ああ、そうだ」

そろそろ宴もたけなわという頃になって、琴乃は小さな人形付きの菓子を持ってきて息子に渡した。

「ほら、今日、こどもの日でしょ」

「いや、いつまで子 供扱いしてんだよ」

「バカねえ、違うわよ。生まれてくる赤ちゃんの分」

「ありがとうございます。ウフフ」

カップルはこうして幸せいっぱいに車へ乗り込んだ。これから一日ドライブデートをして帰るという。

 彼らを見送って琴乃は店へ戻る。すると、待ってましたとばかりに順一が飛びついてきた。当たり前のように続きである。一旦は気持ちの途切れていた熟女も少年の熱にほだされてまもなく発情しだした。入り口に施錠だけして、片付けもせず事に及ぶ。

 ギシギシと椅子の軋む音が店内に響きだす。小さな子に大女が跨って腰を使う。順一は服をめくって乳房に吸い付いた。少し重力に負けてはいるが、均整の取れた美乳である。先程までそこにいた、かつての少年にも含ませたのと同じ乳である。今二十年弱の時を経て、他所の子に吸わせている。

「あ、待って……」

ふいに琴乃が言ったが時すでに遅し、順一は膣内に射精した。気分的な問題だが、射精は外にさせたかった。だが、ガップリと乳房に食らいついた子は、急にはがしようもないのだった。

 ほとんど休みもせず、続いて順一は椅子の上に立ち、片や床に立つ琴乃へ後背位から挿入した。子 供の吸収力とは大したもので、数回の逢瀬にしてもうピストンの要領を掴みつつある。背丈の差もなんのその、対等の男と女として子作りを行う。

「(ああ、これ、今日マズいかも……)」

周期を計算して琴乃は思う。彼女はまだ女性として現役だ。閉経目前故の性欲の高ぶりというものもある。

 と、その時、ふいに入り口のドアがノックされた。日覆いが目隠しになっているが、確かに向こうに人影が見える。ガチャガチャと開けようと試みる音も鳴る。二人は驚いて動きを止めた。

 すると、続いて携帯電話が鳴り出した。琴乃のものだ。表示を見ると息子である。さては忘れ物でもしたかと予想し、彼女は順一を制して電話に出た。

「母さん、まだお店いる? ちょっと財布忘れたみたいでさ」

案の定である。一方、予想外の仕打ちもあった。順一が欲望にまかせて腰を振りだしたのだ。もうあとちょっとで達しそうだからお仕舞いまでやってしまいたかったのである。

「ちょ、ちょっと、待ってくれる?」

混乱しながらも都合よくどちらともに言って、琴乃は取り急ぎ後ろの彼をタップした。だが言うことを聞いてくれない。さりとてあまり騒ぎ立てるわけにもいかず……

「あ、アァ、あの……ンン……ッ!」

小さくも固い突起がビショビショに濡れた肉穴をほじくり突っつき回す。

「あった?」

「ウンン……ええっと……」

電話機を握りしめながら、

「ごめんね、ちょっと、その……母さん、その……お、おトイレっていうか……」

琴乃は嘘をついた。下唇を噛んで顎を伸べる。その瞬間、二発目の子種汁が体内に流れ込み、同時に彼女は、息子と会話をしながらオーガズムに達していた。

「ああっ、そっか、ゴメンゴメン!」

息子は知る由もない。さっきまで一緒に食事していた小 学 生にたった今母が犯されていることを。四十七にもなった母が三十六歳も年下の、且つ息子の自分より十二歳も若い、これはもう完全な子 供相手に子作りをしていることを。

 しばらくして母はドアを開けた。

「ごめんね」

「ごめんね」

互いに言い合うが、理由は全く違う。母の蒸れたレギンスの中には、若く真新しい子種汁がどっぷりと入っているのだ。


〈おわり〉





[2022/05/05 22:00] | 「母を犯されて」 | コメント(0) | page top
通学路でのカーセックスを登校児童に見られた母
ショートオムニバス・シリーズ 


『母を犯されて』 ケース10
母・みゆき 36歳


「忘れ物ないか」

共に出かける玄関で父は我が子に声を掛けた。息子・すばるは「うん」と頷いて靴を履く。母親は既に出勤しており、今家の中には二人しかいない。

「あれ? 今日非番って言ってなかったっけ?」

今朝まだ外が薄暗い中でゴソゴソと着替えをしていた妻に夫は声を掛けた。昨晩も随分遅く帰ってきたのにご苦労なことだと感心する。

「う、うん、ちょっと緊急入っちゃって」

妻・みゆきは忙しなく身支度を整えながらも、どこか軽やかな声音で答えた。去り際に、

「じゃ、行ってくるね。すばるのことお願いね。遅刻しないようにね」

と念を押すのを、皆まで言うなと押しとどめ、夫は欠伸をしながらベッドの中で彼女を見送ったのだった。

 鍵をかけ、父子は歩き出す。父にとってはいつもより遅い時間、息子にとっては少し早めの出発である。

「学校一番乗りなんじゃない?」

「ううん、そんなことないよ」

何気ない会話をしながら十字路まで来た。ここで、右左に行き先が分かれる。

「じゃあ気を付けてな」

「うん」

すばるは去り行く父に軽く手を振ってクルリと方向を変えた。確かに、まだ通学する子は見当たらない。彼は別に急ぐ必要もないのに、トトトッと軽く駆けては、朝の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだ。

「(そうだ!)」

ふと思いつく。工場の裏手に小さな空き地があって、そこに時々人懐こい猫が来ている。近頃すばるは友達とそこでよく遊んでいて、今からちょっと寄り道してみようかと思ったのである。

 彼は早速、大人なら通れない細い道や、他所の家の私有地などを通り抜けて、一目散に目的地へたどり着いた。すると、同じことを思いついたらしい同級生が一人既に先に来ていた。

「おはよう」

すばるは声を掛けたが、相手の様子はなんだか変である。敷地へ入ることなく別な方向を見ている。

「猫いる?」

「シー!」

彼はすばるの発言を制してから、小さく手招きした。

「あれ見て」

指差した先には、黒塗りの高級車が停まっている。それが、ただ停車しているだけではなかった。

「ね、動いてるでしょ」

確かに“動いて”いた。決して走行しているのではない。その場で、車体が微動しているのである。それも一定のリズムでギシギシ揺れているかと思えば時折止んで、そしてからまたユサユサと揺れだす。

「ホントだ! あれ何?」

「分かんない」

そう話していると、もう一人の男児がやってきた。

「よっ、何してんの?」

二人はさっきと同じやり取りを繰り返す。すると、後から来たヤンチャ坊主は、

「もっと近く行ってみようぜ」

と、大胆不敵には距離を詰めだした。たじろいでいた先客達も彼の後に続く。

 この時三人の頭には、何か不思議なことが起きているのではないかという予感があった。車が意思を持って、喋ったりひとりでに動いたりするようなことだ。

 だが、近付くにつれその期待は呆気なく消滅した。斜め後方から窺うに、人の脚が見えたからである。ほっそりとした剥き出しの脚は、側面の窓ガラスの辺りまで持ち上がっている。空想は外れたが、これはこれで妙である。座りながらダッシュボードに脚を乗せる人がいないとも限らないが……

 好奇心に駆られた子 供 達は、そろりそろりと更に距離を詰めていった。二本の脚はダッシュボードよりもっと高く宙に浮いている。ちょうど背もたれに近い程に。そういえば、座席シートは見当たらず、脚の持ち主は見えない。代わりに、何者かの背中が見え隠れした。それは、脚と脚の間におり、背もたれがあったならちょうどそれと向かい合う位置になる。つまり、二人の人間が一つの椅子に乗っている格好だ。

「何してるのかな」

これは少年達共通の疑問であった。と、ここでまた車体の揺れが止まる。三人はハッとして身を低くした。すると、ややあって窓ガラスに女性の姿が映った。髪の長い妙齢の女性。白いブラウスの前ははだけ、ツンと突き出した乳房が露出している。

「あ……れ……?」

すばるは我が目を疑った。状況がよく分からないし、そんなはずはないとも思うが、一瞬で確信に近い疑惑を抱く。

 程なくして、女性は姿を消した。前方へ倒れ込んだのである。ちょうどさっきまで背中を見せていた者と同じ格好になった。上下の立場を入れ替えたのである。

「何してるのかな」

何が起きているのか分からない。三人ともそうだったが、すばるの違和感だけがほかと違っていた。彼以外の二人は、説明こそ出来ないものの、直感で何やら淫靡な匂いを感じ取り、一種の期待感で胸をドキドキさせ始めていた。対してすばるは、背徳的で衝撃的な何かを察知し、恐ろしくも落ち着かない気持ちでいた。

 三者二様の冒険心は、彼らの歩みにリスクを超えさせた。フロント方面へ回り込んで中を窺い見る。

「アァァ……ン」

艶めかしく喘いで、みゆきは髪をかき上げた。それを見上げ、乳房を下から支え上げながら男が言う。

「気分出てきたね。やっぱり興奮するだろ」

「しないわよ、バカァ」

二人はにやけた口元を重ね合わせた。

 ここは長い塀が続くばかりで、ほとんど人通りがない。それをリサーチ済みだった男が、この場での情事を提案したのである。

「ホテルより返って人目につかないから」

「でも、見つかったら……」

「そういうスリルがいいんだろ。実際――」

男は女のスカートをめくり上げ、丸出しにした尻を丸々と撫でまわした。

「今日すっごく締まる」

「バカァ」

 男根は、みゆきの女陰を深々と貫いている。濡れそぼった肉びらの隙間から、白く泡立った汁が溢れて流れた。

「昨日の晩、あんなにヤッたのにさ」

「それはこっちの台詞ですぅ」

男が肉棒を突き上げると、その反動でサスペンションが軋む。彼らにはこれも快楽の一装置と思われた。

「アッ、あんまり揺らさないで、バレちゃう」

「大丈夫だって」

根拠のない自信を覗かせて、男は相手の背を抱いたまま上体を起こしたが、果たしてこの時、フロントガラス越しにすばるらの姿を見つけた。少年らは咄嗟に身を伏せたが、男の確認が一瞬早かった。彼はさすがに驚いたがその反応は最小限にとどめ、

「こんなとこ、誰も来やしないって」

と言って、ニヤニヤとほくそ笑んだ。彼とすばるとの間に面識はない。単に性に未熟な近所の小 学 生が、好奇心にかられて覗いているだけだと読んでいる。それならこれも一つの装置に利用してやろうと企てた。

「そろそろ登校時間か」

「え?」

みゆきはすぐに緊張した面持ちを相手の肩に伏せて隠した。そして小声で言う。

「誰か通った?」

「いいや、誰も」

「おどかさないでよ」

「見られるかもしれないと思ったら、興奮するだろ」

「もぉ、バカ。だから早く済ませてって言ってるのぉ」

彼女だって自分の家の近所でこんな行為に及ぶ危険性は承知している。あえて言えば、それでもなお相手に従う程、熱を上げているということである。それに早い時間から始めたから、登校時間よりまだ大分あるとも踏んでいた。

「ホントに? 早く終わっていいの?」

「バカァ……」

二人はまた唇をかぶせ合い、互いの舌を絡めた。こぼれた唾液が腹の上に落ちる。男は横目で子 供らの目線を窺い知ると、また上下運動を激しくしていった。ギシギシと部品の軋む声と、クチュクチュと局部のこすれる声が合唱する。男はそれとなく手招きした。

 少年らは既に見つかっていることを知って狼狽えた。しかし、それならそれと開き直る者もいた。結局彼らはガラスへ顔をつけんとする位置にまで大胆にも肉薄した。

 男はみゆきの頭を左肩に抱き、外を見ないように、且つ外から顔が見えないように気遣いながら、そっと耳元で囁いた。

「もし、見られたらどうする?」

「いやよ」

「旦那さん、ここ通ったら」

「通らないってば、やめてよ」

周囲の子 供 達はまんじりともしないで男女を見つめている。二人の男 児に至っては、半ズボンの前を隆起させていた。それは男から確認出来なかったが、彼らの期待に満ち満ちた目だけは分かった。ただ一人だけは不安そうに、惨めな表情を浮かべている。その理由は彼以外の誰にも分からない。

「学校近いんだよね。息子さん通るかもしれないよ」

男はなおも意地悪に詰る。この時周囲の子らと重ね合わせて、彼の怒張は一層固く引き締まった。

「いやよ、いやいや。バカァ」

みゆきの痴穴も急激に収縮した。

「ヤッバイな……」

「え、イきそう?」

みゆきは問うたが、男の危惧は別のことだった。

 その時、男子達の元へ女 子 児 童が二人連れだって寄ってきたのだ。なんのことはない、それなりに人通りのある道だったのである。殊に子 供 達の行動は大人の予測を超えるものだ。

 女子の一人は薄っすらと車内の光景の意味を察していた。それで顔を真っ赤にして、

「もう行こう!」

と、友人を強引に引っ張っていった。男子にも同調を促したが彼らは強情に残る。

「ねえ、なんか、声しなかった?」

みゆきが不安気に小声で訊く。

「ああ……大丈夫」

男はわざと間をためて外を窺う素振りを演じてからゴーサインを出した。

「それよりさ、最後、口でヤッて」

彼は合体を解くと左の運転席に移動した。その体を浮かした一瞬の間、みゆきはふと人影らしき存在を視界の端に感じた。

「え?」

「ヤバイヤバイ! ほら、伏せて」

慌てて男が彼女の頭を抑え込む。そうして、半ば無理矢理に口の中へ勃起をねじ込む。

「オ、オゴォ……ッ!」

元より拒絶する意思はないのだが、強引にされて戸惑うみゆき。だが、見られたのではないかとの懸念は消えない。

「ねえ……いはへへふぁい?」

一旦口から吐きだしたものの、相手に再びくわえさせられ、「見られてない?」をはっきり言えなかった。

 他方、今度という今度は紛れもなく確信を得たのがすばるだ。車体横まで回り込んでいたことで、ほんの一瞬だったが、はっきりと顔を見た。彼は激しいショックを受け、訳も分からず呆然と立ち尽くした。

 母だった。通学路でカーセックスしていたのは母だった。もちろん、セックスの意味など知らない。けれど、いけない事をしているのは本能的に察知出来た。

 息子の目の前で行為は続く。男の人が向こうへ移動する時、見たことない位大きくなった陰茎を見た。そして、母はその上へ覆いかぶさった。今彼女の髪で彼の股間はすっかり隠れ、彼女の頭が動くたび長い髪がサラサラと揺れた。

「ン……ンブ……」

とりあえず懸念を先送りし、みゆきは口淫に没頭する。半ば強引なやり方だがその無理強いさ加減が返って心地いい。昨夜から今朝に掛けて何度も自分を悦ばせてくれた大事な道具を、口を使って優しく愛おし気に慰め、最後の務めへと導く。

「イく! イくよ、みゆき!」

男は彼女の頭を抑えつけた。すばるには見えなかったが、男が母の口の中へ精液を流し込んだのである。

「飲んで、みゆき、飲んで」

彼は母の名を呼び捨てにしながら、息子の前で彼女に精液を飲ませる。口いっぱいに次々と溢れ来る汁を、みゆきはむせ返りそうになるのをなんとか耐えながら、ゆっくりゆっくりと味わうように飲み下した。

 男はしばし恍惚としていたが、すぐに気分を切り替えて、エンジンをスタートさせる。

「え?」

名残惜しそうにまだペニスをくわえていたみゆきは、焦って起き上がろうとし体勢を崩した。

「キャアッ!」

その瞬間、口の端からチョロリと白濁汁が飛び出る。

「みゆき」

「ん?」

「見られてるぞ」

「キャッ! ウソ!」

起き直ろうとしていた時に、確かに右手に人の目を感じて、彼女は再び倒れる。

「ホテルまで、続きしゃぶっててよ」

「もう!」

みゆきは冗談で相手の膝を叩いて笑い、従順に再びフェラチオを始める。男も笑いながら車を発進させた。

「ママ……」

すばるはまだ呆然としながら、当初の予定通りこれからホテルで一日中セックスする母と浮気相手の車を見送った。唇から白い汁がこぼれていた母の最後の表情を思い出しながら。


〈おわり〉







[2022/04/20 22:00] | 「母を犯されて」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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